辛い事ばかりじゃない! リストラが変えた人生。 好吃(はうつー)は母の味。

主人公の謝名(じゃな)さんは36歳。決して裕福ではないが、なにも不自由ではない少年時代を、生まれ故郷の沖縄本島の中部の町、宜野湾市で暮らしていた。家は典型的は大家族でオバァを中心として長男夫婦の両親と5人の兄弟の三男として育ち、近所には沢山の親族が暮らしていて何かにつけて集まっていた。沖縄の人々の生活は想像以上に質素であるが、温暖な気候と暖かい人間関係はどんな金銭的な裕福さより、ずっと贅沢に子供たちに素晴らしい影響を与えていた。家は小さくて古いが、昔からあるブーゲンビリアが咲き乱れる庭がありシーサーが飾られた沖縄的な門構えの家だった。

辛い事ばかりじゃない! リストラが変えた人生。 好吃(はうつー)は母の味。

謝名さんは少年時代には年の近い二人の兄といつも、近所の浜や河原、そして基地近くの公園で遊んだ。そんな公園の上を嘉手納基地から行きかう戦闘機ファントムの耳をつんざく爆音は日常になって、少年同士の会話も、戦闘機が離発着する瞬間には途切れても、静寂になった瞬間から何も無かったように継続して会話は元通りに弾む程度に日常化していた。ベトナム戦争で一層、慌ただしくなっていても基地のフェンスの外の少年には何も影響はなかった。父親は米軍関係の仕事をして少しアメリカ・ナイズされていたが、逆に沖縄の伝統を重んじる厳格な男だったが、そんな父を当たり前に見ていた謝名さんは、必然的に影響を受けた。父親は毎晩、泡盛を静かに飲み、基地の中での出来事や昔話、特にオジィから聞き伝えられた昔話を楽しみ半分、家長としての義務感から子供達に話して聞かせたが子供達には、決して楽しい話ではなかった。 母親は謝名さんが少年時代から近所のマーケットに働きに出ていて、仕事で帰宅が遅くなっても家庭での仕事はキッチリとする人であった。それは料理にも渡り、半分、趣味の料理は単に”上手”の粋を越していた。そして子供達は母親の作るチャンプルー料理をこよなく愛していた。また母親は料理番組から得た情報や新聞、雑誌の料理ページをメモ書きして、好奇心旺盛に様々な料理を試しては夕食の席に並べて、家族の評判を楽しんでいた。その中には世界中の様々な料理もあったが、食べた事もない料理を作るのは疑心難儀な連続だろうに、家族は誰も試した事のない、そしてその国がどんな国だか想像をしながら試食するのだった。

辛い事ばかりじゃない! リストラが変えた人生。 好吃(はうつー)は母の味。

その中で、家族の大評判を得た料理が”肉まん”であった。レシピ通りに手をかけた肉まん は本当に美味しかったが、ある時、創作的な母親は、沖縄の昔からある”紅芋(べにいも)”を皮に練りこむ事を思いつき試しに作ってみたら、大好評。そのうち肉まんを作ることが楽しみになり、だんだん趣味の粋を越えて、大量に作っては近所や職場の友達に配っては喜ばれた。時間を問わずに気楽に食べれ、また冷凍保存も利く、肉まんはいつでも人気者だxった。そんな母親の姿を当たり前に見ながら、少年は成長していった。 それから十数年、少年も家を出て家族を養う立場になっていた。 やはり母親の遺伝子を受け継いでか、少年の頃は母親の手伝いで見よう見真似でやっていた料理を、今や好奇心の赴くままに、気ままに真似事をして皆に振舞うのが好きだった。しかしその家族の中には大好きだった母親の姿はもうなかった。謝名さんは、そんな肉まんのネタを練りこみながら、子供たちに亡き母親の話を聞かせていた。そして気が付くと父親から聞いた先祖の事や、昔の沖縄の事を子供達に話して聞かせるのであった。

辛い事ばかりじゃない! リストラが変えた人生。 好吃(はうつー)は母の味。

さて30歳も半ばになった頃、社会的にはバブル崩壊という時期を迎えていたが、そんな余波が沖縄に到達するには本土より多少に時差があった。バブル崩壊など”対岸の火事”程度に考えていた謝名さんに、それが他人事ではないと実感する日が突然に訪れた。勤め先の建築会社に朝、出勤すると、会社は突然、倒産を迎えていた。なにか予兆があるならば、心の準備もあっただろうに、なにも無く、十数年間、当たり前のように通っていた会社が無くなったと聞いて驚きの粋を越えて言葉もなかった。そして様々な整理をするにも管財人が会社を封鎖して長年通った会社に入る事も出来ず、本当に行く所が無くなってしまった。帰り道、初めて現実の事を考え出した。いったい、三人の子供と家族をどうやって養っていけばいいのだろうか。別段、特技や技術があるわけでもなく・・・・・その瞬間に思い立ったのが”肉まん屋”だった。 実際にどれだけ売れるかわからないし、どこで売ったらいいかもわからない。貯金も大して無いので、出来る事といえば自宅を改装して店にする事。それには大した考えも無かった。選択の余地は無いからだ。

