20秒に5種類の感動! ぶたまん屋・長崎の”桃太呂”

“かわいい”見た瞬間の感想だ。 ”やわらかい!”さわった瞬間の感想だ。 ”北京の街角の香りだぁ?!”が割った時のわきたつ香りの感想。 ”熱っ!!”かじった瞬間の感想。 そして”濃い!めちゃくちゃ美味い!”が食べた感想だ。

20秒に5種類の感動! ぶたまん屋・長崎の"桃太呂"

こんな感動を与える食べ物が流行らない訳が無い!! ”豚まん”を店先で渡されて20秒の間に5回も感動だよ!! オレだって、こんな豚まんが作れたら、間違いなく、豚まん屋さんを経営するだろう。そして”豚まん御殿”を建てるのだ! この豚まんの秘密は国内産小麦粉、国内産たまねぎ、雲仙産上質豚ぶつ切りという材料の凝りようだ。(説明書きに書いてあった!)  そこまでわかっていても作れない。なにせ、この名店、毎朝4時から仕込みがはじまり、手作業で毎日4000から5000個の肉まんが作られる。多い日には300キロのタマネギを刻み、豚肉も機械を使わないで手詐作業でブツ切りにする。生イーストで発酵させた皮に包み込むのも手作業。 それが、即日完売の人気の秘密なのだ。

20秒に5種類の感動! ぶたまん屋・長崎の"桃太呂"

5000という数を数えるだけでも大変なのに、豚まんを作るなんて・・・・・・豚まんは中国で生まれたものだ。ぶたまん(包子)が中国から伝わったのは唐と長崎が貿易を始めた1600年代。400年間も作り続けられていたのだろうか。400年って簡単に言うけどオリンピックならば100回も行われてしまう位の長い時間だ。その間、ずっと庶民が作り続けたのだ。 考えてみたら、大きな豚まんも美味しいが、小さい方が圧倒的に食べやすいし、女性や子供、そして波田にはウケると思う。だって大きい肉まんを考えてみよう。1つでは足りない、2つでは多い・・・・そんな時はどうする。この小さい一口サイズ肉まんならば、そんな問題は解決だ。結局、沢山食べちゃうんだろうに・・・・・・・今時は便利で、通信販売で全国、どこにでも送ってくれて、長崎の名店”桃太呂”を味わえるなんて素敵な事だ。・・・・・・・・・フランシスコザビエルも味わいたかっただろうに!!

20秒に5種類の感動! ぶたまん屋・長崎の"桃太呂"

  • 桃太呂(ももたろー) 長崎県長崎市銅座町16-3
  • 営業時間10:00~23:00(売り切れ次第閉店)日曜定休
  • 095-822-8990 FAX 092-822-8990   http://www.butaman.co.jp/

効率主義は老舗の成功の極意なり! 長崎は”ちゃんぽん”と”皿うどん”

長崎といえば、まずは”ちゃんぽん”と決まっている! それ以外の選択肢はない。(ギリギリにトルコライスがあるが、全国区で言うとチャンポンに軍配が上がる!カナぁ) ちゃんぽんは、ひらがな表記が正しいのか? カタカナ表記が正のかなぁ? ”ちゃんぽん”は”ちゃんぷる”(沖縄の言葉、まぜこぜ)と語源は一緒なのだろうか。いろいろと知りたい課題はあるが、別にどうでもいい。時間がないのだ!

効率主義は老舗の成功の極意なり! 長崎は"ちゃんぽん"と"皿うどん"

さて長崎の市内の”喜楽園”は相当に有名で、美味しい。老舗といわれるに相応しい店だ。 中華料理屋がラーメンやチャーハンのついでのメニューでチャンポンをやっている店とは完全に違い、ひとつ、スジの通った店なのだ。 ”決めたからにはやり抜きます”的な重さがある。(長崎の一般的な中華料理店には必ずチャンポンはメニューに入っている。) そんな筋金入り硬派な店なのに、そのわりにはユルい経営方針は、笑える。  まさに”人に厳しく、自分に甘い!”なのだ。例えば四人で入店をしてチャンポンを三人前と皿うどんを一人前注文すると、お店のオバちゃんは”チャンポンはすぐ出るけど皿うどんは待っててね!”と必ず客に伝える。 他の客が全くいないのにだ。・・・・オバちゃんは言葉には出さないが、他のオーダーがまとまったら作るという姿勢なのだ。

