2014年10月15日 今年の春先に本屋さんの店先に平積みされた雑誌『POPEYE』のポートランド特集号を立ち読みしていて衝撃を受けた。そこにはオレの捜していたモノが全て載っているかのように見えたからだ。(くれぐれもポートランドはアメリカ西海岸のオレゴン州の都市です。東ヨーロッパのポーランドとは違います。)
70年代、80年代を20代で過ごした若者にとってはアメリカ文化の影響は計り知れない。当時も雑誌『POPEYE』やMade in U.S.Aなどというポパイの別冊を穴が空く程に読んだ記憶は昨日の事みたいだ。オレは運良く80年代の初頭にアメリカで過ごした時期があったので、余計にその文化への執着と憧れがあるのかもと思う。未だに乗るクルマは70年代?80年代だし、聞く音楽もやはり80年代のR&Bに落ち着くのだ。
さて、その雑誌『POPEYE』のポートランド特集にはそんな憧れがそのまま現代でも色あせる事もなく取材&掲載されていたのだ。洋服屋さんにレストラン、バーに雑貨屋さん、カフェにアンティークショップ、家具屋さん、レコード屋さん、週末のオーガニックマーケット、普段のオーガニックスーパーマーケット、スポーツ用品店、そして世界に影響を与えたホテル(ACEホテル)などが完璧に取材されていたのだ。それは多少、大げさに書き立てているかもしれないけれど、充分に行こうという意欲をかきたててくれる内容だった。
スケジュール的に10月の初旬となった。一緒に行くのはオレにMONOの価値を教えてくれたN氏、そしてフランス帰りの料理人のレストランプロデューサーのS夫妻だ。 食に、モノに、超ウルサイ方々六人のチームで、実にオモシロイ面々だ。
しかし6日間とは言え、決して時間は充分ではない。 行こうと思う店をピックアップしただけで、すでに日程を超えている。オレゴンはワインの有名な産地なのでワイナリーも是非とも訪ねたいし、スバラしい観光地もあるしね。 結局は何処かで何かをあきらめなくてはならない事はわかっているけれど、やはり全てを網羅したい。幸いにポートランドは想像以上に大きな街だが、意外に渋滞も無くてA地点からB地点に移動するには、思っていたよりも時間がかからず、ずいぶんと縦横無尽に街の中を走り回った。(レンタカーの高性能のナビのお陰でもある。) そして走る途中でまた別のアンティークストアを発見して寄り道したり、週末などは骨董のマーケットなども偶然に通りかかり寄ったりして、かなり掘り出し物にも遭遇して皆も大満足。食事もアメリカの平均から考えたらすこぶる美味しい店ばかりであった。そして何を隠そう、オレゴン州は消費税が無い州なのだ。 だから買い物”魂”にも当然に着火! 最初から予定していたスノボーのエクイップメント、ヘルメット、ゴーグル、テント(オレゴンはアウトドアのメッカ)照明器具、バスローブ、いろいろな雑貨、そして予定外のアンティーク雑貨や古着を購入できたのだ。
そして、大切なのは街の雰囲気と人々だけど、人と目があうと話しかけられ『ポートランドは良いところだから楽しんでね!』と声をかけてくれるのだ。道を渡ろうとすると、クルマは必ず停まってくれるしね。(ロサンジェルスやアメリカの同じ地続きの事とは思えない。)
とにかく期待以上に楽しめた街、ポートランド! 素晴らしい季節に是非、行ってみて下さい。 考えてみたらアメリカへの入国回数は50回以上にはなる。しかし、一都市だけを攻めたのはここが初めてだ。それ程に期待したし、期待に応えてくれたのだ。アメリカ文化が好きならば行ってみて期待を裏切られる事はないですぞ。
今回行ったレストラン&お店 (他にも無数にありますが!・・・)全て美味しいですよ! ※要予約
◎ BRODER NORD 北欧料理の店(ランチ)ここ爽やか!!
◎ PARK KITCHIN ※ 前菜が充実の店。ロケーションもカッコいい!
