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漁師(魚)にして猟師(獣)の “またぎ”

この店を知ったのは、とあるカード会社の月刊誌だった。実に美しくシュールなキノコの写真。1ページに大きく、みずみずしく写る数種類のキノコは迫力満点だった。 その写真は実物より大きく、肉眼で見る現物より粒子が細かく見えた。 今年は雨が多く、キノコ類は不作と聞いていたのに・・・・あるところにはある! ここが隠してる! これが興味の始まりだった。 だいたい、もともと湘南の葉山の“名店”が何故、六本木なんて陳腐な場所に引っ越してこなくちゃいけないのかも不思議だった。 金儲け・・・違う! 食の伝導・・・? とにかく行ってみるしか無い! あちらさんが、わざわざ東京に来てくれているんだから、行かなくては失礼だということで出かけた。

漁師(魚)にして猟師(獣)の “またぎ”

西麻布の奥まった路地にある、湘南からやってきた名店は以外にもシンプル! 装飾を極めてシンプルというよりは、あまり何もしていなくてシンプルという店構え。店内は大きな大きな(6メートル×1メートル)の囲炉裏の回りに囲む様に椅子がおいてある。ほとんどそれだけ!!
さて “またぎ”の御主人。 だいたい何故にして葉山かというと魚影の濃い海の近くにして、山に様々な獲物(鳥獣類)が豊富にいる環境が同居しているという理由で葉山であったそうだ。ところが御主人があるとき気が付くと店に通ってくれるお客さんの8割が東京の人・・・ならば悪いから自分から出て行った方がお客様の為になるのでは・・・と考えた。 なんとお客様思いの御主人でしょうか!

漁師(魚)にして猟師(獣)の “またぎ”

メニューというか御主人の“殴り書き”的なお品書き・・・・良く見ると“イノシシ”“熊”“鹿”とおおよそ西麻布界隈の店では扱いの無い食材が用意されているのだ。そんな究極のジビエを食わせてくれるのだ。 最初にとにかくキノコ類を注文! すると御主人がやってきて一言 『お客さん、この椎茸食べちゃったら二度と他のが食えなくなるけど良いかなぁ!?』(これ実話です。真顔で・・)『覚悟していただきます!』手のひら位のサイズの椎茸はビックリ仰天なお味だった。 濃いのだ、とにかく濃い! 鹿肉もイノシシも、涙のお味!! こればっかりは食べてみるしかないですね!! そして次回に同じモノが入荷する可能性も無し! “またぎ”である御主人が射止めて来たものが出るだけなので、それこそ“今”を楽しむ店です。

漁師(魚)にして猟師(獣)の “またぎ”

この日の食材達・・・しいたけ、ひらたけ、まいたけ/めじまぐろ、はなだいのごま和え、わらさ、あじ・・・まさに山海の珍味!そして鹿とキジ・・・まさに“美味いもの食らったナァ!”という実感です!

  • 山人料理、海人料理 “またぎ”
  • 東京都港区西麻布3-1-15 RFビル1階
  • 03-3796-3388

ナポリよりナポリな那覇の夜!!

那覇のバカールに初めて訪れたのは3月の末・・・沖縄では3月末 ともなれば“うりずん”と言われるシーズンの始まりで、猛暑の夏 になる前の、とても爽やかな風が吹き抜ける季節。東シナ海からの 熱帯的な湿度を含んだ風が本当に気持ちいい。 こんな季節はイタ リア半島の南に位置し、地中海の風が吹き抜けるナポリと似ている と考えるのは無理があるかな!?

この店、真っ暗で、回りには目印になる店もない薄暗い裏通りにある。どちらかと言うと薄暗い店構えと、店内は波田の好みとするところ。 店に入ってまずビック リは巨大ロボットの様に鎮座するピザ釜! よくよく見れば、この 装飾的要素が多いこの窯はデコレーション。 回りの鉄で出来た部 分は鉄を使った作家が作り、内側にピザ釜職人により作られたとい うコラボ作品。 店内はシンプルだが全ての細々した箇所・・・ド アのノブから、照明器具(パスタの紙袋が電器のカサになってい た!)、椅子(古い折りたたみ式の劇場のモノ)入り口のドアー (建具屋が作った開放的なドアはまるでイタリアで素晴らしい。) などなど店主のこだわりが随所に感じられて、“これで不味い訳は 無い!”という程に“イタリア”なんです。

ナポリよりナポリな那覇の夜!!

