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マジっ!エクアドルの食!

国交問題になるかもしれないので中途半端な事は言えない。
その存在が今だに信じられないが、それはエクアドル人に言わせれば、普通のエクアドル料理だと言う。
訪れた店はガイドさんも絶賛、ネットでの評判(TripAdviser)もよろしいレストランであった。
しかしその店で食べたエクアドル料理には既成概念がぶっ飛んだ!

まずチョコレートを混ぜたライス・・・・
そしてパッションフルーツで煮たエビ(セビーチェ)だよ!
前菜のコロッケには薄っすらと砂糖もかかってたなぁ。
あとは青いバナナの焼き物。

全てデザートではなくオカズです。
(これはトストーネスというバナナのフライでこれはギリギリにオッケー、日本で想像するバナナと少し違って加熱専用的なバナナ。)
想像出来る?!(笑)

一般的なのか否かは調査の必要があるが、ワイトカラット、ジャピンガチョス、グリーンプロォティンホ(確かそんな名前)・・・どれがどれだかわからなくなったけど、今後エクアドル料理を日本で誘われたら断ろうかとお思う。(笑)

エクアドル・マニアな方、ボクの選んだ店がダメ?
誰か正しい事を教えてください。
“真実のエクアドル料理”を!
まぁ話題を提供してくれたのは嬉しいのだけれど。

怪我の功名と言いましょうか。
その代わり見つけた中華料理は絶品だったんです。
麻婆豆腐&炒飯、焼売で昇天しました。
こんな美味い中華料理はそうは出会えない。
地元の料理がまずい場所では全世界に飛んでいる華僑の人々のエネルギー爆発で中華料理が美味いと言う説があるけど、ここエクアドルでは正解な答えだと思う。
ここまで美味しい中華は長い旅をしていると本当に有り難い店だ。
(個人的に中華料理好きもあるけれど海外では基本的には日本食は食べない主義。
何故ならば期待に答えた店は無いから。
従って醤油味と言う事で中華を食います。)

オレがいくら言ったところで、もしアナタがエクアドルに行ったら、それでもエクアドル料理を食べるんでしょうね!
是非とも実際にそのリアルなエクアドル料理を食べてもらって、ボクとその話題で話をしましょう!
盛り上がるよ! 間違い無く。

 

Magico Oriental  マジコオリエンタル(中華料理店)
住所 243 Quito Ecuador エクアドル
電話 02 222 6767
(名誉の為にそのエクアドル料理店は公開しません!)

エクアドル1 エクアドル2 エクアドル3 エうアドル4

さっぱり横浜中華街

今回は横浜中華街のお気に入りを御紹介しましょう。私はこの店に通うこと、25年。本当である。そう、それは満州から引き上げてきて日本の生活になれてきたころであろうか。そんなに前から私は生きていない。私は横浜・中華街を散歩することが好きだ。これほどまでに簡単に異国情緒に突入出来る場所はそうはない。JR・石川町駅から6分で外国だ。長崎のハウステンボスでオランダを感じるより、三重県の志摩スペイン村でスペインを感じるより、サンリオ・ピューロランドでキティーちゃんの街を歩くより間違いなく異国情緒は丸だしである。

さっぱり横浜中華街

歩きながら薄目で見たら上海、北京と変わらない。ここ中華街は勿論、華僑の街。中華街はメインストリートを中心に東西南北に街は広がっている。裏通りも中華街っぽいというか、いかにも香港映画のアクション俳優・チョンユンファあたりが、犯人追跡でゴミ箱をひっくり返しながらマシンガンを撃ちまくるシーンが似合いすぎる。メインストリートには料理の鉄人に登場した有名店も店を連ねている。しかし、おそらく今回紹介する”謝甜記”(しゃてんき)はこの好立地のメイン通りにあって間違いなく一番、客単価が安い店であろう。本当は伊勢海老やフカヒレを売ったほうがズッと儲かるのに・・・たまたま”御粥(おかゆ)”などという安価な料理にこだわった為に客単価が上げようもない状態。他店と比較して慌てて高級食材を仕入れたがもう遅い。客はひたすらに御粥(おかゆ)を食いにやってくる。それで有名になってしまったから御粥ばかりが売れる。単価が安い上に熱いからなかなか食えずに回転も悪い。しかし、イイじゃないか。お客さんが喜んできてくれて・・・・・・・とトホホ状態のオーナー。(これ、波田の勝手な解釈です。)

