沿ドニエステルで食う隣国のお味!!

バルト海から東ヨーロッパのあたりを、毎年恒例の”変態旅行友の会”のメンバーと旅をしていた。ここらあたりは国境線を見ただけで複雑に関係し合っていることが容易に判断出来るであろう。ましてや島国・ニッポンに住む我々には感覚がなかなかわかないのでは? 例えばトルコと言う国は隣国に西にブルガリア、ギリシャ、東にグルジア、アルメニア、イラン、イラク、シリア、そして海は黒海と地中海に接している。それらの土地を順番に端から回れば楽だろうが、ナゴルノ・カラバフ(国連の非承認国)の入国のスタンプがあるとアゼルバイジャンには入れないとか・・・とにかく何かと関係性がわかっていないと何ともならない地域なのだ。 宗教、言葉、過去の歴史ウンヌンと色々あるんですよ。でも見ると聞くでは大違い! 政府同士の仲が悪くても住民同士は、そんな偏見なんて持っていないとも聞くし、事実、犬猿の仲という国同士もある。

沿ドニエステルで食う隣国のお味!!

丁度、ウクライナに寄る計画を立てていた頃に、ウクライナ国内で紛争勃発。その内容にはふれないけれど外務省的には入国は諦めろとの勧告。しかし、その近所まで行っているのに簡単には諦められない。別にウクライナでどうしても何が見たいとか、食いたいなんてモノはない。一昨年もお隣のベラルーシまで行ってたんだけど、またいつでも来られるし、時間切れになってしまった関係もあってウクライナ訪問は宿題になっていたのだ。また、わざわざも行きたくないし・・・でも、となりの沿ドニエステル共和国(ソ連崩壊後も最もソ連に近い国と言われる)まで行った時に、なんとか粘って、断るガイドを自力で自転車に乗って国境越えをするからナントカ!とまで言っている時にウクライナ帰りのモルドバ人から様子を聞いて、ついに諦めた!(惨状は書けない!) 早々の平和解決を強く望んでいる。

沿ドニエステルで食う隣国のお味!!

なぜってウクライナ料理は美味いのだ。行けない慰めに隣国の沿ドニエステル共和国で食ったウクライナ料理が実に美味しかった。そして実に赤かった。こんなに真っ赤な食べ物は生まれてから見た事が無い。それも単品でなくコースで素材からソースまで真っ赤っか!(唐辛子で赤い韓国料理とは大違い!) 密造の赤ワインはもちろん、真っ赤! ムージュディ(ディップ)はガーリック、トマト、パセリのソース。これも赤! ヴィタミンニなるサラダもビーツ、ニンジン、松の実、で真っ赤っか。

沿ドニエステルで食う隣国のお味!!

王道のボルシチも真っ赤! メインの”バーラニナポープロヴァンスサリィスキー”もラム肉と赤ピーマン、トマト、ニンジンで赤い上にトマトの飾り物。ここまで赤ければ信念すら感じるではないか! ますますウクライナに行ってみたくなった。 ちなみにガイドに、オレがかつてロシアのモスクワやサンクトペテルブルクで食べたロシア料理よりずっと美味しいと言うと、素材が違うとの答え。それは全てフレッシュなオーガニック(無農薬)の成せる技という事なのだそうだ。・・・納得!!!(ちなみに農薬を使うと、お金がかかって高くなるとのお話でした。)

沿ドニエステルで食う隣国のお味!!

