都会の”農家の台所” 誰が想像したであろうか。農家がこんなに脚光を浴びる姿を・・・・ 農業と言えば、言い方は本当に悪いが、後継者がいない、過疎化が進む、地方都市の先細りの産業・・・というのが一般的だった、だから”家業の農家を継ぎに国に帰る人”とかうと都落ちのイメージすらあった。 しかしそれは日本が高度成長期の話で、最近は食品偽装問題からはじまって、食料自給率問題など農業が、これからの未来産業であるとばかりに、脚光が当たっている。
これは本当に素晴らしい事だ。 本来、正直に作られた野菜はエネルギーがたっぷり入って本当に美味しい。ところが当たり前な事を当たり前に出来ないのが悲しい”性(さが)”なのか。この店はそんな野菜におもいっきり脚光を浴びさせている。そして生産業者の農家の”主人””せがれ”をスターダムにのし上げようとしてるのだ。 店内に入るとまさに選挙事務所のような顔写真ガァーンと入ったポスターが何枚も張られている。まさにスターだ。 店の入り口はどうみたって超入りにくい野菜専用冷蔵庫。その扉をあけて冷蔵庫を抜けると店内となる。全く不思議な店だ。
波田みたいな野菜好きには応えられないモチベーションとなるが、野菜嫌いには苦痛以外の何者でもないから、そんな方々には早く治してもらいたい。 料理はいたってシンプル。生野菜食べ放題のサラダバーは女性シェフが能書きをタレながら、野菜をスティック状にカットして氷の台の上に載せていき、どんどん食べまくれる。(ただ敵も考えていて、取る為の器がコップで、そんなに取れない様に出来ている。従って元取りパワー全開の波田としては、コップにぎゅうぎゅうに詰め込み、恥じらいも何も無く何度もサラダバーを往復するのが常だ。) この店を帰る頃には血管から血液がサラサラっと流れる音が聞こえてくるのだ。
定食類(どちらかと言えばプレートランチ)も本当に美味しい。野菜がたらふく食べたい!!なんて感じる日は是非、ここに駆け込んで”血液さらさら作戦”を遂行してください。 人間は食べたもので、作られているのは承知の事実!! ファーストフードを今日たべたら、その食品で髪の毛、肌が作られて、今日食べた牛丼で爪や足の先の皮が出来、今日食べたコンビニ弁当で”二の腕”が作られる・・・・良いもの食べればイイ身体が出来るのは当然な事。人間に大切なのはバランス! 普段の悪習をチャラにする為にも”農家の台所”で栄養補給しましょ!! サラサラっサラサラって言いながらねっ!!
- 農家の台所 東京都渋谷区恵比寿南1-7-8 恵比寿サウスワン 1階 03-3719-4831
- http://www.noukanodaidokoro.com/