奥深きラーメン道
今は世にラーメンチャンピオンなるものが存在し、行列が出来る店も数あれど、その趣向は様々。あまり、このページではラーメンの世界には立ち入らないほうが懸命と考える。波田的考えでは、”宗教とラーメンの話しは食卓でするな”という鉄則が在るほどに、あまりにも人の好みが激しく、また育った環境、習慣(そんなモン関係無いかぁ?!)で違いすぎる。中国4000年の歴史の中では首領同士が交渉の場でラーメンの話題となり戦争にまで発展した例がいくつもあるとモノの本の何処見たって書いてないが、我々も幾度か楽しい食卓でラーメン談議となり、楽しかった食卓がもう二度と関係修復できなくなるほどの仲になる、人間関係の複雑さ、人種的、民族的な奥深さを体験している。しかし”人”として生まれたからには(そんな大袈裟なモンじゃないが)是非紹介したい店がある。しかし友達連れて行くと、みんなそれ程にはハマらない。それは何故か・・・・単に波田啓次郎は少年時代から食いつづけている味だからだと思う。母の味なのだ。(いつからオレのオフクロは勝手に中国人になってんだぁ)別に哀愁でメシ食っている訳じゃないが・・・・波田的に最高に美味いラーメンなのだ。
そんな店皆さんにもあるでしょう。(急に内気な押し。)とにかく懐かしい、昔ながらのラーメン道の基本中の基本がここにありなんです。少し薄めの醤油味のスープ。硬くもなく柔らかくもなく、細くもなく太くもなく、要するにラーメンの麺ごとしにこだわっている暇はナイあるよ。(中国語イントネーションでお願いします。)・・・店主の声が聞こえてくる位の普通の麺。具はチャーシュウと少しのほうれん草のみ。要は、誰も話題にはしないが、美味いものは沢山あるんですねえ。そしてアナタにとって美味しいものが。ちなみに自由が丘は私の生まれ育った生活圏なんですが、自由が丘の地元の人は皆、口を揃えてこのラーメンが好きなんです。(ウチの奥さんもガキの頃から食っていて、最高に美味しいと賛辞します。)お試しくださいな。餃子も相当に美味しいですよ。そして、この店のホールにいるウエイターのオジさんは波田がガキ(推定6~7才)の頃から居ます。いまでもズーっとです。
- 中華料理”梅華菜館”(ばいか)
- 目黒区自由が丘1-12-2 03-3717-6930
- 東急東横線、大井町線の自由が丘北口(ロータリー側)下車。 改札出てすぐ右、ガードをくぐり最初の角が天ぷらの天一でそこを左折。2本目の四川苑(中華)を右折したトナリ。駅から1分28秒。
- お薦めメニュー、ラーメン750円、餃子900円(なかなかのボリューム)
そうだぁ。良く考えたらいつもこのラーメンしか食いに行っていないから、他のモン食った事無いんです。誰かおしえてくだせー。