◎ CLYDE COMMON ※ ACEホテル併設のカフェ&レストラン。客層がいい!
◎ THE WOODSMAN TAVERN ※ 薪料理の店。肉が中心だけど生牡蠣、ダンジェネスクラブなどあり。
◎ LITTLE BIRD ※ かなりハイレベルなカジュアルなフレンチ
◎BOLLYWOOD THEATER インド料理専門店、カジュアルだが美味い。
◎OLYMPIC PROVISIONS ※ 肉料理専門店、サラミやプロシュートの美味さで世界を変えた!
◎ KENEDY SCHOOLの中のレストラン 元は学校というユニークなホテルの中のレストラン。基本的なアメリカ料理。泊まりも当然に楽しい。
◎WONGS KINGS 中華料理 醤油味が恋しくて行った飲茶の店。
◎ DOWNTOWN のフードカート(無数にある) これぞポートランドの食文化!ドデカイ駐車場に無数のコンテナで様々な国の料理をテイクアウト専門で販売、長蛇の列の店も沢山ある。昼メシ時に行くとポートランドのランチ事情が垣間見れて楽しい。
◎ COAVE COFFEE ROASTERS カッコいいなんてもんじゃない!
◎SCHOOLHOUSE ELECTRIC & SUPPLY もうありえない規模、デザインの復刻版など照明器具などを作る小さなメーカー。泣きました!
◎ HIPPO HARDWEAR &TRADINT 考えられない規模のアンティークの部品専門店。これは世界一だ。
◎ PORTLAND OUT DOOR STORE もう考えられない”お宝”の倉庫的な店。カッコ良く言えばデッドストックの山! ブッ飛びます! 信じられなかった!
◎ MENTICELLO ANTIQUE MARKET PLACE これぞアメリカ!!!
◎ OREGON LEATHER COMPANY
◎ BEAM &ANCHER オシャレな雑貨屋さん。作家モノなど多数。
◎ GOODWILL 古着から生活用品までなんでもある店。驚異的です。チャリティーで成り立つ。
◎ RIVER CITY CYCLE 超親切、品揃え、ハイセンスな自転車屋さん、ポートランドの人々がどれだけ自転車が好きかわかる。小物も掘り出し物多数。
五指山とは中国の海南省にある5本の手指の形をした、とても険しい山である。決して穏やかでない、日本では見る事の出来ないギザギザした山だ!(よく慶林とかの写真で出てくるタイプの険しい山だ!) 恐らくこの険しい山々のイメージがここのお店の激しい味につながっているのであろうか! ここの中華料理は本当に味が奥深い。化学調味料的な味、辛さではなく、奥深い味わいなのだ。 店構えは、悪いけどまるでオーラを感じない。悪いついでに言うと、店の看板はグラフィックデザインというモノをナメてるのかという位にヒドい。(店主さん、これから褒めちぎりますから許して下さい。)
入店しても、ここが中華料理店とはまるで思えない。中華料理店といえば色で言えば”赤”そして重厚さを出す為の”焦げ茶”と相場は決まっている。緑とかブルーの中華料理屋なんてこの世には無い。インテリア関係者にいわせれば施行前のただの”箱”の賃貸物件なのだ。 白い壁紙に何でもない床。飾り気はゼロ。解り易く言えば、引っ越し準備は10分で完了だ! メニューはホワイトボードにペンで書いたもの。それもカタカナ&漢字、字が大きかったり小さかったり真剣に読まないと解読は難しい。しかし三枚のボードにはギッシリと様々な料理が書き込まれている。だから座っているだけだと四川料理を食いに来たなんて実感はゼロ!(笑)要は、こちらの店主は店構えなんて小細工には興味がないのだ。とにかく”お味”で勝負!!