イタリアに行ったって こんなイタリアな店はそうは見つからないと思う程にイタリア。薄目で見たらもう疑似体験旅行ができちゃう位にイタリア! もうビックリ&感動です。何も食べてないのに居心地抜群! さてメイ ンのピッツァ(ピザじゃないですよ!イタリアはピッツァ!) を食べてしまったら終わっちゃうので前菜を片っ端から注文! そのお味たるや、いちいち濃厚!  スプマンテ(イタリアのシャンパ ン)からスタートして白ワイン・・・アンティパスト(前菜)との 相性が素晴らしい!!

そしてジャーン!本日のメインイベントの ピッツアを注文。  これがまたまたビックリなのがピッツァが二 種類しかない!!  ピッツァの“かけそば”“こはだ”“素 うどん”の相当する、最も基本的なアイテムだけでの勝負! それ は“マルガリータ”“マリアナーラ”のみ!! シーフードだぁ、 様々なチーズだぁ、そんな女々しい目先を変えただけのモノは排 除!(好きなんだけどね~!) こんな硬派なピッツァ屋はなかな か無いですよ! ナポリのピザ屋さんだって、もう少しレパート リーはあった! 当然に両方を注文して食べたが、もう全くイタリ ア! 窯の中の薪の香りが何とも言えない香ばしさ! 衝撃だった なぁ!

ナポリよりナポリな那覇の夜!!

そして入店したのが7時でピッツアを制覇したのが9時 半! なんとこの店は二部制が採用されていて、第二部は、別のメ ニューが用意されている!この構成が素晴らしい! 9時半からは 別のメニューが用意。これまた美味いんだぁ! もうイタリア・ナポリに行かなくてもイタリアだ!!!!

  • BACAR (バカール)沖縄 沖縄県那覇市久茂地3-16-15  098-863-5678
  • 営業時間 11:30~13:30(LO)月から金の平日のみ ディナータイム
    第一部 18:00~21:30(不定休) 第二部 21:30~24:30(月曜定休)
  • www.bacar.jp

日本海からホームラン! 富山の“だいどころ屋” 

波田はインターネットの情報などは、時々は参考にするが、あまり信じない。やはり確実な情報源のヒトからのクチコミに頼るのが常日頃だ。だから普段から、誰かから教えてもらったお店は、メモに数十軒は書かれている。 さて、富山に行く事になった。富山と言えば、富山湾を前に美味しい海産物にありつける。(富山の海流はとても珍しく素晴らしい魚を育てる。)  ある目的の店の電話番号をネットで捜している時に、なぜかこの店を知る事になった。 “○○のお店を使う方は下記の○○のお店も利用されます”みたいな・・・余計なお世話だが・・・正直、気になって・・・予定を変更して、優先順位をこの店に変えてみた。 インターネットの情報・・・どうなんだろう!!

日本海からホームラン! 富山の“だいどころ屋” 

店に入るや、頭の中で“ビンゴ!!!”と唸った! まずはビールを注文するとキレイな泡のビールが持ってこられ、そしてオープンキッチンの中から相当に忙しくしている店主が挨拶に来てくれて『今日は少々、団体様が来てますので少しお時間がかかりますが、これでも召し上がってゆっくりしてください!』と、酒に合う一品を出してくれた。もう、その心遣いにワンパンチ!! そのつまみの美味さにツーパンチ!!(バイ貝の酒蒸しとナマコ酢) その後、出てくる魚は美味いったらありゃしない! 謙虚な料理人って本当にカッコいいんですよ。本日の刺身は 赤いか、赤カレイ、キジハタ、太刀魚、鯵、さより、甘エビ、ブリ。

日本海からホームラン! 富山の“だいどころ屋” 

