2013年4月、今年は桜の開花も3月下旬、そして4月の初旬には散り始めると言う不思議な気象状態。それとこの旅はナンの関係もない。 しかしこの季節は世界中どこにいっても比較的、良い季節なのだ。特に赤道に近い地域は、夏だと暑過ぎて呼吸をするのも辛い気温と湿度の事もあるし、また逆に日本の冬場に訪れると、ラテン系の場所はどうも雰囲気ではないのだ。と言う事で絶好の季節。あと四月の中旬にAM社のインセンティブ・トリップのEDC(Executive Diamond Forum)がメキシコのカンクン近くで開催。とてもオトナの旅で現地集合、現地解散というスタイル。従ってその旅の前に、せっかくだから何処かに行きたいという事情もあった。地図を広げてみれば、北米大陸ではないし南米の中で何処がベストかをアンドリューと相談。時間的な事、過去の訪問地ではなく新しく今まで未経験の場所である事・・・メキシコから下の北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の付け根あたりと決定。最終的には時間的な事情、アクセスの問題で五カ国に絞られた。本当は8カ国だったんだけれど、”世界の危険な都市ベスト10”なるリストにその中の三カ国が入っていたので迷わず却下。いい歳してわざわざ危険な思いはねぇ? という事でグアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、そしてコロンビアを攻める事になった。
《初日4月9日 ロサンジェルスで!》 最初から相当なハプニング!東京から参加の服部テッちゃんが旅の準備で大忙しの前日の13時にバックパックを背負って我が家にやってきた。その姿を見てお互いにビックリ仰天! 『どうしたのテっちゃん!そんな格好で、大きな荷物を背負って!?』 彼は出発を一日間違えてエアーを予約。もうどうにもならなくて一人で成田に向い、当然にボクは翌日に乗ってLA空港で会う事に。 従ってロサンゼルスまでは一人旅。LAは昔、超貧乏学生をしていた経験があるからファーストクラスで旅が出来るなんて余計に感動なんです。ボロボロのチァイナエアラインしか選択の余地は無かったのに・・・(涙) LA空港でテッちゃんと無事に会えてハーツレンタカーにて車をピックアップ。あまりに快晴で予約をコンパクトセダンからオープンカーに変更しようとしたけど在庫がなくて無理! オープンカーがこんなに似合う街は無いんだけどなぁ。ナビ付きも無くて、もう昔の記憶で走り切ります。実はちょうど30年前にLAを中心に一年間、暮らしていた事があるんです。
まずは調べておいたラグーナの”Thalia”(タリアサーフショップ)を見学に向かった。ラグーナの街は本当にご機嫌な空気!大好きな街だ。トランクスを一枚購入してランチ。サーフショップの店員さんにオススメのランチの店を聞いたら即座にいい店を紹介してくれた。その名は”スタンド”ビーガン料理(菜食主義、動物は一切食べない)の店。ここがメチャメチャに美味しかったんです。 ここで何故か想い出になる出来事が! インプラントをしていた下の前歯がポロリとナンの抵抗も無く取れた!!前歯でなくて良かった。上の歯だったら旅の間中、モゴモゴと大声で笑う事も出来なかったであろう。少々”さしすせそ”の息が抜けるのは不便だけど・・・ その後は通称PCH(Pacific Coast Highway)を抜けてニューポートのピア、通り沿いにある気になるサーフショップ、そしてベニスのAbbot Kinney地区のオシャレな店々を見て回った。少し来ない間に素晴らしくカッコ良い街に変身していてビックリだった。その後、サンタモニカで夕焼けを見て、お気に入りの道でのサンビセンテ(SanVicente)からサンセットブールバードを抜けてビバリーヒルズ方面へ!