その御主人一人で厨房を切り盛りして、ホールは女性が一人。どうでもいいけど、この関係に婚姻関係は無いと店主の言葉。 オーナーシェフなんてオーラをまるで出してはいない御主人だが、なんと日本人(和田真二さん)なのだ! 中国の地方料理などを自分なりのアレンジをするという楽しみな指針は素晴らしい! メニューはホワイトボードを見てどれもヨダレが出てくるので片っ端から注文!!黒酢酢豚は肉のピースを聞かれる。柔らかくほどける様な食感の肉。そしてなんの遠慮もない、こびを売らない酸っぱい、辛い、甘いとエッジが効きまくり過激に美味い! そして蒸しパンにそれらを付けて挟んで食べると??昇天!芝海老の生のり黄唐辛子土鍋煮は全く、見た目を裏切るモノで唐辛子がガッチリときいているのに、ベースの塩味に和むのだ。
満腹をずっと前に超して120%の超満腹状態なのに麻婆麺を注文! もう麻薬的な山椒のシビレと辛さでまたまた昇天!かなり刺激的な夜になりました。 食べ終わった後の達成感と充実感・・・素晴らしかった! しかし食べられなかったけど”牛ペニスと揚げニンニクの土鍋煮””和牛アキレスケンのトロトロ鍋”なんてどんな味と食感なんだろう! もう新年会の予約は入れました!(笑)
東京都世田谷区世田谷4-2-15 03-3426-2130
営業時間12:00-14:30 18:00-21:00 定休日は水曜日、その他不定休
世田谷線・松陰神社駅から世田谷通りに向かい右側
久しぶりに名古屋に出かけた。名古屋での食事は本当に悩む。だいたい食事(昼メシと夕飯)の悩みは毎日24時間ごとに、やってくるのが常だが、来る日も来る日も考える。ことさらに名古屋だと悩みは複雑となるのだ。 魅力的な名古屋でのメシ・・・ ここで”人”は何を食うべきか・・・味噌煮込みうどん、味噌カツ、エビフリャー(エビフライ)、きしめん、ひつまぶし、天むす・・・これに夕飯となると土手煮(ドテと略すのがネイティブ)、手羽先、名古屋コーチン、が加わるから話はややっこしくなる。
久しぶりに、元祖”手羽先”の店である”風来坊(ふうらいぼう)”に出かけた。この店は賛否両論あれど、この名古屋の名物料理の発祥の店である事は承知の事実だ。 注文したのは”手羽先””手羽元から揚げ””つくね団子の塩味””つくね団子の味噌だれ””串揚げセット””土手鍋””モツ煮込み”・・・・これらの共通項はなんだかわかるか!? 並べてみてわかった事は、ことごとく色が”茶系”であるのだ。そう言えばランチに食べようと考えたメニュー(海老フライ、きしめん、ひつまぶし、テンムス・・全て”茶”だ!)
十数人の宴会だったのだが、長いテーブルに並べられた注文された品々は、ことごとく”茶”!! 茶色にはどんな視覚的効果が期待出来るのであろうか。 これが偶然なのか、茶系ばかりを集めたのかはわからない。名古屋では茶系の食べ物のみが受け入れられるのだ。 さて、大切なのは味である。この”手羽先”だが、止まらなくなる。食べ始めたらもう誰にも止められない。そして小骨の山がどんどん積み上がるのだ。 消化された胃腸の中も茶色ばかり!! 出てくる物も茶色だ・・・(笑)
風来坊(ふうらいぼう)
店舗は名古屋市内だけで30店舗、愛知県内で15店舗、岐阜に9店舗、三重に4店舗、そして北海道、埼玉、富山、大阪、福岡、佐賀、熊本そしてロサンジェルスに3店舗! びっくりしたなぁ!!
http://www.furaibou.com/
波田は”元祖”に弱い。福岡の人々いわく、もっと美味しいモツ鍋はあるなどとアドバイスをくれるが、それは事実であろう。(笑) しかし、誰がナンと言ってもこの店は、”モツ鍋”を考案した店なのだ。 業界初、新発明、パイオニア、開拓者、元祖・・・その功績は莫大である。という事をふまえてまずはご紹介!
