本当に不思議な異次元空間だった。世にも不思議な空間だ。 2001年宇宙の旅・・・いやターミネーターかなぁ。場所は2025年のロサンジェルスだ。日本文化は世界に浸透して世界中で日本家屋とか日本の生活が、現在の日本人が欧米カブレした生活をしているかのごとく、日本の生活様式をガイジンが楽しんでいる。しかし、やはりアレンジされた日本風アメリカ生活なのだ。

外人は”ワビぃサビぃ”と意味不明に言いながらハシを使って和食チックなモノを食べている。考えてみたら日本人がそれなりにイタリア生活やアメリカ生活をアレンジして正しいが間違っているかもわからないままに普段の生活となったように、ガイジンがニホンジン生活を謳歌しているのだ。・・・・・という程に、ここの場所は奇異である。ここは薄明るい商店街。外から見たら、どちらかと言えば沖縄的な店というよりは、どこにでもある田舎の居酒屋だ。しかし入店した瞬間にブッとんだ。飛びまくった!どんどん飛んだのだ。 クルクル飛んだのだ。なんと言っていいかわからないのだけど、衝撃だったなぁ。

店内を見渡すとお客は全員ガイジン。おっニホンジンもいたぞと思ったら日系アメリカ人だった。 この店が不味い、バセイの居酒屋ならいざしらず、メニューは当然に充実。そしてここのオーナーはハンパじゃない世界中のセレブとつながっているのだ。(皆さんのお楽しみの為に店内の壁に誰の写真がはってあるかは公表しませんがド肝を抜かれるのは間違いない!!) そしてメニューを見た瞬間に目が点!! 若かりし頃のタイガーウッズとツーショットが写っている!

メニューにある 料理は本当に幅広く普通の居酒屋的メニューから始まって、名物はなんといっても”ロール寿司”だ。(この手のアメリカで大ヒットのロール寿司の考案者らしい。) そのアレンジも幅広で”北谷巻き”(北谷は近所の美しい海岸。そこの夕日をイメージ・・・・・海老、マサゴ、アボカド、キャビア、クリームチーズ ”ラブロール”・・・ブランデー、クリームチーズ、アボカド、マサゴ、マグロ、はまち ”寿司天ぷらロール”・・・想像を超える。試食あれ!(1981年にここの店主がアメリカで開発して全米に、世界に広がったとある。)

“スパイシー鉄火” ”ハンビーロール”・・魚天ぷら、海老、マヨネーズ、アボカド、貝 ”アラスカ巻き”・・サーモン ”そして定食は ”よし八にぎりセット” ”さむらいセット” ”神風セット” ”カサブランカセット” とネーミングも様々。 相当に色々と食い倒したが、それも美味しかった。アメリカ人から見た日本の居酒屋がここにあり!
- 居酒屋・割烹 よし八
- 沖縄県 北谷町桑江590-3 TEL098-936-2359
主人公の謝名(じゃな)さんは36歳。決して裕福ではないが、なにも不自由ではない少年時代を、生まれ故郷の沖縄本島の中部の町、宜野湾市で暮らしていた。家は典型的は大家族でオバァを中心として長男夫婦の両親と5人の兄弟の三男として育ち、近所には沢山の親族が暮らしていて何かにつけて集まっていた。沖縄の人々の生活は想像以上に質素であるが、温暖な気候と暖かい人間関係はどんな金銭的な裕福さより、ずっと贅沢に子供たちに素晴らしい影響を与えていた。家は小さくて古いが、昔からあるブーゲンビリアが咲き乱れる庭がありシーサーが飾られた沖縄的な門構えの家だった。

