インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

インド娘と中国野郎が札幌で”愛”の密会・・スープカレーラーメン!

ついに出た。 インドからはるばるやってきたカレーは、やはりはるばる中国からやってきたラーメンに札幌で出会っていたのだ。 これは”密会”である。誰がそんな国際結婚を許したのだ。 そしてご両人は見事にマリアージュ。 二人は一心同体となり、グルングルンに絡み合いジュジュルに混ざり合い、お洒落にチャーシューをのせられてデビューとなった。 そんな、ありそうで無かったモノが”スープカレーラーメン”なのです。 波田は毎回、札幌に来るたびに悩む事がある。これは真剣な悩みだ。それはスープカレーを食べるか、ラーメンを食べるかなのだ。 羽田空港に向かう車中あたりから、いや、札幌のスケジュールが組まれた時点から、この問題について考える。

インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

スープカレーは今や札幌人にとって無くてはならない貴重なお食事となり支持され、どんどん進化を遂げている。それは流行を超えて文化なのだ。 そしてラーメンは中華料理専門だったラーメンの文化を北の国北海道と南の福岡で広められ、やはり進化に次ぐ進化。 福岡は北上を果たし、北海道も南下して東京にてそれぞれがぶつかり合い、新しい世界を東京で進化させている。 そんな北海道はやはり元祖サッポロラーメンなスタイルだ。 しかし、そのスープカレーとラーメンのマリアージュ(相性)は意外だったなぁ。 ラーメンにカニが入ったり、海鮮までは理解出来る。(食べようとは思わないけど・・・) ジンギスカンラーメンとかは試そうとも思わないが・・・とにかく美味いんだから彼、彼女の幸せを祝ってあげよう。 しかしカレーという存在感は何モノの存在も個性も押しつぶす。 例えば”納豆”だ。

インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

納豆カレーなるモノを紹介されたのは関西人の友人からだった。あの新鮮な驚きは今でも忘れられない。カレーに納豆、それを関西人が・・・しかし食べれば既成概念が吹っ飛ぶ。 まぁカレーとラーメンのマリアージュは考えたら自然な流れであったのだ。蕎麦屋さんのカレー蕎麦、カレー南蛮なんてモノは基本がダシと醤油の汁にカレー(小麦粉沢山のトロトロ系)が溶かれているモノが多いのだが、スープカレーはそんな野暮なモノではない。 まったく新しい世界観がここにはある。 是非、札幌にいったらトライしてみましょ!! いやラーメンかスープカレーをと考えるならば、まさに”一石二鳥”がコレ! 食感はラーメンで後味はカレー~~しかし店内にはスープカレーラーメンなんて一言も書いていないし、店主は『うちはラーメン屋ですから!』とカレーラーメンの存在をきっぱりと否定!

インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

数々のスパイスをブレンドしたとだけ書かれている・・・それが結果、カレー粉は使ってはいないが、明らかにカレーになってるんだけどね。 どっちでもいいや! 美味けりゃね! “一ノ寅”(いちのとら/750円)はコクうま(こってり)、二ノ虎(にのとら/750円)はサラうま(あっさり)となっている。ちなみにお決まりの塩、味噌、醤油ラーメンもあるが評判は聞かない! ※ 日高昆布と煮干しで取ったダシに香味野菜、ことこと炊いた豚骨スープ。さらに8種類のオリジナル香辛料が融合。・・・美味い訳だ!

  • ラーメン寅乃虎(とらのこ) 札幌市中央区南5条西24丁目3-17
  • 電話 011-561-7955 営業時間 11:00~21:30 定休日 水曜日
  • 裏参道のほど近く!