“鍋奉行”などという言葉が世に出て来て久しい。 波田のまわりにも統計的に9、5人に一人の割合で、頼まないのにチャッチャと手際良く、みんなの鍋物の準備をしてくれる親切なヒトがいる。そんな人々は必ず鍋について一過言あるのが常だが、しかし、この店においてはそんな知恵は発揮出来ない。注文すると鍋が登場するが、それは全てセットされて(下にはスープとモツ、そしてキャベツ、ニラが積み上げられた状態で運ばれてくる。)それを着火してひたすらにジィ―つと見て待つのだ。何となく手持ち無沙汰で、さわろうとしたら叱られた。(このジッと待つ時間がかなり辛い!どうしても手を出したくなるのだが・・・とにかくジっと待つのだ。)
火が回った頃に店員さんがやって来て、それをひっくり返す。 店員さんいわくその回し方にはコツがあるとおっしゃるが、見ているとただただ下からグルリと回しているだけにしか見えないし、その店員さんはアルバイトで入って一週間目だと言ってたから、大したコツでは無いと察する!(笑) 自分での味付けも必要なく、(唐辛子の刻んだモノをかける程度)??ということでモツ、ニラ、キャベツをひとまとめにしてお口に入れるやいなや!!『うんめぇ??!』いや『美味かたい!』(オレの勝手な福岡弁) ジャンクフード天国の博多の奥深い食生活を垣間みる素晴らしい瞬間でした。最後はチャンポン麺でシメるんですが、これまた美味い!! 実に素晴らしいマッチングです。
フードマイレッジを掲げている店なのにはビックリ!フードマイレッジは最近の言葉で言えば地産地消(近所の物を食す事が、最も二酸化炭素排出を抑えるという考え方。)を掲げているのが感心!たしかに近所の食材だけを吟味しているのだ。というか色々入っていないのね!(笑)
もつ鍋専門店”楽天地” 天神本店 福岡市中央区天神1-10-14 二階
092-741-2746 営業時間17:00~24:00
www.rakutenti.jp 0120-8-69107(やーらくてんち)
インターネットのモツ鍋販売数日本一だそうだ。 (他に西中洲店、博多駅前店)
イギリスでの食の“逃げ場”といえばインド料理(カレー)なのだ。これはもう過去の逸話であるがイギリスはメシが不味い・・・と言われ続けていた。これも宗教上の背景があり、“美食にうつつを抜かすのはグウタラ生活の極地、食事は質素にサッサと済ませる”・・・という習慣があったからだと聞く。インドはイギリスが植民地化していたこともあり繋がりが非常に深い国なのだが、中国人と同様に世界中に中国人が散らばっているように、インド人がかなりロンドンに住んでいて、当然にインド料理の店を開いているのだ。
それはインド人の為であり観光客やローカルのイギリス人のためにでもある。 旅人の間では何処の街でも“メシに困ったら中華”というのは通説ではあるが、この街ではかなりインド料理が中華料理同等に美味しいというのは、昔から伝説とされているのだ。 インド料理には様々なスパイスが使われるが、その奥深い世界は簡単には語れない。というかあまり詳しく知らない・・・スミマせん! ブリックレーンという場所を訪れた。ここはストリート系というか、若者系というかどちらかといえば、すこしファンキーなマーケットが日曜日に開催されるエリアだ。またニューヨークのSOHOのようにアーティストなども沢山、住んでいる街だ。 お店も若者が始めたオモシロそうな店がたくさんあって楽しい。
その一角にインド・料理店が何軒も連なるエリアがあるのだが、どの店も美味しそうで、たまらない香りを発している。この香り、一度、嗅いでしまったら最後で、もう他のモノを食べようという気は起こさせない魔力を持ち合わせている。そのなかで“イチカバチ”という勇気もなく、看板を信じて“ブリックレーン・カレーフェスティバル・チャンピオン”の店という言葉につられて入店。昼時なのに、なんと店内には我々しかお客はいない。 少々不安になったが、とにかくウエイターを呼んで、人気メニューを聞き出し注文! 待つ事10分~~出たぁ!! これが本当に美味しかった。ラム・カレーとチキン・カレー、どちらも辛さと複雑な香辛料が織りなすまさにインドのカレーという感じ。