効率主義は老舗の成功の極意なり! 長崎は"ちゃんぽん"と"皿うどん"

ようするに一個ずつ作ると手間が面倒だから、まとめて作りたいという効率重視なのだ。 事実、最初に注文した”ちゃんぽん”と次に出て来た”皿うどん”の”時間差”には笑えた! その”皿うどん”を待つ間に救世主的なお客さんが入って来て我らがオーダーの少数派であった”皿うどん”を注文してくれたのだ。これで”数がまとまんないと作らないよ!”という条件はクリアされて、チャンポンが運ばれた数分後に皿うどんは運ばれた。  万事解決だ!!(もしこの救世主が現れなければ、どれだけ、待たされた事だろうか!) でもオバちゃんが正直だからいいや!! 肝心なお味は『美味いっ!!!!』の一言だ。 さすがこの道一筋のオッチャンの技である。年期が違うのは誰にでもわかると思う。

効率主義は老舗の成功の極意なり! 長崎は"ちゃんぽん"と"皿うどん"

長崎に来たら、まずはチャンポン!これはサッポロ行ったら、まずはラーメン! 仙台に行ったら、まずは牛タン! 広島行ったら、まずはお好み焼き・・・・同じ事だ。食べたら、必ずや、フランシスコザビエルが何故に長崎を目指して来たかがわかるであろう。

  • 喜楽園(きらくえん) 長崎県籠町4-28
  • 中華街脇のホテル・JALシティー斜め前
  • メニューはチャンポン(700円)、皿うどん(800円)、焼き飯(700)、卵スープ(500円) 以上!!

鳥に決めた!! 鳥佐

店は”鶏”の道を選んだ。 世の中の通常の肉屋は鳥、豚、牛を平均に売っている。それは決して悪い事ではないが、ここの店は”鳥ひとすじ”と店の方針を決めた。 昔は業界の集まり(どんな集まりなんだろう・・・)に行くと『鳥だけでやっていけるのかぁ!?』とまわりの同業者に馬鹿にされたと店主は言っていた。しかしその道の”特化政策”は成功した。今では同業者から本当に羨ましがられていると言っていた。(色々と多品目を仕入れてロスを出すよりずっと効率がヨロシイ経営ができるでしょ!)

鳥に決めた!! 鳥佐

まず店に入って女将と店員さんの顔を見たら、間違いなく”私も鳥に決めた!!”と叫ぶであろう。そのオバサン達から発する顔のオーラがハンパない。いやオーラというかコラーゲンだ。こんなに顔色良くツルッツルな顔は驚異に値する。当然に食生活も”鶏”中心なのだ。 このコラーゲン現象は魚屋でも牛肉専門店でも見受けられない。 見れば一目瞭然、店主夫人を含め、オバちゃん達は、化粧もほとんどしないのにツルツルお肌なのだ。それも4人いるオバちゃん達、全員だからビックリ!(写真の三人は真ん中が店主の奥様。これまたツルッツル!推定76歳のお婆さまが残念ながら不在!) オデコもホッペもツルッツル!! なんだかテーマソングが出来そうな響きだなぁ。 ♪ツルッツルのツルッツル♪鳥肉、食ぁーべてツルッツル ♪コラーゲンでツルッツル♪今夜も鶏肉、ツルッツル♪♪ (ダメモトで鶏肉協会に売り込んでみるかナァ。魚屋で永遠に流れる”魚君の歌”の代われるものになるかも!!)

