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HAPPY DAYSの幸せな日々! (Honolulu)

カイムキ エリア(Waiarae Ave界隈)
はホノルルから北東に15分くらい入った住宅地の中のエリアでかなり雰囲気のいい店が並ぶ。
それはあくまでハワイなのでカジュアルな店ばかりだ。
ベトナム料理でダントツ人気のハレベトナム、
ハワイの新しいオーガニック素材にこだわるタウンやマッドヘンウォーターなど、注目の店もたくさん。
ホテルが林立するホノルルより、少し距離があるので観光客はそんなに来ないエリアでもある。

さて、個人的にも大好きな“飲茶(やむちゃ)”
が驚異的に美味しいのがこの店。
名前がハッピーデイズで“毎日が幸せ”そのままだ。

 

食1
大好きだった飲茶のパンダクイジーヌ(大三元酒楼)
が飲茶を止めてしまったのがオレにとっての大事件であったので、この発見は嬉しかった。
(パンダは飲茶を止めた非難からか飲茶を再開。でもオレの裏切られた心のキズはそんな事では許せなかった。)

店内に入れば見渡す限りローカルの中国人の家族。
週末であったからか家長の長老を交えた大家族のお食事会、
三世代を超えてこの店を愛している空気がムンムン。

 

食2
薄目で見たらココは上海か香港の裏通り。
もちろん定番の飲茶は香港スタイル
(だとおもう)広い店内をオバちゃんがワゴンを押して廻り
(そのワゴンは加熱されたセイロが山積み、お客に出すとオバちゃんは伝票にハンコを押して値段を加算)
様々な料理が廻っているが、その数は40種類。
野菜も流石にハワイだけあって充実。

 

食3
大好物の焼売(しゅうまい)も実に美味しくて、
当然のおかわり!〜〜たまらん!!
観光客遭遇率は限りなくゼロです。

 

食5

 

 

食4

 

 

HAPPY DAYS ChineseSeafood Restaurant

徳運海鮮酒楼

3553 Waialae Ave. Honolulu. HAWAII 96816

電話 808−738−8666

営業時間8:00〜22:00

ニューヨークの醤油系補給ランチは”飲茶”に決定!

ニューヨークでのランチは、相当に幅広い楽しいランチが選べる。日本のサラリーマン向けランチみたいに短時間で低価格なものとは趣向が違うが、とにかく早いメシ関係はファーストフードにでも任せておいて、あくまでもスローフード的要素が強いものが数多くの幅で選べる。 まぁ、ガタガタ言ってないで・・・・・・とにかく何が何でもアメリカ大都市で食いたいものは何故か中華の定番ランチの”飲茶”(やむちゃ)なのだ。

ニューヨークの醤油系補給ランチは"飲茶"に決定!

これは世界中、結構 何処に行っても必ず食べるモノと決まっている。そして何故か日本の中華街には存在しないのがこの手の飲茶屋なのだ。(海外の飲茶屋は巨大中華料理店のランチで、店内を熱々の点心をワゴンにのせて店内を回って提供するもの。)ロサンジェルスでサンフランシスコで、シドニーで、バンクーバーで、シンガポールで、当然に上海や香港で・・・・・少人数で、そして大人数で点心類(数十種類の餃子、焼売、小皿に盛られた蒸し物他)を食って食って食いまくるのが飲茶の定義なのだ。ニューヨークの中華街はアメリカでも最大の中華街だ。ただエリアが広いので横浜みたいに集中した中華街ではなくダラッーと広域に渡っている。タクシーで中華街を目指して適当なところで降りた。この店がベストという情報も無いし、嗅覚や勘で店に入って間違いはなかったが、今回もまたまた、聞き込み調査を行う事にした。ここで大切なのは”誰に聞くか!”で話は全然、変わってきてしまうのが”聞き込みの調査”の最重要ポイントなので覚えておきましょう!!

ニューヨークの醤油系補給ランチは"飲茶"に決定!