気が付いたら汗ダクダクで食事が終わる頃にはグッタリとして、満足感とお疲れモードが同時に押し寄せる、まさにエスニック料理の極地に到達したのだ。恐るべしインド人・・・オレのカレーに何を混ぜたんだよっ! と聞きたくなる位に、翌日も食べたくなる味だった。
PAPADOMS 94 BRICK Lane. LONDON
友人から興奮して電話がかかってきた。『ケッケッケッケージローさん!大変なんです。取れたんです!取れたんですよ!!予約が!煮込みや・なりたガァ!』・・・さっぱり意味がわからなかった。そして、その日が二ヶ月も先の日にちを言っている・・・何故に煮込みごとしに二ヶ月も、そしてその意味不明な興奮!・・・まぁとにかくその日は空いていたのでスケジュールには書き込んだ。
そしてその後、冷静になった友人がちゃんと説明をしてくれたのが、この店!とにかく予約が相当にハードルが高くて、普通には電話では無理という。まぁ、とにかくせっかくのチャンスなので行くしか無い! そしてその日は訪れた。・・・・代々木駅から歩いて『ここです!』と言われた時に、思わず『どこです?』と聞き返す程に、店ではなくテント!(笑)入店すると一見、落ち武者のような店主の成田さん(だとおもう。それ以外、考えられない!)がキリっとスマイル! そして職務に戻る。『あっ、この人は良い人だぁ!』と直感で思う。トイレに入って手洗い用に、恐らくフランス製の大きな石けんが!これ見て『美味いに違いない!』と確信。(美味しい店には例外無く石けんが置いてあります。従業員の衛生管理がちゃんとしている店はお客さんにも石けんを提供している。と波田の持論)
煮込み屋なる屋号は、昔は確かに煮込み専門店であったらしい。しかしその後、料理が上り詰めて行くに従い、全然、煮込みではなく一般的に言うならばビストロになっていったのだ。ちなみに店名には一切、ビストロなどという名称は無い。お客が勝手にビストロと位置づけているのだ。(ビストロはレストランよりずっとカジュアルな店、定食屋のような感覚。) さて早々に注文! 唯一の店員さんもかなり不思議な空気!なかなかじゃないか!?気が利かない様で気が利く、話しにくそうで話しやすい! 好きだなぁ~~エスカルゴ、砂肝のサラダ、フォアグラとキノコにパイ包み、ホロホロ鶏のフリカッセ、ラムのハンバーグを注文・・・どれもがものすごいボリューム! そして果物の使い方が新鮮! カウンターに三組のお客さん(8人)が座り、同時にパイ包みが出たのだが、カウンターが一丸となり驚喜! そしてグサッとフォークでつついてガブっと食べて全員、再度驚喜!~こういうの楽しい。他人様が一体になるのだ。ワインもご機嫌に美味しく好みを言えばドンピシャ!そして好みを言っても、それを超えるお勧めを出してくる。値段もビックリだ。
とことん幸せな時間を過ごせた。気が付けば7時に入店して11時半・・4時間30分のディナーはまさに『あっ!』という間であった。 チエックをしてビックリ!! 『安っ!!!!』ビール3、ワイン3本、グラス3杯、料理5品でなんと2万6千円!!! 御会計が終わり、初めて次回の予約を受け付けられる権利が発生する。日にちの好みなど聞いてはくれない。そして二ヶ月後のとある日を言われ、当然『喜んで!』とお客のオレが言う始末! 1グループ1予約、それも3人まで。4人席は相当に常連化しなくては勝ち取れない。(だいたい一つの料理のポーションが多いので2人ではどうにもならない!)そして、飲めない人は入店不可!(最低ドリンク数も設定あるらしいが、それは大丈夫!) とにかくハードルの高さはピカ一でした!(笑)
メニューにはフォアグラとキノコにパイ包み、鶏のビネガー煮込み、ホロホロ鶏のフリカッセ、鴨のコンフィ、鴨の胸肉のポワレ、豚ほほ肉と豚足のアミ脂包み、豚のホホ肉の赤ワイン煮、ラム骨付き背肉のロースト、ラムのハンバーグ、他いろいろ・・・一皿が1500円から2000円!とにかくスゴいっ!
