東ヨーロッパのモルドバだ。もう一生わざわざ行かないだろうけれど、なんだか平和な良い街だった。街の至る所に昔は栄えた面影が随所に見える。お花屋さんが沢山あって明らかに精神的には豊かそうだ。ここは西にルーマニア、東にウクライナと接しているので料理も様々な影響を受け合っている。
どの国にも酸っぱめのスープがあって、その国の人々はそれぞれ自国の料理であるとプライドいっぱいに話すけど、そこらへんが近隣諸国とうまくやっていけない大きな理由なのではないかな!?(笑)だいたい国境も10年単位でみていったら随分と移動しているし。とにかく”平和ボケ”とは無縁な場所だ。 さて、モルドバ料理を解説。そのリストから全てを食って見たいと思っていたら、その殆どを網羅する店を発見。その名はフータロウ。
“ラブジャ”は玉ねぎを茶色くなるまで炒めて甘みをだして日本でいうソーメンみたいな細い麺に絡めて食べるモノ。少しお醤油をかけたら沖縄料理のソーメンチャンプルーだ。これ懐かしく美味しい。パリューニキは、つぶした茹でたジャガイモを塩と胡椒で厚めのカワで水餃子にしてスメタナというサワーヨーグルトをのせたもの。これロシアにも中国にもネパールにも、そして日本にもある国際的料理。それぞれ国々で味付けや素材が違うけれど。
“チョルバ”は国民的なスープ。これはチョルバクファソレ(Ciorba cu fasole)と言うニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、赤ピーマン、香草が入ったサッパリ味のスープ。 “ボルシュBors” まさにロシアやウクライナの料理であるボルシェ。ビーツと赤い根菜、玉ねぎ、キャベツが入った少し酸味のあるスープ。この微妙な酸味がモルドバ料理の決め手でした。
しいたけ、なめこ、しめじなどのキノコ類をほんのり酢であえてオイルと小ネギでマリネしたモノ、上品な味付けで舌触りも良い。肉食を禁じられたロシア正教のおかげで、きのこ料理が発展したそうです。 “ゴルツポクリースキ”ニンジン酢漬けを発酵キャベツで巻いたロールキャベツ。キャベツ&キャベツのキャベツ好きにはたまらない料理。 “サルマーレツェレンクツァ Sarmale Tarencuta” ルーマニア系移民が大半をしめる国なのでルーマニア料理でポピュラーなサルマーレはここでもポピュラー。
まるごと発酵させたキャベツの葉を使い米と赤ピーマンのトマト酢煮を包んだモノ。濃い緑のはブドウの葉っぱのモノ。 “リンバデビタファルタLinba de vita farta” 牛タンの塩漬けを水で煮たモノ。シンプルそのものだけど、ただ焼くよりずっとマイルドで美味しい。保存的にも良いのでしょう。これはホームラン! とにかく想像以上に何もかも美味しいのがモルドバ料理だった。
Restrant Hutoroc レストラン フータロー(笑)
V、Alecsandri68 Chisinau. MOLDOVA
世界中に麺ファンはどこにでもいる。蕎麦、うどん、パスタ、ラーメン、ビーフンやソーメン・・・・本当に幅広い。麺類は地球人全般から好かれている。そういえばパンや御飯が嫌いという奴(こんなヤツは奴である。)は時々いても麺が嫌いという人に出会った事無いなあ。いたら是非、紹介してください。世界平和と興味本位でインタビューしてみたいもんだ。だって麺はカワイイじゃないの。あの細くてツルツルとした風貌は何だか守ってやりたくなると言うか、哀愁すら感じてしまう。そしてあの触感というかプルプル感はたまらない。ミズミズしさも万人から好かれる理由だろうか。絶対に人を裏切る事は無いそんなイイ奴を感じてしまう。(オレ実は相当な麺フェチなんだ。)