辛い事ばかりじゃない! リストラが変えた人生。 好吃(はうつー)は母の味。

そして一ヶ月の間に、とにかく今まで家族で暮らした居間を、お客を迎える店に、台所を厨房に、そして家の外観も少しは店っぽくしなくては、ということで友人や親戚の力を借りて改装し、中々の出来栄えとなった。生活スペースは半分になったが新たな門出のためなら仕方が無い。家族も反対するどころか子供は家が家でなくなり店に変わる姿を楽しみ、妻もパートを止めて店番を手伝う事になり、会社を事実上、リストラされて一ヶ月に満たない期間でこの肉まん専門店”はうつー”を開業にこぎつけた。そして主人の真面目さが評価され、だんだんとお客がお客を呼んで、決して繁盛とまではいかないが、少なくとも家族が食べるには困らない収益を得られる様にまで成長。”災い転じて福となる” のコトワザ通りの小さな成功を手にしたのだった。彼の心にはいつも母親の愛情いっぱいの”紅芋にくまん”を再現することで、母への思いを馳せているのだ。   この美しきストーリーは全部、波田の作り話だ。従って家族構成など全て、波田の想像の話しです。しかしリストラを余儀なくされて、思いついて起業したのは事実です。失礼しました。本当に超×15倍 へんぴな住宅街の突き当たりの隠れた家というカンジな場所です。しかし口コミのエネルギーはスゴいんだなぁ。いつもお客さんでイッパイです。美味いよぉ~~!

  • 手作りまんじゅう 好吃 (はうつー)
  • 沖縄県宜野湾市伊佐3-21-9  電話 098-890-2865
  • 58号線を那覇から北谷に向かい伊佐交差点を過ぎてガソリンスタンドを過ぎて最初の信号をナナメに左折。喫茶ティファニーを右折して直進してムーミン保育園を右折してすぐの路地の一番奥の家。
  • 営業時間 12:00~19:00 定休日 月曜日 伊佐ムーミン保育園近く

南米はアルゼンチンからやってきた”怠け者”のブエノチキン。

アルゼンチンは南米大陸にあるデッカイ国だ。その首都であるブエノスアイレスの人々が鳥肉が大好きなのかどうかは知らない。たぶん経済的にもそんなに豊かでないアルゼンチン人(これ言いにくいなぁ。では早口言葉で三回続けて言ってみましょう。・・・・・アルゼンチンジン、アルゼンチンジン、アルゼンチンジン~~~~失礼しました。俺の話はどんどん脇道に飛んでいる!)

南米はアルゼンチンからやってきた"怠け者"のブエノチキン。

その早口がきっと得意(?)な人が多いアルゼンチンのブエノスアイレスには残念な事にまだ訪れた事はないが、興味は深々だ。 そこで、たぶん存在しないであろう食べ物は”ブエノチキン”だ。これは誰でもわっかるがブエノスアイレス・チキンの省略形だ。なぜ”アイレス”部分のみが差別され、迫害されたか歴史をひも解いて検証しなおさなくてはならない事であろう。アルゼンチンは長い間、スペインからの植民地にあったので、おそらく、その歴史的事実は掌握しなくては次世代への時代継承はありえない。従って”迫害””仲間はずれ””みそっかす””村八分”的な事はしてはいけない大切な事なのに・・・・・ブエノスアイレス・チキンは遠く沖縄で勝手に省略された。 アルゼンチンには”早起きしても夜明けは来ない”というコトワザがあるらしい。

南米はアルゼンチンからやってきた"怠け者"のブエノチキン。

それは日本の”早起きは三文の徳”というコトワザの真逆で、夜が明ける時間は季節でちゃんと決まっていて人間が勝手に早起きしたからといって空が明るくなるわけではない・・・・という意味だ。物事には万事、適切な時間がある。その時期(夜明け)を待って行動(起床)するのが正しいという意味だ。またアルゼンチン人と日本人の時間の感覚を調べた調査がある。マクドナルドで昼飯を済ます日本人の平均時間は13分、アルゼンチン人は22分。郵便局で切手一枚買うのに日本の郵便局では12,6秒かかるが、アルゼンチンは52,6秒かかるのだ。来日したアルゼンチン人が電車の時刻表を見て衝撃を受けるらしい。東京~大阪を1分の遅延も無い日本の生活と、時刻表も無い、アルゼンチンの暮らしとこちらかが”豊か”なのかは個人的判断に委ねるが・・・・・・・・・・ブエノ・チキンはとにかく美味しいのだ。12種類のスパイスを調合して1時間半、じっくりとロースターで焼き上げられるので余分な脂分が落ちてカリッとした皮が美味しい。

南米はアルゼンチンからやってきた"怠け者"のブエノチキン。

アルゼンチン移民であった伊佐常重氏は30年前にこの味を持ち帰り、沖縄的にアレンジして、その味は二人の息子さんに引き継がれている伝承の味は、とにかく手づかみでガブリ~シャブリ~ペロリと食いまくる。初めて行ったときはホテルで朝食を取って、その直後に地図を見て行ったのだが、ほぼ満腹状態であったのにも関わらず、二個、三個、四個、五個・・・・・と食べてしまった。もう昼食なんて構わない!!食えるときに食わなければ!!!!

  • ブエノチキン 普天間店 098-893-4527 具志川店 098-973-7043

牡蠣の世界を変えた店・東京オイスターバー”胃の中での物語”!

一昔前は”牡蠣”(かき)を食うのは通常は “R”が付く月と決まっていた。9月(September ) 10月(october ) 11月(November) 12月(December) 1月(January) 2月(February) 3月(March) 4月(April) を指す。 しかしこれは完全に過去の話。今は世界中からその”旬”な牡蠣が飛行機で飛んでやってくる。(いや、牡蠣は飛ばない!運ばれてやって来るだなぁ!)そんな有り難い時代なのだ。

牡蠣の世界を変えた店・東京オイスターバー"胃の中での物語"!