初夏のある日、移動で飛行機に乗っているときにその機内誌に衝撃の事実をみつけ目が釘付けとなった。 JALの機内誌のアゴラに特集されていたのは、想像もしなかった特集だった。
さてラーメンの日本一の出荷量を誇る県はどこであろうか・・・(誇ってないかなぁ!) と聞くからには想像を超える県であることは想像するに易しい。 ラーメン出荷量の一番の県はどこであろうか・・・推測してみよう!! 元祖サッポロラーメンの北海道、福島の会津は喜多方ラーメンで有名だ。豚骨ラーメンのメッカの福岡、和歌山ラーメンも有名だし。栃木の宇都宮は餃子が多いからついでにラーメン!? 熊本も有名、いやいやラーメン博物館がある横浜、などとも思ったが、それはなんと “山形県”なのだ・・・どうも理解が出来ない。良く読めば、なんと山形県はラーメンという食文化が日本一、それもダントツに根付いているというのだ。 その後、山形県出身の友人に聞くところによれば、山形では大切なお客様が自宅に来ると、注文するのは出前のラーメン・・・それが、お客様に振る舞われるのだ。 東京ならば寿司か蕎麦・・まさか来客にラーメンなんて! かなりの習慣の違いに驚いた。その基礎知識なく山形の友人宅を訪問してラーメンを出されて、それが大歓迎の意味だなんて誰が想像つくであろうかぁ!
そんな事を考えるうちに好奇心はだんだんと膨らんで来てしまった。とりあえず、その機内誌に特集された6軒は是非とも制覇しようと画策! そしてもっと山形県民にインタビューもしてみたい! そんな日は意外に早くおとずれた。友人・高橋クンと仲間達が案内してくれるという。 ということで一軒目は本にも出ていなかった山形県の上の方にある新庄市の“末広“へ!夕方で終わってしまう店を新幹線の時間に合わせて店を閉めないで待っていてくれる様に段取りしてくれたという荒技を披露!かなりサッパリめなスープ&麺。夕方の5時に仲良しオバーちゃん二人が麺をすすりあっているのが印象的だった。 二日目のスタートで行ったのが山形市の ”栄屋本店“ここはまさに”冷やしラーメン“発祥の店! なんとこの冷やしラーメンは”冷やし中華“とはまるで違うモノ。見た目はナンと暖かいラーメン、しいて違うのはキュウリが一枚のっている処かぁ~! 食べた瞬間に衝撃が走った。冷たいスープに冷たいラーメン、暖まらない様にスープが氷になって浮いている芸の細かさ。良く考えたら冷えているのに油が浮いていない・・・研究の成果なんでしょう。 その後に訪問したそれぞれのラーメン屋さんに様々な特徴があった。さすがにラーメン王国・山形県!! 基本が東京で言うところの”中華そば“または”支那ソバ“なのでビックリする違いがないのだが各店、本当に美味しく、楽しくいただけた。(8人で3個を食べまわし・・・を繰り返した。最後には究竟な若者が待機して処理班として全てを制覇!! しかし逆に、ストレスなのは、本当は美味しくて、もっとガッツりと食べたいのに、次に店の事を考えると控えめになってしまっている事!(笑) また行きたい!! 山形バンザイ!! (しかし山形県民は自己主張があまり無い人々・・こんな美味しい山形ラーメンがどうして全国的に有名にならないんだろう!?冷やしラーメンなんて冷やし中華がひれ伏しますよ!)