聞けば御主人はダレかの元で修行をした経験も、飲食店で働いた経験も無いとの事。では何故・・・ご実家はスーパーマーケットをやっていて、やはり大手などから身を守る為にも美味しいお刺身などを安価で提供する事が、お客さんをつかむ為の必須条件であった事で、ご自分で東京は築地の中央卸売市場で働き魚を見る目を養い、そしてスーパーで日夜、独学で見る目を養い、腕を磨いたのだ。さすがに美味しい魚の産地である富山のお客さんは目も舌も肥えているのだ。 ただ、魚を買って来てさばいて出すなんてものではない奥深さと、魚への愛情を感じるのだ。 その後、出て来た料理は本当にお見事!! それが全て自己流というのだから、食のセンスとか探究心、そしてなにより美味いものを作れる“舌”が絶対的なんだろうなぁ。

日本海からホームラン! 富山の“だいどころ屋” 

その後、焼き魚はのどぐろ、大きな鯵、そして内子と毛ガニ、むつとイカと西京漬けのサラダ、最後に稲庭うどんと水だしコーヒーとアイスクリーム(これがまた劇的に美味い!・・・もう昇天しましたよ! また、この店だけの為に富山に行こう!

  • 富山 だいどころ屋 富山市日ノ出町4-2  TEL076-432-5700

たかが”缶詰”されど”缶詰”リスボンの缶詰専門店!

ポルトガルのリスボンを訪れた。ここはヨーロッパ大陸の最西端!わかりやすく言えばヨーロッパの左下のハジっこ。大西洋と地中海におもいっきり面した場所だ。ポルトガルといえば数百年前には世界を制した程の威力をもっていた国で、散策すれば過去の繁栄をしのばせる荘厳な建築物が目につく。(世界中の言語で最も使用範囲が広いのが英語・・いやいや、スペイン語・・いやいやなんとポルトガル語なんです。というか”だそうです”)

たかが"缶詰"されど"缶詰"リスボンの缶詰専門店!

その街の真ん中に信じられない店を発見!! 洒落た観光ガイド(間違ってもるる○とかではない!)に紹介されていたのですが・・・・・『まさかぁ!?』と思って行ってみた。 その店、缶詰専門店! 行ってみたらビックリ仰天! まず何が感動かと言えば、とにかくお洒落なんです。 波田の勝手な想像だと、缶詰専門店なんて、港町にあるお土産屋さんがサバ缶、イワシ缶などを多めに揃えている程度だと思っていたら、とんでもない!! アンティークの時計専門店か、葉巻屋さんかこだわりの眼鏡店にしか見えない。店構えだけでなくパッケージもお見事なデザインで食欲増進は保証付き。(帰国後、日本でその味を確かめたが確かに美味しかった!明らかに美味しいのだ。)

そしてたかが”オイルサーディンの缶詰”(イワシのオイル漬け)だけでも、オリーブオイル漬け、トマトソース漬け、唐辛子漬け、レモン漬け、マスタードソース漬け・・・その数はなんと25種類!! ”たかがサーディン・ニジューゴシュルイ!!”この事実にはブッたまげた!!  (たかが、たかがと言いますが波田はサーディンが大好物です。ただサーディンは世界レベルで貧しい食べ物の代表です。) この店、相当にハマります。見ているだけで楽しい!買って楽しい!帰って食べて楽しい!プレゼントにしてウレシい!(ラッピングもお見事っ!)そして飾ってウレしい! だいたい、ポルトガルの料理は本当にシンプルで、非常にニッポン人には評判がいい。なぜか何処かで食べた事があるような・・・そんな味が日本人を魅了するんでしょう。 こんな店・・・・楽しそうだ!

たかが"缶詰"されど"缶詰"リスボンの缶詰専門店!

  • Conserveira de Lisboa Rue dos Bacalhoseiros 34, 1100-071
  • 電話 218871058 営業時間 9:00~19:00(土曜9:30~13:00)日曜休み

福島”第二の餃子の街”宣言!!

波田には不思議なことがある。最初に言っておくが、今から書くコメントには悪意はない。東北のどちらかというと地味な福島県の新しい地域活性化の提案になればいいと思う。
餃子の有名な街、有名なB級グルメの傑作、そして町おこしとして成功した町は言わずと知れた、栃木県宇都宮市だ。 駅前には餃子の銅像が誇らしげに飾ってある。(笑) 宇都宮の人々は餃子を食べる事が多いということは数値的データがあるらしい。しかし、いつの間に人々の餃子を食べた数を数えたのだ。  大手の餃子の皮の会社の出荷個数・・・その出荷個数がうんぬんなんて話がよくわからない。 美味しい餃子屋さんは皮から作っているし、出荷個数なんて関係ない店はいくらでもある。テレビの視聴率みたいに、なにか機械に仕掛けられているのか?・・・・わからないけど、どうだっていい。

福島"第二の餃子の街"宣言!!

