このアルミニウムのビーチサンダルはオブジェでしかない。なぜ作者はアルミでビーチサンダルを作ろうと思ったのだろう! 確かにビーチサンダルは自由の象徴のような気もするし、数ある”靴”の中で、最も素足に近いのがビーチサンダルであろう。そして、コレ以上にシンプルかつ実用的なフォルムも考えられない。 ちなみに、このアルミのビーサンを試しに履いて歩いてみたが、指の付け根が引き裂ける程の激痛で歩行は困難。 飾るだけしか能がない一品だが、ユージン正人ワタナーベがバルセロナでわざわざ買ってきてくれた由緒アルお品なのだ。 彼はこのビーサンを見た時に、『ケージローっ!』を思ってくれたと聞いた。そんな優しさがクールな素材アルミニウムを温かいモノに変えてくれているのだ。 これが好きだ!