夜の遅めの時間に、青山の裏通りを歩いていた。代官山から何となく渋谷に抜ける道だった。そういえばこの道、昔はボートハウスというキャラクターのお店があり、朝から連日行列が出来ていたし、大繁盛したレストランもあったが、時代とともにいまでは無くなった。とにかく出入りも激しく、残るにはそれなりの店でなければ難しい都会のブラックスポットが “青学西門通り”で人通りは青山でも少なめなエリアだ。
その通りに、そこだけ明るい、外から見てまさに盛り上がっている店があった。そして引き寄せられる様に全く予定せず、ブラリと入って・・・・深呼吸三回! この店は間違いなく”美味い!”それは第六感でわかった。 さて、この店のコンセプトが最高にオモシロいのだ。それは台湾料理と沖縄料理が両方食べられ、合わせるモノは泡盛もあるが、ワインなのだ。何故コノ店のコンセプトに至ったかといえば、すごく簡単!! 店主の玉代勢(たまよせ)氏は父上が台湾出身で母上は沖縄の方、なので家庭ではいつも台湾料理と沖縄料理が両方出ていたとの事。タマ氏にとっては当たり前な事がこの店のウリになっている。
そしてここのカジュアル感は抜群でスタンディングでも楽しめるし着席もオッケーなのだ。店の外側には、まさに通行人に対しての餌(えさ)としか思えないオリジナルの”腸詰め”がぶら下がり、否応も無く通行人の胃袋を引っとらえる。(事実、オレはこの腸詰めに引きこまれた。それも食後なのに・・・)美味い腸詰めとワイン・・・意外にありそうでないのがコレ。プロシュート(生ハム)とワインももちろん美味しいが、この食い合わせも格別だ。ここは完全なオープンキッチンなのでカウンターに立って飲めば、店主やスタッフとの陽気な会話も暴飲暴食魂に火がつく!!(笑)スタッフが最高なんですよ!
その後は空腹度合いに合わせてドンドン注文して片っ端からいただこう! グラスワインもその時々で美味しいモノを勧めてくれる。着地点であるシメは当然に重要である。・・・この店では、激辛・麻婆豆腐と沖縄ソバをいただく。これまたありそうで、世の中には無いメニュー。中華好き、沖縄好き、そしてワイン好きならばこの店は見逃せない。 この店、深夜になるとこの界隈にある有名レストランのカリスマシェフが登場する。そしてカウンターの片隅で一時の幸せを感じている姿を良く見かける。そんな都会のオアシス(ちょいと陳腐な言葉で失礼!)がこのタマでした。
琉球チャイニーズダイニング たま
東京都渋谷区渋谷2-3-2 03-3486-5577
http://tama2007.jp/
人が何を食おうが勝手だ。ましてや食い合わせなんて勝手もいいところだ。ただモノには相性なんてものがあるとおもう。以前、神奈川県の小田原のインターチェンジ近くのドライブインの看板で”ラーメン、ソバ、フランス料理”と書いてあったが、やはり常識的に美味しいとは考えにくい。 ただ当然に常識なんかにはとらわれるつもりもない。
そんな前置きをした上で想像してもらいたい。 ”沖縄ソバとトースト”・・・・・コレがアナタには素直に受け入れられるか?!! そして食べようと思うか!!? 答えは”ノー”が世の中の一般的な答え。 その店の話をすると怪訝な顔さえされる。 ”味噌汁とトースト””讃岐うどんとピザ”似た様なもんだ。 しかし名護の宮里食堂の常識はかなり違っていた。この店は食券を購入してオーダーする仕組みだが、一番上の売れ筋コーナーにボタンがあるのは”ソバ&トースト”!
