サンマ界のエリート"炙り秋刀魚"は "天皇杯"獲得で親孝行。

サンマ界のエリート”炙り秋刀魚”は “天皇杯”獲得で親孝行。

天皇賞を獲得とは秋刀魚の出世頭だ。一昔前は《宮内庁御用達》が崇高なイメージがあって老舗の菓子屋や佃煮屋などがこの崇高なブランドを使っていたが現在は廃止されている。この《宮内庁御用達》制度は明治24年に皇室の人々に本物を提供することが目的に特別に作られた制度で資格取得にためには極めて厳格な審査が行われて、商品の品質はもちろん家庭環境、病歴、思想歴などを二代ニ親等にまでさかのぼり調査。例えば和菓子ひとつでも作業前の入浴、消毒、禁酒、白衣着用までが義務付けられた位に厳格であった為に《宮内庁御用達》は日本の庶民が憧れるトップブランドとなった。しかし本物が出ると必ず表せるのがニセモノで、結局この制度は昭和24年に廃止。しかし今でもその過去の栄光を語る業者は多く、高年齢層には絶対のブランドとなっているのだ。そして今現在に新たなブランドとなっているのは《天皇賞獲得》である。《天皇》という言葉は何故が燦然と輝くブランドを感じるではないか。

サンマ界のエリート"炙り秋刀魚"は "天皇杯"獲得で親孝行。

そして今回の主人公は庶民の秋刀魚(サンマ)なのだ。雑魚(ザコ)の代表的サカナが天皇賞獲得は秋刀魚界の”松井”と呼ぶに相応しい快挙なのだ。いや先駆者的と言う事を配慮すると”ナカァタァー”かな!?さて、これは新発見。こんなに便利な美味しいものが世の中にはあるとは・・。簡単に説明すると”軽く炙ったサンマを酢でシメテそしてパックした・・・となる。しかし素材も当然に吟味されていて気仙沼港に水揚げされた地元産の厳選された”旬”のサンマを使っている。(当然、着色料、保存料は未使用) ナンと言いましょうかヒカリモノのニオイと違う何処か懐かしさを覚える味なのだ。とにかく美味しいので試食してみましょう。そのまま冷凍が出来るので、オカズが無い時にはドンブリや、酢メシに巻いて手巻き寿司、当然、そのまま食っても最高です。幸せな秋刀魚数匹が、必ず我が家の冷蔵庫にいつもご主人様のお呼びを待っています。なんだかこれが冷凍庫にあると安心するんですよ。さすが天皇賞の風格です!。

  • “あぶりさんま” 問い合わせ ㈱阿部長商店 マーメイド食品 0266-24-8866 http://www.abecho.co.jp
  • 第42回農林水産祭 水産部門 ”天皇杯”受賞。 明治神宮で行われる新嘗祭(にいなめさい)に合わせて全国農林水産際が開かれる。その際に農産、畜産、水産、林産、村作り、園芸、蚕糸・地域特産の七部門で全国の色々な農産関係のコンクールでの上位の中から更に功績のあった団体個人に贈られる賞。その中でも”天皇杯”はその年の農林水産業者・団体の最高の栄誉ある賞である。