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ディンハオでベーリーグッド!。 正しき中華をいただきます!。

この店はハダ・ユーージンの八百屋が教えてくれた。その八百屋はモノスゴイこだわりの八百屋で日本に有機野菜、無農薬野菜を広めた一人である。有機野菜、無農薬野菜・・・ナンの危険性にも気が付いていなかった日本人に安全で本当に美味しい野菜をコツコツ伝授。そして、それ作る農家を探して指導。そんな地道な事を20年近くやっている。(※―1)そのユージンカワナ氏がコッソリと紹介してくれたのがこの店なのだ。コッソリはヒトにモノを教える基本である。多分、大声で教えられたら興味がわかなかったに違いない。

ディンハオでベーリーグッド!。 正しき中華をいただきます!。

その店はヒトコトで《誠実》なのである。その誠実さが野菜の仕入れにつながる。ここで波田が何故か自分との共通点を感じて、この店に引かれている理由がわかった。お互いに《誠実》ということである(?)。中華料理全般、日本だけではなくアジア全体、そして世界中の中華料理が某化学調味料に侵されたのは承知の事実であろう。また飲食店は当然にコストとの戦いなのは仕方がないが安全性に疑問がある食材は”人”として使ってはイケナイと思う。以前に残留農薬が基準の数25倍という中国産ニンニクの問題が報道されていたが実際に値段的には10倍以上の差がある。決して主役にはならない材料なのだから経営となったら考えて当然だろう。しかしそんなモノにも美味しい店はコダワルのである。そして実は高価な有機野菜をつかっているとか化学調味量がどうのとかいう事をこの店はイチイチ自慢気に言わないし値段は普通というか一般的価格。

ディンハオでベーリーグッド!。 正しき中華をいただきます!。

店に入ってメニューを見ると実に驚く。すごい量のメニューの品数である。そして独創的な料理が多い事に気付く。主人は厨房にいるが、元々は和食の職人であった。従って決して既成概念を持たない和食と中華との中間的な味付けの料理も多々ある。本当に”得”をした気分になれる中華だ。相当数のメニューを食いまくったがハズレはない。ただ、世間の化学調味料系に慣れすぎていてインパクトに欠ける気もするが、やはり自然な味覚を持ちたいものですねぇ。鶏の燻製、海鮮クリーム炒飯が絶品。麺類も美味しい。とにかく身体に優しくしたい日にはピッタリな店です。

  • 中国料理 ディンハオ ”頂好”(ディンハオは中国語でベリーグッドという意味)
  • 目黒区自由ヶ丘2-8-21 メゾンクルツB1階 03-3724-5673
  • 営業時間  月~金 11:30~14:30  17:30~21:30       土   12:00~15:00  17:30~21:30       日祭  12:00~15:00  17:30~21:00       定休日は水曜日。
  • 東急、自由ヶ丘(渋谷から東横線で10分、大井町線だと15分・・)北口ロータリーのUFJ銀行と甘味所・蜂の屋間を入る。152㍍左にアンナミラーズ。そこを左折して突き当たりを右折(正面は靴屋のABC)数件目の公園の2軒隣りのビルの地下。)
  • (※―1)河名秀郎はハンサムなサーファー。そして素晴らしい”志”を持つ八百屋である。世間のオーガニック屋の多くは仕入れを河名に頼っているのが真実である。河名の卸す店は例外なく美味しい。どんどん卸してオレに教えて欲しい。

ネイティブ・ジューガオカーなら知っている 唐揚げ界の帝王・ “とよだ”。ナンバーワンはオンリーワン。

唐揚げ”とよだ”は自由ヶ丘の名店である。波田は専門店というのが相当に好きだ。というのもその店に行こうと決めたら、”何食おうかなァァ~”と迷わなくて良いからなのだ。そんなクダラナイ理由ではなくて、唐揚げとよだは自由ヶ丘地元民の誇りだ。(すみません、僕は現在のところ自由ヶ丘町民ではありませんが・・)。