さて東京から見ると宇都宮(栃木県)の少し先に、福島県があり、そこの県庁所在地が福島市なのだ。 ここの街にも昔から餃子の名店が沢山ある。そして、その名店の何処に行っても相当に美味しい。 円盤餃子とか地方によっては鉄鍋餃子と呼ばれる丸い淵が2?3センチある鍋で焼く餃子だ。 皮は厚めでバリっとして具もボリュームがあってどれも甲乙付けがたい。それ単体で立派なお食事だ。 そんな専門店同士も仲良しらしく、皆さんで協力し合って”餃子による町おこし”をしようとしている。その話を聞いて、何を今更(いまさら)と率直に思った。 これは単純には比較は出来ないし、比較する事でもないのかもしれないけど・・・・とにかく、出遅れ負けをしたのは事実だ。 世の中には”早く言ったモノ勝ち!”という法則がある。・・・・でも良いじゃないの。 もともと自己主張が激しくない、控えめな人々なのだから! 大丈夫、間違いなくわかる人にはわかってもらえるから・・・・餃子が美味しい、有名にしたい、村おこしがしたい・・・そんな同じ気持ちを持った人がたまたま近所に、先にいただけの事。 福島は福島で、今さらっぽいけど主張しましょう!! ”第二の餃子の街”宣言!! 人は食べれば、必ずやわかってもらえると思いますよ。 昭和39年から続く福島の伝統の餃子は、二日間、熟成させたモチっとした皮、舌触りにこだわった具材の切り方、肉と野菜の比率、そんなこだわった餃子は明らかに美味しいから・・・・・・・・・・・

福島"第二の餃子の街"宣言!!

山女餃子 1皿 20個 1100円、水餃子550円 持ち帰りは第2、4木曜日は30%オフ 他のおつまみも美味しい!

  • 餃子の店 山女(やまめ) 福島県福島市早稲田5-23 523-1772 他にも名店はいろいろあります。

沖縄の”夢の舎”・・・僻地(へきち)にも程がある!!

あまり冒険心のない沖縄ソバ業界においてなかなか奇抜な店が “夢の舎”だ。 ここは、ずいぶんと僻地(へき地、相当に田舎の地)にある。

沖縄の"夢の舎"・・・僻地(へきち)にも程がある!!

広辞苑によれば、僻地(へきち)とは《都会から遠く離れた、へんぴな土地、片田舎、辺地》とある。以上の僻地に認定を受けるのは十分な要素がこの店にはある。 ということは、この店に行くならば相当の覚悟が必要だ。それにまずは営業日は絶対に確認してから行かなくては!! 万が一、ここまで行って休業だったら潰しはきかない! 泣くに泣けない!  とにかく、ここに行きたければ、以下の注意事項を厳守願います。 ① 完全な地元の人間に案内してもらう。  ② 相当な動物的土地カンを持ち合わせている。相当にだ!

沖縄の"夢の舎"・・・僻地(へきち)にも程がある!!

③ 相当に正確なナビを設置したクルマで行く。 ④ 確実な地図を準備する。途中から店に電話をして道を尋ねるのは不可能。なにせ目標物が何も無いから聞くに聞けない。電波も圏外かもしれない。 ⑤ 一応、遭難した時の対策に非常食、のろし(煙を炊いて捜索してもらう人に位置を教える)も準備しようか・・・なんならコンパスとか六分儀(大昔の人が航海する時に使った道具)またはGPSでもあったら重宝するかもなぁ・・・ あなたがよっぽどの度胸があっても、必ず途中の道でハンパ無い不安感におちいるであろう! それほどまでに”へき地”なのだ。

沖縄の"夢の舎"・・・僻地(へきち)にも程がある!!