そんな麺類に新しいお味の仲間入りが正式に国連の安全保障理事会で決まったらしい。そんな、初めての食感がこのベトナム麺”フォー”である。歓迎の意を込めてスタンディングオーベーションで迎えてください。パチパチ・・・。こんなに美味しいモノに今まで出会えなかったなんてオレって可哀想な奴だったんでぁぁと涙も出てしまう。親までは恨まないがもっと早く知りたかったもんだ。波田的な食するのに正しい時間は二日酔の残ったお昼、または外食が続いたすこし身体が弱った感がある週の半ば。野菜不足でイライラのつのってくる昼下がり。金は無いが正しい栄養補給をしたい・・・・そんな時こそフォーの出番だ。しかしそれは波田の推測で、本当はいつでも食いたい時に食って欲しいが、あなたの近所にはこんな店はまずは無いであろう。困ったもんだなあ。その本題のフォーである。フォーの基本は米粉で作った白い平麺に牛骨か鶏ガラで取ったスープが基本。(従ってあっさり系)フォー・ボーといえば牛肉入り、フォー・ガーといえば鶏肉入り。好みでライムを絞り辛味を入れて食す。値段は50円~100円が相場。スープの味は北(ハノイ)があっさり系、南(ホーチミン)がこってり。香草、ネリモノ、揚げ物のトッピングあり。シャン菜、ミントが大量にそして無料で加えられるのは嬉しい。
そして”混んでいる店は美味い”という鉄則は正しい。ここで紹介する店、”フォーボー”はハノイッ子の一押しの店。いつも混んでいる。しかし日本のラーメン屋と一緒で地方により相当色々と幅があって面白そうだ。ヤバイ世界に突入してしまったぞぉ!。
PHO BO 2B Ly QuocSU.Hanoi 電話はナシ。
場所はタクシー、またはシクロに住所を見せれば一発でいけます。
営業時間は”永遠”。 さあ、飛行機乗って食いに行こう!!。
今回は横浜中華街のお気に入りを御紹介しましょう。私はこの店に通うこと、25年。本当である。そう、それは満州から引き上げてきて日本の生活になれてきたころであろうか。そんなに前から私は生きていない。私は横浜・中華街を散歩することが好きだ。これほどまでに簡単に異国情緒に突入出来る場所はそうはない。JR・石川町駅から6分で外国だ。長崎のハウステンボスでオランダを感じるより、三重県の志摩スペイン村でスペインを感じるより、サンリオ・ピューロランドでキティーちゃんの街を歩くより間違いなく異国情緒は丸だしである。
歩きながら薄目で見たら上海、北京と変わらない。ここ中華街は勿論、華僑の街。中華街はメインストリートを中心に東西南北に街は広がっている。裏通りも中華街っぽいというか、いかにも香港映画のアクション俳優・チョンユンファあたりが、犯人追跡でゴミ箱をひっくり返しながらマシンガンを撃ちまくるシーンが似合いすぎる。メインストリートには料理の鉄人に登場した有名店も店を連ねている。しかし、おそらく今回紹介する”謝甜記”(しゃてんき)はこの好立地のメイン通りにあって間違いなく一番、客単価が安い店であろう。本当は伊勢海老やフカヒレを売ったほうがズッと儲かるのに・・・たまたま”御粥(おかゆ)”などという安価な料理にこだわった為に客単価が上げようもない状態。他店と比較して慌てて高級食材を仕入れたがもう遅い。客はひたすらに御粥(おかゆ)を食いにやってくる。それで有名になってしまったから御粥ばかりが売れる。単価が安い上に熱いからなかなか食えずに回転も悪い。しかし、イイじゃないか。お客さんが喜んできてくれて・・・・・・・とトホホ状態のオーナー。(これ、波田の勝手な解釈です。)