鳥に決めた!! 鳥佐

とにかく全員の顔からコラーゲンが噴出しまくっているのだ。 当然にシワもあるが、そのシワの入り方が違う!!明らかに違う! そんな鶏肉の効能らしきはさておいて、胸肉、もも肉、臓物系、焼いても煮ても本当に美味しい。鶏料理の場合、ここの肉とスーパーの肉では明らかなる”差”が出るのだ。 また結構、お気に入りは串刺しになっている鶏(要するに”焼き鳥”)も美味しいのだ。近所の焼き鳥屋や居酒屋も買いにきているらしい。(その店は焼き鳥が美味しいので評判)モツ類もヤルキ満々! とにかく料理の成功か否かを決めるのは素材選びに他ならない。今日は”鳥に決めた!”で鳥佐に行こう。 と言っても行ける距離ではないよね。アナタの街にも必ず、この鳥佐的な店があると思います。寿司屋に美味しい不味いがあるように肉屋にも美味しい不味いがあるのをお忘れなく・・・・・

鳥に決めた!! 鳥佐

  • 鳥佐 (とりさ)店主は泉さん。 静岡県沼津市本町21
  • 055-962-1241 (薬事法的に問題がある表現をしているとしたら、ここで正式に謝罪します。私に罪の意識はございません。)

酒亭なごみ・・・・・・おもしろくない!ただ美味い!

最初に言うが、この店、面白く書きようも無い。何度か通ってるが、面白いなんて思った事も無い。だから最初から言っておくが、面白いエピソードなんて何も無い店なのだ。

酒亭なごみ・・・・・・おもしろくない!ただ美味い!

そしてこの店は本当は教えたくない・・・・・・しかしいい加減、このホームページの題材もネタ切れの粋に入っている。ということで大好きな店も小出しに出すしかない。なぜ、言いたくないかと言えば、そこは静かに飲みたい、そして美味しく食べたい店なのだよ。 何度も言うが、ネタ切れなので仕方が無い。波田にもささやかな悩みがあって、好きな店にも行きたいが、新規開拓も怠りたくない、そしてそんなに日夜、外食をしているわけではないという事実。波田には波田の悩みがあるのだ。  本題に入ろう。この店、本当に狭いのだ。それなのに人気は抜群で、事前の予約は必須。何日も前から行く事を決められるほどの雰囲気の店でもないから、打率が低くなりがちだ。人気店にありがちな横柄な態度とは無縁の、本当にカンジが良い接客態度で感心する。味も“抜群”だ。 まず注文すべきは“刺身の盛り合わせ”だ。

酒亭なごみ・・・・・・おもしろくない!ただ美味い!

その日は二人分なのにかかわらず “メジマグロ、桜鱒、ノドグロ、鯛の昆布ジメ、キンメダイ、ホウボウ、ヒラマサ、真鯛、”(あと一種あったが興奮してメモを取り忘れた!) 冷奴(国産無農薬大豆)(525円)は醤油などつけないでそのままで美味い! 栃尾の油揚げはきざみネギまたは納豆で(577円、630円)、東京Xとプラチナポークのバラ串焼き(話題の豚の改良種)900円、ほとんどが日替わり、季節代わり的メニューなので、いつのシーズンも日本の美味さが凝縮されてあるのです。最後の手前2品目は決まっていて“スルメイカの肝あえ焼き、しょつる風”という鉄板ジュージュー系の料理。それ自体、イカも美味しいが味付けのタレが抜群!そしてタレを意識的に残すと、そこに白ゴハンを適量、投入してくれて、そのタレと合えて食べると美味すぎて昇天するのです。それが日本酒や焼酎と合うんですよ! そんな日本酒、焼酎を美味しく平和に飲めるのがこの店!!

酒亭なごみ・・・・・・おもしろくない!ただ美味い!

あぁ消極的にオススメするつもりが、思い出したら思わず興奮してしまった。オススメしたいが静かに食べたい・・・・そんな葛藤がこの店にはあるのです。あぁ・・・・・教えたくない・・・・・・

  • 酒亭 なごみ 渋谷区恵比寿南2-1-2 丸山酒店2階
  • 電話 03-5722-6544 営業時間 18:00~24:30 (LО11:30)
  • 定休日 土曜日、日曜日、祭日
  • 恵比寿駅西口を駒沢通りを世田谷方面に向かい最初の恵比寿南交差点を左折してすぐ(蕎麦屋)を右折して数軒目の右側二階。あぁ教えたくない・・・・・・

世界平和はトルコライスから!

