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台北の街でポルトガルに出会う!

ポルトガル料理と聞いて何を思い出すか?
以前、ポルトガルを訪れた時、リスボンの街を散歩していたら
何処ともなくイワシを焼いている香りがしてきて
相当に日本に帰りたくなった記憶がある。
そして街にはイワシ(サーディン)
の缶詰の専門店があり
空港にもサーディンの缶詰が沢山売っていた。
それが数少ないポルトガルのお土産になっていた。

ポルトガルは1400年頃から1500年にかけて
バスコダ・ガマがブラジルを発見し、
そこからアメリカ大陸の支配が始まり、
1541年には日本にまで来て
南蛮貿易が始まり
織田信長も登場して
南蛮文化がどんどん発達。
そして1557年には
明王朝からマカオの居留権を獲得。
こうしてポルトガルは
全世界の広大な植民地を獲得し
世界の繁栄の頂点にいた国なのだ。
が、しかし16世紀から徐々に衰退して、
そのまま力を失っていって今に至るのだ。
そんなひとつの成れの果てなどだと思うと
ものすごく感慨深かったのを覚えている。
世界を制した国が、今ではイワシの缶詰販売・・・

そんなポルトガルの料理は
世界から影響を受けているのか、
なにと似ているという事がない料理に思う。
結論は全ての料理が至って美味しい。
食材も好奇心も豊かな人々なのだ。
彼らの祖先は胡椒や香辛料を求めて
世界を旅したのだからなぁ。

さて場所はポルトガルからは
はるか離れた台湾だ。
建築家のオーナーは何かの縁で
いまではラスベガスの規模を抜いた
マカオのカジノ・ホテルの建築を依頼される事になる。
氏は隣接の香港にはなぜか馴染めなかった。
そして週末に気分転換に訪れた台湾の
どこか牧歌的な雰囲気に魅了される。
そんな彼は台湾の街に恋をして、
同時に40才年下の女性にも恋をする。
そんな台湾人の彼女とも結婚。
最初の奥さんとの息子よりも年下だけれど、
世界を股にかけたオトコにはそんな年齢など
なんの興味もなく本能のままに生きた。

 

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彼はポルトガルも愛していたし、
ワインも心底、愛していた。
大きなホテルをデザインするより、
小さなスモールビジネスなワイン&レストランを
自分の為に楽しくデザインした。
小さいながらインテリアの隅々まで
自分のセンスとコダワリが入り込んだインテリア。

 

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そして食は当然のポルトガル料理。
ひよこ豆、トマトを始めとした野菜、
そしてバリャカウ(たら)
やタコを使った海産物に肉類と多岐に渡り
食材を駆使したポルトガル料理に合わせるワインは
美味いに決まっているでしょ。
そんな小さなポルトガルを感じれる
モダンでハイセンスな空間で台湾の人々に
ポルトガル文化を紹介する素晴らしいお店でした。

 

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TUGA ポルトガルレストラン

NO12,Alley11, Lane216,

Section4, Zhongxiao E Rd Da’an District,Taipei

0227 7526501

台湾台北‪大安區忠孝東路四段216巷11弄12號1樓

 

北極圏近くのエチオピア料理

エチオピアは一昨年に訪問した。
首都のアジスアベバはとても慌ただしい街、そして高地なのでやたらに空気が薄い。
決して豊かな食生活ではなかったけれどそれはそれで良い思い出だった。
ダロール火山など40℃という過酷な状況だっけれどスバラしい場所。
GDPは世界で85位だが大した問題ではない。
そんな国にも夢を持つ若者がいるのだ。