ここ東京オイスターバーは店名のまま、オイスターと牡蠣料理がメインの店だ。店主はニューヨークなどでは一年中食べている牡蠣を日本でもお客様に食べていただきたいと高い”志”で世界を旅して産地の業者から中間流通を通さずに仕入れていると聞く。そんな涙ぐましい努力があるのだ。しかし牡蠣を世界で始めて食べた人は偉いと思う。ウニもオコゼも偉いが牡蠣はやはり、その偉さが格別だ。さて、牡蠣と一言で言っても様々な味のものがある。ミルキーなもの、淡白なもの、そんなこと言われたって、なかなか食べ較べる事は世間では無いから理解が難しいが、この店ではそんな欲望も簡単に受け入れてくれる。だいたい通常8~10品種の牡蠣が揃えられているので、それを希望個数とか好みを言うと、いくつか薦めてくれて、注文。 開けられた牡蠣にはそれぞれに、ボストン産とか北海道の厚岸産(あっけし)、タスマニア産、ニュージーランド産とか書かれていて、淡白から濃厚に順番に食べられるようになっている。それぞれが違った味わいで、実に美味しい。薬味もホースラディッシュ、タバスコ、なども用意されているが、そんなものはもったいない!レモンとビネガー程度で行っときましょう! まずは、そのままを食べましょう。今までは広島産の生牡蠣を5個だぁ10個だぁ食べてたけど、この”世界一周・牡蠣の味較べツアー五反田編”を体験すると衝撃の度合いが違う。まぁ何より”タスマニア産”なんてオーストラリアと南極の間からオレに食べられに飛んできた牡蠣様には敬意を表せずにはいられない。これが一粒一粒がイチイチ濃厚で美味しい。

牡蠣の世界を変えた店・東京オイスターバー"胃の中での物語"!

この店の常連客は月に三回程度、やって来て白ワインを飲みながら30個くらいを一気に食べて30分で去っていくらしい。  さて寿司屋の健ちゃんは牡蠣の一番美味しい食べ方は”カキフライ”と言っていた。 おれも結構”同感!!”で早々に注文。これまた別格に美味い! その違いといったらベンツとベンキ位違うのだ。 世の中では大き目の牡蠣を処理してパン粉を付けて揚げているのが通常だろうが、ここは濃厚な濃い味の、そして小ぶりな牡蠣を3個~4個をお団子状にして小さなコロッケにして挙げていただく・・・・・間違いなく泣ける。カキフライ好きが食べたら全員、例外なく泣き崩れるであろう。初めて連れて行った友達は、衝撃とともに、今までのカキフライの歴史を根底からガラガラと覆してしまう音が聞こえてくる。そんな友人が放心する瞬間が好きだ。 うっふっふ~~ 牡蠣は火を入れると味が、より一層、濃厚に変化するのだ。全ての料理は制覇したが、この二品は絶対に外せない必須、マストです。あと”付き出し”(酒を頼むと出てくる一品)の牡蠣の燻製(スモーク)も激美味い。濃厚!!これで冷えた白ワイン飲んだら昇天する。

牡蠣の世界を変えた店・東京オイスターバー"胃の中での物語"!

フィニッシュは炭水化物モノ(ここはメニューに国別表示していて中国的な牡蠣炒飯とか韓国風キムチ牡蠣メシとかもある。)それはそれでキッチリと美味いのだがぁ~~  さて、ここでは相当に外道なお奨め。そうゲドウである。かつてどんなグルメ本がこの食べ方を指南したであろうか。確かにここで炭水化物でフィニッシュをするのも良いのだが、数軒、五反田駅寄りに”刀削麺”の店、安泰楼がある。それはそれは、熱くて辛くて、美味しい。麺のモチモチ具合なんて天下一品だ。ということで波田の推薦的食べ方は ワインでカンパイ!→ 生牡蠣 → カキフライ → スモーク他数点の料理 →→そして”刀削麺”でフィニッシュ!!! かつて何人もの食通をお連れしたが、その世界観と日本的、五反田的な流れに泣いていた。・・・・・しかし胃の中での”物語り”想像していただきたい。タスマニア他、世界中から生まれ親しんだ故郷を数千キロも旅してきて波田の胃腸に収まっていた牡蠣君、ご主人様に美味しく食べられて、心安らかな気分で胃液に浸かりながら消化を待っていたところに・・・・イキナリ、上から熱くて辛い、見たこともない液体と麺がドッさーとか降ってきてビビッただろうなぁ・・・・なんだか牡蠣の姿を思うたびに少し泣けてくるんだが・・・・・・食欲には勝てない。

牡蠣の世界を変えた店・東京オイスターバー"胃の中での物語"!

