電気屋ならば秋葉原、魚介類買うならば築地市場、
安いモノ捜すならばアメ横、スポーツ用品ならお茶の水、
高級ブランド品なら銀座に青山
・・・それぞれ得意な店が集まるエリアというモノがある。
韓国も同じで似た様な店が集まって、一つの町を構成している。
ソウルでタッカンマリを食うならば
東大門(とんだいもん)の“タッカンマリ通り”でしょ。
タッカンマリ料理店ばかりが並ぶ、
タッカンマリ通りのタッカンマリの元祖の店がココ!!
タッカンマリは鳥一羽丸ごとという意味。
今回紹介する陳元祖補身タッカンマリなる店。
補身料理とは滋養強壮、体力をつける栄養たっぷりの料理を言う。
鳥の濃厚なスープで煮込んだ鶏肉はお見事だ。
ツルツルと剥がれる鶏肉をどんどん食う!
ツルツルと食う!
そして最後に雑炊作って食う!
なんとこの店、朝早くから開いているんですよ。
そしてちゃんとお客さんが来ているからスゴイ。
朝からタッカンマリを囲んでガンガンに飲んでいる人も多数。
女の子2人組が朝から
マッコルリ(どぶろく/濃厚でまろやかでアルコール度数の高い酒)
をガンガン飲んで鍋をつつく姿は尋常じゃなかった!
もちろん夜食べても良いけれど、朝から食えるなんて最強です。
別に法律に違反しているわけじゃ無いけど
人の目を気にしていない空気が最高だった。
この陳元祖補身タッカンマリは
肉にかなりのコダワリをもっていて
毎日、直接契約している養鶏場から
一日二回届く生後35日以内の若鶏だけを使用!
それを五種類の漢方材料を加えた
特製のスープで半分弱まで煮込んで
あらかじめ味付けを済ませて味をしみこませておいて
テーブルで最後の味付けをするのです。
なんとこの漢方スープで2007年の秋には特許を取得。
鍋が運ばれてくると
オバちゃんがジョキジョキとでかいハサミで鶏肉を切ってくれるのです。
まぁ、精力付けたいなら朝からトライしたらいかがでしょ!
横の通りは焼き魚ばかりを売る店がならんでいた。
韓国は同業者が並ぶのが好きなのかな!?
陳元祖補身タッカンマリ
住所はハングル文字で書けません!
地下鉄1・4号線 東大門駅9番 徒歩5分
営業時間10:00〜24:00
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=620