謝名さんは少年時代には年の近い二人の兄といつも、近所の浜や河原、そして基地近くの公園で遊んだ。そんな公園の上を嘉手納基地から行きかう戦闘機ファントムの耳をつんざく爆音は日常になって、少年同士の会話も、戦闘機が離発着する瞬間には途切れても、静寂になった瞬間から何も無かったように継続して会話は元通りに弾む程度に日常化していた。ベトナム戦争で一層、慌ただしくなっていても基地のフェンスの外の少年には何も影響はなかった。父親は米軍関係の仕事をして少しアメリカ・ナイズされていたが、逆に沖縄の伝統を重んじる厳格な男だったが、そんな父を当たり前に見ていた謝名さんは、必然的に影響を受けた。父親は毎晩、泡盛を静かに飲み、基地の中での出来事や昔話、特にオジィから聞き伝えられた昔話を楽しみ半分、家長としての義務感から子供達に話して聞かせたが子供達には、決して楽しい話ではなかった。 母親は謝名さんが少年時代から近所のマーケットに働きに出ていて、仕事で帰宅が遅くなっても家庭での仕事はキッチリとする人であった。それは料理にも渡り、半分、趣味の料理は単に”上手”の粋を越していた。そして子供達は母親の作るチャンプルー料理をこよなく愛していた。また母親は料理番組から得た情報や新聞、雑誌の料理ページをメモ書きして、好奇心旺盛に様々な料理を試しては夕食の席に並べて、家族の評判を楽しんでいた。その中には世界中の様々な料理もあったが、食べた事もない料理を作るのは疑心難儀な連続だろうに、家族は誰も試した事のない、そしてその国がどんな国だか想像をしながら試食するのだった。

その中で、家族の大評判を得た料理が”肉まん”であった。レシピ通りに手をかけた肉まん は本当に美味しかったが、ある時、創作的な母親は、沖縄の昔からある”紅芋(べにいも)”を皮に練りこむ事を思いつき試しに作ってみたら、大好評。そのうち肉まんを作ることが楽しみになり、だんだん趣味の粋を越えて、大量に作っては近所や職場の友達に配っては喜ばれた。時間を問わずに気楽に食べれ、また冷凍保存も利く、肉まんはいつでも人気者だxった。そんな母親の姿を当たり前に見ながら、少年は成長していった。 それから十数年、少年も家を出て家族を養う立場になっていた。 やはり母親の遺伝子を受け継いでか、少年の頃は母親の手伝いで見よう見真似でやっていた料理を、今や好奇心の赴くままに、気ままに真似事をして皆に振舞うのが好きだった。しかしその家族の中には大好きだった母親の姿はもうなかった。謝名さんは、そんな肉まんのネタを練りこみながら、子供たちに亡き母親の話を聞かせていた。そして気が付くと父親から聞いた先祖の事や、昔の沖縄の事を子供達に話して聞かせるのであった。

さて30歳も半ばになった頃、社会的にはバブル崩壊という時期を迎えていたが、そんな余波が沖縄に到達するには本土より多少に時差があった。バブル崩壊など”対岸の火事”程度に考えていた謝名さんに、それが他人事ではないと実感する日が突然に訪れた。勤め先の建築会社に朝、出勤すると、会社は突然、倒産を迎えていた。なにか予兆があるならば、心の準備もあっただろうに、なにも無く、十数年間、当たり前のように通っていた会社が無くなったと聞いて驚きの粋を越えて言葉もなかった。そして様々な整理をするにも管財人が会社を封鎖して長年通った会社に入る事も出来ず、本当に行く所が無くなってしまった。帰り道、初めて現実の事を考え出した。いったい、三人の子供と家族をどうやって養っていけばいいのだろうか。別段、特技や技術があるわけでもなく・・・・・その瞬間に思い立ったのが”肉まん屋”だった。 実際にどれだけ売れるかわからないし、どこで売ったらいいかもわからない。貯金も大して無いので、出来る事といえば自宅を改装して店にする事。それには大した考えも無かった。選択の余地は無いからだ。