  • 東京オイスターバー 東京都品川区五反田1-11-17 TEL: 03-3280-3336  FAX: 03-3280-3340
  • 近所の支店 オイスターバーリンクス 東京都品川区東五反田1-12-5 TEL/FAX: 03-3280-3320
  • http://www.oysterbar.jp/index_t.htm

誰が決めたか・・・・世界三大料理。

世界三大料理というモノをご存知であろうか。 何となくフレンチ(フランス料理)は入るのは想像が付く。フランスを入れておかないと、なにかと今後、厄介なことになりそうだ。(事実、フランス人は意外にもヤッカイな旅行者としても欧米人から嫌われている。ホテル関係者1万5千人の調査で最も嫌われている国民がフランス人。まず、自国語しか話そうとしない。現地のモノなど食おうとしない。そんな事が理由。ちなみに一番人気が日本人、行儀が良くて静か。またアメリカ人も二番目で騒がしい事がマイナスだが現地に溶け込む姿勢。気前の良さで人気は二位、前回のトップのドイツ人は『ケチでチップの支払いが悪い』と評判を落とし5位に転落。毎日新聞より。)

誰が決めたか・・・・世界三大料理。

話は戻り二番目の三大料理は中国料理! なんと言っても中国4000年の歴史は侮れない。この人達も入れておかないとヤッカイそうだ。 では三つ目はナンであろう。 和食かぁ、ひょっとして人数的にインド料理・・・違うナァ。奥深さでタイ料理とか、やはりイタリア料理なのか!!いやいや意外にも辛口で韓国料理・・・・・結論から言うと、それは”トルコ料理”なのである。ここで疑問が湧く。 トルコ料理って何!!?? わからない。想像が付かない!! それ以上に疑問が・・・・その三大料理って誰が決めたのダァ!? さて、トルコ料理の歴史をひも解けば、世界史的に言えばオスマン帝国が繁栄した時期(14世紀~20世紀始め。)にシルクロードとも交差したために東西の国々から食材が集まった。当然、繁栄している社会なので料理人も集まり、芸術も振興したので料理も開発された・・・・・・・トルコ伝統料理、ギリシャ、グルジア、シリア地方の料理の要素が交じり合い、独特の発展をした。オスマン帝国の支配下にあった地域は地中海の東側の国々はおおむねトルコ料理の影響を受けている。ということはギリシャ、レバノン、イスラエル、エジプト、チュニジアに影響。最近ではトルコ系移民の多いイギリス、ドイツにも及ぶ。・・・ということなのだ。いろいろと複雑なのだよ・・・・そんなこと文句を言ってたって仕方が無い。

誰が決めたか・・・・世界三大料理。

ということで青山の名店”ハレム”を訪れた。青山はトルコ料理激戦区と聞く。激戦・・・・これも謎。”ハレム”は一般的にはハーレムと言われる王様(スルタン)以外の男性は許可がなければ足を踏み入れる事は許されない場所。そこには皇太后、御后、女中を含め400人もいたらしい。そこでは沢山の物語が生まれたのだ。ここは宮殿の中で最も刺激的で美食を楽しむ空間であったらしい。ハレムの料理は野菜をふんだんに使ったディップ(エキメキというパンで食べる)が爽やかに美味い。パトルジャンエスメ(ナスのペースト)フムス(ひよこ豆のペースト)ウスパナック・タラトル(ほうれん草とヨーグルトのペースト)ほかどれも相当に意外性があって美味しい。(カルシュックエスメという盛り合わせのチーズ添えがお奨め、3種1600円、4種1900円) メインはケバッブというラムのジューシーなつくね串焼き、チキンのジューシーはつくね串焼きが本当に美味しかった。コースで注文すると鳥のローストとつくねが双方付いてきて、食べ較べて幸せ。あとクイマル・ピデはラムの挽肉のトルコ風ピザ、カリデスリピデ(アボカドと海老のピザ)も抜群。 レカナッティ・シャルドネ(深みのあるイスラエルのワイン)と合わせて食べたら満塁ホームランだった。

誰が決めたか・・・・世界三大料理。

そして、なんと8時半から今話題のトルコのダンス”ベリーダンス”を見て鼻血が出た~~~そのエロチズムは間違いなくハレムの中での生き残るための手段であったに違いない。めちゃめちゃのエロエロなのだが、本当に美しかった。 もし、貴女がフェロモンの”出”が足りない、男性からの視線を感じない女性ならば・・・・・是非、見ておいたほうが良いと思う。お茶だ、お花だ、お作法だの花嫁修業も良いだろうが、大切なのはベリーダンスなのだ。フラダンスもフラメンコもいいぞ・・・・でも大切なのはベリーダンスだよ。 いったい何しに行ったのかわからなくなってきたが、とにかく美味しく艶やかな上質な時間であった。  またいっちゃうよ・・・・・・・・・ ちなみに世界三大料理はフレンチに変わってイタリアン、中華に変わってフレンチなんてこともあるらしい。 波田が聞いた情報はトルコ・びいきな意見だったのか。

  • 東京都港区北青山2-3-1 CIプラザ地下一階 (伊藤忠本社のとなり) 03-5786-2929
  • 地下鉄銀座線外苑駅 より1分 大江戸線 青山一丁目より5分
  • 電話 03-5786-2929 定休日 日曜 営業時間17:30~23:00

片岡肉店 75年の歴史は物語る~ジンジンジンギスカン!

洋服屋さんにも様々な店がある。グッチやプラダの様な高級ブランドから、安さを売り物にしたショップ、一年中バーゲンしている店もあれば、中国製オンパレードの上から下までで1580円みたいな常識ハズレ的な店もある。最近はセレクトショップ(オーナーやバイヤーのテイストでその店の方針にあった様々なブランドの製品を日本だけでなく海外からも仕入れる。)が台頭してきたし、国産ブランドも相当に日本だけでなく海外でも評判になっている。・・・・・ということで何が言いたいかとえいば、肉屋さんにも同じ事が言えるのだ。(魚屋にも言える!)

