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香港麺 新記(しんき)

気分は香港にひとっ飛び。世田谷で香港擬似体験。 世の中にサッポロラーメン、九州ラーメン、喜多方ラーメン、シナソバ系、などなど沢山の種類わけできるラーメンだが、この店はどことも似ていない味。でも、ひょっとして、これぞ全ての原型なのかもしれないという店。香港または上海(中国本土)で本場のラーメンを食ってみたいと思うのは、全人類の夢。(ホントかよ)しかし、その本場の味は日本で食うラーメンとは一線を画す。そんな体験をした人も多いのではないだろうか。私は初めて香港でラーメンを注文して出てきたものが、あまりにも想像からかけ離れていてテーブルひっくり返して怒り狂った記憶があるはずもないが、相当にイメージが違う物で驚いた。

香港麺 新記(しんき)

そこから私の本物のラーメンを捜す旅が始まったのである。どんな旅だかワカランが、とにかく何処に行ってもナイナイナーーーーーイ、ナンニモナーーーイのが日本で食うところの、ラーメンなのだ。結局の話し、日本で食いなれた、我々が想像する美味しいラーメンは本国には無いのである。どこ捜したって無いものはない。なぜ、中国4000年の歴史から旅に出たラーメンが本国の味とは似ても似つかぬ形で日本に伝わってしまったのか。御先祖様への申し訳は立つのか、倫理綱領は大丈夫なのか。何が起こってこんなことになってしまったんだろうか。まあそんなこと知ったこっちゃない。ちなみに私の友人が本場、香港にサッポロラーメンの店を開いて大当たりしている。いったいドウナッテンジャ。いいかげんに本題。この店、三宿”新記”は相当に香港地元状態。この店構えというか店の雰囲気も香港。看板も香港。一緒にいった友達も中国人に見えてくる。そして味はまったくもって香港。乾麺なのかなあ?。普段日本で食い慣れた麺とは違うぞ。メニューに日本麺と香港麺の選択があるが、初心者は香港麺から入るのが正しい。スープは魚なんだか鳥なんだかヨーワカラン。考えちゃイカン。そして高菜、魚のツミレ、牛バラ、ワンタンなどのオプションも実に本国仕様。

香港麺 新記(しんき)

何だか西洋料理を食い飽きた今夜、一般的ラーメンを食い飽きた今夜、トライする価値ありです。 場所はオシャレな店の建ち並ぶ三宿。ちょっと、気軽に香港ワープをお楽しみに。創業80年の歴史の香港本店も美味と評判。 日本麺と香港麺の選択、チャーシュウ麺、牛バラ麺、魚蛋麺、高菜麺、海鮮ワンタン麺、また、ツユ無し麺(波田は未挑戦品)、一品料理もあり。平均価格700~800円。

  • 香港麺 新記(しんき) 世田谷区池尻3-30-10 三旺ビル2階 (渋谷より国道246を三軒茶屋方面に向かい池尻大橋を過ぎて数個目の信号は三宿、その手前右角2階。1階は牛丼の松屋。)
  • TEL 03-3419-4123
  • 月~金曜 AM11:30~PM15:00 PM18:00~AM2:00
  • 土・日・祝 PM12:00~AM2:00 (年中無休)
  • 八丁堀にも支店あり。03-5541-2003