長崎に行く事になった時に、友達に”トルコライス”を紹介された。その名前を聞いた事は無かった。そしてイメージも出来なかった。トルコ・・・・・何故トルコ!?何故、長崎がトルコ・・・・・ さぁ世界地図をひろげてみよう。トルコは中東の左側でギリシャのお隣に位置する。トルコを一言で言うならば”East meets West(イーストミーツウエスト)”もっとわかりやすく言えば東側の文化(アジア、中東)と西側の文化(ヨーロッパ)の融合がトルコの歴史なのだ。このトルコライスを発明した長崎の超・有名店”ツル茶ん”だ。

世界平和はトルコライスから!

だいたいこの名前、穏やかじゃない! 店員さんに聞き込み調査をした。その昔、長崎は”鶴の港”と言われた。(港の形状)そして”ツル”を採用。カフェなので売るのはお茶ということで”茶”そして語呂合わせで”ん”を採用。ということで”ツル茶ん”となったらしい。創業者の河村岳男は相当な洒落モンであったようで、九州で最古の歴史を誇る”ツル茶ん”を1925年(大正14年)に開業した。当時は、蓄音機で洋楽を流し外国映画を参考に内装も凝りまくったらしい。当時から自家製のアイスクリームやミルクセーキを考案。以来90年近くも原爆や戦後を乗り越えて長崎の町に”憩いの場”を提供して来たのだ。この”トルコライス”のネーミングにも唸りながら考えたのだろう。(トルコライスは二代目が考案。50年の歴史!) 長崎は貿易の町。そうだ、まさにこの町から西洋との交流がはじまったのだ。長崎こそ日本のEast meets Westのトルコなのだ。

世界平和はトルコライスから!

長崎市民が愛するトルコライスのオリジナルバージョンは全部で6種類。それぞれに世界旅行の趣がある。 元祖《トルコライス》チキンライスにポークカツがのりカレーがかかる。横にはパスタとサラダ。これが王道! 《シーフードトルコ》海老フライにシーフードクリームソース、 《フリカンデルトルコ》フリカンデルはオランダ生まれのハンバーグのルーツ(昔は牛のかまぼこと言われたそうだ!)。スパイシーに仕上げデミグラソースとカクテルソースをダブルでトッピング。 《ランタントルコ》海老のフライに中華クリームソース。洋食のトルコライスに中華のエッセンスでピリ辛! そしてこれも元祖な長崎のミルクセーキは”食べるミルクセーキ”でシャリシャリ感のある美味しい傑作。

世界平和はトルコライスから!

アナタも長崎でクリエイティブ魂を刺激してみたら!!

  • ツル茶ん (つるちゃん) 長崎県長崎市油屋町2-47
  • 098-824-2679 営業時間9:00~22:00
  • http://tsuruchan.jp/

ミシュランの秘密調査員が自腹で行くなら・・・”ヤマリキ”だろっ!

世の中には”いい店”ってものがある。決して味だけではなく、値段、居心地、サービス、雰囲気、そんな全てのモノが”いい店”を作っている。 いい店は決してミシュランガイドに載る店ばかりではない。 ミシュランの秘密調査員が毎日、星付きのレストランで食事をしているとも思えないし、そんな自腹が切れる経済的余裕があったとしたら脳溢血か糖尿病で倒れていると思う。でも彼らは明らかにお値打ちモノの店を知り尽くしているに違いない。

ミシュランの秘密調査員が自腹で行くなら・・・"ヤマリキ"だろっ!

“元ミシュランガイド秘密調査員が作ったB級グルメガイド”などという本が出たら間違いなく特集されるのが、この店”ヤマリキ”だ。なにがどうして、どんな過程でこのパーフェクトな店を作ったのか、知るよしも無いのが残念だ。 まず外見は古い、とにかく古い、ただ古い街の居酒屋か焼き鳥屋だ。昭和の時代から大した予算を外見とか内装とかには注ぎ込んではいない。 店内の什器、備品も一切の飾り気とかオシャレ感など無い。ただ普通を何十年も貫いてきた趣き(おもむき)だ。イスは背もたれ無しで丸いドーナツ型。酔いすぎて後ろに反り返ったら転倒、落下である。従って飲みすぎても体内に危険予知能力がある限り、酔いすぎることは無い。

ミシュランの秘密調査員が自腹で行くなら・・・"ヤマリキ"だろっ!