そして一ヶ月の間に、とにかく今まで家族で暮らした居間を、お客を迎える店に、台所を厨房に、そして家の外観も少しは店っぽくしなくては、ということで友人や親戚の力を借りて改装し、中々の出来栄えとなった。生活スペースは半分になったが新たな門出のためなら仕方が無い。家族も反対するどころか子供は家が家でなくなり店に変わる姿を楽しみ、妻もパートを止めて店番を手伝う事になり、会社を事実上、リストラされて一ヶ月に満たない期間でこの肉まん専門店”はうつー”を開業にこぎつけた。そして主人の真面目さが評価され、だんだんとお客がお客を呼んで、決して繁盛とまではいかないが、少なくとも家族が食べるには困らない収益を得られる様にまで成長。”災い転じて福となる” のコトワザ通りの小さな成功を手にしたのだった。彼の心にはいつも母親の愛情いっぱいの”紅芋にくまん”を再現することで、母への思いを馳せているのだ。 この美しきストーリーは全部、波田の作り話だ。従って家族構成など全て、波田の想像の話しです。しかしリストラを余儀なくされて、思いついて起業したのは事実です。失礼しました。本当に超×15倍 へんぴな住宅街の突き当たりの隠れた家というカンジな場所です。しかし口コミのエネルギーはスゴいんだなぁ。いつもお客さんでイッパイです。美味いよぉ~~!
- 手作りまんじゅう 好吃 (はうつー)
- 沖縄県宜野湾市伊佐3-21-9 電話 098-890-2865
- 58号線を那覇から北谷に向かい伊佐交差点を過ぎてガソリンスタンドを過ぎて最初の信号をナナメに左折。喫茶ティファニーを右折して直進してムーミン保育園を右折してすぐの路地の一番奥の家。
- 営業時間 12:00~19:00 定休日 月曜日 伊佐ムーミン保育園近く
ヤギかぁ・・・・・・・・山羊・・・・メェェェェのヤギ! そして有名な終わりの無い歌の♪♪白ヤギさんからお手紙着いたぁ、白ヤギさんなら読まずに食べたぁ~しぃーかたがないのでお手紙書ぁーいた、♪さっきの手紙の御用事なぁにぃ!?♪♪黒ヤギさんからお手紙着いた~~~♪♪ ・・・・・・・・の主人公のヤギさん。

どうもあの恰幅(かっぷく)も牛や豚などと較べても美味しそうには思えない。やせたギスギスした肉体からは何も食欲を感じない。沖縄人は相当に様々な食材を食うけれど、薦められてもヤギだけはどうもねぇ・・・・みたいな先入観もあった。(しかしジンギスカン肉であるマトン、ラムであるヒツジ・・・・アレは美味いナァ。サッパリしているし・・・・・野原でヤギと鹿、また毛を剃られたヒツジに遭遇して一瞬で識別出来るかと言うと、あまり自信はないのが事実だ。 今考えればヤギ・デビューには厳しい日程と時間であった。いつものように仕事も終わり、最近お気に入りの居酒屋”うりずん”で食事というか”宴(うたげ)”をして最後に大好物のフーチバージューシー(さっぱりしたオジヤのような炭水化物。フーチバなる香りのある草入り)を食べようとしていたら・・・・・売り切れで無い!!!ばぁーろぉー早く言えよっ!! 仕方が無いので、この欲求を満たす炭水化物を食べに店を出た。酒飲むとどうしてか、イケないイケないと思うと余計に食べたくなる。一路、近所の評判のそば屋に向かったが、休業。もう選択の余地は無い!!

近所で唯一空いているのは山羊料理専門店のみだ。という事で山羊デビューを果たす結果となったのだ。”ケェージローさん、ヤギ行きましょ!ヤギ好きでしょ!沖縄好きなんだから・・・”って言われちゃ後には引けない。店に入ってから、何回かトイレに行くふりして逃走とかも考えたが断念した。これを食わないと一緒にそこにいる沖縄人と歩み寄れない気もしたのは事実だ。ということで恐々と発注。リスク回避を考えて様々な料理をメニューから選択してチョットずつ摘まんで食べる様にした。そして刺身から始まって山羊汁、麺類が運ばれてきた。そのお味はぁ~~刺身は意外や意外で、あっさりした野性味だ。美味い!! そしてフーチバー・ジューシーみたいな”おじや”状の一品は少々濃厚で、やはり美味い。(ただし沢山は食べられない。)ソバは沖縄の味にしては濃い!!