  • Kumanick
  • Chisinau str. V.Alecsandri.68
  • Tel 373 22 22 21 02
  • www.hutorok.md
  • 沿ドニエステルは東ヨーロッパ、モルドバの東部ドニエストル川の東岸のウクライナ国境地域。事実上の独立状態である。

ネットの勝利か! 八ヶ岳の麓の蕎麦屋“いち”

世の中はインターネットの時代なのだと痛感した。長野に向かう途中で美味い蕎麦を食いたいと思いネットで検索。(実際にはiPhoneのSiriに話しかけた。『近所の美味しいお蕎麦屋さんを教えて?』と・・)そして、検索で出てきたのがこの蕎麦屋。iPhoneの地図&ナビを使ってその店に向かう。

ネットの勝利か! 八ヶ岳の麓の蕎麦屋“いち”

ナビはとんでもない農道を走る様に指示。そして角を鋭角にまがりお墓の脇を抜けて7分後に到着したのは看板も出ていないレベルの農家。納屋があって広大な敷地に築年数は2万年位の木造家屋。恐らくは病院か何かだったのか、入り口もかなり個性的。そんな古民家を利用して作られたお蕎麦屋さんがココだ。

ネットの勝利か! 八ヶ岳の麓の蕎麦屋“いち”

入れば、かなり牧歌的な景色が見える大きな部屋。メニューを見れば美味しそうなお蕎麦が!! 早々に注文して食ったけれど本当に美味しかった。 そして二階はなんと見晴らしの良いカフェ。そのカフェが相当にユニークで席数は30席かそれ以上。なのに店員さんは不在。そのシステムは全く新しい。

ネットの勝利か! 八ヶ岳の麓の蕎麦屋“いち”

一階の蕎麦屋のレジでコーヒーまたは紅茶を注文。トレイにコーヒーのサイフォンと、なんとコーヒー豆(ひく前の豆!)、そしてマグカップが渡される。そしてそれを持って二階に上がると小さな机が置いてあり、そこには熱湯が入った魔法瓶。そこから一緒に渡されたヤカンにお湯をいれて、コーヒーミルを使って自分で豆をゴリゴリと。そして引いた豆をサイフォンに入れて熱湯を注ぐ・・・要は自分でコーヒーを入れて飲むのだ。

ネットの勝利か! 八ヶ岳の麓の蕎麦屋“いち”

これが意外や意外、楽しい作業で美味しいのだ。当然にパフォーマンス性も充分。しかし何故、人に入れてもらうコーヒーよりずっと美味しく感じるのでしょ!? とにかく、こんな素晴らしい店を知れて本当に良かった。そしてこんないい店をネット検索で知ったのが新鮮で感動だったなぁ。まぁ、このホームページもネットだけどね。

ネットの勝利か! 八ヶ岳の麓の蕎麦屋“いち”

  • ICHI いち 蕎麦屋 & カフェ
  • 山梨県北杜市高根町箕輪1830 電話0551-47-4173 営業時間11:30から 水曜日定休
  • http://www.ichi-yatsugatake.com/

アルメニアで人は何を食う!?

アルメニアの情報だ。アルメニアには日本人は7人しか暮らしていない。観光客も年間に日本人は400人しか来ない。なので誰のどんな機会に役立つかわからないけれどこの記録を残す。 さて地理的に言えば西アジアの南コーカサスにある共和国。位置的に東ヨーロッパに含まれる事もある。首都はエレバン、黒海とカスピ海の間にある内陸国であり、西にトルコ、北にグルジア、東にアゼルバイジャン、南にイランと接する。1991年ソ連から独立。隣国のトルコやアゼルバイジャンと小競り合いも少々。(最近は良好)
これが何を意味するかと言えば食文化のルーツ的に、元々の地元料理にトルコ(トルコ料理は世界三大料理と言われる)の影響とシルクロードで中国の影響などがある。(と思う!) 要は観光客のオレ達には美味しくて安くて楽しい時間が過ごせればオッケーなわけだ。(笑) スバラしい店に連れて行ってもらえた。何を食べたいと聞かれて、当然の事だがアルメニア料理の店をお願いした。アルメニア料理と言うと良くわからないけど・・・・・・ここら辺の国々の人々はやたらに自己主張が激しいのだ。何を頼んでも出て来たものはアルメニア料理と称するのだ。まさに”言ったモン勝ち!”な世界だ。そりゃ自己主張しなかったら隣国から領土を奪われちゃうと言う歴史的背景なのかな。

アルメニアで人は何を食う!?

