築地に行こう!!

築地に行こう!!

築地に誘われた。築地と言えば”東京都中央卸売り市場築地市場”が正式名称。まさに日本の台所。世界一の市場として一日に3350億トンの鮮魚と野菜が流通している。 近所の豊洲に平成24年に移転も決まり、名残惜しさでか観光ブームも白熱している感がある。 誘ってくれたのはミカちゃん(通称・小料理ミカ)彼女の料理の腕前は、料理屋さんを経営しても充分に人気店になりうる腕前。 それ以上に”食い意地”は天下一品! そんな彼女の料理の先生が連れて行ってくれるという。人出をわずらわせてまでと思うが、料理研究家がどこの店を贔屓(ひいきってこんな漢字なんですね。絶対に書けない!)にしているかは興味津々!

築地に行こう!!

9時に本門寺の近所のマクドナルドの前で集合。 先生のお弟子さん達が8人位いらっしゃった。 奥様方のボクを見る目は”奇異”である。そう奥様方の目に書いてある。そりゃそうだ。一般主婦は普段、こんな平日の昼間にやってくる男は失業者、または業者さんでしかない。そんな不思議なオッサンをミカちゃんが連れてきたので”違和感”は否めない。そんなことオレにはどうでもよくて、キチンとご挨拶をして早足の先生を追いかけた。早朝4時過ぎから活気づく築地だが、一般人はマナー的には9時以降のお買い物がお薦めらしい。というかそれより早く行くと市場を疾走するターレ(正式名称はターレットトラック)にひき殺されそうになる! ココで引かれたらビシャビシャになりそうなので勘弁願いたい! 一番最初から場内にスタスタと入って行った。早歩きの主婦(たぶん)8人を追いかける男一人! 近海魚専門店、まぐろ専門店、干物専門店、その他様々な店を案内していただいた。 別棟の青果棟も案内していただき珍しい京野菜を扱う店も見た。 しかしオレも買い物が嫌いじゃないけど、何処かのショッピングセンターで洋服を見ていたってこんなに興奮はしないであろう。気が付いたら様々な食材で両手はイッパイになっていた。

築地に行こう!!

ちりめんじゃこ、鰹節、利尻昆布、珍しい干物類、鮪のハーモニカと言われる希少部位も購入・・・・もう物理的に持てなくて断念!  無念じゃ!! 帰りには戦利品をかかえて場外の寿司屋へ! 有名店はすごくて100人以上も並んでいたので、あまり有名そうでない店で食べた。 若い板前は店主の生意気さを受け売った勘違いの職人で可笑しかった。    東京は観光客になって遊ぶと本当に楽しい。 世界中の各地でも必ず、市場には行くけど、こんなに活気があってヤル氣満々な市場は他には無い。日本人の食に対しての貪欲さが見られる世界でも類のない場所だ。  青山や六本木ヒルズの観光も楽しいけど是非、築地を移転する前にみてください!! (後日、築地関連の本を数冊買って読破・・・ますます楽しみ!)