アジスアベバの貧しい家庭で育ったタスファィは
飲食店の皿洗いをしながら家計を助けていた。
そこの店に来るお客は旅人も多く、
見慣れない白人も多かった。
そんなお客と少しづつ片言の英語で話すうちに
だんだんと英会話も覚えたし、
それ以上に“外国”という世界を垣間見るうちに
いつかは自分も行ってみたいと夢見ていた。
しかし貧しいタスファィの生活では夢の夢。
そんなタスファィが見つけたのは
学校の掲示板の片隅に記されていた奨学金制度。
なんと成績優秀者はアメリカの高校に国費で行かれると言う。
タスファィは成績はまったくだった。
だがアメリカに対しての強い憧れが彼の向上心に火をつけた。
人は目標を持つと別人になれるのだ。
それから一年、学校の先生も、両親も驚く程に成長したタスファィは
見事に難関である国費留学の試験に合格。
そしてアメリカの高校への国費留学の権利を得て
晴れてアメリカのミシガンに留学。
憧れのアメリカの生活。
勉強は大変だったけれどタスファィは頑張った。
アメリカの文化にも一生懸命に馴染む様に努力した。
その時に知り合った女性が隣国のエリトリアから来ていたアレム。
アメリカ社会での陰の部分である根強い人種差別の中で、
やはり良き理解者で相談相手として深い仲に進展、
そのまま高校を卒業してお互い遠く離れた別の大学に進学したが
二人の愛は続いていた。
ある春の休みに二人はカナダの街で待ち合わせした。
その時に旅行社で見たオーロラの映像に引き寄せられて
イエローナイフという小さな街へ行く事に。
アフリカ育ちのエチオピア人にとっての
“零下”の世界は全く想像の外。
そこでの時間は人生を大きく変える体験に。
そして何年かイエローナイフに通ううちに出会った支援者の援助で
ここの地に暮らす事を決断。
カナダは移民にも寛容でいつかはカナダの永住権も夢見る。
そして彼らに出来る事はレストランという形で祖国の料理を提供して
エチオピアという国を紹介する事。
カナダ人は決して食に好奇心がある方ではなかったけれど、
タスファィはアレムの力を借りて、
段々と地元のカナダ人に愛される店に成長させた。
祖国とは大分、離れたが
二人と三人の子供達は生まれ育ったアフリカとは全く別の気候、
文化の地で頑張っている。
タスファィは毎日、零下30℃にもなるこの地で
深呼吸をする度に祖国の空気を思い出し
自分が世界の中に祖国以外の“居場所”
を見つけた事に誇りを持つのだった。
と言う勝手な想像をしながら食ったエチオピア料理は
エチオピアで食べるよりも美味しかった。

 

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ZEHABESHA

(867)873-6400

Traditional Echiopian Food

5030 50th Street Yellowknife NT CANADA

“かき小屋”の新たなビジネスモデル!

カキ小屋というのは九州地方にみられる海辺のレストラン。
テント風の簡易な建物。
中にはビールや日本酒の運搬用のケースを使った椅子やテーブルがならび、
これ以上は簡素化は無理って雰囲気な店内。
そもそも床とかなくて砂浜や砂利の駐車場のそのままだったり。
だから極端に暑くて寒い。
海辺でバーベキュー、そこに風よけがあると思えば、
その陳腐な建物も許せる。
そして囲炉裏を囲んだ様なスペースに
仲間と、家族と、カップルと、
ひたすらに海産物、
主に牡蠣を焼いて食いまくると言うシステムだ。

 

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その簡易さを取り入れて、
テキトー王国の沖縄で受け入れられているのが、
那覇のディープな平和通りから入った桜坂にある“かき小屋”だ。

 

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メニューを見れば
“飲み物持ち込み
一人600円、
食べ物持ち込み
一人600円、
お通し一人500円”
とある。

 

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飲み物はわかるけど、食べ物の持ち込みって!?
そう、ここの近所には沖縄の台所と言われる
“公設市場”が存在するのだ。
そこで買ってきた食材を
好きに焼くなりして食べてヨロシイというシステムだ。
逆を言えば、何も頼まなくてもショバダイ(場所代)
だけ払えばオッケーという事だね。
これが安いのか高いのかは判断難しいけれど
明朗会計で親切な事に思える。
店内はバカ明るく飾りもない倉庫的な店内。
大漁旗みたいなデザインのハッピがかかっていて、
みんなでそれを着て囲炉裏を囲むから
コスプレパーティー状態で一体感は抜群だ。

こんな店は味が美味いとか、不味いとかの話にはならないので、
評判は良いに決まっている。
“水曜日は焼き牡蠣が半額デイ、
苦情がくるまでやっちゃいます!”
そして1キロ目は無条件で半額、
2キロ目からはジャンケンで勝ったら半額、
負けたら通常金額。
勝っても苦情は一切、受けません!