高級他店を尻目に今日も客単価中華街一安値を目指し、今やライバルは重慶飯店でも華正楼でもなくドンキホーテかコジマ電気か・・・・そんなわけないが、とにかく美味くて安い。御粥の種類も豊富。先程の話しは半ば冗談で御粥と一緒にお料理も美味しいから食べてください。波田の個人的お薦めは”梅肉鳥唐揚げ”素晴らしい。泣きます。ただし、日曜祭日は長蛇の列、並ぶ事を覚悟で行ってください。最近出来た近所の新店舗は朝9時から営業しています。
謝甜記(しゃてんき)中国粥 横浜市中区山下町165番地
電話 045-641-0779
定休日 毎週火曜日
営業時間 10:00から20;30 (近所の2号店は9時より営業)
石川町北口から中華街大通りを目指す。善隣門から入って華正楼を左に見て隣りの角。山下公園の東門から入ったら交番を右に見て次ぎの角の右側。
今、我が家は家庭の事情で静岡県は東側、伊豆半島のつけね、沼津市に住んでいる。人に沼津というと、十中八九、”ならば魚おいしいでしょ”と言われる。それは、ブルガリア人に会ったらヨーグルト美味しいでしょ・・・・・札幌の人ならば、毎日、味噌ラーメン食っているの?・・・・ケンタッキー州が出身と言えば、毎日ケンタッキーフライドチキン食っているの・・・・・はたまた、メキシコ人にはドン・タコス・・・・イタリア人なら朝から晩までスパゲティー・・・・ナポリ出身ならナポリタン・・・・北京出身なら北京ダック・・・・切りがない。沼津を馬鹿にするんじゃない。(誰もしてないかぁぁ!)毎日、魚ばかり食っている訳ではない。沼津には美味しい物がある。色々あるんだがぁ・・・・でも正直なとこ・・・・・・魚は本当に美味しい。やる気が違いすぎる。シャキーーーーーンという音がしそうだ。
そして何故だか、魚屋の朝は早い。7時頃から開店している。(決して24時間ではない。)週末は早朝に起きたら御飯をセットして、それから歯を磨き、それから顔洗い、それから用足して、サンダルはいて近所の魚屋に行く。サンダルで行く事が魚屋・店主に対してオレは地元じゃぞぉ。なめたモノ出したら許さんぞぉぉぉという威嚇になる。ジャージ姿もイイかもしれない。(オレは着ないけど。)でも実際買う時には”オジさん、これくださーぃ、良いとこいれてねぇぇーー”・・・そこにはサンダルの威厳はない。オジさんに嫌われたくない一心だ。そして何を買おうと決めて行かなくても、魚屋に行けば答えがある。多種類の魚がおいていないのだ。選択の余地なし。駿河湾は太平洋岸の海で最も魚影(魚の種類)が濃いといわれている。しかし、新鮮な物は海まかせ。捕れる日、捕れない日がある。そしてマーケティング上、高級魚は築地にいってしまう。しかし、波田に言わせると美味しい魚は”雑魚”(ざこ)だ。近海物でしょ。やっぱ!!。
鯵(あじ)鰯(いわし)秋刀魚(さんま)が王道を行っている。生しらす、浅蜊(あさり)なんか店先で1m位、汐を吹きまくっている。元気元気…・良い子じゃねえ。あとで味噌汁にしてやるゾォォ。しかし人間は酷だなあ・・・・なんて感情移入してたら浅蜊も食えない。そんな朝からイカの刺身、浅蜊汁、生シラス(これ絶品)、そして刺身を食うことが一般的な生活にあるのがこの街。カフェオレとクロワッサン、べーグルとクラムチャウダーもいいけど、こんな沼津的というか日本的朝飯にはまだまだ太刀打ちできないねぇぇ。出なおして来ナ!!!。 今回は推薦の魚屋。朝は早くから、夕方は客が来なくなったら・・・・・・という営業時間。土曜日休業。魚関係の美味しい店はそのうちに紹介します。奥深し・…沼津。
魚松(うおまつ) 静岡県沼津市下本町
電話0559-62-0610 (電話しても期待する答えは返らないと思います。)
2014年10月15日 今年の春先に本屋さんの店先に平積みされた雑誌『POPEYE』のポートランド特集号を立ち読みしていて衝撃を受けた。そこにはオレの捜していたモノが全て載っているかのように見えたからだ。(くれぐれもポートランドはアメリカ西海岸のオレゴン州の都市です。東ヨーロッパのポーランドとは違います。)