そして高級店にありがちな『いったいこの店、いくらかかるんだぁ!』的な不安は全く起こらない内装の気配りが抜群だ。何食っても”知れているだろう”的な安心感は食事の気分を盛り上げる。 店内には近所の居酒屋にあるような”持つ煮込み500円”みたいな紙が貼られて安心感を与えている。 さて何がすごいかって上等ワイン(あえて高級なボルドー5大シャトーとかそんなレベルではなくて2,000円から高くても4000円程度の相当なお値打ちテーブルワインが、相当にレベルの高い料理で味わえるという事なのだ。

ミシュランの秘密調査員が自腹で行くなら・・・"ヤマリキ"だろっ!

従って下町のワイン好きからの愛され方は絶大で、いつも長蛇の列が出来るという具合。 いつか”B級ミシュランガイド”で、間違いなく三ツ星に君臨するであろう。・・・・店主も常連も望んではいないであろうが・・・・

  • ヤマリキ (山利喜) 東京都江東区森下2-18-8 03-3633-1638
  • 定休日 日曜、祭日  営業時間17:00~22:00
  • http://www.yamariki.com/

鹿児島の味工房”三徳” しめて2050円也!!は定食屋の鏡

鹿児島県民のランチ事情を調査しに出かけた。というか鹿児島にいたら昼時に腹が減ったから何かを食いたかっただけだ。でもどうせ食うなら鹿児島人、薩摩人の精神がみなぎる定食屋を見たいではないか!! 薩摩藩は大昔には欧州とも日本を代表して戦いがあった程の立派な闘志を持つ人間が数多くいたのだ。とにかく明治維新もこの薩摩藩なくては成り立たなかったのは事実!西郷隆盛や大久保利道が何を食べて明治維新を夢見ていたのか・・・・・・関係ないと思う。

鹿児島の味工房"三徳" しめて2050円也!!は定食屋の鏡

しかし定食屋のメニューを見てみると明らかに南蛮文化の影響があるではないか!コロッケにメンチカツを見てごらんなさい。西洋の食べ物でしょ!カレーライスだって、ハンバーグだって西洋料理ですよ。みんな欧米化しながら成長したんです。さて”三徳”という定食屋に入った。鹿児島大学の学生で賑わう店だ。メニューを見渡すとやたらと品数が多い。ざっと品数は70以上はある。この店には”簡素化”とか”リストラ””無駄を省く””面倒くさい”などという発想は無い。ということでとにかく徳をしたい一心で発注をした。店員さんに聞いたところ特に人気メニューは無く全てが人気だという。(本当かよっ!)ということで ①本日の定食(サンマ2匹と御飯、味噌汁、小鉢)550円 ②三徳カレー(店の”冠”がついた料理は必須!)850円 ③チキン唐揚げ、メンチカツ、コロッケの定食、650円 の三人前を注文。(同行者が女性二人だったので御飯は一人分に。それでもその量たるやハンパなかった。)

鹿児島の味工房"三徳" しめて2050円也!!は定食屋の鏡

まず出揃った三人前を見て”唖然”これで合計2050円!!!安すぎる!!食べる前からお得感イッパイだ。そして店の冠のつく三徳カレーをよく見たらエビフライ2本と鶏唐揚げが付いている!これで味が外れていなかったら合格だ。さぁ食べてみよう!サンマも美味いしカレーも美味い、フライも美味い!(正確に言うと極めて普通。で良いのだ!この値段だ!)値段を思い出すだけで”お得感”で幸せ気分になれるのだ。 ここのメニューの”ダレやめ”というコースを見て驚いた。語源はなんであろうか。(鹿児島のメシ屋には数多くあるらしい。)サラリーマンお疲れさまセットとでも言おうか。しかしそのお得感がまた激しい。 “三徳のダレやめセット” 生ビール2杯、焼酎、ウーロン茶、ライム、オレンジ、カルピス、レモンの酎ハイ飲み放題。そしてオカズが赤身刺身、豆腐サラダ、タコブツ、麻婆豆腐、エビ天、ニラ玉、揚げ出し、イカ天、カシワ天、サンマ、サバ、豚キムチ、ホルモン、海老フライ、レバー、唐揚げ、もずく・・・・・以上のメニューから6点を選べる!!