片岡肉店 75年の歴史は物語る~ジンジンジンギスカン!

ここは肉屋のユナイテッドアローズ、いやいやもっと小さな、コダワリオヤジが経営する、セレクトショップに相当するのだ。今回紹介する札幌の知る人ぞ知る”片岡肉店”は、なんと歴代三代目になる由緒はないが歴史はありそうな肉屋なのだ。札幌の”食友のダイちゃん”紹介のこのオヤジさんとは電話を通じて何度も会話をしていた。そして(正直、公表したくはないが)生ラム肉を何回か送ってもらって、豪華なジンギスカンナイトを開催していたのだが、その会話のやり取りとか送られる肉の愛情ある梱包(決して過剰包装では無い。)そして、味たるや”崇高”の粋であった。

片岡肉店 75年の歴史は物語る~ジンジンジンギスカン!

ある冬の一日に、悲願の”片岡肉店表敬訪問ツアー”が行われた。店では我々御一行を迎え入れる歓迎式典などの準備は全くなかったが、遠くからこの店が見えた時には何故かデジャブー的な感覚を覚えるほどに懐かしさを感じてしまった。そんな気取りも見栄も無い謙虚な(要はどちらかと言えばアバラ屋建築という至ってシンプルかつ地震対策などしていない簡素な建築・・・どうも遠回り(^ム^) なボロ屋だ。そこが大切なのだ。ボロけりゃいいと言うわけではないが、どうも”実直”とか”誠実”という言葉にはこんな店構えがピッタリだ。

片岡肉店 75年の歴史は物語る~ジンジンジンギスカン!

店内は視覚に入る殆んどが”ガラスショーケース”と”張り紙”が占めている。そして扱う肉がマニアックすぎるのだ。オヤジさんは名前を告げると、嬉しそうに様々な肉をナンと”生”で塩コショウで試食せてくれた。当然に新鮮だから出来る”技”だが、それは、それは美味しかったなぁ。どうせだったら白ワイン、いや軽い赤なんかも用意してもらえたら幸せ度数は最高潮に達しただろうなぁ・・・・とにかく肉屋のオヤジの肉への愛情がバッチリ感じられる素晴らしい店でした。

片岡肉店 75年の歴史は物語る~ジンジンジンギスカン!

ここは加工肉や世間では当たり前の他の肉を混ぜたジンギスカン肉などは先代の遺言で絶対に扱わないらしい。オヤジさんの肉の説明を聞きながら”自分が大好きだから売ってます!”というのが充分に感じられた。好きなものだから、こんなに自慢げに美味しいモノを薦められるのだ。・・・・・・・深い時間でした。

  • 片岡精肉店  札幌市中央区南二条東2丁目  電話 011-231-8612

新横浜ラーメン博物館でエンジョイ・ラーメン!

横浜ラーメン博物館に行った。基礎知識なく、ここに行ったら衝撃を受けるであろう。ここはラーメンを究極のエンターテイメントにまで持ち上げたスーパーアミューズメントだ。間違ってもただのラーメン横丁とは違う。”全国各地のラーメンを飛行機に乗らずに食べにいける”をコンセプトに作られた通称”ラー博” 別名”ラミュースメント”とも呼ぶ。

新横浜ラーメン博物館でエンジョイ・ラーメン!

この博物館を真似してカレー博物館、餃子博物館、ドンブリ博物館が全国で後に続いたのは承知の事実だ。一階にはラーメンの歴史を学べるミュージアム。歴史はそんなに長くないからあっという間に見終わる。ただどうやって集めたか、日本中の有名店のラーメンドンブリがディスプレイ。また展示品から日清のカップヌードルは人類の食生活に大きく影響している事を知った。創業者の安藤百福氏がカップヌードルを作るまでのドキュメンタリーフィルムなんて泣けてくるぜ!様々な展示も実にお勉強になる。1971年にデビューしたカップヌードルはJAZZボーカリスト笠井紀美子が歌う”常識”がCMソングに起用されていた。”♪常識ってやつとオサラバした時に自由と言う名のキップが手に入る♪”感動じゃないかぁ。カップヌードルは日本のみならずアメリカ、メキシコ、ブラジル、ドイツ、中国、香港、インド、インドネシア、フィリピン、タイの拠点から近隣諸国へ流通し、世界販売累計数は230億食と記録更新中。その数を並べると地球56周になる。安藤百福氏のお言葉”発明、開発、そして事業は時代を読む作業である。どんなに優れた思い付きでも時代が求めていなければ、人に役には立てないのである。”と深いメッセージも書かれていた。

新横浜ラーメン博物館でエンジョイ・ラーメン!

さて、館内の階段から地下に降りると吹き抜けの巨大空間は完全に昭和30年代を作り上げた映画のセットの様なつくりになっている。当時の郵便局やたばこ屋、駄菓子屋、映画館などが精巧に再現されている。そしてその細々した仕掛けが本当に気が利いているのだ。当時の姿をした警官が巡回していたり、昭和三十年代に生まれた波田としては懐かしさを隠しきれない・・・・なんかいい時代だったんだなぁ。さて、どのラーメン屋に入るかは本当に悩むところだ。札幌の人気店から、旭川、喜多方、和歌山、鹿児島、熊本、久留米ラーメン、そして東京ラーメン、一時は沖縄ラーメンもあったなぁ・・・・・そんな日本中のご当地ラーメンの有名店がひしめき合い、この場で全ての名店が味わえるのが、ここ新横浜ラーメン博物館なのだ。殆んどの店で半ラーメンが存在して、ラーメン屋のハシゴが出来るのだ。

新横浜ラーメン博物館でエンジョイ・ラーメン!