さっぱり横浜中華街

高級他店を尻目に今日も客単価中華街一安値を目指し、今やライバルは重慶飯店でも華正楼でもなくドンキホーテかコジマ電気か・・・・そんなわけないが、とにかく美味くて安い。御粥の種類も豊富。先程の話しは半ば冗談で御粥と一緒にお料理も美味しいから食べてください。波田の個人的お薦めは”梅肉鳥唐揚げ”素晴らしい。泣きます。ただし、日曜祭日は長蛇の列、並ぶ事を覚悟で行ってください。最近出来た近所の新店舗は朝9時から営業しています。

  • 謝甜記(しゃてんき)中国粥 横浜市中区山下町165番地
  • 電話 045-641-0779
  • 定休日 毎週火曜日
  • 営業時間 10:00から20;30 (近所の2号店は9時より営業)
  • 石川町北口から中華街大通りを目指す。善隣門から入って華正楼を左に見て隣りの角。山下公園の東門から入ったら交番を右に見て次ぎの角の右側。

コビを売らない”中華・五指山”

五指山とは中国の海南省にある5本の手指の形をした、とても険しい山である。決して穏やかでない、日本では見る事の出来ないギザギザした山だ!(よく慶林とかの写真で出てくるタイプの険しい山だ!)  恐らくこの険しい山々のイメージがここのお店の激しい味につながっているのであろうか! ここの中華料理は本当に味が奥深い。化学調味料的な味、辛さではなく、奥深い味わいなのだ。 店構えは、悪いけどまるでオーラを感じない。悪いついでに言うと、店の看板はグラフィックデザインというモノをナメてるのかという位にヒドい。(店主さん、これから褒めちぎりますから許して下さい。)

コビを売らない"中華・五指山"

入店しても、ここが中華料理店とはまるで思えない。中華料理店といえば色で言えば”赤”そして重厚さを出す為の”焦げ茶”と相場は決まっている。緑とかブルーの中華料理屋なんてこの世には無い。インテリア関係者にいわせれば施行前のただの”箱”の賃貸物件なのだ。 白い壁紙に何でもない床。飾り気はゼロ。解り易く言えば、引っ越し準備は10分で完了だ! メニューはホワイトボードにペンで書いたもの。それもカタカナ&漢字、字が大きかったり小さかったり真剣に読まないと解読は難しい。しかし三枚のボードにはギッシリと様々な料理が書き込まれている。だから座っているだけだと四川料理を食いに来たなんて実感はゼロ!(笑)要は、こちらの店主は店構えなんて小細工には興味がないのだ。とにかく”お味”で勝負!!

コビを売らない"中華・五指山"

その御主人一人で厨房を切り盛りして、ホールは女性が一人。どうでもいいけど、この関係に婚姻関係は無いと店主の言葉。 オーナーシェフなんてオーラをまるで出してはいない御主人だが、なんと日本人(和田真二さん)なのだ! 中国の地方料理などを自分なりのアレンジをするという楽しみな指針は素晴らしい! メニューはホワイトボードを見てどれもヨダレが出てくるので片っ端から注文!!黒酢酢豚は肉のピースを聞かれる。柔らかくほどける様な食感の肉。そしてなんの遠慮もない、こびを売らない酸っぱい、辛い、甘いとエッジが効きまくり過激に美味い! そして蒸しパンにそれらを付けて挟んで食べると??昇天!芝海老の生のり黄唐辛子土鍋煮は全く、見た目を裏切るモノで唐辛子がガッチリときいているのに、ベースの塩味に和むのだ。

コビを売らない"中華・五指山"

