無く子も笑う名古屋の奇異! その名は"メルス"

無く子も笑う名古屋の奇異! その名は”メルス”

最初に言っておきたい! このホームページは12年間も続く由緒ある”食”の紹介ページだ。ここで一つの”掟”を破る。・・・今回紹介のお店。ビックリする程は美味しくない。しかし仲間と行けば楽しめる・・・そんな店だ。大いなる大都会の田舎である名古屋を理解するには素通りできない店なのだ。

無く子も笑う名古屋の奇異! その名は"メルス"

名古屋は奥深い。大阪と東京の間に位置するのに、どちらの文化とも相容れない独自路線を走っている。その象徴が独特の食文化だ。 名古屋の変態的な食を長く見て研究してきたのに、まだまだ甘かったと痛感する店に行った。その名は”メルス”~~その店の名前の由来は店員さんには聞かなかったが、アメリカングラフティーと言う1950年代を象徴するアメリカの若者の生活を垣間みれる映画(大好きだったんです。相当に影響されました。)に登場する、その舞台となったドライブインの名称がメルスだった。かなり50年代を象徴するロックンローラーなスタイルです。

無く子も笑う名古屋の奇異! その名は"メルス"

流れ的に言うと、ミーティングが終了したのが金曜日の夜の9時。時は一月だった為に新年会ウンヌンでどこも満席で予約不可能。と言う事で何故かジャンクフードネタで盛り上がり勢いで行ってしまったのがこの店だ。そして多分、当分はこの店には行く事は無いであろう。(笑) でも最初に言ったが一度は踏み込む必要がある。
店に入ってまずは若者ばかり。店構えはファミレスなんだけど夜の10時に列まで出来ている。店内を歩くと食らいつく若者の目の前にある特盛り系のメシが並ぶ。それも名古屋圏以外でも見られないモノが並んで少年少女は美味しそうにカッくらっている。

無く子も笑う名古屋の奇異! その名は"メルス"

焼そばホワイトソースがけ。(なぜ焼そばにそれがのるの!?) あんかけスパ(あんで包んだオムレツがウドンみたいなスパゲティーの上にかかっているという、なんとも奇妙なモノ。イタリア人が見たら衝撃!)スパゲティー・ナポリタン(ある意味、元祖ジャンク。スパゲティーのケチャップ炒め。ちなみに間違い無く名称の由来のイタリアはナポリにはこんな料理は存在しない。)ガーリックライス。定番のハンバーグは非常にノーマル。鳥からあげもノーマル。・・・とにかくどれもが驚異的なボリュームでビックリの連続であった。 そして名古屋人と話していたら、もっと末恐ろしいお店がひかえていると言う。その名は喫茶マウンテン。なんと抹茶スパゲティーにイチゴクリームスパゲティーなるモノが存在すると言う。もうイタリア人への冒涜(ぼうとく)かもしれない。しかし名古屋人はそれを人にはなかなか言わない。なぜならそれをネタに他県の人間からバカにされるのに疲れているのだ。(笑)だから多くを語ろうとはしないが、そんな喫茶マウンテンは流行っていると聞く。

無く子も笑う名古屋の奇異! その名は"メルス"

おそるべし名古屋帝国の人々なのだ。(いつかマウンテンにも行ってみるか!)

  • カフェ・メルス 尾張旭店
  • 電話 050-5799-0930
  • 愛知県尾張旭市南栄町旭が丘61-1
  • 営業時間 11:30~15:00 11:30~27:00
  • http://r.gnavi.co.jp/n048800/