鹿児島の味工房"三徳" しめて2050円也!!は定食屋の鏡

それがたったの2000円(時間制限2時間) なんてお得なの! この店が目指すのは人類のお得なのだった。

  • 三徳  鹿児島県鹿児島市荒田2-53-13
  • 253-4052 鹿児島大学の近所です。

ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

ポールという名の沖縄ソバ屋だ。 何故にしてソバ屋の名称が”ポール”に落ち着いたのだろう。命名の際に様々な意見が交わされたと思う。

ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

沖縄なので主人が元、米軍の軍人で戦死・・・その名前を取った・・・(違う!!) 元ビートルズのポールマッカートニーのファンだった。それも熱狂的なファン・・・・・(違う!) 芸人のポール牧の親戚筋にあたる。身内唯一のゲーノージンなのでその有名さを借りてみた・・・・・(違う!!) トーテンポール(※)を趣味で集めていた・・・・・(違う!!) ズバリ!プロゴルファーのタイガーウッズと同じ理由!父親の戦死した親友の名前を使い、もし有名になった際にその名前から昔の戦友との再会につながれば・・・・・(違う!!) 生き抜いたのは激動の1970年代、その頃の音楽と言えばサイモン&ガーファンクル、その片方の名前はポールサイモン・・・・・考え違いもはなはだしい!(違う!!) トイレの洗剤サンポールから引用したとは考えにくい・・・・・だから(違う!!)・・・・・そして店主に聞いてみたら実にどうでもいい命名の由来で淋しかった。”由来”なんて崇高な理由ではなかった。 もうひとつ、問題があった。店の色は異常に目立つ”まっ黄色”いや”ドまっ黄色”だ。そして赤い縁取りがされている。まぁ店構えなんてどうだっていいさ。この店の前の道を走っていたら好き嫌いに関わらず目に”ドッカーン”とこの色彩が飛び込んでくるのは間違いない。どうせ店をはじめるならば、ペンキを塗るならば、近所迷惑とか美観、調和がどうのなんて言っている暇や余裕なんてない。とにかく目立とう! ペンキ屋への発注内容は『とにかくドハデでヨロシク!お願いね!』・・・以上だ。それ以外、こんな店構えにした理由が見当たらない。(中華料理店だってこんなにハデじゃないだろう。)

ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

さて”沖縄そば”と言えば99,9%は熱い汁の中のソバと決まっているのに、この店の抜群に美味いのは”沖縄そばの焼きソバ”なのだ。そして注文すると白いメシが付いてくる。炭水化物と炭水化物の組み合わせだ。いや、片や味が着いているからオカズとして・・・・なんてモンではない。それがなかなかに美味しい組み合わせなのだ。(そういえばソバ飯なる食べ物が神戸の永田地区にあるなぁ。それが、なんとも美味しいのだ。) 味付けも濃いめである意味、沖縄らしくなく労働者向けなのだ。 沖縄旅行も五回目!沖縄の定番は行き尽くした!沖縄人の変態な域を垣間みたい・・・・・そんなアナタにお勧めなのが。ここポールだ。事実、空港からそのままポールに向かう事があるのが自分でも怖い。    ※ アメリカ西海岸先住民の柱状の木の彫刻。

  • ポールのそば家 沖縄県豊見城市字与根249-1
  • 経営者 下地千重 (って領収書に書いてある!)
  • 電話 098-856-4145
  • ここのカツ丼もなかなか美味しい!