満腹をずっと前に超して120%の超満腹状態なのに麻婆麺を注文! もう麻薬的な山椒のシビレと辛さでまたまた昇天!かなり刺激的な夜になりました。 食べ終わった後の達成感と充実感・・・素晴らしかった!  しかし食べられなかったけど”牛ペニスと揚げニンニクの土鍋煮””和牛アキレスケンのトロトロ鍋”なんてどんな味と食感なんだろう! もう新年会の予約は入れました!(笑)

  • 東京都世田谷区世田谷4-2-15 03-3426-2130
  • 営業時間12:00-14:30 18:00-21:00 定休日は水曜日、その他不定休
  • 世田谷線・松陰神社駅から世田谷通りに向かい右側

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

やはり華僑の世界では中華料理がお約束。そしてランチのホームラン王はやはり飲茶でしょ。家族的平和会食、親密的友好関係、熱愛人間関係促進的、良好実務的通商関係、国際的交流国交正常化促進会食は全て楽しい食事からなせる業と万国共通意見だ。さて早々にシンガポール中華街の人気店で”飲茶レストラン”というとてもわかりやすい名前の人気店に乱入。

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

しかしさすがに多国籍な人間が住むシンガポールだけあって各国の人間で盛り上がっている。ここは、まるで日本の紅虎餃子坊に共通する気の効いたサービスも垣間見られてウレシイ限りだ。しかしこんなアジアを旅しているときに時に読み書きが日本語でよかったと思うことがある。意外にも中国人には漢字での筆談が通じるのだ。美味しいレストランを探す、またレストランで発注の際の漢字が大変役に立つ。我望新鮮青野菜炒他栄養満天的食事(新鮮で栄養満点な野菜の食事を食べたい!)、我希望食飲茶点心的美味小盆(美味しい飲茶や点心など少量のモノを食べたい!)、我望海老点心韮餃子餡子饅頭願(えびシュウマイとニラ餃子、あんこのマンジュウが食べたいです。)我指示願安価評判上々飲茶食堂何処?(安くて美味しい飲茶レストランは何処ですかぁ!?)  満腹極上気分便所何処指示願(お腹一杯で幸せ、さてトイレは何処ですか!?) 食後甘菓子貴店有名人気商品推薦依頼(デザートなど甘いものでこの店の人気の品を教えてください) 我々低予算昼飯切希望格安良心的美味店舗推薦願(金が無いので安くて美味しい店を教えてください。)・・・・・結構、こんな筆談で通じてしまうのです。(たぶん) そう、国際交流は意思の疎通が出来る事が大切だ。

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

話しは戻ってシンガポールも中華街はとても盛り上がっている。様々な店がひしめきあっているが今回の挑戦は名前がそのままで”飲茶レストラン”飲茶点心メニューだけでも100種類、ワゴンでくるくる店内を回っているから指差しオーダーでオッケー。テーブルの伝票に食べた値段と個数を伝票に係員が記入していくスタイルだ。マンゴープリン他中華デザートも充実だ。この店で気に入ったのが客が店員を呼ぶ為にある新兵器。”店員呼び出しサービス要求マシーン” テーブルの上のメニューに付帯するボタン(オーダー、水、支払い、サービス、キャンセル)という望むボタンを押すと速やかに対応という親切なサービスだ。この気の効き方は日本的でしょ。巨大な店舗なので大声で店員を呼ぶ必要も無く対応してくれてストレスが無かったし何かと店の人を呼べて良かったが、ボクたちのテーブルの”店員呼び出しサービス要求マシーン”は早々に引き上げられてしまったのは残念だった。(あまりに面白がり呼びすぎでイヤがられた・・)ということシンガポールを楽しくする飲茶はランチのホームラン王です。

シンガポールの飲茶、円卓は人を幸せにするのだ。

  • Yum Cha restaurant (飲茶レストラン) #02-01 20 Trengganu St .
  • 電話 6372-1717 休日は無し。 営業時間 8;00~23:00
  • 炒飯類、野菜類も美味かった。 値段は一人1000円程度。安い!!