ラーメンのサイドメニューも各地おもしろく、バッテラ(鯖寿司)いなり寿司と楽しめる。ただ”ラーメンを食う”という事をこれだけ楽しめるアミューズメントにしたのはアッパレだ。行くと決まるとメチャメチャにワクワクする!

  • 新横浜ラーメン博物館 http://www.raumen.co.jp/home/
  • 横浜市港北区新横浜2-14-21 TEL 045-471-0503

ヤバトンに見る名古屋人の無駄なし人生。

名古屋人の誇り!味噌カツの有名店のヤバトンに乱入。最近、ものすごい繁盛具合で新ビルを建てた。三階建てのビルは3フロアーが全てか味噌カツを提供する。

ヤバトンに見る名古屋人の無駄なし人生。

一階で人数を伝えるとそのまま二階に案内され、再び人数を伝えると三階へ。そして階段に一列に並べと指示。こんな効率の良い店は見たことが無い。奥の奥からしっかりチャンと客を並べていくのである。隙間なんて無い位にだ。並んでいる間には当然にメニューが渡されオーダーを取られる。混んでいるからって客を返しはしない。早々にオーダーも取って客は逃げも隠れも出来な仕掛けだ。日本一経済的に絶好調といわれる名古屋の底力、世界のトヨタ自動車の効率主義、カンバン方式をトンカツにも応用しているのだ。店内に座る数と同等の数の客を狭い階段に並ばせる技術、ノウハウは世界中の店が学ぶべきところだ。さて、早々に発注!恐らく恐るべし名古屋人はオレの注文を取って、座るべき予想席の食べ具合を調整、また万が一予想より食べるのが遅い場合はそれなりの圧力をかけて追い立てるノウハウなども準備されているのであろうか。(それは言い過ぎ!)

ヤバトンに見る名古屋人の無駄なし人生。

そして座って間もなく注文した一品が出てきた! 目黒のトンカツの名店”とんき”など食うには20分から30分は待ち時間を考慮しないと食べる事は出来ないが、ヤバトンはそんな野暮で無駄な時間はさせないのだ。このスピードにもトヨタの効率良きカンバン方式は生きている。 さて肝心な、お味はいかがでしょうか! 味噌カツは・・・美味い!美味いのだ。何故、名古屋人はそんなに味噌が好きなのであろうか。味噌は味の”噌”なのだ。当然、世界に誇る日本の発酵食品なのは承知の事実であるが、やはり日本人として愛してやまない食品であろう。白味噌、赤味噌と色々あれど名古屋人は何にでも相当に幅広く合うのだが揚げ物と味噌・・・・しかし食べてみると香ばしくて美味しい。少年時代からこれを当たり前に食べていたら、きっとソース味を奇妙に感じるかもしれないナァ。 そしてエビフライに注目していただきたい。店員もノリが良くて出す時にはチャンと”海老フリャ~ですぅ~!”と言って出して来た。そして出された海老フリャー(正式名称は当然共通語でエビフライです。)はなんと衝撃の”縦二つ切り!”なのだ。当店の海老フライにはウソ偽りは御座いません!!と言っている。

ヤバトンに見る名古屋人の無駄なし人生。

蕎麦屋でも洋食屋でも小さな海老を大きく見せる為に、様々な努力をしているのは承知の事実であろう。伸ばして揚げたり、コロモを二重につけたり、引っ張って串刺しして揚げたり苦労と知恵の結集なのだ。しかしここ名古屋ではそんなゴマカシは通用しない。この”縦二つ割り・エビフリャー”で業界の常識は全て打ち破られたと言っても過言ではないであろう。”我々の誠実さはこの縦二つ切りでございます”と言ってるようだ。

  • 矢場とん 本店 愛知県名古屋市中区大須3-6-18
  • 052-252-8810 営業時間11:00~21:00 定休日 月曜日(祝日の場合は翌日休み)
  • わらじトンカツ 1575円 みそかつ丼(汁付き) 1050円 鉄板とんかつ定食 1680円

エビスの豚屋でブヒブヒ”豚三昧”

豚三昧ナイトを体験した。豚は身体にいいと言うけれど、こんなに豚ばかり食べたら良いものも良くなくなるかと思うが、そんな事は無い! 今、豚は確かにブームである。豚は美味いのだから、牛に優位を取られているのも可笑しな話だ。俺は豚と牛が海で溺れていて、どちらかしか救出、出来ないならば”豚”を選ぶ。しかし、どちらかをくれるというならば間違いなく”牛”を選ぶ。(だって”牛”の方が高く売れるから・・・意味になってない。) 馬鹿な話はさておいて豚は美味いのだ。豚がチープで美味しくないと思う奴は美味い豚を食った経験の無いかわいそうな奴に他ならない。そうだ俺は正真正銘の豚の見方なのである。

エビスの豚屋でブヒブヒ"豚三昧"

