人間は1日に30品目の食材を食わなくてはイカンらしい。そんな目標はなかなか達成は難しい。吉野家の牛丼を食ってもメシ1、牛肉1、玉ねぎ1、ぜいぜいオシンコウで1~2程度で結果、3~4品目であろうか。しかしその目標を1日どころか一回の食事、それも朝ゴハンで摂ってしまえる朝食がある。それは琉球料理の沖縄第一ホテルの有名な朝食なのだ。
その朝食は素材数50品目、22アイテムのオカズ。そしてカロリーはたったの585カロリーというから驚きだ。1日数食しか作らないらしく予約が難しいのに強運な友人は前日予約達成。そして指定された時間に沖縄第一ホテルに乱入した。しかし第一ホテルというから相当に巨大な建物を想像したのは僕の勝手な偏見だろうか。そこはどう見たって長屋というか民宿。いや大きめな民家と言う感じ。お世辞にもホテルではなかった。しかし宿泊経験者に聞くとなかなかな風情のある宿らしい。まあ、朝飯を食いに来たんだから建物なんてどうでもいいかぁ!!。さて、その日は大きなテーブルに女子旅人3人組みと相席をした。結構な沖縄情報通な雰囲気の旅人だ。一生懸命ナニか話しかけて友好関係を築こうとしたが殆ど無視された。トシマ女子3人組みはオレがナンパしようとガードしたのだろうか!?。はたまたオレより朝食に興味がいっているのだろうか!!。クッソーと存在を無視されて怒るほどではなかったが、そんな事をしているうちに、いよいよその朝食が運ばれ始めた。
主人はその料理をいちいち説明してくれたが、聞いた事ない名前ばかりで記憶出来ないゾォ!。基本的には琉球薬膳料理、精進料理的な食材だろうか。長命草(せき、ゼンソクに効果)、アマメシバ、モロヘイヤ、オオタニワタリ、ビタンカ、パパイヤ、キクラゲ、くこのみ・・・・・・もう、初めて過ぎてどれがその素材で味だったか殆ど解らなくなっている。とにかくイッパイなのだ。メニーカインズオブフードなのだ。全然覚えられなくて説明も不充分で申し訳ないが是非、写真で想像して楽しんでください。
朝食としては驚異的価格の3000円(税別)と朝食界のロールスロイスのような価格構成だが話題には出来ます。しかし問題が一つあった。食い終わって帰ろうと思ったら、もう既にハラが減ってきたということです・・・・・・・。
- 沖縄第一ホテル 琉球料理”あしゃぎ”
- 沖縄県那覇市安里3-1-23 098-867-3116 (スーパーサンエーの近く)
- 朝食は税別3000円(前日までに要予約)