ディンハオでベーリーグッド!。 正しき中華をいただきます!。

この店はハダ・ユーージンの八百屋が教えてくれた。その八百屋はモノスゴイこだわりの八百屋で日本に有機野菜、無農薬野菜を広めた一人である。有機野菜、無農薬野菜・・・ナンの危険性にも気が付いていなかった日本人に安全で本当に美味しい野菜をコツコツ伝授。そして、それ作る農家を探して指導。そんな地道な事を20年近くやっている。(※―1)そのユージンカワナ氏がコッソリと紹介してくれたのがこの店なのだ。コッソリはヒトにモノを教える基本である。多分、大声で教えられたら興味がわかなかったに違いない。

ディンハオでベーリーグッド!。 正しき中華をいただきます!。

その店はヒトコトで《誠実》なのである。その誠実さが野菜の仕入れにつながる。ここで波田が何故か自分との共通点を感じて、この店に引かれている理由がわかった。お互いに《誠実》ということである(?)。中華料理全般、日本だけではなくアジア全体、そして世界中の中華料理が某化学調味料に侵されたのは承知の事実であろう。また飲食店は当然にコストとの戦いなのは仕方がないが安全性に疑問がある食材は”人”として使ってはイケナイと思う。以前に残留農薬が基準の数25倍という中国産ニンニクの問題が報道されていたが実際に値段的には10倍以上の差がある。決して主役にはならない材料なのだから経営となったら考えて当然だろう。しかしそんなモノにも美味しい店はコダワルのである。そして実は高価な有機野菜をつかっているとか化学調味量がどうのとかいう事をこの店はイチイチ自慢気に言わないし値段は普通というか一般的価格。

ディンハオでベーリーグッド!。 正しき中華をいただきます!。

店に入ってメニューを見ると実に驚く。すごい量のメニューの品数である。そして独創的な料理が多い事に気付く。主人は厨房にいるが、元々は和食の職人であった。従って決して既成概念を持たない和食と中華との中間的な味付けの料理も多々ある。本当に”得”をした気分になれる中華だ。相当数のメニューを食いまくったがハズレはない。ただ、世間の化学調味料系に慣れすぎていてインパクトに欠ける気もするが、やはり自然な味覚を持ちたいものですねぇ。鶏の燻製、海鮮クリーム炒飯が絶品。麺類も美味しい。とにかく身体に優しくしたい日にはピッタリな店です。

  • 中国料理 ディンハオ ”頂好”(ディンハオは中国語でベリーグッドという意味)
  • 目黒区自由ヶ丘2-8-21 メゾンクルツB1階 03-3724-5673
  • 営業時間  月~金 11:30~14:30  17:30~21:30       土   12:00~15:00  17:30~21:30       日祭  12:00~15:00  17:30~21:00       定休日は水曜日。
  • 東急、自由ヶ丘(渋谷から東横線で10分、大井町線だと15分・・)北口ロータリーのUFJ銀行と甘味所・蜂の屋間を入る。152㍍左にアンナミラーズ。そこを左折して突き当たりを右折(正面は靴屋のABC)数件目の公園の2軒隣りのビルの地下。)
  • (※―1)河名秀郎はハンサムなサーファー。そして素晴らしい”志”を持つ八百屋である。世間のオーガニック屋の多くは仕入れを河名に頼っているのが真実である。河名の卸す店は例外なく美味しい。どんどん卸してオレに教えて欲しい。

赤いビニール・ドーナツ椅子が物語る・・・。 価格破壊精神を貫く神戸の中華料理屋。

神戸に評判の中華料理屋がある。ここの主人は世間相場というものを知っているのだろうか?。”大昔からデフレ対応”、”時代錯誤的値段設定”、”消費者思いやり商法”、”中国現地的価格設定” “趣味的値段設定” “ユニクロ追随志向”・・・・とにかく異常な価格設定な店だ。いつもこの店に行く時は複数人数で乱入(なぜか波田は店に入る時、静かに入ればイイのに”乱入”または”突入”となる。ウォーーと叫びながらの入店は盛りあがるし、突入後のビールは格別に美味しい)。注文は簡単で”オヤァジー、一人2000円しかないんでそれで”コース”食わせてチョーだい。タノンマス。”以上。あとは何が来るかわからないが、来た物を片っ端から美味しく食べましょう。