実際にその店に行けば観光客より地元民の方ばかり。その様子を見ていると仲間と、同僚と、日本の居酒屋感覚で利用されている感じ。 メニューは品揃えがハンパなく、とてもじゃないけど全品制覇なんて無理。普段、同じ店に2日連続で通うなんて事はまず無いのだけれど、ここは別格! 食べ足りないメニューも沢山、こんな店があるのにわざわざ別の店をチャレンジしてハズしたら悲しい夜になるのも避けたいしと言う事で、2夜連続の利用に至ったのだ。
ではその解説
《オリビエサラダ》ジャガイモ、蒸し鶏、ピクルス、グリーンピース、玉ねぎなどが細かいサイコロ状態に切られ、酸っぱめのマヨネーズで和えてあるサラダ。フランス人のオリビエさんが作ったと・・・アルメニア人じゃないの?と突っ込み!

アルメニアで人は何を食う!?

《キャベツコールスロー》なぜかやたらに美味かった。キャベツの切り方が日本のトンカツ屋並み。これは海外では珍しい!
《夏のロールキャベツ/シュトルマ》 挽き割り麦と数種の豆、ひき肉をキャベツでまいてケチャップで煮たモノ。ドルマ(包み料理)の一種。

アルメニアで人は何を食う!?

《冬のシュトルマ》 ブドウの葉っぱで巻いたロールキャベツじゃなくてロール・ブドウの葉っぱ。すこし苦いけど病み付き系なお味。中東からアラブまで広まっている料理。
《オジャホリ》オーブン料理の総称。ジャガイモと牛肉を少し辛めにグリルしてある。フェンネルなどのハーブの使い方が絶妙!
《ハチャプリ》チーズをたっぷり入れて包み焼きにしたパン。チーズが少々塩辛いけどワインとの相性はグッド!

アルメニアで人は何を食う!?

《キュフタ》これは少し時間のかかる料理。牛肉と玉ねぎを布に包んでたたいて水分を出す!そしてボール状にして茹でていただく。食感がなんともふんわり、モッチリして美味しい。昔の魚肉ソーセージみたいだった。
《キャバブ》日本人的発音だとケバブ。アルメニアではキャバブと発音。肉の串焼きだけど、他国と違うのはラバッシュという薄いパンにのって出て来て野菜と一緒に巻いてロールにしていただくのが儀式。野菜は美味しい玉ねぎ。

アルメニアで人は何を食う!?

どれもこれもアルメニアワインを引き立てる素晴らしい料理でした。 ちなみにアルメニアは世界で初めてワインが作られた場所と言われているほどにワインが安くて美味しい。(隣国のグルジア人は『オレ達が世界初』と言う。) そしてそんな論争が戦争に発展していく・・・笑!

  • TAVERN YEREVAN
  • Amiran str 5 545 545 52 58 01
  • www.pandokyerevan.am

フランス人はケチじゃない! パリの骨董市街の幸せレストラン。

フランス人と言うと、良く言えば倹約家、悪く言えばケチと評される。はたしてそれは事実であろうか。モノを無駄にしない、大切にする事を美徳とするならば、オレも充分にケチの部類だ。フランスのパリのクリニャンクールはイギリスのポートベローズなどと同様に市民に愛されるアンティークマーケット(古美術品のリサイクルマーケット)が大昔から行われている世界的に有名な場所だ。

フランス人はケチじゃない! パリの骨董市街の幸せレストラン。

パリの市内からメトロ(地下鉄)4号線の終点。そこの駅を降りると永遠に行商の屋台続き、その奥には常設の長屋風な小さな店舗がものすごい数の店が並ぶ。家具、食器類、玩具、インテリア、手芸品、その範囲もスゴい。99%はそんな一言で言えばアンティークの店ばかりの中で、唯一、別のオーラを放つ店がここRISTRO GOURMANDだ。この店の前を通りかかったのが11時、ランチにはまだ早い。通りから見える厨房を覗いていたら目についたのが、この写真の缶から!