そして、そこにいたお客のほぼ全員がトースト&ソバを普通に食べていたのだ。それも普通に・・・・・相当に前向きな解釈をすればソバと白い炭水化物(ゴハン、パン、ソーメン、うどんなんて同じ様な部類に入るのかナァ・・・・)自体がノーマルでは無いが、ここではラーメンライスを食べる様にソーキソバ+トーストを食べる。ということで毛嫌いしていては話は進まない! 早速にチャレンジしてみた。(チャレンジなんてタイソウな事じゃないが・・・・・)
それがなかなか美味しいんですよ。意外性っていうのですかね。 とにかく意外です! 食べた瞬間からバシッとハマりました。 さすがにチャンプルー文化(ごちゃまぜ!)の沖縄ならではの店です。・・・時々食べたいなと思うけど、沖縄広しといえども、ソバ&トーストの取り合わせはココ以外で見た事が無い! しかし名護は遠い・・・でもたまには食べたい・・・複雑な心境です。
宮里そば店 名護市宮里1-27-2
0980-54-1444
営業時間 10:00~20:00 定休日無し。
この店でなんという食べ物をたべたのかわからない。聞いてもサッパリで、なにがなんだかわからなかった。とにかく食べたモノは全て衝撃的に美味かった。しかし名前がわからないのだ。オレだって”この料理の名前はナンですか?”と位は英語で質問はしたのだが、返ってくるポルトガル語はまるで意味不明!! だからこのページを読んでもらっても、ひょっとしてなにか残尿感というか、何かやるせなさに近い様な・・・せめて好奇心が旺盛で、なにかを調べる事に長けたアナタならばその名前など教えてくれても大歓迎だ。結論から言うならば、こんなに遠い店でも、是非とも人生の中でもう一度、行ってみたい店、それがこの”なんちゃらオリビアーラ”という店だ。
店名すら正しく読めない・・ ここに行き着いたのは偶然ではない。ある方からの推薦だった。人を介して紹介していただいたポルトガルの現地コーディネーターからのご推薦で、この店に言って食べなければポルトガルに行く意味が無いという位の推薦文が書いてあった。(コーディネーターという職業、なろうと思ってなれる職業ではない。例えば広告代理店が制作会社を通じてポルトガルでCMの撮影とか、街を紹介するテレビ番組などを作るとすると企画の段階で登場して相当に威力を発揮するのがコーディネーターなのだ。撮影に相応しい場所などをロケハンなるロケーションハンティングをして決めたり、撮影の許認可などを下ろしたり、現地の人々との交渉をしたり、とにかくその職域は本当に幅広い、まさに現地を知り尽くした人の成せるワザの集積がこの仕事なのだ。)
という事は、”絶対”なのだ。まさに神からの啓示!!どこにあるかわからんが、そんな彼女からのアドバイスでとにかくココで食べよとの指示! それは行くしか無いでしょ!(笑) 最近では便利な事にカード会社がこんな雑務も請け負ってもらえるので予約だけは入れてもらった。そして当日、リスボンからは一日タクシーをチャーターして向かう。このエボラという街、本当に素晴らしい街でした。さすがの世界遺産です。どこの場所でも本当に”絵”になるんです。 さて、待ちに待って予約の時間になり入店したが、レストランのオーダーは心配ない。というのは全てプリフィックスメニュー(コースメニュー)だからどんどん出てくるお食事をドンドンといただいて行くという流れ!
ポルトガルではスペイン料理で言うところのピンチョス(前菜的な小皿料理)が座るやいなや出されるのだが、それがまた、とにかく名前がわからないが片っ端から美味いのなんのって・・・肉も野菜も豆も魚も・・・ポルトガル料理が日本人に合うとは聞いていたが、まさにこんなにドンピシャだなんて・・・結局、料理の名前は一つもわからないままに、今回は終了します・・・この店、間違いなく、人生でもう一度は行く店です! とにかく片っ端から美味いんですから!!(笑)
※店内にはやたらに沢山の受賞した賞状が飾ってありました。やっぱり美味しいんだ!!
Tasquinha do Oliveira Rue Candido dos Reis 45 A -Evora 7000-582 EVRA 266744841
定休日 日曜
城壁内 カルバリオ修道院のある道沿い。
エボラはポルトガルのリスボンからクルマで二時間弱。大丈夫!行く価値あり!
投稿ナビゲーション
PV-BV Corporation. Presented by Keijiro Hada