赤いビニール・ドーナツ椅子が物語る・・・。 価格破壊精神を貫く神戸の中華料理屋。

今までは”味”に関して、はずした事は一度も無い。ただ、神戸震災で被害を受けて店は新しくなったが・・・・昔からなのだが飾りっ気なんて何も無い。壁は白、照明は蛍光灯、イスは最も格安な”赤ビニール・ドーナツ型、背もたれ無し”。ドアーはアルミ製のカラカラカラって音で開く長屋風の玄関引き戸。震災前から汚かったが、建てなおしても、もうすでに汚くて飾りっ気なんてナンにも無い。(不潔ではありません。)ひょっとして仮設住宅の、そのままかと思う程にシンプルだ。当然にバックグラウンドミュージックなんて高級なものもない。ノレンさえ換えれば明日からでも和定食屋も出来るほどに中華料理的内装はなにも無いのだ。そこが、昨今の豪華な店で、内装費が値段に直結してそうな店より、ズッと安心だ。

赤いビニール・ドーナツ椅子が物語る・・・。 価格破壊精神を貫く神戸の中華料理屋。

この店、初めて通り掛かりで入るのは、キモダメシに近い勇気が必要だろう。しかしクチコミの情報だから、ここに来られた事に感謝だ。世間の店も是非ともこの価格破壊のこんな名店を目指す様になったら日本も平和になるのに・・・・。店はカッコイイのに味がイマイチを越えてイマサンな店が多い昨今、勇気が出るお店でした。

  • この店の名物には餃子があるのだがそれだけは予約が必要なので御注意を。
  • 今回の写真は大阪在住の辻川氏がわざわざお暇ななか、労を惜しまず撮影にいってくれました。感謝です。イイヒトです。その上、注文した料理の御代も自腹でした・・・。
  • 兵庫県神戸市中央区中山手通り3-1-6 電話 078-391-4314

ミラノの中華料理店で出るピザ!!。 もう、こいつらァ良くワカラン・・・。

全く、イタリア人はどうなってんだろう。見れば見るほどに、知れば知るほどにスゴイ国民だと思う。もしアナタが初めて友人とニューヨークに旅行したとしましょう。最初の日の夕飯、何を食うか友達と相談しました。・・・・その友達が初日から和食を食いたがって譲らなかったらどうしますか!!??。普通なら軽蔑するかもしれない。もうこんな野郎と旅行は勘弁だぜぃ・・・と決別の瞬間になるだろうか。せっかく旅行なの だから現地の美味しいものが食いたいですよね、と言うのが普通でしょう。

ミラノの中華料理店で出るピザ!!。 もう、こいつらァ良くワカラン・・・。

・・・・しかし多くのイタリア人はそれが普通なのです。外国に行くときもイタリアンのみ。例えばアメリカや日本なら、”ヨォ~今晩、何メシ食おうか?”という友人との会話にヨコメシ(洋食系)たてメシ系(和食、中華)と大別。(チョット古い・・)。またはエスニック系(ベトナム、タイ、韓国・・・)そしてそれぞれは当然細かく細分化されて、相談の上、決定というのは常でしょう。しかし偉大なる食の文化の中で生きるイタリア人の多くはイタリアンあるのみ。事実、イタリアのGNPの25%を生み出す都市、ヨーロッパの最大級都市のミラノでもエスニック系料理は当然、中華も和食も無しに等しい状態。(モチロン数軒はあります。)先日行った社会主義のキューバだってあるのに・・・それだけ、食にチャレンジが無いというか自国の料理に満足しているのです。世界的に大流行の”ニホンリョウリ”もあまり受け入れられずに2~3年前に老舗が撤退という状況でした。最近では回転寿司が出来て大好評、これは相当に画期的な事のようです。革命です。ルネッサンスなんです。というほどに他の食べ物が嫌いなのではなくイタリアンを愛しているんですね。