フランス人はケチじゃない! パリの骨董市街の幸せレストラン。

これはOTISなるブランドのスペイン製のツナ缶なんだけど、このデカい業務用の缶が昔からものすごく欲しかった。(オレは知る人ぞ知る缶マニア)でも重さはハンパないし、現地で食べて帰れる量ではない。ということで、今までに数回はお店で見たけど毎回、あきらめていた。 だいたい一般庶民の店ではこんなにデカイ缶は珍しく、見つけたのは業務用の店の片隅だったので、このレストランのカウンターのディスプレイで見つけた時は感激。というのはフランス人もこの缶を見て可愛いとおもうのだ。(だからディスプレイに使っているわけでね!)そこで思い切って厨房に顔を突っ込んで『これを譲ってくれ!プリーズ!』と頼むと、そのシェフはオレの顔をジっとみて『あげるよ!』と神様みたいな答えが!!

フランス人はケチじゃない! パリの骨董市街の幸せレストラン。

お金を払うよと言うと『ノー!』との答え。ならば早々に、その店で祝宴を開く事に! バジルとトマト&モッツアレラのサンドイッチ、パテを注文して当然にワインで乾杯! このサンドイッチの美味しい事! パテの美味しい事ったらなかった。気前のいいシェフが作るメシは美味いに決まってます!! お店のデザインも相当に良かった。こんな場所で皆に愛されて素晴らしい店に成長していくんでしょうね。東洋人の奥様も人当たりの素晴らしい方でした。 フランス人、結構、良い人だよ!

フランス人はケチじゃない! パリの骨董市街の幸せレストラン。

  • RISTRO GOURMAND
  • Marche dauphine 138-140 RUE DE ROSIERS-93400 ST-OUEN
  • 06-78 17 43 80
  • sari au capital de5000euros
  • siret 791 142 698 00012-TVA FR 96791142698

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

グルジアは南コーカサスに位置する共和国。旧ソビエト連邦北海道より小さく酪農を主な産業として生きている人口は450万人の国だ。ワインの発祥の地ともいわれ(アルメニア人も発祥は我々だと言ってたけど。)美味しいワインも沢山。だいたいワインは安い飲み物で1リットルで60円程度で一般の庶民は買っているそうだ。

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

さて食べ物の話だけど、ここの名物も美味しいモノがある。 まずはヒンカリなるモノ。一言で言えば ”大きく太った小籠包”だ。文化的にもシルクロードを通じて中国の影響を受けているのでルーツは同じ可能性は大だ。ネパールではモモと呼んだけど、基本は一緒だと思える。ただヒンカリは皮も厚め。不器用で小さいく薄い皮が作れないのか、どうかは定かでないけれど、一個づつのボリュームは圧倒的でサイズ的には小さい肉まん程度のボリュームだ。そのツマんでいる部分は人々は食べないらしく残しているのを確認。事実我々もそのヘソ部分は食べなかった。

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

さって、お味は~~持ち合わせていた醤油の世話にならなくても美味しく頂ける位に、中身の羊肉のミンチと香草のネタはジューシーで濃厚で大満足。ロビオなる煮豆の壷料理も美味い。ナドゥギなるチーズ大国のグルジアらしい料理でカッテージチーズにミントのミジン切りを混ぜたもの。グルジアの料理全てがハーブを大量に、上手に使っている。パクチー、ディル、ミントなどハーブをとにかく多量に、上手に使うのが特徴だ。
さて、料理はさておいてスバラしい店を発見した。たまたま夕方にある教会を訪ねていた時に、真ん前の丘の傾斜地に見えた小振りなホテルで、その最上階がバルコニーになっていたので、食事前のビールかシャンパンでも飲もうかと行ってみたら満塁ホームランだった店を紹介っ!!

