台北の街でポルトガルに出会う!

ポルトガル料理と聞いて何を思い出すか?
以前、ポルトガルを訪れた時、リスボンの街を散歩していたら
何処ともなくイワシを焼いている香りがしてきて
相当に日本に帰りたくなった記憶がある。
そして街にはイワシ(サーディン)
の缶詰の専門店があり
空港にもサーディンの缶詰が沢山売っていた。
それが数少ないポルトガルのお土産になっていた。

ポルトガルは1400年頃から1500年にかけて
バスコダ・ガマがブラジルを発見し、
そこからアメリカ大陸の支配が始まり、
1541年には日本にまで来て
南蛮貿易が始まり
織田信長も登場して
南蛮文化がどんどん発達。
そして1557年には
明王朝からマカオの居留権を獲得。
こうしてポルトガルは
全世界の広大な植民地を獲得し
世界の繁栄の頂点にいた国なのだ。
が、しかし16世紀から徐々に衰退して、
そのまま力を失っていって今に至るのだ。
そんなひとつの成れの果てなどだと思うと
ものすごく感慨深かったのを覚えている。
世界を制した国が、今ではイワシの缶詰販売・・・

そんなポルトガルの料理は
世界から影響を受けているのか、
なにと似ているという事がない料理に思う。
結論は全ての料理が至って美味しい。
食材も好奇心も豊かな人々なのだ。
彼らの祖先は胡椒や香辛料を求めて
世界を旅したのだからなぁ。

さて場所はポルトガルからは
はるか離れた台湾だ。
建築家のオーナーは何かの縁で
いまではラスベガスの規模を抜いた
マカオのカジノ・ホテルの建築を依頼される事になる。
氏は隣接の香港にはなぜか馴染めなかった。
そして週末に気分転換に訪れた台湾の
どこか牧歌的な雰囲気に魅了される。
そんな彼は台湾の街に恋をして、
同時に40才年下の女性にも恋をする。
そんな台湾人の彼女とも結婚。
最初の奥さんとの息子よりも年下だけれど、
世界を股にかけたオトコにはそんな年齢など
なんの興味もなく本能のままに生きた。

 

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彼はポルトガルも愛していたし、
ワインも心底、愛していた。
大きなホテルをデザインするより、
小さなスモールビジネスなワイン&レストランを
自分の為に楽しくデザインした。
小さいながらインテリアの隅々まで
自分のセンスとコダワリが入り込んだインテリア。

 

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そして食は当然のポルトガル料理。
ひよこ豆、トマトを始めとした野菜、
そしてバリャカウ(たら)
やタコを使った海産物に肉類と多岐に渡り
食材を駆使したポルトガル料理に合わせるワインは
美味いに決まっているでしょ。
そんな小さなポルトガルを感じれる
モダンでハイセンスな空間で台湾の人々に
ポルトガル文化を紹介する素晴らしいお店でした。

 

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TUGA ポルトガルレストラン

NO12,Alley11, Lane216,

Section4, Zhongxiao E Rd Da’an District,Taipei

0227 7526501

台湾台北‪大安區忠孝東路四段216巷11弄12號1樓