2014年8月15日 下田での生活が始まって、かれこれ10年近くになる。都会と田舎の生活のどちらが好きかと言われたら、間違い無く一生涯、答えは出ないであろう。『パパとママのどっちが好き!?』と同じ類いの質問だ。
都会では沢山の人に出会えて刺激的、美味しいお店、トレンディーなお店も楽しい。映画や美術展、山盛りの文化的行事が楽しめる。そして仕事は常にアグレッシブだ。 田舎は田舎で素晴らしい。のんびりした人間関係、なんといっても全てを受け入れてくれる大自然、新鮮で安全な食材(都会よりもレパートリーが減るのは事実だけど、それはモノの“旬”と言う事だ。)
結論から言えば、人間には両方が必要だし、両方を楽しむべきだと思う。故・本田宗一郎(HONDAの創業者)は別荘持たない主義を語られていたけれど、オレはそうは思えない。もちろん週末ごとに様々な場所を泊まり歩いたりするのも楽しそうだけれど生活とは違う。オレが推奨したいのは“生活”なのだ。別に豪勢な別荘ではなく必要最低限なモノが揃う、管理もそんなに苦労ではない程度の別荘。好きならば家庭菜園とかも夢ではない。
ウチは伊豆の下田で東京からは電車で二時間、クルマだと三時間はかかるので一泊2日ではキツいけれど、その時間を差し引いても価値があるのが二重生活。下田のサーファーの女友達は薄目で見たらバリ島のウブドみたいな景色の場所に一軒家を所有。なんとその価格は150万円、ヒャクゴジューマンエン!! まあ、それはかなりのレアケースとしても、500万円から一軒家が手に入るのは事実。実際、過疎地域ならばタダ同然なんてケースもありえると聞いている。
では東京(都会)での生活はいかがでしょう!? 都会でそれなりの広さの家を求めるのは、なかなか至難の業。家を購入なんて考えても実際、100㎡程度の建て売り住宅ですら7千万円とか・・・しかし、1時間から2時間も海や山へ向かったら千葉や群馬、湘南方面や茨城にも良い場所が沢山ある。軽井沢は新幹線ならば1時間の距離だ。アシだって自動車を所有しなくても便利なカーシェアリングシステムなんか利用したら自家用車を持つより、ずっと経済的に良いかと思う。
都会の家は生活する為の最低限の家、そして別宅は趣味に合わせてそれなりの広さを持つなんて現実的ではないかな?~~~なんて、真面目に考えてみても良いのではと思う次第です。
仕事だってこれだけインターネットも発達してフレキシブル出勤、自宅でお仕事なんてのも可能な時代でもあるしね。そして何より脳ミソのスイッチがON&OFFが出来て、素晴らしく調子良くなるのは間違いないと、考えれば考える程にオススメしたい次第です。
人生を二倍楽しむ為の“都会と田舎の二重生活”なんて最高ではないですか!?