豚三昧ナイトを体験した。豚は身体にいいと言うけれど、こんなに豚ばかり食べたら良いものも良くなくなるかと思うが、そんな事は無い! 今、豚は確かにブームである。豚は美味いのだから、牛に優位を取られているのも可笑しな話だ。俺は豚と牛が海で溺れていて、どちらかしか救出、出来ないならば”豚”を選ぶ。しかし、どちらかをくれるというならば間違いなく”牛”を選ぶ。(だって”牛”の方が高く売れるから・・・意味になってない。) 馬鹿な話はさておいて豚は美味いのだ。豚がチープで美味しくないと思う奴は美味い豚を食った経験の無いかわいそうな奴に他ならない。そうだ俺は正真正銘の豚の見方なのである。
豚料理のレパートリーは激しく広い。身近な豚料理といえばトンカツ、豚肉の生姜焼きあたりだろうか。とにかくこの”豚屋”は豚料理に関して相当に幅広く網羅している。 まずは酢モツ、ガツ刺し(豚アワビと呼ばれる食感)、豚耳ねぎ塩、ねぎモヤシ、と食欲をそそる! そしてトマト角煮、ゴリゴリ軟骨炒め、挽肉と春雨の炒め煮、レバーカツ、豚足蒸し、バラ軟骨蒸し、肩ロースの黒酢あんかけ、蒸し豚ワサビ風味・・・・そして豚シャブへと続く。値段も野菜付きで1380円、ロースシャブで1500円!とにかく肉が美味い!そうだぁ串焼きも充実でレバー、豚タン、ハツ、ネック、肩スペアリブもある。そして最後の〆が充実で、名前からすると決して食いたくない名称だが”ラードゴハン”が満塁ホームラン! そしてダシ汁で食べる豚茶漬けも美味かった。ここは場所柄、飲み物も充実でワインもフルボトル、グラスで12種類も揃っている!焼酎もスゴイ!そこらの元気しか売り物になっていない安い大手フランチャイズの居酒屋に行くよりは100万倍幸せを感じる。
余談だが、最近、気がついたヒトツの現象を今、実地調査をしている。『ここは美味い!!』と思う店のトイレには殆んど必ず”手洗い石鹸(ハンドソープ)”が設置してある。おそらく店の従業員や店主も手洗いを徹底しているのであろう。これは食品を扱う心構えとしてはとても重要なことで食中毒の回避に繋がるのだ。そんなことに神経が行渡る店はレベルが高いと思って間違いない。衛生的には魚を扱ってから肉を扱う時は必ず手を洗わなくてはならない。そんな事は客へのサービスにも現れるのだ。そしてこの豚屋が驚いたのは、ハンドソープだけでなく簡易ハミガキセットが置いてあるのだ。(これは食中毒とは関係ないが・・) 旅行用の簡易なものだが、これには驚いた。これも素晴らしいサービスでしょ!! さて、今後、豚をバカにしたモノは波田が許さないから! (誰もバカになんかしてないって!バカにしてたのは波田だった・・・)
- “ぶた家”別館 東京都渋谷区恵比寿西1-4-11 恵比寿吉川ビル1、2階 03-5459-8877
- ランチも日替わりからトンカツ、コロッケなど。またお持ち帰りのコロッケ、メンチ、ハムかつ、ロースかつもあり。