ヤギかぁ・・・・・・・・山羊・・・・メェェェェのヤギ! そして有名な終わりの無い歌の♪♪白ヤギさんからお手紙着いたぁ、白ヤギさんなら読まずに食べたぁ~しぃーかたがないのでお手紙書ぁーいた、♪さっきの手紙の御用事なぁにぃ!?♪♪黒ヤギさんからお手紙着いた~~~♪♪ ・・・・・・・・の主人公のヤギさん。
どうもあの恰幅(かっぷく)も牛や豚などと較べても美味しそうには思えない。やせたギスギスした肉体からは何も食欲を感じない。沖縄人は相当に様々な食材を食うけれど、薦められてもヤギだけはどうもねぇ・・・・みたいな先入観もあった。(しかしジンギスカン肉であるマトン、ラムであるヒツジ・・・・アレは美味いナァ。サッパリしているし・・・・・野原でヤギと鹿、また毛を剃られたヒツジに遭遇して一瞬で識別出来るかと言うと、あまり自信はないのが事実だ。 今考えればヤギ・デビューには厳しい日程と時間であった。いつものように仕事も終わり、最近お気に入りの居酒屋”うりずん”で食事というか”宴(うたげ)”をして最後に大好物のフーチバージューシー(さっぱりしたオジヤのような炭水化物。フーチバなる香りのある草入り)を食べようとしていたら・・・・・売り切れで無い!!!ばぁーろぉー早く言えよっ!! 仕方が無いので、この欲求を満たす炭水化物を食べに店を出た。酒飲むとどうしてか、イケないイケないと思うと余計に食べたくなる。一路、近所の評判のそば屋に向かったが、休業。もう選択の余地は無い!!
近所で唯一空いているのは山羊料理専門店のみだ。という事で山羊デビューを果たす結果となったのだ。”ケェージローさん、ヤギ行きましょ!ヤギ好きでしょ!沖縄好きなんだから・・・”って言われちゃ後には引けない。店に入ってから、何回かトイレに行くふりして逃走とかも考えたが断念した。これを食わないと一緒にそこにいる沖縄人と歩み寄れない気もしたのは事実だ。ということで恐々と発注。リスク回避を考えて様々な料理をメニューから選択してチョットずつ摘まんで食べる様にした。そして刺身から始まって山羊汁、麺類が運ばれてきた。そのお味はぁ~~刺身は意外や意外で、あっさりした野性味だ。美味い!! そしてフーチバー・ジューシーみたいな”おじや”状の一品は少々濃厚で、やはり美味い。(ただし沢山は食べられない。)ソバは沖縄の味にしては濃い!!
ということで初体験としては上出来!五臓六腑にジワァ~つと染み込んだぁ。ただ次回行くならば夜中は避けたい。”宴”の後の軽い炭水化物の代りには絶対になりえない濃厚具合であった。
・・・・・・・色々言ってるけど~~一度はトライの沖縄ネイチャーフーズだ。
- (この店は相当に沖縄的で電話で営業時間を問い合わせたら夕方5時位から深夜3時位、定休日も気分、住所は『わからんなぁ・・』だって。
- “駅前だからスグにわかるよ!来りゃわかるからぁ!~~”とオバンの話でした(ベッタリの沖縄弁)。時々昼間も開けてみたりするって曖昧な事も言ってた。)
- 二十番 安里駅斜め前。 デパート”りゅうぼう”の横。
- 098-885-6560 店名の由来も知りたいナァ・・・・