ミラノの中華料理店で出るピザ!!。 もう、こいつらァ良くワカラン・・・。

さて、今回紹介する店はそんなイタリアでも最も大都会のミラノの中心地・スカラ座の裏に在る中華料理店です。この珍しく評判の中華料理店に入って驚いた!。この店の昼夜問わず人気なのが、なんと”ピザ”。前菜にピザをほぼ客の殆どが食っている。それも日本なら中華っぽいアレンジがあったりするのでしょうが、まったくもって正統派なマルゲリータとかクアトロフロマジオなどのベーシックなピザでした。いったいなにを考えているのだろうイタリア人・・・(イタリアにいる中国人も含む。)。しかし波田チームは当然、試食人生ですからピザも中華も食いまくり、結論からすると美味いんです。ピッザはお見事!!。(イタリアとはいえピザも地方料理なんで、ミラノみたいな北部ではそんなに沢山の店は無いのです。)そして麺類(汁メン)、炒飯、炒め物をトライしましたが、ミラノで有難い食事でした。

ミラノの中華料理店で出るピザ!!。 もう、こいつらァ良くワカラン・・・。

この中華料理店、経営者がイタリア人に歩み寄ってピザ出したのか、イタリア人が要求したのか分かりませんが全世界で美味しいピザが食える中華料理は多くはないでしょうねぇ。モンテナポレオーネのお買い物に疲れた時の醤油系も有難いですよ。

  • 帝苑 ロイヤルガーデン(ROYAL GARDEN)
  • Via Dell ‘Orso, 4- Milano.
  • 電話 02-72011350
  • スカラ座の裏手で、住所からスグに発見可能。 値段は・・・・・・安い。全然安い。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

飲茶(やむちゃ)でチャチャチャ。
今回は秘密の一軒を御紹介しましょう。正直、教えたくはない。何かイイコト教えてくれるなら交換に教えても良いが・・・・でも、教えても行けない。それは何故か・・・遠いいのだ。ハンパなく。行きたくったって行ける距離じゃない。従ってスグに役に立つ情報ではないが、いつの日か将来、サンフランシスコのお近くに、お寄りの際は是非いらしてください。(急に引越しの案内状みたいだ。)しかしわざわざ行く程ではない。(いったいナニを言ってるんだ。もったいぶっているうちに自信がなくなった。)

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

多分、この程度、探せば香港、台湾あたりならある。いったい何が言いたいのだ。要は朝から食える美味しい飲茶なのだ。そしてこの店の素晴らしい所は、中国でもなく香港でもなく、異国(いつの生まれだぁぁ)、サンフランシスコの中華街にあるところ。世界中に中華街がある。ニューヨーク、ロサンジェルス、ホノルル、バンクーバー、ボストンにもあったなあ。そう、恐るべし華僑パワーは世界中を制覇。しかし、朝から地元住民相手の朝食の飲茶をやっている店に遭遇したことがない。(もちろん昼にはいくらでもある。) 西洋料理で胃腸が疲れ気味の朝、ホテルのコンチネンタル・ブレックファーストは身体にはつら過ぎる。和定食とも違う。ここの飲茶は全くの香港スタイル。香港あたりのレストラン、それも冗談ぬきに五百人位収容してしまう巨大なやつ。そんなところで食することができるのと同じ物だ。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

点心物も十数点用意されていて、日本では馴染みがないが特製ワゴンをおばチャンが引いて回り色々なテーブルを営業する。欲しい物をピックして注文数がテーブルの伝票にチエックされて最後にお勘定するというシステム。メインには絶対に中華かゆ(コォンジィーと発音、中国語っぽくね。)を勧める。また、朝からネーミングを聞くと抵抗があるが”スペアーリブ”がスゴイ。とても小さなリブをブラックビーンズで蒸してある。非常にサッパリしていて美味しい。その残ったスープというかタレを中華かゆに入れたら完璧だ。シュウマイ(これもこのままで通じる。でも発音は中華っぽくシィュウゥマィと言う事。)餃子(海老蒸し餃子)、にら饅頭(ニィラァマァンジュゥウと発音しても通じなかった。)も美味しい。とにかく朝からサンフランシスコを観光旅行するのに精力アップ間違いなしの一店です。ビジネスも飛躍的な快進撃を期待。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