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

夕方のサンセットタイム(夕焼け鑑賞)を楽しめ眼下にはトビリシの中央を流れるクラ川が見え、ライトアップされた教会や町のシンボル的な現代建築の建物が一望。来ているお客さんはエレガントな空気だし、とにかくムードは抜群。オツマミ的に数種類の料理(オジャクリなど家庭的な煮込み料理)を食べたけどオッケー!とにかく雰囲気の良さが全てをカバーしていて大満足でしたよ。街の中のお店がワイン一杯300円、ビールは120円、と較べたら高いけれど(でも6人で散々飲んで8000円程度)満足度は完璧でした。初めてのデートで使ったら間違い無く結ばれます。(どうしてグルジアで初デート!?)

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

  • HOTEL KOPALA
  • 8/10 Chekhov Str Tbilisi 0103 GEORGIA
  • 995-32 2775520

バルセロナで食う真実のパエリア

パエリア、パエリア、パエリア~~なんとロマンチックな名前でしょ。オレはこの名前を聞くだけで小躍りしたくなる。地中海に面した世界一テキトウな国スペインの人気都市バルセロナは、いまや観光客の人数においてはパリを抜いてヨーロッパ一位に昇格したと聞く。そりゃ観光資源がスゴすぎる。天才ガウディーが作った、というか作っているサクラダファミリア(大聖堂)は建築着工から100年を経ても、なお制作途中の代物。完成は2026年と言うからまだまだ引っ張られる。(笑)

バルセロナで食う真実のパエリア

だってこの国に初めて行った時(バルセロナオリンピックの直後)に街を案内してもらって驚いたのは、『こちらに見えますのはオリンピックの為に作られた陸上競技場ですが・・・開催には間に合いませんでした。』みたいな建築物がいっぱいあって、オリンピック終わっているのにまだ作ってたしね!(笑) ガウディーの天才っぷりを見られる建築物はサクラダファミリアにグエル公園、カーサミーアと色々ある。”神々は細部に宿る”と名言を残したミースファンデルローエのバルセロナパビリオンも必見! とにかく散歩しても買い物しても、メシ食っても、お茶飲んでも発見の連続なのがバルセロナなのだ。

バルセロナで食う真実のパエリア

そんな街、適当(テキトー)こそ命!の国の代表的食べ物がパエリアだ。要は濃厚な味の地中海産の海産物とサフランがキメテとなる鍋料理。さて今回行ったのはそんな雰囲気抜群のバルセロナの海岸線添いのビーチ脇のレストラン。店内は雰囲気も最高でヤル気満々! お客さんの全員が例外無くパエリアを美味そうに食っているのだ。ここ観光客はそんなにいない地元民に愛されている店でサービスも最高に良かった。地中海を見ながらキリリと冷やしたスペインワイン、魚介類をつまんでホッと一息入ったところでパエリア~~~もう昇天ですよ! 覚悟を決めて挑んでくださいね!帰れなくなるから!! (パエリアはお昼に食べるモノですからお忘れなく!)

バルセロナで食う真実のパエリア

  • L’ESCAMARLA Restaurante Marisqueria
  • Passeig Maritim del Bogatell,40
  • 08005 BARCELONA
  • Tel 932-211-366
  • www.happy.es

モルドバで全部食い!!フータローの秘密。

東ヨーロッパのモルドバだ。もう一生わざわざ行かないだろうけれど、なんだか平和な良い街だった。街の至る所に昔は栄えた面影が随所に見える。お花屋さんが沢山あって明らかに精神的には豊かそうだ。ここは西にルーマニア、東にウクライナと接しているので料理も様々な影響を受け合っている。

モルドバで全部食い!!フータローの秘密。

どの国にも酸っぱめのスープがあって、その国の人々はそれぞれ自国の料理であるとプライドいっぱいに話すけど、そこらへんが近隣諸国とうまくやっていけない大きな理由なのではないかな!?(笑)だいたい国境も10年単位でみていったら随分と移動しているし。とにかく”平和ボケ”とは無縁な場所だ。 さて、モルドバ料理を解説。そのリストから全てを食って見たいと思っていたら、その殆どを網羅する店を発見。その名はフータロウ。

