神戸のミーティングの翌日に、わざわざお迎えが来てくれて 半田家にご招待された。半田家は超モダンな素敵なオウチでした。中庭はまるでトスカーナ(イタリアの田舎町)の様で、そこでのシャンパンでの乾杯からスタートして至福のランチタイムを過ごしました。 本当にごちそうさまでした。
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イタリア食い倒れツアー ~ ノンナ トゥ イタリア ツアー ~
5月の下旬にイタリア、ローマ、トスカーナ(ミノーレ)、地中海の島・サルディニア、フィレンツェ、ミラノ、リビエラ(ポルトフィーノ)を約11日かけて食い倒れの旅に出ました。今回は川口ノンナ(ノンナはイタリア語でオバアチャンという意味。本名・川口文子さん。75才でダイヤモンド、イタリアからワインやオリーブオイルを輸入する会社も経営しています。)今回はノンナの御供で参加。トスカーナ地方の素晴らしい農園で作られるオリーブオイルの産地(なんと、イタリアのオリーブオイル品質コンテストで金賞を受賞した名品)や、やはり無農薬にこだわったワインを生産するセラーなどを訪れて、こだわりを感じる方々から色々な話しを聞けて最高でした。こだわりは製品にとどまらず、その方々の生活へのこだわりも物凄く、まったく日本では考えられないほどに豊かで健康的、人間的な生活でした。またひとつ驚いた事に、ノンナが薦めたわけではないのにすでに、そのようなこだわった人々のキッチンにはデイッシュドロップが必ず置いてあったこと・・・(実はイタリア人はあまりアメリカ製品が好きではない・・・と思う。)判る人には判るのがアムウェイ製品ですねえ。という感じでした。簡単なレポートを楽しんでください。ここには記載出来ませんが、新しい食の発見はハンパなし。胃腸君、肝臓君、痛めつけてごめんね・・・という食い倒れの旅でした。
● トスカーナ・ミノーレは牧歌的なトスカーナの中でも特にその雰囲気が残っている地域。そこのエルマーノさんを訪ねました。彼はもとミラノで建築家をしていましたが、都会の生活より田舎での生活を選びトスカーナでこだわりのオリーブオイルを製作し始めました。その後、順調に理想的な製品が出来て殆どトスカーナの身内での消費でしたが多少、余裕がでて世の中にも出るようになりました。最近ではイタリアのオリーブオイルのコンテストで金賞を取るほどの名品に育ちました。決してビシネスを巨大化させようとせず、あくまでも自然なペース。そして収穫期ではない、時間のある時は、古い大きな農家を買取り、自分で設計しホテルに改造(8室程度のこじんまりしたホテルです。)、そして施工も自分で行うというこだわりぶり。その新しく出来たホテルで僕達を迎えてくれ、毎日、手料理の地元料理を振舞ってくれました。その味と手間の素晴らしはとても文章で表現できる域ではありませんが、まさにイタリア。まったく変な気取りがなく皆で素晴らしい時間を過ごせました。お米を使ったスープ、地鶏(全部地鶏ですが・・)を釜で焼き上げた料理、サラダ類の新鮮さ、など半端なし。今回は伯母さんから手打ちパスタの秘儀も伝授されて実演もしました。そんな素朴な楽しさがこの地の楽しさなんでしょうね。
● ミラノから車で山岳地帯のワインディングロードを抜ける事,約1時間半、イタリア地中海沿岸地方のリビエ(フランス側をコートダイジュール)のポルトフィーノに行きました。ここら辺の一帯は素晴らしい海岸線が続き、究極の景色です。ここは12年前にも一度訪れ大感動した場所(2回目の参加のFITでした。)そんな時間を楽しめました。食事は前回に偶然に発見した地元のトラットリア・・・・・・。その味の大発見は参加者、目から涙という感動。”海老のレモンソース蒸し”(定かな名称は判らない)、鰯のフリッター、パスタ類、白身魚のオリーブ蒸し・・・・思い出すと感動です。イタリア旅行の楽しさは、新しい味と昔からの伝統的な味の出会い。大満足。景色との雰囲気は凄い。港には沢山の豪華客船とアラブの王様としか思えない船が停泊。昨年の夏休みはビルゲイツ家族も来ていたと、ある写真週刊誌に出ていましたねえ。スプレンディッドという最上級のホテルもあります。
● 地中海の島、サルディニアは個人的に2回目の訪問(4年前のFIT)今回は南側の地域、特別にスペインの貴族の館(非公開)に招待されたり、小さな田舎町を訪問したりと素晴らしい時間でした。地元産のアサリをお米のような形をしたパスタでからめた料理は最高でした。さすがに地中海というかんじで、海の物は新鮮その物、前菜のオイル”サーディン”の名称の由来はサルディニアから来ているだけあって美味。古代の遺跡も感動的でした。
● 今回は偶然にもローマのバチカン市国でローマ法王・ヨハネパウロの82才御生誕ミサにも出席。ミレニアムの2000年にバチカンを訪れるだけで過去の罪が一切、消されるといわれているのに・・・・・・その上こんなにタイミングがいいとは。これも感動的なことでした。
● ミラノは勿論、お買い物。モンテナポレオーネ界隈の有名ブランドショップはとりあえずとして、新しいセレクトショップも素晴らしい。・・・・・・・・・はダントツ、小物雑貨のハイテックはやる気満万、最後に書くのは何ですが、ミラノにおそらく6回目の訪問にして初めて見た(いつも予約が取れなかった)ミケランジェロの”最後の晩餐”は感動の一言でした。