バナナガード

バナナガード

バナナが好きである。好きに理由なんて無い。オヤツに、そして小腹が空いたときに、スポーツ時のエネルギー補給に・・・それも新鮮というより熟れまくって腐敗に大分近い、お店では商品価値が無くなり掛けた位が好きだ。腐敗は嫌いだよ!(バナナは事実、その位、腐敗に近い熟れ熟れがバナナ効果絶大らしい。) 一昨年、北海道のニセコでイリモト・チームとスノーボードを楽しんでいた。
バナナガード

俺たちはゲレンデではないコースアウトした樹木の間をカッ飛び新雪を滑り降りる事に喜びを感じるのだが、イリモトは防寒具とか電話をデイパックに収めて背負っている。あるとき、ポケットに物を入れるのがイヤで財布と携帯電話、デジカメを預かってもらった。防寒具などと一緒に”大切三点セット”はしまわれた。しかしそこにはイリモトも愛する生バナナ(なんのケース、袋にも入れていないそのまま。)が入っていたのだ。要は波田の大切三点セットとバナナが同居したわけだ。・・・・・そしてその日、イリモトは確かにバックパックを背にして転倒をしていたのを目撃していた。
まさか・・・・・昼に財布を返して貰った時には、財布の縫い目からご丁寧にカードの一枚一枚に至るまで潰れたバナナは入り込んでいた。縫い目に入った、まだ粘度の残るバナナは、それから2年位の間は財布を取り出す度に思いださせてくれる程にひどい事になっていた。その時にイリモトがバナナガードを持ち合わせていたら、こんな悲惨な結果は免れていただろうに・・・・・・最初にこのケースは北欧はスェーデンの雑貨屋で発見。ところがバナナガードだって言うのに色は白、グリーン、赤・・・・そんなのは駄目だよ!!黄色以外は眼中に無かった。その後ヨーロッパでいくら探しても黄色には出会わなかった。欲しい~~~その思いはどんどん増殖!! そして結果見つけたのは、なんと玉川高島屋ショッピングセンター南館地下のキッチングッズの店であった。こんなキュートは専用ケースは中々無い。イチゴガード、メロンガードなんて考えられない。バナナを安全に快適にいつでも食べられるようにしてくれる画期的な製品だ。今日もこの”バナナガード”と旅をするのだ。

バナナガード