モルドバで全部食い!!フータローの秘密。

“ラブジャ”は玉ねぎを茶色くなるまで炒めて甘みをだして日本でいうソーメンみたいな細い麺に絡めて食べるモノ。少しお醤油をかけたら沖縄料理のソーメンチャンプルーだ。これ懐かしく美味しい。パリューニキは、つぶした茹でたジャガイモを塩と胡椒で厚めのカワで水餃子にしてスメタナというサワーヨーグルトをのせたもの。これロシアにも中国にもネパールにも、そして日本にもある国際的料理。それぞれ国々で味付けや素材が違うけれど。

モルドバで全部食い!!フータローの秘密。

“チョルバ”は国民的なスープ。これはチョルバクファソレ(Ciorba cu fasole)と言うニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、赤ピーマン、香草が入ったサッパリ味のスープ。 “ボルシュBors” まさにロシアやウクライナの料理であるボルシェ。ビーツと赤い根菜、玉ねぎ、キャベツが入った少し酸味のあるスープ。この微妙な酸味がモルドバ料理の決め手でした。

モルドバで全部食い!!フータローの秘密。

しいたけ、なめこ、しめじなどのキノコ類をほんのり酢であえてオイルと小ネギでマリネしたモノ、上品な味付けで舌触りも良い。肉食を禁じられたロシア正教のおかげで、きのこ料理が発展したそうです。 “ゴルツポクリースキ”ニンジン酢漬けを発酵キャベツで巻いたロールキャベツ。キャベツ&キャベツのキャベツ好きにはたまらない料理。 “サルマーレツェレンクツァ Sarmale Tarencuta” ルーマニア系移民が大半をしめる国なのでルーマニア料理でポピュラーなサルマーレはここでもポピュラー。

モルドバで全部食い!!フータローの秘密。

まるごと発酵させたキャベツの葉を使い米と赤ピーマンのトマト酢煮を包んだモノ。濃い緑のはブドウの葉っぱのモノ。 “リンバデビタファルタLinba de vita farta” 牛タンの塩漬けを水で煮たモノ。シンプルそのものだけど、ただ焼くよりずっとマイルドで美味しい。保存的にも良いのでしょう。これはホームラン! とにかく想像以上に何もかも美味しいのがモルドバ料理だった。

  • Restrant Hutoroc レストラン フータロー(笑)
  • V、Alecsandri68 Chisinau. MOLDOVA

“未知麺への遭遇”ベトナム・ラーメン(フォー)

世界中に麺ファンはどこにでもいる。蕎麦、うどん、パスタ、ラーメン、ビーフンやソーメン・・・・本当に幅広い。麺類は地球人全般から好かれている。そういえばパンや御飯が嫌いという奴(こんなヤツは奴である。)は時々いても麺が嫌いという人に出会った事無いなあ。いたら是非、紹介してください。世界平和と興味本位でインタビューしてみたいもんだ。だって麺はカワイイじゃないの。あの細くてツルツルとした風貌は何だか守ってやりたくなると言うか、哀愁すら感じてしまう。そしてあの触感というかプルプル感はたまらない。ミズミズしさも万人から好かれる理由だろうか。絶対に人を裏切る事は無いそんなイイ奴を感じてしまう。(オレ実は相当な麺フェチなんだ。)

"未知麺への遭遇"ベトナム・ラーメン(フォー)