70年代、80年代を20代で過ごした若者にとってはアメリカ文化の影響は計り知れない。当時も雑誌『POPEYE』やMade in U.S.Aなどというポパイの別冊を穴が空く程に読んだ記憶は昨日の事みたいだ。オレは運良く80年代の初頭にアメリカで過ごした時期があったので、余計にその文化への執着と憧れがあるのかもと思う。未だに乗るクルマは70年代?80年代だし、聞く音楽もやはり80年代のR&Bに落ち着くのだ。
さて、その雑誌『POPEYE』のポートランド特集にはそんな憧れがそのまま現代でも色あせる事もなく取材&掲載されていたのだ。洋服屋さんにレストラン、バーに雑貨屋さん、カフェにアンティークショップ、家具屋さん、レコード屋さん、週末のオーガニックマーケット、普段のオーガニックスーパーマーケット、スポーツ用品店、そして世界に影響を与えたホテル(ACEホテル)などが完璧に取材されていたのだ。それは多少、大げさに書き立てているかもしれないけれど、充分に行こうという意欲をかきたててくれる内容だった。
スケジュール的に10月の初旬となった。一緒に行くのはオレにMONOの価値を教えてくれたN氏、そしてフランス帰りの料理人のレストランプロデューサーのS夫妻だ。 食に、モノに、超ウルサイ方々六人のチームで、実にオモシロイ面々だ。
しかし6日間とは言え、決して時間は充分ではない。 行こうと思う店をピックアップしただけで、すでに日程を超えている。オレゴンはワインの有名な産地なのでワイナリーも是非とも訪ねたいし、スバラしい観光地もあるしね。 結局は何処かで何かをあきらめなくてはならない事はわかっているけれど、やはり全てを網羅したい。幸いにポートランドは想像以上に大きな街だが、意外に渋滞も無くてA地点からB地点に移動するには、思っていたよりも時間がかからず、ずいぶんと縦横無尽に街の中を走り回った。(レンタカーの高性能のナビのお陰でもある。) そして走る途中でまた別のアンティークストアを発見して寄り道したり、週末などは骨董のマーケットなども偶然に通りかかり寄ったりして、かなり掘り出し物にも遭遇して皆も大満足。食事もアメリカの平均から考えたらすこぶる美味しい店ばかりであった。そして何を隠そう、オレゴン州は消費税が無い州なのだ。 だから買い物”魂”にも当然に着火! 最初から予定していたスノボーのエクイップメント、ヘルメット、ゴーグル、テント(オレゴンはアウトドアのメッカ)照明器具、バスローブ、いろいろな雑貨、そして予定外のアンティーク雑貨や古着を購入できたのだ。
そして、大切なのは街の雰囲気と人々だけど、人と目があうと話しかけられ『ポートランドは良いところだから楽しんでね!』と声をかけてくれるのだ。道を渡ろうとすると、クルマは必ず停まってくれるしね。(ロサンジェルスやアメリカの同じ地続きの事とは思えない。)
とにかく期待以上に楽しめた街、ポートランド! 素晴らしい季節に是非、行ってみて下さい。 考えてみたらアメリカへの入国回数は50回以上にはなる。しかし、一都市だけを攻めたのはここが初めてだ。それ程に期待したし、期待に応えてくれたのだ。アメリカ文化が好きならば行ってみて期待を裏切られる事はないですぞ。
今回行ったレストラン&お店 (他にも無数にありますが!・・・)全て美味しいですよ! ※要予約
◎ BRODER NORD 北欧料理の店(ランチ)ここ爽やか!!
◎ PARK KITCHIN ※ 前菜が充実の店。ロケーションもカッコいい!
◎ CLYDE COMMON ※ ACEホテル併設のカフェ&レストラン。客層がいい!
