ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

オレは卵が好きだ。食材、世界に数多しといえどもあの、変り身の早さは、右に出る物は無い。何処に行ってもイイ顔して好かれている相当な八方美人な奴だ。ある時は焼かれて、茹でられて、時には生で・・・溶かれたかともうと様々な物と混ぜられて、しかしある時は土の中に何ヶ月も入れられ化石の様なピータンと呼ばれてみたりして、やな顔ひとつしない。・・・・・目玉焼き、オムレツ、ゆで卵、卵焼き、ボイルド、スクランブル・・・・まあ、その変わり身の激しさは世界一に忙しいといわれる”ニッポン人サラリーマン”の象徴の様ではないか。都合のイイ女としても驚異的な実力を持つ。

ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

今日はフレンチの定番としてのオムレツ、明日は納豆の友として、スキヤキの必須アイテムとしても登場。中華粥に、ピータンに。中華ソバでは定番アクセサリーに、寿司屋ではその店の実力を試す重要なアイテムだ。そして容姿は平和の象徴的な”タマゴガタ”と言われるシルエットを誇る。これほどまでにエアロダイナミクスを追求しきった空力学的ボディーなのに、それ程に早く走ることもない。それどころか自立が難しく専用台なりケースがなければ平坦地に立つ事も困難。自立困難な食べ物というのも珍しいでしょ。そんな、哀れで悲しい奴なのだが、何と言うか・・・力になってやりたいと思うのは人間の性(さが)ではなかろうか。(本音は上手く利用したろっかぁぁ~てなカンジ。)そんなカワイイ奴は”目の中にいれてもカワイイ”を越して”胃のなかに入れてもカワイイ”のである。だから今日も卵を食おうではないか。ここはホノルル。ワイキキの中心地から少し外れた場所だ。その名も EGGS’N THINGS(エッグスンスイングス) 良く店名の意味は解からないが卵屋と波田は呼んでいる。”卵の複数形の事柄”なのだ。(本当にそうだかはワカラない。)。ここの営業時間が相当にユニーク。夜中11時から始まって深夜そして朝食をこなし、遅い朝食、ランチ、遅い目のランチをして終了が午後2時。要はディナータイム以外の時間に営業。卵は夜食わないから…と言っていたが真意はわからない。

ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

メニューは大きく分けて、オムレツ、クレープ、パンケーキ、ワッフルとなる。オムレツはプレーン、玉ねぎ、チーズ、ハム、ベジタリアン、ベーコン、スパム、青ねぎを投入可能。クレープ、パンケーキは様々な甘い物、果物をトッピング可能。またサイドオーダーにコンビーフハッシュ、マフィン、ポテトが選択可能、卵の焼き方に至っては SC:炒り卵、 UP:目玉焼き、OE:両面焼黄身焼かず、 OM:両面焼き黄身半熟 OW:両面焼き黄身良く焼く 、OH:黄身崩し良く焼く、POACH:落とし卵・・・と細分化されている。セットメニューも充実で早起きスペシャル(5:00~9:00)卵2個とパンケーキで3ドル、お寝坊スペシャル(1:00~2:00)も御用意!!。実に家族的な平和な店です。ワイキキに行ったらホテルの定番ビュッフェもいいけれど是非一度寄って八方美人な卵にアメリカを感じてください。

  • EGGS’N THINGS.(エッグスンシングス)
  • 1911―B  KARAKAUA AVE, HONOLULU,. HAWAII.  96815
  • 電話 949-0820
  • ワイキキ中心部をはしるカラカウア通りをアラモアナ方面へ。ステーキのシズラーのある角の隣り。ヒルトン・ハワイアンビレッジから徒歩3分の距離。
  • 営業時間 深夜11時から昼過ぎの2時 お値段はせいぜい5~10ドルあれば充分に食えます。結構な人気の店なので並びます。それも楽しい店です。