そんな麺類に新しいお味の仲間入りが正式に国連の安全保障理事会で決まったらしい。そんな、初めての食感がこのベトナム麺”フォー”である。歓迎の意を込めてスタンディングオーベーションで迎えてください。パチパチ・・・。こんなに美味しいモノに今まで出会えなかったなんてオレって可哀想な奴だったんでぁぁと涙も出てしまう。親までは恨まないがもっと早く知りたかったもんだ。波田的な食するのに正しい時間は二日酔の残ったお昼、または外食が続いたすこし身体が弱った感がある週の半ば。野菜不足でイライラのつのってくる昼下がり。金は無いが正しい栄養補給をしたい・・・・そんな時こそフォーの出番だ。しかしそれは波田の推測で、本当はいつでも食いたい時に食って欲しいが、あなたの近所にはこんな店はまずは無いであろう。困ったもんだなあ。その本題のフォーである。フォーの基本は米粉で作った白い平麺に牛骨か鶏ガラで取ったスープが基本。(従ってあっさり系)フォー・ボーといえば牛肉入り、フォー・ガーといえば鶏肉入り。好みでライムを絞り辛味を入れて食す。値段は50円~100円が相場。スープの味は北(ハノイ)があっさり系、南(ホーチミン)がこってり。香草、ネリモノ、揚げ物のトッピングあり。シャン菜、ミントが大量にそして無料で加えられるのは嬉しい。

"未知麺への遭遇"ベトナム・ラーメン(フォー)

そして”混んでいる店は美味い”という鉄則は正しい。ここで紹介する店、”フォーボー”はハノイッ子の一押しの店。いつも混んでいる。しかし日本のラーメン屋と一緒で地方により相当色々と幅があって面白そうだ。ヤバイ世界に突入してしまったぞぉ!。

  • PHO BO 2B Ly QuocSU.Hanoi  電話はナシ。
  • 場所はタクシー、またはシクロに住所を見せれば一発でいけます。
  • 営業時間は”永遠”。 さあ、飛行機乗って食いに行こう!!。

さっぱり横浜中華街

今回は横浜中華街のお気に入りを御紹介しましょう。私はこの店に通うこと、25年。本当である。そう、それは満州から引き上げてきて日本の生活になれてきたころであろうか。そんなに前から私は生きていない。私は横浜・中華街を散歩することが好きだ。これほどまでに簡単に異国情緒に突入出来る場所はそうはない。JR・石川町駅から6分で外国だ。長崎のハウステンボスでオランダを感じるより、三重県の志摩スペイン村でスペインを感じるより、サンリオ・ピューロランドでキティーちゃんの街を歩くより間違いなく異国情緒は丸だしである。

さっぱり横浜中華街

歩きながら薄目で見たら上海、北京と変わらない。ここ中華街は勿論、華僑の街。中華街はメインストリートを中心に東西南北に街は広がっている。裏通りも中華街っぽいというか、いかにも香港映画のアクション俳優・チョンユンファあたりが、犯人追跡でゴミ箱をひっくり返しながらマシンガンを撃ちまくるシーンが似合いすぎる。メインストリートには料理の鉄人に登場した有名店も店を連ねている。しかし、おそらく今回紹介する”謝甜記”(しゃてんき)はこの好立地のメイン通りにあって間違いなく一番、客単価が安い店であろう。本当は伊勢海老やフカヒレを売ったほうがズッと儲かるのに・・・たまたま”御粥(おかゆ)”などという安価な料理にこだわった為に客単価が上げようもない状態。他店と比較して慌てて高級食材を仕入れたがもう遅い。客はひたすらに御粥(おかゆ)を食いにやってくる。それで有名になってしまったから御粥ばかりが売れる。単価が安い上に熱いからなかなか食えずに回転も悪い。しかし、イイじゃないか。お客さんが喜んできてくれて・・・・・・・とトホホ状態のオーナー。(これ、波田の勝手な解釈です。)

さっぱり横浜中華街

高級他店を尻目に今日も客単価中華街一安値を目指し、今やライバルは重慶飯店でも華正楼でもなくドンキホーテかコジマ電気か・・・・そんなわけないが、とにかく美味くて安い。御粥の種類も豊富。先程の話しは半ば冗談で御粥と一緒にお料理も美味しいから食べてください。波田の個人的お薦めは”梅肉鳥唐揚げ”素晴らしい。泣きます。ただし、日曜祭日は長蛇の列、並ぶ事を覚悟で行ってください。最近出来た近所の新店舗は朝9時から営業しています。