ちなみに、この秋、サンフランシスコを訪ねましたが、その際、私は3日連続で乱入。一緒に連行した渡辺正人氏は驚嘆!、荒川夫妻は絶叫!、金森夫妻は放心!、そして外川夫妻は翌日もわざわざ100キロ離れたナパから食いに来たという実績を記録しました。

  • 萬壽宮(グランドパレス・レストラン)
  • 950 GRANT AVE SAN FRANCISCO CALIFORNIA 94108
  • 電話 (415)-982-3705

ユニオン・スクエアーのグラント通りから中華街に入り、5~6ブロック行った右側。 営業時間、朝飲茶は7時半から営業開始、 週末は中華街の老人、家族連れの憩いの場、人間ウオッチングも楽しいです。しかし白人もアジア人も、勿論日本人も全くいない全くの中国、ウオッチされるのはアナタです。

中華料理 梅華菜館

奥深きラーメン道

今は世にラーメンチャンピオンなるものが存在し、行列が出来る店も数あれど、その趣向は様々。あまり、このページではラーメンの世界には立ち入らないほうが懸命と考える。波田的考えでは、”宗教とラーメンの話しは食卓でするな”という鉄則が在るほどに、あまりにも人の好みが激しく、また育った環境、習慣(そんなモン関係無いかぁ?!)で違いすぎる。中国4000年の歴史の中では首領同士が交渉の場でラーメンの話題となり戦争にまで発展した例がいくつもあるとモノの本の何処見たって書いてないが、我々も幾度か楽しい食卓でラーメン談議となり、楽しかった食卓がもう二度と関係修復できなくなるほどの仲になる、人間関係の複雑さ、人種的、民族的な奥深さを体験している。しかし”人”として生まれたからには(そんな大袈裟なモンじゃないが)是非紹介したい店がある。しかし友達連れて行くと、みんなそれ程にはハマらない。それは何故か・・・・単に波田啓次郎は少年時代から食いつづけている味だからだと思う。母の味なのだ。(いつからオレのオフクロは勝手に中国人になってんだぁ)別に哀愁でメシ食っている訳じゃないが・・・・波田的に最高に美味いラーメンなのだ。

中華料理 梅華菜館

そんな店皆さんにもあるでしょう。(急に内気な押し。)とにかく懐かしい、昔ながらのラーメン道の基本中の基本がここにありなんです。少し薄めの醤油味のスープ。硬くもなく柔らかくもなく、細くもなく太くもなく、要するにラーメンの麺ごとしにこだわっている暇はナイあるよ。(中国語イントネーションでお願いします。)・・・店主の声が聞こえてくる位の普通の麺。具はチャーシュウと少しのほうれん草のみ。要は、誰も話題にはしないが、美味いものは沢山あるんですねえ。そしてアナタにとって美味しいものが。ちなみに自由が丘は私の生まれ育った生活圏なんですが、自由が丘の地元の人は皆、口を揃えてこのラーメンが好きなんです。(ウチの奥さんもガキの頃から食っていて、最高に美味しいと賛辞します。)お試しくださいな。餃子も相当に美味しいですよ。そして、この店のホールにいるウエイターのオジさんは波田がガキ(推定6~7才)の頃から居ます。いまでもズーっとです。

  • 中華料理”梅華菜館”(ばいか)
  • 目黒区自由が丘1-12-2 03-3717-6930
  • 東急東横線、大井町線の自由が丘北口(ロータリー側)下車。 改札出てすぐ右、ガードをくぐり最初の角が天ぷらの天一でそこを左折。2本目の四川苑(中華)を右折したトナリ。駅から1分28秒。
  • お薦めメニュー、ラーメン750円、餃子900円(なかなかのボリューム)

そうだぁ。良く考えたらいつもこのラーメンしか食いに行っていないから、他のモン食った事無いんです。誰かおしえてくだせー。