近所に美味しいパン屋のある幸せ!

駒沢の家は民家というよりは店舗兼住宅というヤツで四層の地下一階と一階が店舗になっている。そして二階、三階がボクの書斎&住居スペースだ。どうしても大通りに面している都合上、やはり住宅地の家構えとは違うし、当然に商用地区なので土地の値段も高いという理由もあり、こんな形になったのだ。住居であるウチの一階になんの商売の店を入れるかは大変な問題。ナンでも構わないなんて発想は無い。だいたいこのエリアの店舗に出店希望する業種はイタリアレストランに美容室、後はコンビニエンスストアであろうか。ウチの隣に一緒に建てたお友達のAさん夫妻のビルも同じ様に店舗兼住宅なのだが、先に建ったのですでに美容室とイタリアンが入っている。ということで『地域住民の役に立つお店』『オレが嬉しいお店』なるテーマで考えた。答えは“美味しい蕎麦屋さん”または”美味しいパン屋さん”だった。個人的には美味しい蕎麦屋が有利!という事で引き寄せした蕎麦屋は素晴らしい店で修行した人。こんな店が出来たら最高っと思える店主さんと出会えた。しかし・・・何故だか最後の最後で没った!(涙) そして次に応募してきてくれたのがパン屋さん。彼女、ヤル気満々なんです。そして彼女の情熱を買って決定! しかしナゼ、あんなヤル気満々の蕎麦屋さんが最後にドタキャンしたのかが不思議だったけど原因が分かった時には唖然! なんとウチに17年勤務する秘書の土岐ちゃんは蕎麦アレルギー持ち。要は蕎麦を食べると死に至と言うすごいアレルギーの持ち主だったのだ。結局は彼女のアウェイなエネルギーが強烈に作用して没に至ったのだ。 まぁ、これだけ楽しみな店が入ればご近所様への貢献も出来るし嬉しい限り。マイナスオーラーを発した土岐ちゃんにも感謝の気持ちでいっぱいです。 さて、新しく出来たパン屋さん、オープンして間もなくからすでに近所では評判になって朝から大盛況です。(8時から営業開始!) 劇的に美味しいパン屋さん!店の名前はグリオット(Griotte)。オーナーは銀座のフレンチの名店レカンで修行。シェフはまだ若いのにフランス・リヨンの辻料理校出身、パリのメトロポールホテルで研修しフランスの食文化にふれ卒業後、フランス料理店、レ・ザヴールにて修行。フランス料理界ではエリートのキャリアでありながら、パンをやりたくてブーランジ ェに転身。ブーランジェリーブルディガラで経験を積み、日本でオーバカナルの大崎店のシェフブーランジェに昇格。パン職人を天職と思うシェフのクラシックを大事にしながらもスタイリッシュなパンを作りたいと甘酒からとった天然酵母を使ったりと研究熱心で、フレンチの経験を生かした、他には見かけないセンスのよさが売り! シェフが午前3時から仕込んでるカルピスバターを使ったクロワッサンとかデニッシュ生地で作ったメロンパンや、米粉の入ってるパンドミ、クイニ―アマンも大人気! 面白いパンを作るので近所からすでに評判に! パンマニアにはたまらない名店ですよ。 さて個人的な話、朝イチに窓を開けるとプゥ???ンと焼きたてのパンの良い香り~~わかりますか!?この幸せ! 是非、ここのパンをお試しアレ!

グリオット 03‐6314‐9286 定休日は水曜日 なんと朝の8時から営業!