小粋なスポーツカーの代名詞はメルセデス・ベンツSLシリーズだろう。数少ないオートマチックが許せるスポーツカーである。最初は70年代の280SLを狙って数年探したが、気に入る車は見当たらなかった。(30台位みたなぁ。)しかし日常のアシと考えて、ひとつ新型(?)を友人から乗せてもらったら、その走りっぷりは二十年以上前の車とは考えられない俊足だった。そして探すこと数ヶ月、なんと探せばあるもので実走行距離たったの4045キロというクルマを発見。京都の大金持ちのジーさんが観賞用に購入(金魚じゃないんだから!)して18年間屋根付き駐車場で暮らしていたというクルマ。始めて見た時は、あまりの新車に近い程度の良さでビックリした。ドアの開閉バネはまるで新車(古い車はドアの開閉のバネで、その程度が想像つくのだ。) 皮のシートは新車のままで疲れはゼロ。当然エンジンルームも一切の汚れ無し。結局、相場を度外視した値段だったが安い買い物をしたと思っている。いくらお金を注ぎ込んでも、こんな程度の良い車には出会えない。そしてレストア(復元)して出来るものではない。ハードトップは取り外せて春から秋までは物置に入れて内蔵されたソフトトップ(ホロ)にしておいてオープンで走りたいときには開けるのだ。波田は洗車嫌いだが、この車の場合は別で乗るたびに洗車して乗っている。そんなピッカピカなSLがお気に入りだ。駐車場に停めて去るたびに振り返って眺めて、ため息をつく。フゥゥゥッ・・・・・・カワイイ。可愛い車は後姿が最高なのだ。これで深夜の都内をクルーズするとゴキゲンなのです。音楽は80年代っぽいソウルフルなのが合うかな!