◎ THE WOODSMAN TAVERN ※ 薪料理の店。肉が中心だけど生牡蠣、ダンジェネスクラブなどあり。
◎ LITTLE BIRD ※ かなりハイレベルなカジュアルなフレンチ
◎BOLLYWOOD THEATER インド料理専門店、カジュアルだが美味い。
◎OLYMPIC PROVISIONS ※ 肉料理専門店、サラミやプロシュートの美味さで世界を変えた!
◎ KENEDY SCHOOLの中のレストラン 元は学校というユニークなホテルの中のレストラン。基本的なアメリカ料理。泊まりも当然に楽しい。
◎WONGS KINGS 中華料理 醤油味が恋しくて行った飲茶の店。
◎ DOWNTOWN のフードカート(無数にある) これぞポートランドの食文化!ドデカイ駐車場に無数のコンテナで様々な国の料理をテイクアウト専門で販売、長蛇の列の店も沢山ある。昼メシ時に行くとポートランドのランチ事情が垣間見れて楽しい。
◎ COAVE COFFEE ROASTERS カッコいいなんてもんじゃない!
◎SCHOOLHOUSE ELECTRIC & SUPPLY もうありえない規模、デザインの復刻版など照明器具などを作る小さなメーカー。泣きました!
◎ HIPPO HARDWEAR &TRADINT 考えられない規模のアンティークの部品専門店。これは世界一だ。
◎ PORTLAND OUT DOOR STORE もう考えられない”お宝”の倉庫的な店。カッコ良く言えばデッドストックの山! ブッ飛びます! 信じられなかった!
◎ MENTICELLO ANTIQUE MARKET PLACE これぞアメリカ!!!
◎ OREGON LEATHER COMPANY
◎ BEAM &ANCHER オシャレな雑貨屋さん。作家モノなど多数。
◎ GOODWILL 古着から生活用品までなんでもある店。驚異的です。チャリティーで成り立つ。
◎ RIVER CITY CYCLE 超親切、品揃え、ハイセンスな自転車屋さん、ポートランドの人々がどれだけ自転車が好きかわかる。小物も掘り出し物多数。
五指山とは中国の海南省にある5本の手指の形をした、とても険しい山である。決して穏やかでない、日本では見る事の出来ないギザギザした山だ!(よく慶林とかの写真で出てくるタイプの険しい山だ!) 恐らくこの険しい山々のイメージがここのお店の激しい味につながっているのであろうか! ここの中華料理は本当に味が奥深い。化学調味料的な味、辛さではなく、奥深い味わいなのだ。 店構えは、悪いけどまるでオーラを感じない。悪いついでに言うと、店の看板はグラフィックデザインというモノをナメてるのかという位にヒドい。(店主さん、これから褒めちぎりますから許して下さい。)
入店しても、ここが中華料理店とはまるで思えない。中華料理店といえば色で言えば”赤”そして重厚さを出す為の”焦げ茶”と相場は決まっている。緑とかブルーの中華料理屋なんてこの世には無い。インテリア関係者にいわせれば施行前のただの”箱”の賃貸物件なのだ。 白い壁紙に何でもない床。飾り気はゼロ。解り易く言えば、引っ越し準備は10分で完了だ! メニューはホワイトボードにペンで書いたもの。それもカタカナ&漢字、字が大きかったり小さかったり真剣に読まないと解読は難しい。しかし三枚のボードにはギッシリと様々な料理が書き込まれている。だから座っているだけだと四川料理を食いに来たなんて実感はゼロ!(笑)要は、こちらの店主は店構えなんて小細工には興味がないのだ。とにかく”お味”で勝負!!