テッちゃんを観光ツアーがてらだと色々見るモノも新鮮だ。ビバリーヒルズのロデオドライブ界隈。閉店時間を過ぎているのにハデハデな世界。ここは世界の間違い無く三指が集まる富豪のエリアだけある。そしてゲイのメッカのウエストハリウッドを通り抜けてサンセットストリップでメシ。もう朝からのお元気活動の為に、男二人でラグジュアリーな食事なんて考えられなくて、そこにあったMels Drive Inn なる映画アメリカングラフティー(巨匠ジョージルーカスのデビュー作品)に登場したドライブインを再現した店に入った。これが完全なアウト!! 塩っぱいは冷たいは・・・甘かった。アメリカと言う国の最高もあれば最低もあるというのを感じたディナーであった。 エアポート近くのヒルトンに宿泊。
《2日目、4月10日 まずはガテマラへ!》 朝は5時に起きてそのままロサンジェルス国際空港へ! 無事にアメリカ人で日本人の神谷アンドリューと会えた。そして3人でアメリカン航空でマイアミへ!ここで時差が三時間、そして次のフライトを待つ事三時間。ラウンジパスがあったのでここでも相当に助かった。またアメリカン航空で二時間で中米のグアテマラに到着。地震が多発する国なので空港の鉄筋の柱とかが、やたらに太く感じる。そして待機してもらっていた現地のドライバーにグアテマラシティーを抜けてアンティグア(ANTGUA)まで向かう。とにかく舗装している道も悪く、舗装道路も道もグニャグニャしているのか、石畳がガタガタすぎて車は新しいのにショックアブソーバーがガタがきているのか、ひどい乗り心地だ。ガテマラシティーは危険度数は少し高めな街なのか、皆さん早寝なのか、夜の9時を廻って、人通りは至って少ない。約一時間で目的地の街、アンティグアへ!なんだかコジンマリとしていい感じ。 ディナー難民(メシを食う場所を失う事)を逃れて喜んでいたら、難民どころか案内された店は超いい感じ! ステーキ専門店なんだけどお庭とか美しく、サラダバーもご機嫌! スカートステーキ(ハラミ)が抜群。当然にサーロインも美味い!ワインも地続きのチリやアルゼンチン(ワインの有名な産地)から入ってきているからなのかお見事!!実に大満足な良い時間でした。ちなみに入り口ではライフル銃をもったSPが守ってくれていて安全何だか不安なんだか・・・・
《3日目、4月11日 アンティグアの街LOVE!》 朝から手配をしておいたガイドと待ち合わせ。街中をガイドしてもらった。車かと思ったら歩いて来た。家まわりの細工品や鉄細工製品がかなり可愛い物が沢山見れた。けっこうカッコ良い店もいろいろとあった。なにより人々のスマイルが抜群だった。ランチは少し観光客向けっぽい店。というかローカルは、ちょっと抵抗があるしまぁ、こんなモンかなぁ。午後は別で田舎を尋ねるみたいなツアー(35ドル)を頼んだけど、これは大失敗。5星ホテルであるサントドミンゴ・ホテルは部屋をみせてもらったがスバラしかった。併設の教会がテント作りでカッコ良かった。夜は昼間に見つけた二軒をハシゴ! 元、たぶん荒物雑貨店をそのまま上手に使ったイタリアンとワイン販売をするのはエルサボール! とにかく雰囲気抜群で作ろうにも作れない空気。なぜかそこで販売していたイルカと牛の水道の蛇口(グアテマラ製)が可愛くて3人で購入! 二軒目のビストロチンクも中々なお味!そして流行ってました。コノ街はやたらに文化レベルが高い様です。ゴミなど全く落ちていないし、物乞いもいない。とにかく素敵な街だった。 【また来たい度数5】
Restaurante El Sabor del Tiempo
3a.Calle La Antigua Guatemala
502-7832-0721
BISTROT CINQ
4a.Celle Oriente No 7 Antigua Guatemala
7832-3408