ということで道行く人の容姿、雰囲気をチェック!慎重にチェック! 若いねーチャン、作業員風、配達員、学生風、商人風オヤジ、家庭生活に疲れた風の主婦もパス!!パス!パス!!当然、観光客もパス!  通り過ぎる人23人目で、遠くからこちらに向かってくる、介護人に付き添われた上品なお婆さんを発見! そのお婆さんは身体こそ弱りはしているものの、眼光に力強さを持ち合わせ、目の奥には多くの人に支えられて今の自分があるのよ!という優しさを秘めて先祖、華僑に恥じない人生を私は過ごしてきた・・・という、どこか哀愁を感じさせるオバーちゃんだ! 中華街に暮らして73年、中国からの移民として入り苦労に苦労を重ねて、いまは子孫にも恵まれ老後の生活を悠々自適に楽しんでいるのだ。そう、オジーちゃんに先立たれたオバーちゃんはこうやって毎日、介護人に付き添われて中華街を散策している時間が大好きなのだ。・・・・・・というのは全て想像の粋であるが、そのお二人に丁寧に”私は日本から来ました! どこか美味しい飲茶屋さんを教えてください!”と言ったら、二人が瞬間的に打ち合わせをするでもなく”ハーモニー”と”正”にハモったのだ。ということで迷わずその店に入った!

ニューヨークの醤油系補給ランチは"飲茶"に決定!

美味しい店に共通する空気を感じながら入店して着席。(全然案内もされないので勝手に座る。200人は入る店内には店員もスゴイ数で様々な点心を載せてテーブルからテーブルの注文に応じて回っている。早々に近くに来た十数種類のワゴンから、食指の動いた5~6品を選んでテーブルに置いてもらい”いっただきまぁーす!”海老シュウマイにニラ饅頭、餃子に春巻きに・・・牛や豚のスペアリブの薄切りを蒸し煮した料理が美味い!とにかく名前も分からないけど、美味しい点心と炒飯などを食いまくり、片っ端から食いまくり!!どれだけの量を食べたであろうか。 そして、お一人1100円でした。まったく便利で美味しい最高なランチになったなぁ。今後も海外での”醤油系体内注入願望”を満たすには、やはり”飲茶”に限ります!

  • グランド ハーモニー レストラン 喜萬年大酒楼 98Mott Street, New York 10013
  • 電話 212-226-6603 ファックス 212-941-4697

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

やはり華僑の世界では中華料理がお約束。そしてランチのホームラン王はやはり飲茶でしょ。家族的平和会食、親密的友好関係、熱愛人間関係促進的、良好実務的通商関係、国際的交流国交正常化促進会食は全て楽しい食事からなせる業と万国共通意見だ。さて早々にシンガポール中華街の人気店で”飲茶レストラン”というとてもわかりやすい名前の人気店に乱入。

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

しかしさすがに多国籍な人間が住むシンガポールだけあって各国の人間で盛り上がっている。ここは、まるで日本の紅虎餃子坊に共通する気の効いたサービスも垣間見られてウレシイ限りだ。しかしこんなアジアを旅しているときに時に読み書きが日本語でよかったと思うことがある。意外にも中国人には漢字での筆談が通じるのだ。美味しいレストランを探す、またレストランで発注の際の漢字が大変役に立つ。我望新鮮青野菜炒他栄養満天的食事(新鮮で栄養満点な野菜の食事を食べたい!)、我希望食飲茶点心的美味小盆(美味しい飲茶や点心など少量のモノを食べたい!)、我望海老点心韮餃子餡子饅頭願(えびシュウマイとニラ餃子、あんこのマンジュウが食べたいです。)我指示願安価評判上々飲茶食堂何処?(安くて美味しい飲茶レストランは何処ですかぁ!?)  満腹極上気分便所何処指示願(お腹一杯で幸せ、さてトイレは何処ですか!?) 食後甘菓子貴店有名人気商品推薦依頼(デザートなど甘いものでこの店の人気の品を教えてください) 我々低予算昼飯切希望格安良心的美味店舗推薦願(金が無いので安くて美味しい店を教えてください。)・・・・・結構、こんな筆談で通じてしまうのです。(たぶん) そう、国際交流は意思の疎通が出来る事が大切だ。