その御主人一人で厨房を切り盛りして、ホールは女性が一人。どうでもいいけど、この関係に婚姻関係は無いと店主の言葉。 オーナーシェフなんてオーラをまるで出してはいない御主人だが、なんと日本人(和田真二さん)なのだ! 中国の地方料理などを自分なりのアレンジをするという楽しみな指針は素晴らしい! メニューはホワイトボードを見てどれもヨダレが出てくるので片っ端から注文!!黒酢酢豚は肉のピースを聞かれる。柔らかくほどける様な食感の肉。そしてなんの遠慮もない、こびを売らない酸っぱい、辛い、甘いとエッジが効きまくり過激に美味い! そして蒸しパンにそれらを付けて挟んで食べると??昇天!芝海老の生のり黄唐辛子土鍋煮は全く、見た目を裏切るモノで唐辛子がガッチリときいているのに、ベースの塩味に和むのだ。
満腹をずっと前に超して120%の超満腹状態なのに麻婆麺を注文! もう麻薬的な山椒のシビレと辛さでまたまた昇天!かなり刺激的な夜になりました。 食べ終わった後の達成感と充実感・・・素晴らしかった! しかし食べられなかったけど”牛ペニスと揚げニンニクの土鍋煮””和牛アキレスケンのトロトロ鍋”なんてどんな味と食感なんだろう! もう新年会の予約は入れました!(笑)
東京都世田谷区世田谷4-2-15 03-3426-2130
営業時間12:00-14:30 18:00-21:00 定休日は水曜日、その他不定休
世田谷線・松陰神社駅から世田谷通りに向かい右側
久しぶりに名古屋に出かけた。名古屋での食事は本当に悩む。だいたい食事(昼メシと夕飯)の悩みは毎日24時間ごとに、やってくるのが常だが、来る日も来る日も考える。ことさらに名古屋だと悩みは複雑となるのだ。 魅力的な名古屋でのメシ・・・ ここで”人”は何を食うべきか・・・味噌煮込みうどん、味噌カツ、エビフリャー(エビフライ)、きしめん、ひつまぶし、天むす・・・これに夕飯となると土手煮(ドテと略すのがネイティブ)、手羽先、名古屋コーチン、が加わるから話はややっこしくなる。
久しぶりに、元祖”手羽先”の店である”風来坊(ふうらいぼう)”に出かけた。この店は賛否両論あれど、この名古屋の名物料理の発祥の店である事は承知の事実だ。 注文したのは”手羽先””手羽元から揚げ””つくね団子の塩味””つくね団子の味噌だれ””串揚げセット””土手鍋””モツ煮込み”・・・・これらの共通項はなんだかわかるか!? 並べてみてわかった事は、ことごとく色が”茶系”であるのだ。そう言えばランチに食べようと考えたメニュー(海老フライ、きしめん、ひつまぶし、テンムス・・全て”茶”だ!)
十数人の宴会だったのだが、長いテーブルに並べられた注文された品々は、ことごとく”茶”!! 茶色にはどんな視覚的効果が期待出来るのであろうか。 これが偶然なのか、茶系ばかりを集めたのかはわからない。名古屋では茶系の食べ物のみが受け入れられるのだ。 さて、大切なのは味である。この”手羽先”だが、止まらなくなる。食べ始めたらもう誰にも止められない。そして小骨の山がどんどん積み上がるのだ。 消化された胃腸の中も茶色ばかり!! 出てくる物も茶色だ・・・(笑)
風来坊(ふうらいぼう)
店舗は名古屋市内だけで30店舗、愛知県内で15店舗、岐阜に9店舗、三重に4店舗、そして北海道、埼玉、富山、大阪、福岡、佐賀、熊本そしてロサンジェルスに3店舗! びっくりしたなぁ!!
http://www.furaibou.com/
波田は”元祖”に弱い。福岡の人々いわく、もっと美味しいモツ鍋はあるなどとアドバイスをくれるが、それは事実であろう。(笑) しかし、誰がナンと言ってもこの店は、”モツ鍋”を考案した店なのだ。 業界初、新発明、パイオニア、開拓者、元祖・・・その功績は莫大である。という事をふまえてまずはご紹介!