  • 謝甜記(しゃてんき)中国粥 横浜市中区山下町165番地
  • 電話 045-641-0779
  • 定休日 毎週火曜日
  • 営業時間 10:00から20;30 (近所の2号店は9時より営業)
  • 石川町北口から中華街大通りを目指す。善隣門から入って華正楼を左に見て隣りの角。山下公園の東門から入ったら交番を右に見て次ぎの角の右側。

沼津の魚事情 その1

今、我が家は家庭の事情で静岡県は東側、伊豆半島のつけね、沼津市に住んでいる。人に沼津というと、十中八九、”ならば魚おいしいでしょ”と言われる。それは、ブルガリア人に会ったらヨーグルト美味しいでしょ・・・・・札幌の人ならば、毎日、味噌ラーメン食っているの?・・・・ケンタッキー州が出身と言えば、毎日ケンタッキーフライドチキン食っているの・・・・・はたまた、メキシコ人にはドン・タコス・・・・イタリア人なら朝から晩までスパゲティー・・・・ナポリ出身ならナポリタン・・・・北京出身なら北京ダック・・・・切りがない。沼津を馬鹿にするんじゃない。(誰もしてないかぁぁ!)毎日、魚ばかり食っている訳ではない。沼津には美味しい物がある。色々あるんだがぁ・・・・でも正直なとこ・・・・・・魚は本当に美味しい。やる気が違いすぎる。シャキーーーーーンという音がしそうだ。

沼津の魚事情 その1

そして何故だか、魚屋の朝は早い。7時頃から開店している。(決して24時間ではない。)週末は早朝に起きたら御飯をセットして、それから歯を磨き、それから顔洗い、それから用足して、サンダルはいて近所の魚屋に行く。サンダルで行く事が魚屋・店主に対してオレは地元じゃぞぉ。なめたモノ出したら許さんぞぉぉぉという威嚇になる。ジャージ姿もイイかもしれない。(オレは着ないけど。)でも実際買う時には”オジさん、これくださーぃ、良いとこいれてねぇぇーー”・・・そこにはサンダルの威厳はない。オジさんに嫌われたくない一心だ。そして何を買おうと決めて行かなくても、魚屋に行けば答えがある。多種類の魚がおいていないのだ。選択の余地なし。駿河湾は太平洋岸の海で最も魚影(魚の種類)が濃いといわれている。しかし、新鮮な物は海まかせ。捕れる日、捕れない日がある。そしてマーケティング上、高級魚は築地にいってしまう。しかし、波田に言わせると美味しい魚は”雑魚”(ざこ)だ。近海物でしょ。やっぱ!!。

沼津の魚事情 その1

鯵(あじ)鰯(いわし)秋刀魚(さんま)が王道を行っている。生しらす、浅蜊(あさり)なんか店先で1m位、汐を吹きまくっている。元気元気…・良い子じゃねえ。あとで味噌汁にしてやるゾォォ。しかし人間は酷だなあ・・・・なんて感情移入してたら浅蜊も食えない。そんな朝からイカの刺身、浅蜊汁、生シラス(これ絶品)、そして刺身を食うことが一般的な生活にあるのがこの街。カフェオレとクロワッサン、べーグルとクラムチャウダーもいいけど、こんな沼津的というか日本的朝飯にはまだまだ太刀打ちできないねぇぇ。出なおして来ナ!!!。 今回は推薦の魚屋。朝は早くから、夕方は客が来なくなったら・・・・・・という営業時間。土曜日休業。魚関係の美味しい店はそのうちに紹介します。奥深し・…沼津。

  • 魚松(うおまつ) 静岡県沼津市下本町
  • 電話0559-62-0610 (電話しても期待する答えは返らないと思います。)