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中東バーレーンでの小さな幸せ

中近東(ちゅうきんとう)とはナンであろう?

ググってみたら “かつて世界を支配したのがイギリスで、そこを中心に見て、東はインドを指し、さらに東の日本や中国は極東(アメリカはFar Eastと呼ぶ)と言い、中東はイランやイラク辺りで、近東はシリアやトルコ辺りを指すとの事。
そしてそこら辺をまとめて”中近東“と呼ぶのだと。

とにかく中近東に旅をすると言えば、人様からは“危険だ!アホだ!やめとけ!”の三拍子を連呼されるけれど、それはかなりの誤解で、イスラム圏の人々は実際にはかなりの平和主義者。
とにかく基本は平和で他人とは争わない人々。
そしてアラブ人はかなりの親日家(日本大好きな人々)なので我々にフレンドリーだしね。
(イスラム原理主義みたいな一部の過激派がいるのは事実。)

 

何処の街に行っても、必ず見たくなるのはその街の中心とも言える市場。
アラブ圏ではこれをスークと呼びます。
ということで早々にバーレーンの中心のスークのエリアを訪問。

ローカル人相手の様々なお店があり、だいたい同じ様な職種が集まってスモールビジネスなお店屋さんが連なり、住民の生活が垣間見れてかなりオモシロい。
そんな中に小さいながら、店先で美味しそうな何かを売っている店を発見。

バーレーン④
そのお客さんの動向を観察すること5分・・・
そこにいた女性がなんと、そのサモーサを御馳走してくれたのだった。
よっぽど食いたそうにしていたに違いない。(身に覚えはある。)

バーレーン②

そのお味は実にローカルな味で美味しかった。
アルーなるパキスタンのベルーシ民族のカレーが元みたいだけれど、子供の頃から食べていたら、それはそれは美味しいんでしょうね。
初めてのオレにも十二分に美味しかった。
来ていたお客さんも超フレンドリーで、『このサモーサは最高だろ!』と連呼していた。
メニューも価格表も存在しないみたいなので“指先確認オーダー”でお願いします。

バーレーン③

 

ALWABSHERアルバシェルツのサモーサ屋さん

バーレーンの首都Manama City (マナマシティー)

Manama Souq(マナマスークエリア)のGovermentAveから入って少々言った左側。
三軒隣の角がH.S.B.C銀行(香港上海銀行)の支店で目印。

バーレーン①

電話は無かった。
そして住所もわからないけれど簡単に捜せるはず。

 

せっかくなので中近東訪問っ!

御招待旅行(EDC)の今年の訪問先は中近東のアブダビ(UAEアラブ首長国連邦)と言うことで、せっかくだからその近辺の中近東諸国を散策&カントリーホッピング!

フライトはカタール航空なのでハブのドーハへ。
そこでトランジット(乗り換え)して一カ国目のクェートへ。
ここは間違いなく面白く無いと言われてたので昼間だけのステイにするので荷物を泊りもしないマリオットに預けて街を散策。
なぜつまらない場所にあえて行くのか?
なんてゲスな質問はやめてね。
さて、スーク(市場)の入り口のケバブーサンドは劇的に美味かった。
オヤジはコロッケをご馳走してくれた。
期待してないからこれだけでも楽しかった(笑)

クエート1
夕方にドーハへ移動。
ドーハも間違いなく面白く無いとの各方面からの情報で、ブティックホテルの”W” へ!
遊び人のアラブ人がたくさん来てて雰囲気良し。

 

ドーハ2
翌日は昼のフライトでバーレーンへ。
首都のマナマはいい街。
何に良さを感じるかと言えば”人”に尽きる。
ここの親日っぷりは特に素晴らしい。
アルバシェルツ&サモーサなるパキスタンと言うか元々はインドの食べ物だけど、その小さな専門店があって羨ましそうに眺めてたらキレいな女の子がご馳走してくれて感激。
博物館やコンサートホールの建築物も隅々まで端正なつくりが美しく、そんな些細な事で街が好きになったりする。
世界遺産のナントカ砦跡は清正としてた。(名前難し過ぎ)
ドーハのホテルはドメインなるブティック系ホテル。
金金金金金キラ金でアラブ人好みなのかな!

バーレーン3
翌日はバーレーンへ!
三日で四カ国なる計算だけど東京から長野、新潟、山梨を回る程度の距離感なんですね!
バーレーンは少しゆっくり気味。
空港から一路、山奥へ!
そこは山間部のWadi Ashab。
まるでオアシスみたいにその一帯だけ緑が生い茂っている。
巨大隕石が落ちて来て、穴が開いたと言われるSHINNK Holeはお見事!
圧巻っ!
メキシコのセノーテを思い出した。
ステイはリッツカールトン。
ここはパーフェクト。
街で食べた中華&タイ料理の店は美味かったぁ!
翌日はNizwaのスーク、Bahalaの要塞、ステイは標高2000m越えのAlia Jabal Akhdarに宿泊!
ここはお見事っ!
オマーンのグランドキャニオンみたいな場所の突端にフランス人好みのホテル。
ところが事件!
アルコールのライセンスがまだ取れなくて酒類の用意が無し!
持ち込みならばオッケーと言われ近隣の酒屋を聞いたら3時間の遠方と言われて絶望的な気分になったけど・・・大人だから休肝日とした(笑)
翌日は首都のマスカットへ。
山々の景色は壮大そのもの。
島国ニッポンには想像つかないデカさだ。
マスカットの街は本当に平和で人々が優しい。
確かにイスラム教の人々だけど、イスラム教だからと蔑視するマインドの方がよっぽど問題かと思う
幸せってなんだろう?
改めて中近東四カ国を訪問して思うのであった。

皆さん、旅しましょ!!
人生が10倍楽しめるょ!

オマーン4