ネイティブ・ジューガオカーなら知っている 唐揚げ界の帝王・ "とよだ"。ナンバーワンはオンリーワン。

大体に自由ヶ丘に住んでいてココを知らなかったら非国民、ニンピニン、ろくでなし、人でなし、オオバカ野郎に相当する。と言うくらいに地元民には愛されているし、知っているか知らないかで、よそ者との差別が生まれる。お品書きは至ってシンプル。①”鳥のモモの唐揚げ” ②”鳥の手場先の唐揚げ” ③”砂肝の唐揚げ”のみである。あとは付きだしの玉ねぎスライスだけがメニューの一覧である。(といってもメニューなど存在しない。未だに個々の値段は不明。)どれも強力に美味いというかケンタッキーを食っている奴が本当に不幸に思えてくる桁違いな美味さだ。いったいどんな揚げ方、油だとこんな揚がり方にナルのだろうか!?。まあ、別に唐揚げ専門店を出店しようとか考えているわけはないので製法なんて構わない。(前に店主が教えてくれたが懸命に食っていて忘れたなぁ。)いつでも食いたくなったときにその店が営業してくれている事が大切なのだ。ともかくここの唐揚げとビールでグビィーーとやるとニッポンジンで良かったぁぁ~~!!。人生って素晴らしいと思うのだ!。

ネイティブ・ジューガオカーなら知っている 唐揚げ界の帝王・ "とよだ"。ナンバーワンはオンリーワン。

只、問題はこの店には炭水化物系食料が全く無いのだ。ひたすらに鶏肉、鶏肉、鶏肉、間髪入れずに鶏肉の連打!!。しかし過去のエピソードで紹介したいのが、鶏肉、鶏肉、鶏肉、鶏肉、鶏肉、とレンチャンして満腹こいて、一人美味しいモノを食って申し訳ないモードになったので奥さんに、お土産に2人分を注文。しかし満腹なのに関らず、我慢できないで家に届ける前に車中で食ってしまったという・・・・その事実を話したら医者からは間違いナク過食症と診断される事件があった。それほどまでに美味いんです!!!。是非、ここで1軒目をバリッと決めて炭水化物、糖質を摂取しに他店に行きフィニッシュというのがヨロシイかと思いますヨ!!。アナタもニワカ・ジューガオカァーを体験してください。

  • ひな鶏唐揚げ”とよ田” 目黒区自由が丘1-7-5  03-3723-7683
  • メニューも無ければ値段表も無い。じゃあ、どうやって注文すりゃあいいんだぁ!!。 まあ、成り行きで問題無しでしょ。
  • 東急、東横線、大井町線、自由ヶ丘駅南口下車、改札口を出て左折。そこらへんを右折して遊歩道に出て左折してバス通りに出る手前2軒目。ちょいと引っ込んでいるがわかります。
  • 御予算は一人3000円程度かなあ。とにかく美味いよ~~。並ぶ事は覚悟で!!。

金田酒大学にみる日本の教育の未来。 自由ヶ丘の名店”金田”

場所は自由ヶ丘の駅裏である。いや正確には金田の裏に自由ヶ丘駅がある。65年近く前(昭和11年創業)から飲み屋”金田”は存在するのだ。ここは別名”金田酒大学”と呼ばれていてオジさん達からものすごい慕われているのだ。

金田酒大学にみる日本の教育の未来。 自由ヶ丘の名店"金田"

広辞苑によれば大學とは最高の学術をさずけ、また研究する学校とある。わが国の昔、大法令で制定された貴族の子弟を教育する設備ともある。そう、酒道は学問である。そうかぁ、オレが高校生ごろからコツコツ続けていた飲酒は学問だったのだ!!。ドウリでその努力が身を結んでいるかのように美味しい酒を飲み続けているではないか。 結局、文部化学省の定める所の”大學”とは関係なく、最高学府としての権威はなにもない。しかし酒から学ぶものは多いと酒飲み・波田は自負している。酒がなけりゃとても話せないなんてこともあるし、酒でイキナリ饒舌にナル奴も沢山いる。(泣く奴は困るね。)別にラリるとか泥酔が目的ではなくて美味しい酒を楽しい仲間、好きなヒトと、時々一人でチンみりと飲むのはイイモノである。そしてこの名店・金田は居酒屋というか飲み屋、いや料理屋かぁ、割烹にも思える。とにかく庶民相手の気楽に美味しく食えて飲める店である。しかし店員さんはどうもサービス精神というものがナイに等しい。それは私が常連でないからかもしれないが、それにしても素っ気無いを越していて自動販売機とタメを張る素っ気無さである。まあ、この値段で立地条件(不動産の心配までしてしまった!。)ならサービスを期待してはイケナイのかな!?。

