いよいよ、家が建つ!!!!

いよいよ、家が建つ!!!!

2012年1月30日 東京の駒沢の家がだんだんと形になってきた。平面図と立面図だけで想像をしていたものが、立体的に現地に落とし込まれて姿になっていくのは本当に楽しい。そして図面では読み取れなかった部分が形になってきて、またまた嬉しいのだ。 しかし土地の購入から1年6ヶ月が過ぎて、この分だと完成まで22ヶ月という異常中の異常な時間がかかっている。そこに後悔や反省などはなく、本当はもっと考えていたいけど・・・完成もいい加減、見たいしで複雑な心境なのだ。

いよいよ、家が建つ!!!!

着工から7ヶ月目の1月下旬だが、やっと三階から屋上にかけての鉄筋が組まれてコンクリートが流し込まれた状況。型枠を外せば大方のスタイルが出来上がるので、ココからは早い!(と信じている。) 様々な部品を決めて、部材を揃えてという段階だが、決してゴージャスな趣味は無いけれど、納得のモノを揃えると、どうしても予算が超過していくのは仕方が無い。あと、作り付けの家具類などは部屋の型が見えて来て、もう数回に渡りデザイン変更がなされて、今回のチーム全員が全知全能をフル回転させて、デザイン面、構造面で常に論議をかさねているのだが、よそ様は、ここまでやるのだろうかといつも思ってしまう。コレくらい大きなモノをスミからスミまでコダわれるというのは最高に楽しい。 今回のメンバーは最終的な法規を遵守して図面に落としこむ、参河基(みかわもとい/一級建築士)、元々は船舶のデザイナーをしていて現在は営業などしなくても仕事は切れないセンス抜群の店舗デザイナーのシゲジだ。 二人の功績は計り知れない。オレもかなり建築やインテリアは好きだからこそ、二人の力が必要だった。自分よがりな好みは、結構、間違った方向に行ってしまうし、そんな暴走を止める為にも必要なメンツだった。 まぁ、とにかく完成が少しだけ見えて来て、感動の日々なんですよ。 ここまで魂入れて作ったら、そこで送れる生活は、それはそれは楽しいんだろうな! 人生で家は三回建てないとわからない・・・こんな言葉、聞いた事ありませんかぁ!? これどこかの住宅会社か建築家協会かの戦略だと思う言葉だけど・・・だんだんわかってくる事が沢山あるんですよ。 23年前、柿の木坂のマンションのスケルトンからのリフォームが初めてで、目黒のオフィス、沼津で一軒家、下田の改装工事で一回、新館(ゲストルーム)の新築で一回、そして今回の駒沢で一回・・・それにお友達の家も数軒やっているから、とっくに三回は超しているのに、まだまだ学びや気づきがあるんです。 だれか、この駒沢の家が完成したら、おうちのプランニングをさせてください。良い仕事しますよ?!!(笑)