お茶を飲むという風習は素晴らしい。ひとは一服して”お茶”を飲んで安堵感モードにスィッチが入るのである。お茶を飲んで叫ぶ声は”ふぅぅぅぅ~~~””ホォォォッツ~~”であろう。察するに、お茶の国イギリスでもインドでもそんなもんであろう。時々”ハァァァァツッッ”もあるが”は行変格活用”が正しいと学説にある。”ウォォォォウゥゥ””オリャャャャャャャ”的な下品かつ低脳な発声は人類にはまずないだろう。オランウータンとマントヒヒにその傾向が確認れている。”イクゥゥゥゥゥゥ・・”ということはまず医学的、生理学的に考えられない。それは偶然的な快楽に伴うものと推測する。
今回、紹介する店はカフェなどではない。なんだかそんなチャラチャラしたオンナコドモ相手の店と一緒にしてもらっては困るのだ。断固として困る!!。名称は”シーサー園・やむちん喫茶”とある。”やむちん”は沖縄の言葉で焼き物である。(炉端焼き的焼き物ではない。陶芸の焼き物である。そんな事を連想するのは馬鹿である。・・・オレがそれを考えた・・。)そしてこの店、おそろしく奥深い山中にあるのだ。場所は沖縄の北部。沖縄島を真中に走る高速道路を最後まで走り下りてから30分で本部(モトブです。)の町がある。海洋博物館(沖縄海洋博の会場であった場所だ。)など観光スポットは多い。そして、そこから、この喫茶店の山に入る入り口を探すのに一苦労。ついにその店を見つけた時には”イエェェェェ~~イ”の奇声が!。(そう、奇声はイエェェェェ~~イが正しい。)
店構えはホッタテ適当様式で建築許可、構造確認申請などとは無縁の勝手に作りましたァァ的な浄著がある。一階の土間にある陶芸ギャラリー兼喫茶を抜けてミシミシという階段を上がると見晴らし台の様な広い縁側感覚のタタミの部屋であった。そこではももちろんお茶が出来るのだ。バリの”ウブドゥ”的な森林浴を楽しみながらお茶を飲んで一服して”ふぅぅぅぅぅ~~”である。緑が濃くって一時間で視力が0,2は回復という医学データは無いが絶対に身体にすこぶる良さそうな環境だ。そこに座って緑を眺めて風を感じて臭いを吸収して唸った言葉は”ウオォォォォォォゥゥ”であった。身体を大の字にしてタタミで寝転んでしまったのだ。これは過去に前例の無いウナリ声であった。なんだか自然との一体感を感じる素晴らしい空間であった。ここは沖縄・・日本なのだということを忘れてしまう時間が”ウオォォォォォォゥゥ”に表されていたのだとわかった。(わからない・・)
- やむちん喫茶・シーサー園 沖縄県本部町字伊豆味1439
- 0980-47-2160 営業時間 11:00~19:00 月曜定休日
- 本部から県道84号を名護方面に向いジョモのGS手前(看板あり)右折して伊豆味小中学校を右に見ながら5分山中へ上がる。不安になったチョット先に右側にある。 お菓子類が美味しい~~~~。