金田酒大学にみる日本の教育の未来。 自由ヶ丘の名店"金田"

どうも常連化していないと聞き込み調査が出来ていないので想像の域だが、金田は兄弟姉妹の家族的経営だと察するのだ。(顔が似すぎている。そして店員さんの動きを見ていると主従関係ではない血縁関係にしかありえない阿吽の呼吸を感じるのだ。)またまたどうでも良い話しになってしまった。とにかく、この店は知っていたら重宝間違いなしですよ!。大手チェーン店で飲んでる騒ぎ好きな連中とは一線を画す上質で品のあるお客にまみれて酒談議はいかが!!。メニューは基本的に日替わりで表示されていますので行ってみましょ!!。コスチューム的にはスーツというか少々、シワが入って疲れたスーツがヤッパリ似合うかなあ。

  • 金田 東京都目黒区自由ヶ丘1-11-4  03-3717-7352
  • 東急、東横線、自由ヶ丘北口下車、改札出て右にガードをくぐりスタバを左折、6~7軒目の左側です。
  • オーダーすべきはその日のお薦め。定番的居酒屋メニューが一つ一つ、一味違った美味さです。大声で騒ぐと退出を命じられるので静かに落着いて酒を愛でましょう。せいぜい飲んで食って4000円程度。

中華料理 梅華菜館

奥深きラーメン道

今は世にラーメンチャンピオンなるものが存在し、行列が出来る店も数あれど、その趣向は様々。あまり、このページではラーメンの世界には立ち入らないほうが懸命と考える。波田的考えでは、”宗教とラーメンの話しは食卓でするな”という鉄則が在るほどに、あまりにも人の好みが激しく、また育った環境、習慣(そんなモン関係無いかぁ?!)で違いすぎる。中国4000年の歴史の中では首領同士が交渉の場でラーメンの話題となり戦争にまで発展した例がいくつもあるとモノの本の何処見たって書いてないが、我々も幾度か楽しい食卓でラーメン談議となり、楽しかった食卓がもう二度と関係修復できなくなるほどの仲になる、人間関係の複雑さ、人種的、民族的な奥深さを体験している。しかし”人”として生まれたからには(そんな大袈裟なモンじゃないが)是非紹介したい店がある。しかし友達連れて行くと、みんなそれ程にはハマらない。それは何故か・・・・単に波田啓次郎は少年時代から食いつづけている味だからだと思う。母の味なのだ。(いつからオレのオフクロは勝手に中国人になってんだぁ)別に哀愁でメシ食っている訳じゃないが・・・・波田的に最高に美味いラーメンなのだ。

中華料理 梅華菜館

そんな店皆さんにもあるでしょう。(急に内気な押し。)とにかく懐かしい、昔ながらのラーメン道の基本中の基本がここにありなんです。少し薄めの醤油味のスープ。硬くもなく柔らかくもなく、細くもなく太くもなく、要するにラーメンの麺ごとしにこだわっている暇はナイあるよ。(中国語イントネーションでお願いします。)・・・店主の声が聞こえてくる位の普通の麺。具はチャーシュウと少しのほうれん草のみ。要は、誰も話題にはしないが、美味いものは沢山あるんですねえ。そしてアナタにとって美味しいものが。ちなみに自由が丘は私の生まれ育った生活圏なんですが、自由が丘の地元の人は皆、口を揃えてこのラーメンが好きなんです。(ウチの奥さんもガキの頃から食っていて、最高に美味しいと賛辞します。)お試しくださいな。餃子も相当に美味しいですよ。そして、この店のホールにいるウエイターのオジさんは波田がガキ(推定6~7才)の頃から居ます。いまでもズーっとです。