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

話しは戻ってシンガポールも中華街はとても盛り上がっている。様々な店がひしめきあっているが今回の挑戦は名前がそのままで”飲茶レストラン”飲茶点心メニューだけでも100種類、ワゴンでくるくる店内を回っているから指差しオーダーでオッケー。テーブルの伝票に食べた値段と個数を伝票に係員が記入していくスタイルだ。マンゴープリン他中華デザートも充実だ。この店で気に入ったのが客が店員を呼ぶ為にある新兵器。”店員呼び出しサービス要求マシーン” テーブルの上のメニューに付帯するボタン(オーダー、水、支払い、サービス、キャンセル)という望むボタンを押すと速やかに対応という親切なサービスだ。この気の効き方は日本的でしょ。巨大な店舗なので大声で店員を呼ぶ必要も無く対応してくれてストレスが無かったし何かと店の人を呼べて良かったが、ボクたちのテーブルの”店員呼び出しサービス要求マシーン”は早々に引き上げられてしまったのは残念だった。(あまりに面白がり呼びすぎでイヤがられた・・)ということシンガポールを楽しくする飲茶はランチのホームラン王です。

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

  • Yum Cha restaurant (飲茶レストラン) #02-01 20 Trengganu St .
  • 電話 6372-1717 休日は無し。 営業時間 8;00~23:00
  • 炒飯類、野菜類も美味かった。 値段は一人1000円程度。安い!!

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

飲茶(やむちゃ)でチャチャチャ。
今回は秘密の一軒を御紹介しましょう。正直、教えたくはない。何かイイコト教えてくれるなら交換に教えても良いが・・・・でも、教えても行けない。それは何故か・・・遠いいのだ。ハンパなく。行きたくったって行ける距離じゃない。従ってスグに役に立つ情報ではないが、いつの日か将来、サンフランシスコのお近くに、お寄りの際は是非いらしてください。(急に引越しの案内状みたいだ。)しかしわざわざ行く程ではない。(いったいナニを言ってるんだ。もったいぶっているうちに自信がなくなった。)

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

多分、この程度、探せば香港、台湾あたりならある。いったい何が言いたいのだ。要は朝から食える美味しい飲茶なのだ。そしてこの店の素晴らしい所は、中国でもなく香港でもなく、異国(いつの生まれだぁぁ)、サンフランシスコの中華街にあるところ。世界中に中華街がある。ニューヨーク、ロサンジェルス、ホノルル、バンクーバー、ボストンにもあったなあ。そう、恐るべし華僑パワーは世界中を制覇。しかし、朝から地元住民相手の朝食の飲茶をやっている店に遭遇したことがない。(もちろん昼にはいくらでもある。) 西洋料理で胃腸が疲れ気味の朝、ホテルのコンチネンタル・ブレックファーストは身体にはつら過ぎる。和定食とも違う。ここの飲茶は全くの香港スタイル。香港あたりのレストラン、それも冗談ぬきに五百人位収容してしまう巨大なやつ。そんなところで食することができるのと同じ物だ。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

点心物も十数点用意されていて、日本では馴染みがないが特製ワゴンをおばチャンが引いて回り色々なテーブルを営業する。欲しい物をピックして注文数がテーブルの伝票にチエックされて最後にお勘定するというシステム。メインには絶対に中華かゆ(コォンジィーと発音、中国語っぽくね。)を勧める。また、朝からネーミングを聞くと抵抗があるが”スペアーリブ”がスゴイ。とても小さなリブをブラックビーンズで蒸してある。非常にサッパリしていて美味しい。その残ったスープというかタレを中華かゆに入れたら完璧だ。シュウマイ(これもこのままで通じる。でも発音は中華っぽくシィュウゥマィと言う事。)餃子(海老蒸し餃子)、にら饅頭(ニィラァマァンジュゥウと発音しても通じなかった。)も美味しい。とにかく朝からサンフランシスコを観光旅行するのに精力アップ間違いなしの一店です。ビジネスも飛躍的な快進撃を期待。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