 

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どうですか?
この潔く、エンターテイメント性も抜群な姿勢は!
せっかく沖縄に行ったら沖縄料理も良いけれど、
こんなテキトー沖縄スタイルもオススメです。

 

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かき小屋 BBQハウス 那覇桜坂店

沖縄県那覇市牧志3−2−37

098−917−0932

営業時間 月曜から金曜 16:00〜23:00

土日祝    12:00〜23:00

飲み物持ち込み 一人600円

食べ物持ち込み 一人600円

お通し     一人500円

移民の味、祖国の味!ハワイの“美心”

李朝明(りちょうめい)の家族は返還など、かなり前の
1940年代の混沌んとした香港で海鮮品を扱う小店を経営していた。
この時代はそれぞれの人が何か自分の商売を持つのが普通であり、
勤め人などそうはいない時代だった。
なので当時、現在の
“金融ビジネス”
が香港の中心になるなど想像すら出来ない人々ばかりだった。
中国大陸から離れ香港で暮らす事になったのは
先代が共産主義から逃げ、
流れ着いて香港という経緯。
決して望んだ地ではないけれど、
助け合う事の尊さを知る中国人同士、
協力しながら支え合いながらここで生きていた。
李朝明の家族は夫婦と両親、
そして四人の子供。
こんな時代なので家族の生活は厳しく、
英国の植民地となった香港の生活は決して楽ではなかった。
妻の雪梅(シュエメイ)は
近所の食堂で働きながら李の店の手伝いもしていた。
人手となれば妻から子供達も協力し合いながら生活を支え合っていた。
そんなある日、今の様な情報網ももちろんネットもない時代に、
アメリカ新天地からの華僑のウワサ話は入ってきていた。
というより意識していたせいかそんな情報をつかむことができたのだ。
かの地、アメリカなる新天地で移民を募集していると。
当時のアメリカ大陸と言えば希望の地。
港の船員などから話は聞いた事もあり夢は膨らんだ。
移民だけで作られた新天地とはいえ、
決して中国人にとって楽な生活が待ち構えているワケもないが、
それでも香港での極貧生活を脱するチャンスと考えた李は
貨物船での渡航を決めた。
家族も家長である李の決断とあれば従うしかなく、
李に希望を託した。
船だけでの渡航も安全とは言い難かったが仕方がない。
三週間に渡る航海で最初に寄ったのがハワイ。
今の様な“南国のパラダイス”などとはほど遠いハワイ。
ただその時に最愛の三男が肺炎の様な症状になり、
家族で下船を余儀なくされた。
回復まで時間もかかり、
ここまで乗ってきた貨物船は当然に目的地のアメリカ本土に向けて出航。
ここにも中国人がいる事を知り、
この地にて生活をする事を決めた。
決して極楽の南国“ハワイ”ではない、
ただの太平洋の島だ。

やっとありついた仕事は
同じ中国人の紹介で得た飲食店での裏方の仕事。
若くはない李朝明にはかなりの重労働になったが
香港時代よりも希望が見る事が出来たし、
元々真面目な李朝明は一生懸命に仕事を覚えて、
二年後には店の厨房では無くてはならない存在にまでなっていた。
妻のシュエメイもいくつもの仕事を掛け持った。

しかしそんな李夫妻を見ている“神”はいたのだ。
李夫婦の真面目な家族思いの姿勢は支援者の共感を呼び
いつの日か小さな店を持てるまでになった。
食う事がまともに出来ない時代に、
周りの中国人に美味しい香港スタイルの飲茶と
中華料理を食べてもらおうと出した店
“Mei Sum Dim Sum/美心”
は街でも評判の店になっていった。
李は決して拡大の道は選ばす、
お客を大切に、家族を大切に、
仲間を大切に、そして肝心の料理は“丁寧”に努力した。
もともと料理人でない分、努力も勉強も重ねて今の評判を築いたのだ。

スバらしいサクセスストーリーですよね。
全てはオレの勝手な想像だ。
店主が李さんかどうかもわからないけれど、
ここが愛ある店である事は間違いない。
ワイキキの喧騒をはなれ、
薄目で見たら香港みたいなお店を是非、訪れて下さい。
とてもファミリーは幸せな気分になれます。

 

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“Mei Sum Dim Sum/美心”

1170NausnnAve # 101-102 Honolulu HAWAII  96817

 

ここは香港スタイルのワゴンで点心を運んでくれる店。
回ってきたのを指先確認でオーダー、英語、中国語も一切不要。

 

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飲茶のワールドカップ!