ここの手打ち沖縄そばだがテーマは純(潤、醇)とある。 そばはガジュマル木灰(100%使用)とあるが、申し訳ないがガジャマル木灰の価値がわからない。 ”もくはい”はあまり美味しそうな食材には思えないのだ。しかしレベルの高い沖縄ソバ屋に行くと”もくはい”を使っているから、これは正しい。 この店のノーマルなソバも美味しいが、珍しく”冷やしもの”が美味しい。冷やしフーチバソバ(フーチバはヨモギです。これがクセになる味なんです!) とにかくジャングル体験を兼ねて、是非足を伸ばしてみて下さい。相当に伸ばさなくては・・・・届かないけど!
※興奮のあまり肝心な”ヨモギソバ”の写真を撮り忘れました!! ハイビスカスの天ぷら・・・不思議な香りでしたよ!

沖縄の"夢の舎"・・・僻地(へきち)にも程がある!!

  • そば処 夢の舎(ゆめのや) 沖縄県本部町古島兼増原817 0980-48-4529
  • 定休日 毎週月曜日 営業時間 11:00~17:00
  • http://www.seagardenga.com/yumenoya.html

三軒茶屋のプライド!5っ星の居酒屋!赤鬼!

三軒茶屋という街をご存知であろうか。位置で言えば東京の山の手地区の入り口。渋谷から国道246を直進して三宿界隈で瞬間、山の手地区に突入したかとおもいきや三軒茶屋に突入する。東京の家賃の上昇はここから始まり、下げもココから始まるという程に、値段に対して敏感な街だ。そしてその懐の深さはすごい。 おそらく東京で屈指の外食産業激戦地域だ。

東京の外食産業で言われるのは”三軒茶屋で成功したら何処でも成功できる!”という例えを聞いた事がある。 お気に入りのビストロに、上等なフレンチ、餃子専門店、定食屋、有名なイタリアンに鉄板焼き、ホルモン専門店、高級おでん屋に格安おでん屋、ワインバー、 そうだ! 和食&イタリアンという不思議組み合わせの店も三軒茶屋だ。 深夜まで営業のうどん屋や蕎麦屋もここにある。インド料理にパキスタン料理、もうとにかく”世界の縮図”的な街が三軒茶屋だ。わかりやすく言うと三軒茶屋は山の手地区にある下町。ということで激安から高級(ミシュランに載るような超高級店はないけど。)までオンパレードなのだ。

今回、紹介する居酒屋”赤鬼”は抜群の評判の店だ。 美味い、居心地が良い、店員さんのカンジがいい、酒の種類が激しく多い、要するに最高の居酒屋の求められる全ての条件がパーフェクトに揃っているのが”赤鬼”と思えば間違いは無いと言う程に完全な店なのだ。 様々な人々と”食”の情報交換をするけど、ここの店を悪く言う人を聞いた事が無い。(予約が取れないと文句は聞く!(笑))さて、この店だが料理には特徴は無い。というのは”ウリ”の料理があるのではなく、一年中、要は”旬”のモノを取り扱っているだけ。

三軒茶屋のプライド!5っ星の居酒屋!赤鬼!

季節感も無くなった昨今に、ひたすらその季節の”旬”だけを扱う、そんな居酒屋なのだ。 だから注文してハズしたモノには出会った事は無い。 ”正直””誠実”という言葉に相応しいモノを扱っている。 従って、この店を面白おかしくなんてどうしたって書けない。どうしてこんな当たり前の真っ当な事が、世の中の店には難しい事になってしまうのだろうか。と、ついつい真面目なレポートにならざるを得ないのが辛い・・・・でも本当に幸せな店ですョ。言いたくなかった・・・・

三軒茶屋のプライド!5っ星の居酒屋!赤鬼!

  • 名酒居酒屋 赤鬼    店主 滝沢暁
  • 世田谷区三軒茶屋2-15-3 電話 03-3410-9918(ヨイハククットイッパイ) 好きだなぁ!
  • 営業時間 月~金 17:30~22:30(LO)
    土   17:00~23:30(LO)
    日・祭日 17:00~23:00(LO)
  • http://www.akaoni39.com

ポルトガルに泣いた!!

ポルトガルの大都市 “リスボン”・・・とはいえ高層ビルもなければ大型ショッピングセンターも、シネマコンプレックスもない。 名前が売れているわりにはこじんまりした良い街だった。  ポルトガルから連想する物は・・・・・・フランシスコザビエル、ユーラシア大陸最西端、ユーロの中でも地味目な国、ユーロのなかでも”幸せ度”が高そうな国。

ポルトガルに泣いた!!