謎だらけ・・・麻布のキッチン5で”くせ者勝負”。

世に中には不思議な空気を漂わせた人がいる。 元々の生まれつきからそんな空気を持ち合わせている人もいるが、多くは、その人の行ってきた行動とか思考方法、趣味、趣向などによって顔つき、容姿、そして素振り、態度などに出てくるのではないであろうか。 年齢を重ねるごとに、どんどんとそんな影響を見ることが出来る。30歳からの顔は自分で作るというではないか。 見るからにサラリーマン、見るからに所帯じみた主婦、みるからに農協旅行のオッサン、見るからに・・・なんてつまらない。(ごめんなさい!ケンカは売ってません。この後をよく読んでね!) やはり外見とかもし出す空気は”怪しき○○○””謎の○○○””二面性を持った○○○”なんて素敵だ。”生活の香りの無い妖艶な主婦””世界を庭にする遊び人”・・・・・とにかく不思議感を持つ人間に憧れてしまうのはオレだけの偏見であろうか。 さて、今回、ご紹介の店(いや店主)は不思議度数がハイクラスに属する。 当然に店もでもある。

謎だらけ・・・麻布のキッチン5で"くせ者勝負"。

店は麻布の裏通りなのだが、外観からすると何料理の店だかは全く推測がつかない。 キッチンファイブという店名にも、それらしきヒントは無くて、 “キッチン”などという名称には店のコンセプトとは全く関係の無い空気。(50メートル圏内に”キッチン”というベトナム料理屋があって少々ややこしい!) 店内に入り座ると、メニューなどない。キッチンと言えば洋風定食屋でコロッケ定食、アジフライ定食・・・なんて波田の思い込み。ここは常連でなければ入りにくい空気が漂う。 そこにいるのは、妖艶で黒髪の外人好みの女店主。 波田探偵事務所の調査では元、いや現役のフラメンコダンサー。 そしてそんな不思議感いっぱいの女主人は感情的なカテゴリー分けをすると、”怒っている”・・・いつもだ。 真剣さの表れだとおもうが、なんだか怒っていて、イラっとしたカンジを読み取れる。従って弱気でカウンターに座ると、完全に負ける。敗北・・・! でもそんな不機嫌そうな女主人が、時々、笑ってくれると嬉しくなってしまう。 “うわぁ!笑ってくれたぁ!!”なんて興奮してしまう始末だ。(波田は、どこの店でもだいたいがカウンターに座って店主なりとは仲良くなれるが、この店の店主は波田には興味を示さないどころか記憶メモリーにも全く残っていないようだ。もう5回も通ったが、前にいらっしゃいましたよね・・・な空気はゼロ) さて、この店の肝心の料理だが、スペイン+ギリシャ+トルコ+中東+レバノン+フランス田舎+地中海+チュニジアそして南米はブラジル・・・・・かなぁ。聞く所によると年に二回、数ヶ月は店をしめて、そっち方面に”食”の探求の旅に出ている。事実1月初旬に予約を取ろうとしたら下旬まで海外だと留守番電話にメッセージが・・・従って様々な国の料理に影響されているのだと察する。

謎だらけ・・・麻布のキッチン5で"くせ者勝負"。

席に着くと、最初にカウンターに置いてある本日の料理を全て説明してくれるのだが、聞いたことが無い名前のオンパレードだ。 南イタリアとかスペインに行くと街角にバールという名前の居酒屋があって、立ち飲みで軽いおつまみ(ピンチョス)がカウンターに作られていて、選んで飲んで食べる・・・・みたいな店があるが、料理的にはそんな感じで前菜は殆んど作り置きしてあって、そのまま皿に取り分けて出される。その美しい料理には目をみはる。メインも5~6種類あるが、どれも美しく、それらは加熱して出されるのだ。ワインとそれらの料理の相性は抜群。あと20回位通ったら、少しは顔も覚えてくれて居心地が良くなるかもしれないナァ・・・・なんて思いつつ、怪しい地中海沿岸の町で食事しているような錯覚に陥る店でした。  (元フラメンコダンサーとか怒っているという表現は波田の勝手な推測です。最初から謝罪しときます。ただでさえ顔を覚えてくれないのに嫌われたくないからなぁ・・・)

  • キッチン5 (キッチンファイブ) 東京都港区西麻布4-2-15 電話 03-3409-8835
  • 営業時間 18:00?22:30 定休日は日曜、月曜、祝日 そして年二回は長期休暇
  • http://www.kitchen5.jp/
  • 勝手な事を散々書いてしまいましたが、店主の小林優子さんは様々な雑誌などで食や旅のエッセイを書いています。このホームページでその素敵な人生も垣間見ることが出来ます。

キューバのラポテギータでヘミングウェイになろう!