世界一のチャイナタウンはサンフランシスコ、
二番目がニューヨークである。
ロンドン、ロサンジェルス、サンフランシスコ、
ポートランド、ホノルル、台湾、上海、北京、
バンクーバー、チベット、キューバ、
横浜と世界中の中華街で“飲茶”を食ってきた。
どこの名店の飲茶もそれぞれが美味しく、
素晴らしい文化を垣間見させてもらった。
ちなみに“世界三大小籠包”というククリがあるそうだ。
それは台湾の鼎泰豊(てぃんたいふぉん)、
上海の南翔饅頭店(なんしょうまんどぅ店)、
ニューヨークのJoe’s NewYorkと言われている。
しかし誰が言ったんだろ?
まぁ言ったモン勝ちな世界だから
・・・・その三軒が一同に会しているのが
世界のトーキョーTOKYOと言うのもスゴい話だ。
有名店もそれはそれでスバラしが、
やはり様々なモノが食えて、
リーズナブルで庶民に普通に愛されている店が居心地も良くて好きだ。
今回紹介するニューヨークの飲茶の店、
ゴールデンユニコーンもそんなニューヨーカー、
そしてニューヨーク在住の中国人からも愛されている店。
週末のお昼時にでも行ってみたら、
その愛されっぷりはすぐにわかるだろう。
かなりの長蛇の列だが大丈夫、
飲茶は回転も早いし、
なにより恐ろしい席数がある店なので
そんなに待たされずに入れる。

 

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ただ注意点は中国語ナマリの英語で
予約した名前を呼ばれるので
少し、緊張して待っていた方が良い。
着席して待っている間に
近隣の人々が何を食べているのかチエックしよう。

 

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そして店員さんが来たら“手差し確認”で注文したら良い。
英語力は全く問われないのが飲茶屋さんの良いところ。
もちろんワゴンででも出来立てが回ってくるから、
それを呼び止めて“指差し発注”だ。

 

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60種類以上の点心と広東料理、
レパートリーは多彩だ。
朝は9時からスタートして
早い時間はローカルチャイニーズの長老が
新聞を読みながらお茶と焼売をつついていたり、
まさに交流の場。
そして11時頃から何処からともなく人が集まる。
まさにエキサイティング・ニューヨーク!!
Enjoy 飲茶っ!!

 

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ゴールデンユニコーン
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g60763-d457884-Reviews-Golden_Unicorn_Restaurant-New_York_City_New_York.html
ちなみに世界の東京に店を開いている

“世界三大小籠包店”
鼎泰豊 銀座店(てぃんたいふぉん)
03-5159-4141
東京都中央区銀座1 -8-19
キラリト ギンザ8F
営業時間/11:00~23:00(22:00LO)
不定休(休業日はキラリト ギンザに準ずる)
アクセス/東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅よりすぐ
http://d.rt-c.co.jp/

南翔饅頭店
西武渋谷
03-5784-0571
東京都渋谷区宇田川町21-1西武渋谷店A館B2F
営業時間/11:00~23:00(22:00LO)
不定休(休業日は西武渋谷店に準ずる)
アクセス/JRほか渋谷駅より徒歩3分
http://www.nansho-mantouten.com/

ジョーズシャンハイ 銀座店
03-3535-5515
東京都中央区銀座1-9-13 銀座柳通りビルB1F
営業時間/11:30~15:00(14:30LO) 17:30~23:00(22:00LO)
土・祝前日11:30~16:00(15:00LO) 17:00~23:00(22:00LO)
日・祝11:30~16:00(15:30LO) 17:00~22:00(21:00LO)
無休
アクセス/東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅よりすぐ
http://www.ozmall.co.jp/restaurant/1341/

飲茶の名店 ハワイのロイヤルガーデン

ハワイは中国人(華僑)がかなり多く住んでいる。
少なくともダウンタウンにはチャイナタウンが鎮座し、人々から愛されている。
ロイヤルガーデンはそんな中国人から絶大に愛されている
・・・とは確認はしていが、
週末に行ってみたら楽しそうに円卓を囲む中国人一族が
そこら中に見ることができた。

 

