波田か好きな店はいくつかの条件というか、絶対にこれは譲れないというものがある。そのキーワードは”お得感” である。世の中には高級なのに不味い店もあれば、値段は安いのにしっかり美味しい店がある。安くて不味いなんて駄目。高くて不味いが最低なのだ。最近出来た六本ナントカヒルズにある北京から初めて海外出店という現地では名店であるらしい○○とかいう点心の店なんて崎陽軒のシュウマイの方がよっぽど美味い位なのに自店は美味いと錯覚!!。サービスなんて笑うくらいにひどいもんだった。ここまで不味くてサービスが悪くて高額だと笑い話だ!!。そのうえ。サービス料10%請求してきた図々しさ。満足なお茶も出せないくせに!!。(勿論、サービス料は拒否したが・・・・。)しかし、こんな店が世の中にゴロゴロしている昨今、この当たり前に”安くて美味しい””高くても満足”に相当する店を探す旅が正に波田啓次郎の人生なのである。なんちゃってそんな大袈裟な話しではないが・・。
ここのメニューは地域住民から本当に愛されるメニューだ。そして、観光客を喜ばせてくれるし、家族持ちも喜ぶ、デートにもオッケー、おじいちゃん、おばあちゃんも平和なのだ。ここは”地のナマ物”と”揚げ物”という二大巨頭メニューの構成となっている。決して高級ではないがボリューム満点、いやいや億点!!。そしてナマ物に関しては漁港のすぐ近くで新鮮さは申し分無しである。揚げ物系にも結構なコダワリが入っている。揚げるラードは国産だと臭いのでオランダ産を輸入。カニクリームコロッケは人気大。生物類はハズレなく通常の世間相場の1,68倍の刺身量。(当社比較)そして波田の大好物はなんといっても駿河丼(丼飯の上に鮪の赤身のズケが所狭しと並び、中央には釜揚げシラスがスーパーのワンパック分!!。推定2800匹が山盛り!!。それをワサビ醤油で食すのだ。
例えば、季節にもよるがサンマ定食は800円とこの店にしたら高額製品の域に入るが注文すると絶句!!。サンマが2匹、それもデブデブ油ビシビシなのだ。とにかく”あ~~~ナンだか得したなぁぁ~~”と実感出来る幸せな店です。ハシの裏の食材マメ知識みたいなのもモノスゴイ重宝します。店名の冠には”味噌汁食堂”とあります。いちいち注文しなくても付いてくるカニの味噌汁は絶品でよ。とにかく”得した感”を味わいたい日は足を伸ばして”弥次喜多”が正解です。
- 味噌汁食堂・弥次喜多(やじきた) 静岡県沼津市下香貫樋ノ口1685-1
- 営業時間 11:30~21:00 定休日は毎週水曜日 055-931-2531
- 静岡県沼津市を東名方面から学園通り(沼津駅脇)を抜けて国道414号線を沼津市役所を右に見て、下田方面に直進。3キロ程、走ると左側にエッソのスタンド。そこが変則的な信号機になっていて左折して右に入ると看板アリ。巨大な駐車場あり。沼津市内に数件の支店があるがオーラ値が圧倒的に本店が高い。(のれんわけ的な店があるが,絶対にこの本店が正しい。)
- 駿河丼1000円は個人的お勧め。先日、季節的にカキフライを食ったが絶品。なんと10個以上が!。おススメの食い方は一個目を塩とレモン、2個目が醤油、そして3個目にソース・・。たしかにそれぞれが美味しかった。カニクリームコロッケは人気。定食類は800円から色々。とにかく賑わっていますよ。