“鍋奉行”などという言葉が世に出て来て久しい。 波田のまわりにも統計的に9、5人に一人の割合で、頼まないのにチャッチャと手際良く、みんなの鍋物の準備をしてくれる親切なヒトがいる。そんな人々は必ず鍋について一過言あるのが常だが、しかし、この店においてはそんな知恵は発揮出来ない。注文すると鍋が登場するが、それは全てセットされて(下にはスープとモツ、そしてキャベツ、ニラが積み上げられた状態で運ばれてくる。)それを着火してひたすらにジィ―つと見て待つのだ。何となく手持ち無沙汰で、さわろうとしたら叱られた。(このジッと待つ時間がかなり辛い!どうしても手を出したくなるのだが・・・とにかくジっと待つのだ。)
火が回った頃に店員さんがやって来て、それをひっくり返す。 店員さんいわくその回し方にはコツがあるとおっしゃるが、見ているとただただ下からグルリと回しているだけにしか見えないし、その店員さんはアルバイトで入って一週間目だと言ってたから、大したコツでは無いと察する!(笑) 自分での味付けも必要なく、(唐辛子の刻んだモノをかける程度)??ということでモツ、ニラ、キャベツをひとまとめにしてお口に入れるやいなや!!『うんめぇ??!』いや『美味かたい!』(オレの勝手な福岡弁) ジャンクフード天国の博多の奥深い食生活を垣間みる素晴らしい瞬間でした。最後はチャンポン麺でシメるんですが、これまた美味い!! 実に素晴らしいマッチングです。
フードマイレッジを掲げている店なのにはビックリ!フードマイレッジは最近の言葉で言えば地産地消(近所の物を食す事が、最も二酸化炭素排出を抑えるという考え方。)を掲げているのが感心!たしかに近所の食材だけを吟味しているのだ。というか色々入っていないのね!(笑)
もつ鍋専門店”楽天地” 天神本店 福岡市中央区天神1-10-14 二階
092-741-2746 営業時間17:00~24:00
www.rakutenti.jp 0120-8-69107(やーらくてんち)
インターネットのモツ鍋販売数日本一だそうだ。 (他に西中洲店、博多駅前店)
イギリスでの食の“逃げ場”といえばインド料理(カレー)なのだ。これはもう過去の逸話であるがイギリスはメシが不味い・・・と言われ続けていた。これも宗教上の背景があり、“美食にうつつを抜かすのはグウタラ生活の極地、食事は質素にサッサと済ませる”・・・という習慣があったからだと聞く。インドはイギリスが植民地化していたこともあり繋がりが非常に深い国なのだが、中国人と同様に世界中に中国人が散らばっているように、インド人がかなりロンドンに住んでいて、当然にインド料理の店を開いているのだ。
それはインド人の為であり観光客やローカルのイギリス人のためにでもある。 旅人の間では何処の街でも“メシに困ったら中華”というのは通説ではあるが、この街ではかなりインド料理が中華料理同等に美味しいというのは、昔から伝説とされているのだ。 インド料理には様々なスパイスが使われるが、その奥深い世界は簡単には語れない。というかあまり詳しく知らない・・・スミマせん! ブリックレーンという場所を訪れた。ここはストリート系というか、若者系というかどちらかといえば、すこしファンキーなマーケットが日曜日に開催されるエリアだ。またニューヨークのSOHOのようにアーティストなども沢山、住んでいる街だ。 お店も若者が始めたオモシロそうな店がたくさんあって楽しい。
その一角にインド・料理店が何軒も連なるエリアがあるのだが、どの店も美味しそうで、たまらない香りを発している。この香り、一度、嗅いでしまったら最後で、もう他のモノを食べようという気は起こさせない魔力を持ち合わせている。そのなかで“イチカバチ”という勇気もなく、看板を信じて“ブリックレーン・カレーフェスティバル・チャンピオン”の店という言葉につられて入店。昼時なのに、なんと店内には我々しかお客はいない。 少々不安になったが、とにかくウエイターを呼んで、人気メニューを聞き出し注文! 待つ事10分~~出たぁ!! これが本当に美味しかった。ラム・カレーとチキン・カレー、どちらも辛さと複雑な香辛料が織りなすまさにインドのカレーという感じ。
