2009年のモロッコ旅行は本当に素晴らしい旅だった。冬の12月にパリを訪れていたが、本来は12月は “師走(しわす)”と言う位で忙しい時期ではあるけれど、別にイバる程、忙しくもないから、友達四人で何処か旅するか!? なんて話になって、ただでさえ寒い12月のヨーロッパだから、少なくともパリより以北の地域なんて論外。地図を広げて考えた。スペインなんて魅力的だけどやはり灼熱の太陽が似合う国。サファリを楽しむ為のケニアは季節があまり好ましくない。地中海を超えてアフリカ大陸に目をやれば未体験のモロッコが目についた。モロッコ・・・・いつか旅友のTさんが言ってた。『サハラ砂漠の夕焼けを見たら全員、泣く!例外無く全員!』・・・その言葉を思い出してモロッコに行く事に決めた。 世界遺産だらけのモロッコなんだけど、当時はイスラム圏への旅はそんなに経験が無かったから衝撃も大きかった。(それが引き金となってイスラム圏への興味は増して中近東8カ国とか東ヨーロッパとかに行く事になる。) 冬という季節だからであろうか。空気が澄んで心地よくて、差し込む光が本当にキレイだった。 カサブランカ、マラケッシュ、エッサビラ、ワルサザート、メルズーカ、フェズ・・・個性的な街ばかり。イスラム圏なのでお酒が飲めない、あっても不味いというのは困ったもんだったけど、そんなの差し引いても素晴らしい旅であった。 その時の撮れた写真は自分で言うのもナンだけど自慢だった。上出来だったんです。それが何人かのプロフェッショナルな方々の目に留まり、モロッコ料理研究家の原田佳代子さんとの出会いがあり、今回の出版に至ったのです。
細部にまでも口出し(というかアートディレクション全般)ボクの意見を取り入れてくれるという約束でデザイン! フランスとモロッコでの販売も見据えてフランス語の翻訳が半分!(これが結構大変でだれも文章の校正が出来ない!) 表紙も遊びに遊んで大満足! とてもカワイイ雑貨みたいに仕上がりました。 是非、手にとって見て下さい。きっとモロッコという国に強い興味をもたれると思いますよ。そしてモロッコ料理の美味しさ、簡単さも楽しめると思います。 そんな形で二冊目の出版に・・・嬉しい!! 自分の想いが形になったんです。是非、素晴らしいモロッコタイム楽しんでください。 《読み終わって日記でもナンでも無い、ただの宣伝ですね!(笑)》
HPのモロッコ旅日記 http://www.keijiro.co.jp/936