  • 中華料理”梅華菜館”(ばいか)
  • 目黒区自由が丘1-12-2 03-3717-6930
  • 東急東横線、大井町線の自由が丘北口(ロータリー側)下車。 改札出てすぐ右、ガードをくぐり最初の角が天ぷらの天一でそこを左折。2本目の四川苑(中華)を右折したトナリ。駅から1分28秒。
  • お薦めメニュー、ラーメン750円、餃子900円(なかなかのボリューム)

そうだぁ。良く考えたらいつもこのラーメンしか食いに行っていないから、他のモン食った事無いんです。誰かおしえてくだせー。

突然のウナギですかぁ!!・・・ウナギの心の準備。“自由が丘ほさか”

ウナギは好きか?と聞かれれば、日本人の殆どの人が愛する食べ物の一つであろう。ちなみに、オレは死ぬ程に好きだ。 ただどうしても敷居が高いというか、気楽な食べ物とは思えない。幼少の頃になにかトラウマになるような事柄があったのかもしれない。

突然のウナギですかぁ!!・・・ウナギの心の準備。“自由が丘ほさか”

では、友達と昼メシ時に『何を食う!?ソバ屋、定食屋、中華かぁ・・・・じゃっ、ウナギでも行くかっ!』なんて突然に行く事は決してない。ウナギを食う日は、いついつウナギを食いましょう! そうだ、そうしましょう! ならば体調を整え、その日に挑みましょう!朝からお風呂に入ってキレイキレイして挑みましょう! お墓参りにでも行っておきますかぁ! くらいの心構えが必要な食べ物なのだ。(本当です!ボクにとっては神聖な崇高な食べ物なんです。寿司と同レベルなんですかねぇ!)  そのウナギを“焼き鳥”のように串でつまみながら飲む店がある。・・・えぇ~~そんな店、大丈夫なの!? なんて大きなお世話っ!! 東京は自由が丘の地で、もう60年も立派に営業している。

突然のウナギですかぁ!!・・・ウナギの心の準備。“自由が丘ほさか”

この店、決してオシャレではないし、老舗にありがちな入りにくい雰囲気ではないけど、この近所に暮らしながら実は初めて入ったのだ。というのもなんだか店内が異様な一体感というか皆で盛り上がっているわけではないのに、何か違うんです!(笑)お客さん一人一人に“雰囲気”があるんですよ。 入り口の脇では、別に老舗を気負うわけでもないオジさんがひたすらに注文のあった串類を焼いている。 さてメニューを見てみると、ちょっと想像の域を超える品々・・・ “カラクリ”って何?“エリ焼き”は!?“かぶと焼き”もわからん・・・結局、隣の常連さんぽい一見、大学教授風(風ってどういう事!?インテリなオジさん)の人から伝授を受けた。 “カシラ” は鰻の頭を割ったモノが5個程、串にされている。

突然のウナギですかぁ!!・・・ウナギの心の準備。“自由が丘ほさか”

完璧に蒸されていて骨っぽさもない。“ひれ焼き” は背びれ、尾びれを串に巻き付けたモノで、脂が意外に多くてコッテリした味わい。同じく、串に肝を巻き付けて焼いた“きも焼き” は、クニュクニュ+こりこりっとした食感が楽しめる。 鰻の身を細切りにして8の字に串に刺した“からくり焼き” は蒸してない鰻の脂のうまさと、蒲焼とはまた違った締まった身の食感がウリ。鰻屋ならではの山椒をたっぷりとまぶして食う。こんな大衆的な店のお決まりはテレビがつきっぱなしで流れていて、なんとなく店員もお客もそっちを見ながら、店の営業は進んでいくが、改めて驚くはお客さん達の高齢状態! そして一体感! かなり常連さんに愛されるている店です。60年間も同じスピードで時間が流れているんだろうなぁ・・・

突然のウナギですかぁ!!・・・ウナギの心の準備。“自由が丘ほさか”

  • うなぎ、蒲焼き ほさかや
  • 東京都目黒区自由が丘1-11-5   03-3717-6538
  • からくり、かしら、ひれ、えり焼き、キモ焼き 280円 かぶと焼き220円、蒲焼きは大1200円、小1000円  お新香は全員注文!