【宿泊】Sor Juana
4ta calle Oriente #45 La Antigua Guatemala C,A
電話 502-7832-6902
www.hotelsorjuana.com
《4日目、4月12日 エルサルバドル!人生最後かぁ!》 グアテマラを朝の7時05分のフライトに乗る為に4時に迎えに来てもらって向かった。従って時差ぼけに睡眠不足が重なってものスゴい状況! 一時間のフライトで82カ国目の訪問国のエルサルバドルに到着。税関を抜ける時にボタンがあって青ならば無審査。赤ならば厳重に審査というアバウトな方式でアンドリューが拿捕! 今日はコノ街にはステイしないで夕方に移動。と言う事で犯罪的にも厳しい街なのでタクシーを半日雇って観光しようという事になっている。タクシー選びも慎重に!英語が話せてなるべく温和そうなドライバーを捜した。アレクシーは身長160センチ弱のかなりのメタボ。60ドル(USドルをコノ国は使う。)で交渉成立。最初は海岸に向かう。サーフィンで有名なポイントであるエルトゥンコにやって来た。かなり遠いポイントでパワーのありそうな波だった。しかし暑くて!!そして空腹で11時にはランチをスタート。ビールを飲んでピンチョス的なオツマミを食べた。そしてランチ!シーフドピラフを頼んだらバケツ一杯の分量が出て来て衝撃! 午後は市内を見学。ハッキリ言って見るところが無くてガイドも困る始末。丘の上から景色を見たり、スーパーマーケットに行ったりと過ごした。そして17時に空港に送ってもらって搭乗手続き。珍しく様々調べられて、なんと七味唐辛子を没収!凶器になるんですかね!? ラウンジで過ごした。エルサルバドル・・・人生でもう来ないのかもしれないなぁ。【また来る度数1】
18:35のTACA(エルサルバドル航空)でニカラグアのマナグアに飛ぶ。 到着後はホテルのお迎えが来てくれてグラナダ(GURNADA)という古都へ!首都のマナグアな治安が今イチなのと見るモノも無いのであえてグラナダへ。ホテルはかなりファンシーながら居心地がよさそう! 中庭のプールを見下ろすと回りにはブーゲンビリアが咲き乱れ、アマンドピンク(古いですか!?)の外壁と素敵なコントラストだ。街に出てみたら店の外の道にイスとテーブルが出され、十軒近くある店は盛況そのもの。というか流しの楽団の奏でるラテン系ミュージックにお客が踊りまくり! 完全に文化の違いを感じる瞬間だ。見ているだけで楽しい時間だった。しかしそれにしても疲労困憊!(笑) ワインも少なめに軽めのモノを選択してメシ。当然にワインは飲んだけど!
《5日目、4月13日 少し高山病な朝!@グァテマラ》 今だに時差ぼけが残って寝不足状態。緯度が赤道に近くなるごとに気温も湿度も上がってくる。夜はエアコンが無ければかなり蒸し暑い。 朝イチにツアー会社がピックアップしてくれて火山ツアー。少々、寝不足だったからエアコンの効いた車内で寝ようと画策していたら、来たバスはなんとトラックの荷台にプラスティック製のイスを取り付けたフルオープンな車・・・無理! そんなトラックに揺られ始めるとかなり爽快な風に当たって楽しい。通り過ぎる街並みを見ているだけでハッピー。休火山であるモンバチョの麓に到着。しかしトラックはシートベルトも無いのに完全は四輪駆動車で恐ろしい傾斜を登っていくのだ。その迫力たるはハンパ無い。そして山小屋に到着して山岳ガイドにモデルの前で説明を受けて、サッパリわからない英語だったので再度、アンドリューから説明を受けて出発。トイレでも済ませておこうと場所を聞いて行ってみたら驚いた! だって回りに壁も無ければドアもない。平なデッキに便座無しの便器がおいてあって、下は穴ぼこ。こんなの野糞の方がよっぽどいい!コレ間違い無く世界でもマレなトイレでしょう。これから行く人は是非、先にトイレはしっかり済ませておきましょう! 火山トレッキングは想像より過酷だった。それはボクの時差ボケによる寝不足も影響していたからであろうか、かなりバテバテだった。地熱を実際に穴に手を入れると感じられたり、谷間から湯気が出ていて熱かったりと、かなりリアルな火山を感じられて少々、感動! 下山した山小屋脇のカフェで飲んだコーヒーは流石にコーヒー産地。