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ここの“売り”は昼間は“飲茶”だ。
実は、この近所にある中華料理店の大三元酒楼
(パンダクイジーン)が大好きで、
ここの飲茶にハワイに来る度に通っていたのだが、
突然に店を売り払い、昼間の飲茶を止めてしまった。
このショック度数はハンパでなかった。
あんなに愛して、あんなに沢山の友達に教えてきたのに、
簡単に裏切りやがって
・・・・それまで他の飲茶屋には見向きもしないで、
一途に愛してきたのに
・・・仕方が無く、ここロイヤルガーデンに来てみたら、
ここも負けずどころか、こっちの方が美味しいじゃないの!
という結末で、ココに来る様になったというだけの事なのでした。(笑)

点心類は大好物の焼売、海老餃子、ニラ餃子、豚の豆豉煮、全て合格だった。

 

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ここで回りの中国人を見ていたら全員、
食べていたのが“しいたけ麺
(ブラックマッシュルーム)”
それも焼そば、汁麺
(そもそも中国人の料理人・李福偉氏いわく中国には汁麺が存在しないのだ。
日本発祥との事。ところがココの汁麺、美味しいんですよ。
日本人も中国人もハワイアンも大満足。)

毎度、言っているけれど、
海外で日本食を食べたくなる事があるが、まず食べる事は無い。
その代わりに食べるのが中国料理。
(オレ、中国人ではありませんけれど!)
ただ醤油味が恋しくて食べるんだけど。

いい店、知ったなぁ〜〜!

 

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ROYAL GARDEN Chinese restaurant (京苑酒樓)

ALAMOANA HOTEL

3/F 410 AKINSON DR. HONOLULU,HAWAII 96814

電話 808-942-7788

(アラモアナショッピングセンター隣接のアラモアナホテルの中)

ここぞローカルハワイアンの胃袋っ!

進化する定食屋が“朝日グリル”!

 

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アラモアナシヨッピングセンターの裏手はハワイでも有名なグルメエリア。
アランウォンから独立したMWキッチン、
ベトナムフォーの名店フォーベトナム
(そのままだなぁ)
ロブスターキング
(通称ロブキン)、
焼き肉の兄弟
・・・枚挙にいとまなしな状況だ。
そんなグルメエリアでは相当の昔から君臨するのが、この店、
朝日グリルである。
営業時間は果てしなく長く朝の6時半から深夜まで。
ハワイのありとあらゆる層の人々の“食堂”となっているのだ。
店はL字型でそれぞれのハジが別の“道”に隣接。
表側は大きな駐車場付きの“昼の顔”の定食屋、
裏側は少し怪しげな通路沿いで明らかに“夜の顔”。
内装も右側は明るい清潔な定食屋、
左は暗めの照明に大型テレビで常時、
アメラグや野球を放映するいわばスポーツバー的な役割。
ちなみに昼夜問わずメニューは全く同じだ。
そりゃ大食漢のアメリカ人が
こんなメシでビールが飲めて大好きなスポーツが見れたら最高だろ。

この10年でアラモアナショッピングセンターは
ハンパ無い変貌を遂げた。
恐らく店の数は三倍、
いや五倍に、店の面積も同様だ。
昔は“普通”のノンキな商店も数多く合ったが、
今ではハイエンドなブランドショップにニューヨーク五番街で
セレブを満足させるデパートの出店など。
すっかりローカルハワイアンの為ではなくて、
世界中から来る観光客の為のショッピングセンターとなった。
なのでアラモアナにはハワイの中産階級のオッさんやオバちゃんの行く店など無くなったのだ。
しかぁ〜し〜ここ朝日食堂はそんな立地なのに、
バリバリの地元のオッさんやオバちゃんに会えるのだ。

ここの名物と言えばオックステールスープとキムチチャーハン。

 

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4種類用意されている日替わり定食もなかなか美味しい。
我々はハーフサイズなどという外道な量をオーダーしたけれど、
見れば他のお客さんは皆、例外なく皆
(オジちゃん御一行、若者、キレイなオネーさん、オバちゃん仲間・・・全員)
が特大な普通盛りをオーダーして、
食べたいだけ食べて残り物はドギーバック
(持ち帰り用のハコ)をもらって持ち帰る。
(いつ食うのかなぁ?)

とにかくここは質も量も満たしてくれる素敵なローカルに愛される定食屋。

気分はハワイアンで!!