豚料理のレパートリーは激しく広い。身近な豚料理といえばトンカツ、豚肉の生姜焼きあたりだろうか。とにかくこの”豚屋”は豚料理に関して相当に幅広く網羅している。 まずは酢モツ、ガツ刺し(豚アワビと呼ばれる食感)、豚耳ねぎ塩、ねぎモヤシ、と食欲をそそる! そしてトマト角煮、ゴリゴリ軟骨炒め、挽肉と春雨の炒め煮、レバーカツ、豚足蒸し、バラ軟骨蒸し、肩ロースの黒酢あんかけ、蒸し豚ワサビ風味・・・・そして豚シャブへと続く。値段も野菜付きで1380円、ロースシャブで1500円!とにかく肉が美味い!そうだぁ串焼きも充実でレバー、豚タン、ハツ、ネック、肩スペアリブもある。そして最後の〆が充実で、名前からすると決して食いたくない名称だが”ラードゴハン”が満塁ホームラン! そしてダシ汁で食べる豚茶漬けも美味かった。ここは場所柄、飲み物も充実でワインもフルボトル、グラスで12種類も揃っている!焼酎もスゴイ!そこらの元気しか売り物になっていない安い大手フランチャイズの居酒屋に行くよりは100万倍幸せを感じる。

エビスの豚屋でブヒブヒ"豚三昧"

余談だが、最近、気がついたヒトツの現象を今、実地調査をしている。『ここは美味い!!』と思う店のトイレには殆んど必ず”手洗い石鹸(ハンドソープ)”が設置してある。おそらく店の従業員や店主も手洗いを徹底しているのであろう。これは食品を扱う心構えとしてはとても重要なことで食中毒の回避に繋がるのだ。そんなことに神経が行渡る店はレベルが高いと思って間違いない。衛生的には魚を扱ってから肉を扱う時は必ず手を洗わなくてはならない。そんな事は客へのサービスにも現れるのだ。そしてこの豚屋が驚いたのは、ハンドソープだけでなく簡易ハミガキセットが置いてあるのだ。(これは食中毒とは関係ないが・・) 旅行用の簡易なものだが、これには驚いた。これも素晴らしいサービスでしょ!! さて、今後、豚をバカにしたモノは波田が許さないから! (誰もバカになんかしてないって!バカにしてたのは波田だった・・・)

エビスの豚屋でブヒブヒ"豚三昧"

  • “ぶた家”別館 東京都渋谷区恵比寿西1-4-11 恵比寿吉川ビル1、2階 03-5459-8877
  • ランチも日替わりからトンカツ、コロッケなど。またお持ち帰りのコロッケ、メンチ、ハムかつ、ロースかつもあり。

“聞くは一時の恥” ストックホルムで満塁ホームラン

スウェーデンのストックホルムを訪ねた。スウェーデンはデザインと芸術の街といっても過言ではない。国を上げてデザインを推奨し、世界最古のデザイン集団もスウェーデンに所在するのだ。物が、町が、国中がデザインされているのだ。実はあるレストランに予約をしようと思ったら休業日で断念。

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

仕方が無く、恒例の”オシャレな通行人の女の子、もしくは店員さん、”(この根拠は至って簡単である。オシャレに感心がある人々は押しなべて”食”にも興味深い。そんな男が憧れの女の子を落とそうと思った時に使う店・・・間違いなく美味い店だ。決して華美でなく落ち着く雰囲気。まるで、この落ち着きと居心地の良さがボクの象徴なのだよと言わんばかりの店に連れていく。そしてそんな経験数が多い子はやはり世間が放っては置かないチャーミングな美女が統計学的に多い。波田食生活研究所では確立97,3%とまで出ている。従って可愛い子へ、ナンパとかヨコシマな心を持たないで近づいて、お奨めのお店を紹介してくれというと、まず間違いは無く良い店に当たるのだ。これはほぼ百発百中である。ニューヨークでもリオデジャネイロでも上海でもミラノでも通用するのだ。

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

外れるときは大体が、波田の好みではあるが、その国民からは何故か人気が無い容姿の女の子であった場合、また年齢が若すぎる子(相手の男が経済力が無さ過ぎて経験をしてないからかなぁ・・・・)も駄目だ。とにかく、この方法は間違いが無い。ということで、この”サーディン”という店に行きついたのだ。ストックホルムの素敵な洋服屋の綺麗な店員さんは即答で教えてくれた店だ。 しかしこれも相当に強運であったみたいで、本来数日前に予約を入れなければまずは無理という、ストックホルムでも指折りの予約が取れない店であったらしいが、偶然にもどなた様かがキャンセルを入れてくれたみたいで、入れた! そう、やはり ”意思あるところ道あり!” なのだ。リッチ・デヴォスの精神はこんな所でもしっかりと役立っている。さて店に入ると、もの凄いワクワク感を感じる。それは、もう本能で感じているというか、美味い店に共通の店内の平和な盛り上がりであろう。店主がやってきて黒板の本日のお奨めを紹介してくれた。

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

その熱っぽい語り具合がもの凄い迫力で、ヤル気を感じた。ただし英語だがスウェーデン訛りで、殆んど何を言っているのか解らず、(店主の英語に問題があったのではなくボクの理解力に難あり!)指差し確認スタイルでアレコレ頼んでみんなでド突いて食べるという、いたって中華料理的な食べ方になった。野菜も鶏肉、豚肉、牛肉、鴨肉、魚しかし、どれもこれも・・・それもあれも・・・メチャメチャに美味かった。ランチが遅くて、みんなそんなに食欲がある空気ではなかったのに、最初のガスパッチョ(冷たいスープ)を飲んだ瞬間に”食欲魂”に火が灯された! ワインも素晴らしく、気分は店内のお客さん達と完全に一体化した。そう! この一体感は六本木あたりのスポーツバーに似ている。しかし、この店のおかげでスウェーデン・ストックホルムという国が、尚更に好きになったのは当然だ。美味い店は国家交流にも繋がるのだなぁ・・・・また行きます。いつかまた行きますよ!!