気が付いたら汗ダクダクで食事が終わる頃にはグッタリとして、満足感とお疲れモードが同時に押し寄せる、まさにエスニック料理の極地に到達したのだ。恐るべしインド人・・・オレのカレーに何を混ぜたんだよっ! と聞きたくなる位に、翌日も食べたくなる味だった。
PAPADOMS 94 BRICK Lane. LONDON
友人から興奮して電話がかかってきた。『ケッケッケッケージローさん!大変なんです。取れたんです!取れたんですよ!!予約が!煮込みや・なりたガァ!』・・・さっぱり意味がわからなかった。そして、その日が二ヶ月も先の日にちを言っている・・・何故に煮込みごとしに二ヶ月も、そしてその意味不明な興奮!・・・まぁとにかくその日は空いていたのでスケジュールには書き込んだ。
そしてその後、冷静になった友人がちゃんと説明をしてくれたのが、この店!とにかく予約が相当にハードルが高くて、普通には電話では無理という。まぁ、とにかくせっかくのチャンスなので行くしか無い! そしてその日は訪れた。・・・・代々木駅から歩いて『ここです!』と言われた時に、思わず『どこです?』と聞き返す程に、店ではなくテント!(笑)入店すると一見、落ち武者のような店主の成田さん(だとおもう。それ以外、考えられない!)がキリっとスマイル! そして職務に戻る。『あっ、この人は良い人だぁ!』と直感で思う。トイレに入って手洗い用に、恐らくフランス製の大きな石けんが!これ見て『美味いに違いない!』と確信。(美味しい店には例外無く石けんが置いてあります。従業員の衛生管理がちゃんとしている店はお客さんにも石けんを提供している。と波田の持論)
煮込み屋なる屋号は、昔は確かに煮込み専門店であったらしい。しかしその後、料理が上り詰めて行くに従い、全然、煮込みではなく一般的に言うならばビストロになっていったのだ。ちなみに店名には一切、ビストロなどという名称は無い。お客が勝手にビストロと位置づけているのだ。(ビストロはレストランよりずっとカジュアルな店、定食屋のような感覚。) さて早々に注文! 唯一の店員さんもかなり不思議な空気!なかなかじゃないか!?気が利かない様で気が利く、話しにくそうで話しやすい! 好きだなぁ~~エスカルゴ、砂肝のサラダ、フォアグラとキノコにパイ包み、ホロホロ鶏のフリカッセ、ラムのハンバーグを注文・・・どれもがものすごいボリューム! そして果物の使い方が新鮮! カウンターに三組のお客さん(8人)が座り、同時にパイ包みが出たのだが、カウンターが一丸となり驚喜! そしてグサッとフォークでつついてガブっと食べて全員、再度驚喜!~こういうの楽しい。他人様が一体になるのだ。ワインもご機嫌に美味しく好みを言えばドンピシャ!そして好みを言っても、それを超えるお勧めを出してくる。値段もビックリだ。
とことん幸せな時間を過ごせた。気が付けば7時に入店して11時半・・4時間30分のディナーはまさに『あっ!』という間であった。 チエックをしてビックリ!! 『安っ!!!!』ビール3、ワイン3本、グラス3杯、料理5品でなんと2万6千円!!! 御会計が終わり、初めて次回の予約を受け付けられる権利が発生する。日にちの好みなど聞いてはくれない。そして二ヶ月後のとある日を言われ、当然『喜んで!』とお客のオレが言う始末! 1グループ1予約、それも3人まで。4人席は相当に常連化しなくては勝ち取れない。(だいたい一つの料理のポーションが多いので2人ではどうにもならない!)そして、飲めない人は入店不可!(最低ドリンク数も設定あるらしいが、それは大丈夫!) とにかくハードルの高さはピカ一でした!(笑)
メニューにはフォアグラとキノコにパイ包み、鶏のビネガー煮込み、ホロホロ鶏のフリカッセ、鴨のコンフィ、鴨の胸肉のポワレ、豚ほほ肉と豚足のアミ脂包み、豚のホホ肉の赤ワイン煮、ラム骨付き背肉のロースト、ラムのハンバーグ、他いろいろ・・・一皿が1500円から2000円!とにかくスゴいっ!
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