グラナダの街に戻ってオススメのステーキ屋zaguan は昼間っから大盛況。週末だからか、日本で言うなら家族連れで焼き肉を食う光景のニカラグア版と考えるか!とにかくボリュームも豪勢で美味しかった。そして昼間っから飲んでヘロッヘロ! ホテルで荷物をピックアップして空港まで送ってくれたのだが、車に乗るなりに爆睡! 空港からパナマに向かう。パナマの到着は乗り換えもあったので深夜近く。食事は機内食。ここの路線はビジネスクラスだったので、かなり助かった。 ホテルはアパートメント形式の2ベットルーム。長期滞在のビジネスマン向けであろうか。かなり快適で、洗濯機があるので洗濯を開始! こんなホテルも全てアンドリューがネットで発見してくれたのだ。感謝! ガテマラの税関は最低!砂と七味唐辛子を没収。凶器になるんだと・・・(笑)七味でハイジャックしたらお笑いだ。
《6日目、4月14日 少年の夢、パナマ運河だ!》 パナマの朝! タクシーをひろって今回のメインイベントのパナマ運河観光に向かう。9時スタートらしくタクシーにゲート前で降ろされて、オープンまで待機。わくわく感はマックス!! オープンを待ってゲートから水門を見られる展望台まで歩いた。小学生の時に教科書で習った水門をずっと見たかったのだ。チケットを購入して早々に四階にある展望台へ! そこには2ラインの水門があって、超大型タンカーがタグボートに引かれて入って来て水門が閉められて水位を上げて大西洋と太平洋の高低差を無い状態にして船を通過させるという、ものすごい作業を行う現場を見せるのだ。そもそもパナマ運河が出来たおかげで世界の航路はググっと短縮化されて効率化されたのだ。この革命的な構造を考えた人もスゴいし、実行したパナマという国もスゴイ。ボクは建造物というモノを見るのが大好きなので、こんな運河なんてたまらない存在なんです。その後は飲茶を食べに街中に出没! 飲茶レストランはどこも大盛況。まだ12時台なのに150席はゆうにある椅子とテーブルは片っ端から片付けられ始めて意味不明な空気。その後はビーチ方面に出かけた。今日は日曜日と言う事で多くの店が閉まっている。ある海辺のカフェでゆっくりとノドを潤わせるというアイデアに皆さん、賛同してくれて(3人の合意)シャンパンを注文して飲んだ。そしてヤル気無し。結局、そこに日が暮れるまでいて、日没後にやっと旧市街に移動してカサブランカという屋外レストランにてフリッターと赤ワインという組み合わせで楽しい食事をした。思い起こせば一日中グッタリとマッタリと飲んでいた週末の一日だった。それはそれで最高でした。
《7日目、4月15日 いよいよコロンビア!》 早朝、4時30分に起床して空港へ向かう。今日は緊張のコロンビアへ!コロンビアと言えば麻薬と悪の枢軸なる印象しかない。正直、そんなに積極的に行きたいとも思わなかったけど、今回行かなかったら間違い無くこの先もわざわざ行く事は無い気がして行く事に! 最初は首都ではないカルタヘナという古都を訪れた。空港に到着してタクシーでホテルへ! 旧市街なのでまるでモロッコのリアドの様な民宿的な小さなホテル。でも今回の旅では高額な方で、一泊3人で180ドル程度。決して広くはないけれど必要十分なサイズ。大昔の邸宅をそのまま改装しているので天井の梁(はり)とか柱が本当にカッコ良い。荷物を置いていざ出陣。(その前にネットでメールなどをチエック。