 

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朝日グリル  Asahi Grill

815 Keeamoku St #C Honolulu

808-744-9067

営業6:30〜23:00(金、土24:00)

年中無休

ナポリの名物店

秋にナポリを訪れた。
日本を外人がジャパーン、とかハポーン、ハポネとか勝手に呼ぶ様に、
一部の外人はネイプレスと呼ぶが
(アメリカ人)断じてナポリと呼びたいと思う。
そんな事はどうでも良くて、
ここはピッツアの聖地、テキトウ・イタリアンの聖地である。
何もかもがユルユルのイタリア文化でもとりわけにテキトー文化が激しい。

ご存知、イタリア料理とは地方料理の集合体であり、
その地域しか無いモノがあって当然。
いまだに日本みたいなクール宅急便的なモノも無いし
(欲しくないのかも)
従って魚介類が食べられる場所も限られてくる。
と言う事はピッツァやカルツォーネ
(ピッツァを半分に折って二つに畳んで焼いたモノ)
が食べられるのはカンパーニャ州が正しい。

トラットリア・ネンッネンレはナポリでも有名な店。
場所はどちらかと言えば“危険”な地域。
でもそんな地域でやられるのは決まってやられそうな奴に決まってる。
それは簡単でオレがやる奴ならば、
やりやすい奴を狙うからだ。
だからやられそうな奴はオーラで悪党を引き寄せているのだ。

さて、19時30分の開店を待って店に入った。
(これ大正解、日本人は夕飯と言えば18時位からだけれど
イタリアンは21時とか。
その時間は激混みで入店は困難。
早い時間に行きましょう!)

店内は良くあるチェックのテーブルクロス
(紙製の使い捨て)
にコップが置いてあるのだが、
そのコップがプラスティックだけれども、
その中でもとびきり激安なコップ。
真剣に持ったら潰れてアウト。
それ程までに無駄を省く姿勢が素敵だ。

 

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オーダーを取りに来てくれたので一生懸命、
考えたリクエストを述べたら、
一切 無視され「君たちはパスタ三種だ ソレ以外ない!」
と言われて仕方なくそれを受託。

 

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他のお客もそうだと思いきや,となりはサラダだけ。
どうして?
とそのお客さんに聞いたら、
『オマエら、初めて来たらサラダだ!』と言われたそうな。
まったくどんな仕組みになってるの?
あっちのテーブルでは肉料理ばかりだし、
こっちは前菜ばかり
・・・・ワインはガチャガチャといろいろ銘柄もなくて
赤は赤、白は白でホームメイド的なお味。
だいたい、どんな美味いワインでも、
そんなペラペラなコップだったら同じだ。
その後は希望のモノをオーダーさせてくれて一通りのモノを食べた。

 

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実にローカルなマンマのお味!
ブラボーっ!
大満足なディナーだった。
そして御会計を見て目が点
・・・四人で36ユーロ(約4000円ナリ)
こりゃサイコーだわ!
店を出て大笑いした。

 

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トラットリアNennell ネンッネンレ

http://digilander.libero.it/trattorianennella/nennella.htm

電話 08−414338

 

サラダはスポーツだ!!

文明人のサラダ好き、
菜食主義者は往々にして弱々しいイメージの人間が多い
・・・そして、肉好きのマッスル野郎
(筋肉ムキムキのマッチョ)
の対局の様な奴らと心から思っていた。
だからサラダ専門店なんて“オンナ、コドモの店”
にしか思っていなかった。
ニューヨークに早朝に到着しての昼下がり、
時差ボケで少々、食欲もないと言う事で通りがかったサラダ専門店を覗いた。
店の前には長蛇の列。
その人数は推定50人、正直それを見て唖然とした。
それも大きなマッチョ男、ドデカイ黒人、
太った甘党の女子、肥満気味のビジネスマン
(もちろんスマートな人々も沢山だ。)
・・・・・・なぜ列に並んでまでサラダが食いたいのだろう?
早々に並んでみた。

 

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列が短くなるごとに人々は高揚はじめている。
20分近く待ってやっとオレの順番が来た。

 

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まずはメインの野菜を選ぶ。
もちろん基本は手差し確認だ。
レタス、ホウレンソウ、ロメインレタス他いろいろ。
そしてトッピング、ものすごい数が用意されている。
ドレッシングも順列組み合わせを考えたら品数は膨大だ。
こんな選択は本当に楽しい。
いつの間にかオレもサラダマニアになっている。
サラダ職人を見ていて、ある事を学習した。
それはドレッシングとサラダの和え方だ。