キューバは文豪ヘミングウェイが愛した国。ハバナから30分のサンフランシスコ・パウラの屋敷で晩年の20年間は過ごし、”誰がために鐘は鳴る”や”老人と海”などの傑作を残した。その屋敷は見事に残されていてヘミングウェイの趣味の幅広さ、豪快さが伝わる素晴らしい屋敷だ。街の至る所にヘミングウェイの足跡を見つける事が出来る。 定宿にしていたホテル・アンボスムンドスの501号室はそのまま残されているし、バー・フロディディータのカクテルのダイキリは”パパ・ダイキリ”と呼ばれ、いつも、それを作らせて魔法瓶に入れて持ち歩いていたそうだ。結局、ヘミングウェイが愛した、ヘミングウェイが好んだ、ヘミングウェイが通った・・・で本人の没後も多くの人々がヘミングウェイ神話に養われているのだ。

キューバのラポテギータでヘミングウェイになろう!

そんな数ある店の一つに、LA BODEGUITA DEL MEDIO(ラ・ボデギータ デルメディオ/小さな道と道の真ん中の店という意味)の本当に小さなレストラン&バーがある。ヘミングウェイがこよなく愛した、モヒートがこの店の名物だ。来る客は全員、例外無く最初に、ここのモヒートを注文する。(モヒートはキューバの代表的なカクテル。ミントの葉とライム,ラムで作る爽やかなカクテル。)そしてモヒートだけでは文豪ヘミングウェイはここまで通わなかったであろう。料理が素晴らしく美味いのだ! キューバは決して豊かではないし(GDPは世界100位あたり) たいした食材が集まる場所でもない。なにせカリブ海にある島なのだ。ということでここの専門は煮込み料理。なんでもグツグツと煮込んである。チキンキャセロール シュレッテッドビーフシチユー、シュリンプクレオール(クリオール料理は中南米料理)、ポークロースト、ブラックビーンズのスープ、クリオールライス(黒米)など名物料理は全て制覇!どれも本当に味わい深かった。

キューバのラポテギータでヘミングウェイになろう!

しかし沢山注文が出来ない、酒も思う存分飲めないのが残念。その理由は ①明日、キューバを離れるのでキューバの通貨ペソを両替してまで使いたくない。②キューバ・ペソは余れば紙切れ・・・ ③キューバはカード類は一切不可!現金のみ。 ④米ドルは使えない。使えても露骨な嫌な顔。(アメリカが大嫌い!アメリカもキューバが大嫌い!そして換金レートは最低。 ④食い逃げしたら・・・・死刑になる気がする。 という事で計算しながらの注文になったのが大人として残念だったが、ちょうど良い量だった。(酒に関してはちょうど良くはなかった。)ということで腹八分目な素晴らしいディナーだった。キューバのレストランは例外無くライブのバンドが入る。そんなキューバ・ミュージックが味のレベルを押し上げているのは間違いが無い。この店の来客者はハンパじゃない。世界のセレブが目白押しだ。ショーンペン、ピアスブロスナン、ロバートデニーロ、ジャックレモン、橋本龍太郎(元・日本の総理大臣)、ナオミ・キャンベル、ジョージベンソン、スティング、ヘミングウェイの孫達・・・・その壁の落書きも味がありまくる。

キューバのラポテギータでヘミングウェイになろう!

あぁ次回は絶対にお金を沢山用意して、もっと飲んで食おう!!この後悔の念が三回目のキューバ訪問につながる気がする。ここのバーでたたずんでいると気分はヘミングウェイになれるのだ・・・

  • LA BODEGUITA DEL MEDIO C/Empedrado e /Cuba y San Ignacio. HAVANA CUBA 887-1374
  • ラテンアメリカの賞を総ナメにしたらしい。しかし値段はいたって庶民的。(キューバ人には高いのかなぁ・・・上記メニューはだいたい10ペソから14ペソ(1000円から1400円程度、モヒートなんてたったの4ペソ!)ライブのレベルも相当だ。