しかしどこのホテルも無料Wi-Fiが当たり前になった昨今の旅のラクチンさったらないです。) とにかく空腹だったので少し街を散策してレストランを発見。(11時)昼からやりたいことがあったのでサッサと注文したけど飲み物しか出て来ない。超多汗症の黒人のオジさんが動く度に汗が飛び散るの。結局、待つ事30分でナニも出て来ない。空腹は極地だけど仕方が無い。断念!スペイン語は全くわからずなので・・・(アンドリューはかなり話せるので助かるんですけど、どうもスペイン語にも方言的なモノがあるようで!) 午後のメインイベントは”セグウェイ”(SEGWAY) http://www.segway-japan.net/index.html なる未来の乗り物!(二輪車の間に乗って立って電動で進む乗り物。体重移動で走行するんだけど見事に簡単に安全に乗れる。本国アメリカではショッピングセンターや空港内のパトロールに良く使われている。)で周囲4キロのカルタヘナの旧市街を観光しながらまわるというツアーだ。これをアンドリューが見つけておいてくれたので早々にトライ。これがメチャメチャに楽しいのです。スピードが丁度良いし小回りも抜群!道が狭い旧市街地を縦横無尽に走るにはもってこいのアシです。3人ともレクチャーを受けて5分後には乗れて、そのまま一列になって観光旅行です。楽しかったぁ!! やっとランチにありつけると言う事でセグウェイツーリストのオーナーのセザールも一緒に、彼のお気に入りの街の定食屋”MULATA”でランチ。それはそれは美味しい時間になりました。どれもこれも満塁ホームラン! その後、なんと翌朝のセグウエイツアーを申し込んでホテルに帰ってマッタリモード。ダラダラと太陽が下がるのを待って、街のシンボルにもなっている要塞を見に出かけた。当時のここ一帯を牛耳っていたスペイン軍が南米大陸から略奪したモノを海賊使ってイギリスが略奪し、また奪いみたいな、要は略奪の歴史が根深くあるのだ。 暑い中を歩いているだけでノドを潤わせたくなってきた。これまたセグウエイ観光のセザールが紹介してくれたセビーチェの店に乱入。美味かったぁ!二軒目はホテルの斜め前のワインバー。ボクは大陸に到着して一週間も経っているのにまだ時差ボケが残っていて眠くて死ぬかと思った。でも美味しくて楽しい時間でした。深夜にホテルに戻って就寝。
La Cevicheria
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【宿泊】Puertasdecartegena
www.hotelpuertasdecartagena.com
《8日目、4月16日 かなりラブリーなカルタヘナ!》 朝起きて準備して7時半にまたまたセグウェイツアー。今日はかなり上級者コースだった。昨日よりビビリが入っている。一時間で考えられないくらいの距離を走って楽しめた。帰って準備してタクシーで空港へ。今日は国内線なので検査もアッサリ! 一時間のフライトでコロンビアの首都のボゴタへ到着。かなり色眼鏡で見ている気がするけど、誰もが麻薬関係者に思えてくる。そんな事があるわけないのに!(笑)タクシーでホテルへ。旧市街地の荒れた場所ではなくて高級住宅地を背に位置するオシャレなエリアはゾナ テ(英語だとZONE T)なるエリアだ。道を走っているだけでワクワクする街並み。時間も昼過ぎだったのでホテルにチエックインしてホテル併設のイタリアンでランチ。なかなか美味しかった。しかし3人は隣の常識を超えた美女に釘付け!!(あとからホテルの人に聞いたら有名なモデルだった。)しかし屋外で食事をしているだけでトロトロになれる場所なんです。樹木もカッコ良いし、ここは高地(2500メートル、富士山の6号目程度)なので生えている樹々も少し違っていて高山植物的なモノも沢山。それがまたいい味を出しているんでしょうかねぇ。