 

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通常、世の中を見渡せばテレビの
ドレッシングのコマーシャルで流れる様に
サラダの上からグルグルと掛け回し、
そして食う。
以上だ!
ところがそれではドレッシングと野菜は絶対に一体化はしない。
正しいのは相当に大きめなボールに野菜を投入してミックス、
そこにかなりのスピードで野菜を回しながらドレッシングを少しづつ、
そして素早く投入して全てを混ぜる。
相当なスピードでボールがキッチンのカウンターに
カンカンと甲高い音が響き渡る。
これがノロノロとやっていると、
塩分の関係で野菜から水分がでて漬け物状になってしまうのだ。
あくまでも“素早く”が命なのだ。
(帰ってきて開眼してずいぶんとトライしてみた。)
動画でお見せ出来ないのが残念だけれど。
とにかく自分オリジナルのサラダを作ってくれる店に
朝から晩まで長蛇の列が出来ている意味も理解出来た。
それはひたすらに野菜のパフォーマンスを引き出したお味があるからだ。
ただ野菜を買ってドレッシングをかけたのとは
全く違う世界の味と舌触りがそこにはあるからだ。
日本にもこんなサラダ専門店があれば良いのにと思う
ニューヨークの昼下がりでした。

 

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SWEETGREEN サラダ専門店
http://sweetgreen.com/

名古屋のソウルフードは!!

名古屋と言えば味噌煮込みうどんだ。
ハッキリ言ってコレは中毒性がある食べモノだ。
事実、オレは中毒だ。
中毒(ちゅうどく)とは広辞苑で調べると、
「毒に中(あたる)」の意味であり、
生体に対して毒性を持つ物質が
許容量を超えて体内に取り込まれた事により、
生体の正常な機能が阻害される事である。とある。
それに並んで依存症(いぞんしょう)を見てみよう。
世界保健機関の専門部会が提唱した概念で、
精神に作用する化学物資などの摂取や、
ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返した結果、
それらの刺激を求める抑えがたい欲求である渇望が生じ、
その刺激が無いと不快な精神的、身体的症状を生じる
精神的、身体的、行動的な状態の事。
・・・・とある。
そうなんだ!
オレってビョーーキなの?(笑)

 

とにかくオレは味噌味が好きなのだ。
名古屋の“名物料理”は何から何まで茶系なのだが、
その中でもとりわけ茶色いのが味噌煮込みうどん。

さて名古屋人とのランチのミーティングで、
連れて行かれたのは“山本屋”
・・・それは接待として正しい。
なんと言っても、お客さんであるオレは充分に喜んでいる。(笑)

 

実に紛らわしいが名古屋には有名な
“味噌煮込みうどん”の店が、
今回紹介する
“山本屋本店”と
“山本屋総本店”
という2店が存在するのだ。
大きな違いは
本店は“味噌煮込み”一本に対して
“総本店”には名古屋の名物料理がいろいろメニューに載っているという点だ。
この際、どちらが好きかみたいな
論争の火種になる様な評論はなしにして単品勝負の本店の話を!

土鍋で煮立つ味噌煮込みうどんは、
うどんのフタに熱々の麺を移動して少し冷ましてからいただく。

 

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ちなみに土鍋のフタには空気抜きの穴がなく、
皿として使えるように、、
実に名古屋人のケチケチ精神が現れている。
本場の名古屋では味噌煮込みの
“味噌”は豆味噌を使うのが特徴で、
普通の味噌は煮込むと香りが飛んでしまうけれど、
豆味噌は煮込む程に独特の甘みとかすかな苦味で美味しくなる。
このオリジナルの味噌は
三年かけてじっくりと熟成させた赤みそと白みそにザラメをブレンド。
そして鰹ダシで極太なうどんを煮込むのだ。
ただの味噌ではないのですよ。
創業は明治40年、
ジャンクっぽいメシが多い
(これ誉めてます)
の名古屋のソウルフードでも
とりわけ歴史もある素晴らしい逸品だ。

余談だが、店に入店すると出てくる
“漬け物”が美味しく
おかわり放題!(笑)
この得点は高い!

 

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煮込みうどん 山本屋 本店

愛知県名古屋市中村区賑町35

052−471−5547 / 0120−253−758

http://www.yamamotoyahonten.co.jp/

 

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