"元"をとろうよ!土浦で。土浦はやっぱり土浦だった。

“元”をとろうよ!土浦で。土浦はやっぱり土浦だった。

茨城方面行った。コレといって情報もないし正直期待していなかった。大体に高速道路の発達で高速のインターを降りてもどこのインターだかわからない。マック、ケンタッキー、デニーズ、バーミヤン、ロイホ、ローソン、セブンイレブン・・・・そして巨大パチンコ屋と並んでいる順序が違うだけで店の種類は殆ど同じで個性も風情も何も無い。土浦も同じであった。(というか本当は筑波に用事があって道に迷う間に気が付いたら土浦だった。)

"元"をとろうよ!土浦で。土浦はやっぱり土浦だった。

しかし国道に同じ店が並ぶ。そんなに多店舗化が企業にとっては重要な事なのかなあ・・・・・・・と思いながら昼飯を食う店を求めて走っているとイキナリ、決して美しくは無いが何かを感じる店があった。ドデカイ駐車場の奥にあるその店というか倉庫、いや場内は殺伐としていて店という雰囲気ではない。市場の端っこでついでに営業という姿勢だ。店内を一巡して客が何を食っているかをチェック!チェック!チェック!!!!。そしてその瞬間にその客がイチゲンさんか常連か、また美味そうに食っているか失敗したオーダーであると後悔しているかを顔色を見て見極めるのだ。この瞬間的な判断力、想像力が定食屋評論家を職業とする者の必須の技術なのだ。全員が食べている、そして美味そうにしているモノ、それは”アラ煮”であった。ところがメニューにアラ煮なんて無いのだ。そう、なんとこの太っ腹な店はアラ煮はタダ!!!!!!!。デカイ鍋(アルミ製が気になったが・・・)に美味そうなアラが山盛りに煮込まれていた。

"元"をとろうよ!土浦で。土浦はやっぱり土浦だった。

定食を注文すると、あとは好きなだけアラ煮と野菜サラダを食えるシステムであった。ということで早急にサンマ焼き定食(750円)とマグロ丼を注文。その二品はハッキリ言って《並》であったがアラ煮は期待以上の味だった。結構美味しくて3杯オカワリしました。甘すぎず塩っぱすぎず飽きることなく美味しく食えました。コレを含めての値段なら充分に納得だ。ダレにでもお薦め出来る店に認定です。ボクの試算では小売価格で1420円分はアラを食った計算でしょうか。土浦でそれなりの”元”は取ったのでした。

  • 土浦魚市場株式会社 茨城県土浦市中村西根9-3
  • 0298-41-1313