その後、ホテルでドライバーを紹介してもらって効率良く市内観光をした。最初は”モンセラートの丘”に行った。ケーブルカーで10分で頂上に到着。相当な急斜面なんだけどグングンと上がっていって、その見渡す景色は圧巻。街のサイズも相当なんだろうけど高地であるせいで空気が澄んでいてスモッグも溜まっていないせいかとにかくキレイなのだ。頂上には教会があって回りが展望台になっている。そこからの景色は圧巻! 感激したなぁ。そこにレストランが併設。日本だったらダッサいお土産物屋とか、ソフトクリームを売ったりナンだろうけどオトナの街であるボゴダは超美味そうなイタリアレストランが鎮座している。いつかここで食いたいなぁ?と真剣にメモリー。頂上で面白い日本人の旅人の二人とつながった。ものすごいユニークな奴でコロンビアのどこかの街で追い剥ぎにあったと楽しそうに語っていた。ドライバーには40分で戻ると言いつつ、結局1時間は待たせてしまった。下山して”ムセオ・デ・オロ・Museo de ORO”(金の博物館)を観に行った。これまたドハデで豪華絢爛、そして入場料は格安(200円程度)な博物館で面白かった。その陳列の仕方がかなり素敵だった。その後は国会議事堂界隈の風情のあるビル&広場を見て、夕焼けタイムに何処に行くかと言う事になって満場一致で再度、モンセラートの丘に夕焼け&夜景を見学に行った。これまた宝石箱を散りばめた様な絶景に息を飲んだ。世の中で素晴らしいと言われる夜景を随分と見た。函館、山梨、六本木ヒルズ、神戸、リオデジャネイロ、ロサンジェルス、ニューヨーク・・・ここボゴタの夜景は引けを取ら無いどころか勝っているかも・・・昼間の景色とはまた違う素晴らしい景色でした。 ディナーはアンドリューがカウチサーフィンという旅行サイトで知り合った地元コロンビア人の22才の青年とメシ。完全な草食系でビックリしたなぁ。とても穏やかな青年でした。地元のローカルフードの店に連れて行ってくれて説明を聞きながらコロンビア料理を堪能。友達と言うのは有り難いもんだ! 倒れる様に就寝。服部哲二はこの夜に我々とは解散をしてペルーのリマにマチュピチュを見学する為に空港に向かった。次は23日にサンフランシスコで会います。
《9日目、4月17日》 酸素不足でか寝不足気味~~近所の豪邸街を散策。やはりホテルのあるエリア、ソーンティーはものスゴいスノッブなエリアなのだ。殆どの建築物がレンガと打ちっぱなしに黒の窓枠という配慮された建築なのだがそれぞれが本当に美しい。樹々も高地のせいか大降りな葉っぱ、そして奇妙な花を咲かせていた。アンドリューがカンクンで着る服を買うと言う事で近所のショッピングモールに付き合った。どこの店も売っているモノは冬服でビックリ。まさかリゾート地のカンクーンで冬物を着るわけにも行かないので困ったら迎えにZARAが見えたので飛び込んだら、ちゃんと夏物を販売していて調達できた。なかなか素敵なダブルのジャケットが買えて一件落着。ファッションビルの三階のカフェで前に何処かで食べた事があるようなチキンとサンドイッチ、そしてスープを食いホテルに戻って空港に向かった。 これから出国してパナマ経由でメキシコのカンクーンに向かいます。 これにて第一部は無事に完了! 全てが新鮮で感動で驚嘆で、最高の旅が出来た。 様々な手配とスペイン語を駆使してくれたアンドリューに感謝。テッちゃんとの初めての旅も新鮮で面白かった。あいつのヒョーヒョーとした性格、学びたいね。
好きだった都市はグァテマラのアンティグア。
そしてコロンビアのカタルへナとボコダ
メシで美味しかったのはアンティグアで食べた深夜のステーキ(スカートなるハラミ) パナマのイタリアンレストラン・カサブランカで食べたフリッター 一番キレイだったのはコロンビア・ボゴタの夜景。
感動の建築物はパナマ海峡。
スマイルが素敵な人がいたのは各地!