リスボンには夜の18時に到着してそのままホテルにチエックインした。 冬のリスボンは夕方5時位になると陽は沈み、完全に薄暗くなっている。また情報収集が今イチだったのだが、(まわりにリスボン情報を持つ人が意外や意外に少なかったんです。という事で・・・)行き当たりバッタリ作戦で街を楽しもう!! ホテルのフロントの女子、そして別のフロントのオジさんに時間差で質問を飛ばした。『この界隈でお薦めのレストランは何処!?』 すると時間差、年齢差を超越して帰ってきた答えは『Colina!!』(コリーナ)だった。 オレもスレていて・・・その店はこのホテルの系列店舗!? 従業員の友達!? 親戚!? とは疑ってみるが・・・他にアテがある訳でもないので、とにかく歩いて行ってみた。ホテルからレストランまで一軒の店も無いほどに殺風景な住宅街が続くが、5分程して現れたレストランの外観は”超”地味な店・・・とにかく他の選択肢も無いので、入ったらビックリする位にいい雰囲気!

ポルトガルに泣いた!!

レジェンド(オジイさんクラスの店員さん)なウエイターが何人もキビキビと動き回っている。このレジェンド的ウェイターがヨーロッパのレストランには結構、見かけるんだけど本当にカッコがいいんです! その仕事っぷり、お客さんへのさりげない気遣いなんて最高です。 コレは『ビンゴっ!!』 まずはポルトガルのシステムでピンチョス(小皿料理)が数品とイベリコ豚、小魚の唐揚げ、サーディンのフリッター、などが頼みもしなくてもドンドンと出て来て不要なら返却という便利なシステムでイキナリ、ロケットスタートがきれて空腹なヤロー4人組にはたまらない!

ポルトガルに泣いた!!

どれもとにかく美味い! その後、周りの人が頼んでいる料理を指差しオーダーで注文し、片っ端から食べたが本当にいちいち美味しかったのだ。ワインも一本2000円弱のハウスワインですら極上のコストパフォーマンス(値段に対して抜群なお味!)~~~あぁぁぁこんな店が近所にあったら最高なのに・・・と思わせる素晴らしい店でした。 じつはメニューを見ると日替わりメニューが色々あるのだが、これが相当にレベルが高かった。あぁぁ7日間通わないと、この店の深さはわからないのかなぁ!! また人生に課題を残してしまったかなぁ。

  • Colina Restaurante
  • 住所 Rue Filipe Folque,46-A -1050-114 LISBOA.(リスボン、ポルトガル)
  • 電話 213 560 209
  • www.guiadosrestaurantes.net

ここは”ノラ猫”のパラダイス! モロッコの”エッサウィラ”

モロッコの大西洋岸のリゾート地”エッサウィラ”を訪れた。ここはモロッコ人も生涯の間に一度は訪れたいと切望する大西洋側にある美しいリゾートだ。 モロッコは地中海の向こうからヨーロッパの文化、東側からイスラムの文化、そして南側からアフリカの文化が入り込み混ざり合う独特の文化があるが、ここには地中海を超えてエーゲ海にありがちな”ブルーと白”が基調になった色使いと、15世紀にポルトガル人により、作られた高い城壁に囲まれたメディナ(旧市街地、そして世界遺産に登録)で人々が生活し、商売を営み、観光客と生活する人々が同居する場所だ。

ここは"ノラ猫"のパラダイス! モロッコの"エッサウィラ"

メディナ(旧市街)のなかにあるスーク(市場)に魚ばかりを売るコーナーがある。メディナでは様々な”秋葉原現象”が確認できるのだ。同業者は同業者同士が集まって商店を作る方が、買う側がラクチンであるという顧客重視な配置になっている。魚を買うならこのエリア、野菜ならココ、衣類ならばココと住み分けが出来ている。魚屋エリアは20軒ほどの魚屋が集まり商売している。そこで、好きな魚を購入して、そのまわりのレストランに持ち込んで調理して食べるというのが、エッサウィラでのお楽しみの定番だ。 ということで魚屋市場を眺めるとアジ、ヒラメ、カレイ、イワシ、カサゴ、タイ、イカ、エビはわかるけど、どうみてもウツボ(恐ろしく獰猛な魚、柄がルイ・ヴィトンみたいで笑える。)とか、様々な見た事も無い魚が見受けられる。

