失礼しましたぁぁぁ~~~。 たった5人の為の店。中野坂上の"さわ田"

失礼しましたぁぁぁ~~~。 たった5人の為の店。中野坂上の”さわ田”

恐れ入りました。言葉も出ませんでした。それはそれは至福な時間でした。その店の噂話しを聞いたら我慢出来なくなりました。自慢の意味も込めて再現しますから我慢して聞いて下さい。では、そのままの噂話しを・・・・・”中野坂上にモノスゴイ寿司屋があるらしい。修行の末、自分の店を出したい一心で佐川急便で5年間の激務をこなし自己資金を作って、自分のコダワリを持つ寿司屋開店。自分一人で満足な相手が出来るのは5人だけと判断。だから5人しか入らない寿司屋・・・。”当然一等地とはかけ離れた立地でのスタートだったが、世の食通はそんな噂をかぎつけて、アッという間に予約の取れない名店へ!”

失礼しましたぁぁぁ~~~。 たった5人の為の店。中野坂上の"さわ田"

どう、行きたくなるでしょ!また、沢田氏のコダワリがすごくて、店全部で8畳間程度しかないがモノスゴイ考え尽くしたレイアウトなのだ。予約を取ろうと思って、知人にお願いして5人の厳選されたメンバーが集い(そんな大それたモンじゃないが・・・。)5月某日に訪れた。スキンヘッドの精悍な顔つき。そして若い。とにかく1対5だから話しが出来て面白い。寿司と魚の講釈を聞きながらの時間は本当に面白い。この沢田氏は前世では漁協の主だったか、魚辞典か、はたまた魚そのものかは定かではないが、どうしてソンな事知っているの・・・の連発!!。魚の話しを聞いていると一緒に黒潮にのって海流を旅して漁師に拿捕された気になる!!。

失礼しましたぁぁぁ~~~。 たった5人の為の店。中野坂上の"さわ田"

ではその日のオマカセコースを紹介。最初にツマミで真子カレイを塩で・・、イカ界のスーパースターあおりイカ、いさき、紫うに(ウニの殻そのまま。最初は生で味わい後半は軽くあぶる!、絶品だぁ。)あわび(”まだかアワビ”の12年物、巨大で価格は単体で3万3千円、それを3時間酒と水で煮上げて5等分して丸ごとガブリ!。ハンバーガーみたいにガブリだよ!。宇宙一美味い。) ワラであぶった香りが素晴らしいカツオ(ほのかな燻製がたまらない。正真証明な土佐風。もうもうたまらない。)ここらへんからニギリで鮪のカマトロ、シャコ、キス、小鯛、鮪赤身、中トロ2種、大トロ、今度はサバのニギリ(五島のサバを皮目を上から網に載せた炭で炙るという技術、客は釘付け!。)コハダ、鯵の棒寿司、車えび・・・・・その後、記憶は無い。とにかく頃合というか合間がパーフェクトでした。楽しませてもらいました。美味い物、食わせてもらいました。そして最後に帰る時はキッチリと外にまで出てきて大切な別れの挨拶の時間でした。

失礼しましたぁぁぁ~~~。 たった5人の為の店。中野坂上の"さわ田"

金が無いと言ってナニもしない奴はただのいい訳なんだなあ・・・とLM的寿司屋での新体験でした。

  • さわ田 東京都中野区中野1-4-2   03-3371-3511
  • 予約は18:30からと22:00から、日祝日は12:00からと18:00から。月曜休業。
  • おまかせコースで17000円。
  • まさに至福な時間。 最近、ブルータスの寿司特集に登場してしまい、予約は余計に至難かもしれない。(そのブルータス読んだら感動しました。)