ちなみに、この秋、サンフランシスコを訪ねましたが、その際、私は3日連続で乱入。一緒に連行した渡辺正人氏は驚嘆!、荒川夫妻は絶叫!、金森夫妻は放心!、そして外川夫妻は翌日もわざわざ100キロ離れたナパから食いに来たという実績を記録しました。

  • 萬壽宮(グランドパレス・レストラン)
  • 950 GRANT AVE SAN FRANCISCO CALIFORNIA 94108
  • 電話 (415)-982-3705

ユニオン・スクエアーのグラント通りから中華街に入り、5~6ブロック行った右側。 営業時間、朝飲茶は7時半から営業開始、 週末は中華街の老人、家族連れの憩いの場、人間ウオッチングも楽しいです。しかし白人もアジア人も、勿論日本人も全くいない全くの中国、ウオッチされるのはアナタです。

由緒正しき店・陸羽茶室・香港

香港の陸羽茶室は”由緒正しい”という表現が本当に相応しい店だ。威厳がありすぎて少々食欲減退するほどにカッコイイ。入店早々に完全に雰囲気に呑まれている。ウゥゥゥ。同じモノを食うのにもやはりこんなに時代を感じる店のほうがやはり美味しい。時代の止まった空気は新横浜のラーメン博物館を思い出す・・・発想の悲しさだ。店内はオーラがモリモリに感じられる。創業は1930年初頭。チェリーウッドの柱や大きな古時計に戦前の菜館の風情が色濃く残る。

由緒正しき店・陸羽茶室・香港

なにせ歴史的文化財にも指定されているほどの店構え。宗慶齢(革命家・孫文の妻、妹は蒋介石の妻)の時代から多くの要人が常連客に混ざり店の卓についた。チャールズ皇太子とダイアナ妃、ジョン・レノンとヨーコ、波田啓次郎と堀正樹(おれの友達)、香港映画の大スターもお馴染みの顔。そんな店で食うものは飲茶だ。店の表示には広東料理とある。中華料理は大きく5つに分けられる。①広東(強火で手早く、素材の旨みを大切に、)②潮州(ダックやアヒルをスィートソースで小さな茶碗で食す)③北京(宮廷料理、コショー、ニンニク、コリアンダーをふんだんに使う、餃子や麺類。④上海(砂糖,醤油、しょうこう酒で味付け、上海蟹が有名)⑤四川(辛い物が多い)と分かれる。とまあ波田の博識さをご披露してしまったが、手持ちの観光ガイドに親切にも書いてあった。

由緒正しき店・陸羽茶室・香港

結局、特に広東だなあと感じる事は無いが(オレが分かってない)。そうだ。ウマけりャいいじゃないかぁ・・・と、ドンドン食ってみた。ドンドンだ。中華を食うにはパワーが必要だ。片っ端から飲茶(点心、料理)を注文。注文はとても簡単で机に置いてある注文票に欲しい飲茶を個数指定すればそのまま持ってきてくれる。しかし漢字で判断なので、出たものが予想を反するなんて良くある事。それも楽しいぞぉぉ。でもどれも美味しい。そして、夜の海鮮料理は絶品らしい・・・・・そうだ、やはり広東だ。(そして高いらしい。)茶室とあるが本来は美味しい中国茶を飲むのも正しいのであろう。こんなタイムトリップできる店はいつきてもその時代で迎いいれてくれて嬉しい。

  • 陸羽茶室 飲茶・広東海鮮料理店
  • 香港中環市丹利街24-26  24-26 Stanley St.Central HONG KONG.
  • 電話 2523-5464
  • 営業時間 6:30~23:30(なんて働き者だろうか。)ただし飲茶は17時まで。
  • 飲茶なら一人300香港ドル(約1800円程度)