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

ちなみにサーディンの由来は、この小さな箱の中のグチャっとした一体感が缶詰に似ているからとの事。深い~客を含めてデザインされているのだ。

  • レストラン・サーディン すみません・・・どうしても住所、電話がわからないのです。 雑誌フィガロの北欧特集に紹介されているみたいでした。(どなたか知ってたら教えてく下さい。) メニューも基本的には黒板に書かれた毎日・日替わりの料理です。基本的には地中海料理的な優しい味付けのフレンチです

小樽の”一心太助”の良心! “焼き加減ミディアムレアーの北海鮭のハラス白ご飯お湯スープかけ”

刺身は美味い。何故、こんな美味しいモノを世界中の人は食べようとしないのであろうか。刺身を食う文化は日本特有だ。韓国でも、それなりに、またイタリアでもカルパッチョとか食べる文化が無いわけではないが、日本の刺身とは少し違う。今でこそガイジンも刺身を食うが、そんなのはごくごく最近の事。魚を新鮮なまま生で食うなんていう発想は、やはり世界レベルで見れば今だ”特殊”と言っても間違いはない。海岸線の地域では食べても流通が発達していない内陸部は無しに等しい。

小樽の"一心太助"の良心! "焼き加減ミディアムレアーの北海鮭のハラス白ご飯お湯スープかけ"

さて北海道は”魚天国”なのは承知の事実! 生ものは確かに美味し、安い。 素晴らしい漁場が近いといえばそれだけだが、それなりのニーズがあっての事なのだ。小樽は札幌から約一時間。札幌には無い漁港があり、札幌の海の幸の玄関となっている場所なのだ。そして”石原裕次郎記念館”がある場所だ。(それは関係ないかぁ・・でも行ってみたら楽しかった!)とてもシブい小樽の町はとても素敵に再開発が進み、昔あった石造りの倉庫街はショッピングモールなどに造りかえられていて、町が良い具合にデザインされている。 さて、この町で何を食うかで、この町を好きになるか嫌いになるかの重要な分かれ道となるのだ。地元民のとても信頼がおける友人から一軒の居酒屋を紹介された。その名も”一心太助”だ。

小樽の"一心太助"の良心! "焼き加減ミディアムレアーの北海鮭のハラス白ご飯お湯スープかけ"

それはそれは、地味な店構えで驚いた。事実、二回通り過ぎてから店を発見! 店内も決して威勢が良い訳でもなく不安要素は沢山あったが、クチコミを信じて入店。一通りの刺身を注文して食い、焼酎を飲んで満足していたら、よく周りの客を観察してみてみると、全員(全員は皆である。例外なくミンナという意味だ。エーブリィバーディーだ!)が食っているものがある。それは”鮭茶漬け”である。早々に注文してぶったまげた。ぶっぶっぶっぶっぶったまげたのである。どうして、何故、ホワイ!!??この値段でこんな強力な”鮭茶漬け”を提供できるのだろうか!再度メニューの金額を見直して改めて目の前にある”茶漬け”をジックリと見てしまった。

小樽の"一心太助"の良心! "焼き加減ミディアムレアーの北海鮭のハラス白ご飯お湯スープかけ"

間違いなく利益度外視としか考えられない。その鮭茶漬けに横たわる鮭はハラス(鮭のお腹、脂のよくのったマグロでいえば「トロ(腹部)」のところ)の部分でとても脂がしっかり乗っていて美味い部分だ。あんな鮭フレークを固めたみたいな無味乾燥とした鮭が乗っているわけではない。長さ23センチ、幅5,2センチ、厚さ0,86センチの堂々たるハラスなのだ。それだけで家族4人が晩のオカズに出来てしまいそうな程に堂々としていて、その”反り返り具合”なんてイナバウアー状態である。”世界お茶漬けコンクール”に出展したら、間違いなく北海道知事賞か農林水産大臣賞は受賞可能であろう。当然に、これをまたサービスで提供しているのは、理解の範囲だが20代の若者が、これだけを食べに来ているではないか!

小樽の"一心太助"の良心! "焼き加減ミディアムレアーの北海鮭のハラス白ご飯お湯スープかけ"

実際に食べてみるとお茶漬けなんて簡単な食べ物ではなくて”焼き加減ミディアムレアーの北海鮭のハラスの白ご飯お湯スープ添え”が正しい名前であろう。とにかく店主の良心を感じる一品であった。これを食べて以来、他店のお茶漬けが食えなくなったのが困り事だ。イキでイナセなお兄さんの代表選手は大久保彦左衛門に仕えた魚屋の一心太助!! まさにイキな”お茶漬け”でした。

  • 一心太助 居酒屋 北海道小樽市花園町1-5-3
  • 0134-34-1790 営業時間 12:00~14:30 16:00~21:40
  • 定休日 日曜日(連休中は営業)
  • 《実は電話で電話を確認しようと思ったら通じないのです。移転かナァ!何か情報があったら教えてください。》