そこでイワシをはじめ数種類を購入して持ち込んで調理を依頼! 調理というか結局はエビ以外は全て店の前の路地で炭で焼くという最も原始的で安全な調理法で、ドンドン出してくれた。 モロッコでも焼き過ぎは厳禁、魚のコゲは発がん性物質として認知されているとは思えないが、絶妙に焼かれている。この腕前ならば日本の炉端焼き屋でも就職できるであろう! そして、次から次に出される魚を片っ端から”素手(スデ)”で食べるのだ。ドンドンと手で食う!! 素手で骨をはずし、皮をのこし、コゲ部分を除去しながら食らいつくのだ。 そして炭水化物はパン!! ゴハンではないパン! 焼いたイワシにレモンをかけてパンを食う、そして素手!! この違和感ったら無かったけど、美味いんです。

ここは"ノラ猫"のパラダイス! モロッコの"エッサウィラ"

絶対に日本ではありえないシチュエーションにテーブルには原始的作業をする事で一体感が出ます。 これならばマイ箸も不要、皿も最低限、とてもエコライフです。 ただ問題は、手がハンパなく”ベタベタ”になる事は覚悟を。 そしてこの店で素敵な友好関係を”猫”と持てた。 店にはウロウロと数匹のノラ猫が生活している。 店主も追い払う様子はまるでなく、お客さんの椅子の下をウロウロ。 波田もついつい可愛くてイワシや食べカスを下の足元に落とすと、猫はムシャぶりついて食べている。面白がってどんどんあげたら、どんどん食べるのだ。 まさにここは猫のパラダイス。オレが猫ならばキャットフードより、こんな魚を日夜、食えたら最高だと思う。

さてお値段は6人が魚類だけで満腹になるほど(たとえばエビは1キロ・・、アジ、イワシ、メッロ、イカ、タイなど)の魚代が200DH(約1800円)と調理代金が全部で100DH(約900円)で〆て3000円弱という計算。 庶民には豪華な出費だが、日本からやってきた観光客にとっては素晴らしく豪華で美味しい、ちょっぴり日本を思い出し、相当にモロッコを感じられる素晴らしいランチでした。 しかし”手”というのは便利な道具だと再認識しましたよ!!」 (DHはディラハムというモロッコの貨幣単位、1DHは90円弱)

  • RESTAURANT BEREBERE
  • Rue NASER No.2  Essaduira MOROCCO
  • 06 11 88 32 66

アメリカ人 ”アイバン” の作るラーメン!

世田谷の住宅地で、アメリカ人が作るラーメンが評判だ。その話をしたら、友人Fは “アメリカ人の作るラーメンなんて美味いわけがない!”などと、のたまわった。

アメリカ人 "アイバン" の作るラーメン!

ならば、キミに質問だよ! キミは日本人の作ったハンバーガー美味しく食べてないかぁ? 日本人の作った中華料理、日本人の作ったイタリア料理、その上、そのシェフはイタリアなんて行った事も無い・・・・なんていくらでもあるはず!! アメリカ人がラーメンを作って何が悪い!! しかしだぁ、これが不味かったら話にならない。

アメリカ人 "アイバン" の作るラーメン!

という事で、その差別的暴言をはいたF君と、その店に乱入したのだ。 そのメニューを見て驚いた。 アイバン氏はなんとラーメンの王道である醤油と塩で勝負したのだ。(味噌はゴマかしが効くと言われている。素人がスミマセン!) 彼は元々、アメリカ、それもニューヨークでフレンチのシェフをしていたらしく料理のセンスも相当にあるようだ。 アメリカ時代に日本のラーメンに出会って深く感動して、この道を極めようと考えた。

アメリカ人 "アイバン" の作るラーメン!

サイドオーダーの豚トマト丼は必ず注文すべく一品です。 それはそれは上品な味の”豚トマト丼”は、トマトを低温で数時間かけて焼いた心のこもる一品。 とにかくラーメン戦争”火中”の東京に間違いなく一石を投じている。 アメリカ人アイバンが日本人好みのラーメンを作り出す!!応援しようではないか。その応援こそが国際親善に通じるのだ。

アメリカ人 "アイバン" の作るラーメン!