ということで初体験としては上出来!五臓六腑にジワァ~つと染み込んだぁ。ただ次回行くならば夜中は避けたい。”宴”の後の軽い炭水化物の代りには絶対になりえない濃厚具合であった。
・・・・・・・色々言ってるけど~~一度はトライの沖縄ネイチャーフーズだ。
- (この店は相当に沖縄的で電話で営業時間を問い合わせたら夕方5時位から深夜3時位、定休日も気分、住所は『わからんなぁ・・』だって。
- “駅前だからスグにわかるよ!来りゃわかるからぁ!~~”とオバンの話でした(ベッタリの沖縄弁)。時々昼間も開けてみたりするって曖昧な事も言ってた。)
- 二十番 安里駅斜め前。 デパート”りゅうぼう”の横。
- 098-885-6560 店名の由来も知りたいナァ・・・・
“うりずん”とは旧暦2,3月の季節を表す沖縄の言葉。短い冬が終わり大気や大地の潤いが増して、春から夏へ微妙に季節が変化をしていく時期を言う。なんと情緒を感じる言葉であろう。沖縄は現在は日本であることは当然の事だが琉球文化という独自のもの。沖縄人はそれを大変、誇りに思い大切に伝えている。酒や食事の文化も独特で素晴らしい長寿の生活を支えた英知に満ち溢れたものである。沖縄人は心から島酒(泡盛)を愛する。沖縄にはご存知の通り食文化、芸術に関して素晴らしい伝統がある。

さて、ここの”うりずん”はお見事なまでに沖縄を感じるというかそれを伝え続けている貴重な店だ。二回目に行った時に店の音響が壊れていて淋しそうな顔をしたらお客で三味線(サンシン)を弾ける人間をよこして4~5曲歌って盛り上げて帰っていった。お店の中の一体感は他県では絶対に味わえない。さて雰囲気もさることながら食事がとことん美味いのだ。沖縄料理で有名なのはチャンプルーであろう。ゴーヤチャンプルー、ラフテー、トウフヨウあたりまでは全国区になってきた料理。しかし沖縄はそれだけではない。まず名前すら聞いたことが無いモノが沢山ある。ドゥル天(田芋ターンムという里芋に似た沖縄独特の芋に豚肉、里芋、しいたけを混ぜて練り合わせカラリと揚げたコロッケ。) ドゥルワカシー(ドゥル天の中身。病み付きになる味) ヒラヤーチー(小麦粉をダシで溶きニラをいれて焼いたお好み焼きの薄い様なモノ) クーブイリチィ(細切りした昆布とかまぼこ、豚肉、こんにゃくを炒めてから豚ダシで煮込んだもの。) スーチキ(まだ冷蔵庫が無い時代、この塩漬けの豚を保存食として大切に食べていた。

湯がいて塩抜きをして千切りキャベツと食べる。これがポークと呼ばれる缶詰に成り代わった。) ナーベラーンブシー(ナーベラーは緑色のヘチマ、味噌で炒めるか、豆腐で煮込むとンブシーとなる。) フーチバージューシー(ヨモギを入れた炊き込みご飯) ボロボロジューシー(ジューシーのおじや) 血イリチイ(豚肉と内臓、ニンニク、ニラを炒めて新鮮な豚の血で絡めたスタミナ料理。豚で食べないのは泣き声だけと言うほどに食う沖縄ならではの伝統料理。) ミミガー刺身(豚の耳や顔の皮部分、ミミガーは耳の皮の意、千切りの野菜と三杯酢で食す。) ミヌダル(ペースト状にした黒ゴマを豚肉にまぶしこれを蒸した物。ほんのり甘いゴマの風味が効いた上品な美味さ。) チキアギ(白身魚のすり身に卵の黄身を混ぜ島ゴボウやニンジンをたっぷり入れて練り上げ、しっとりと揚げた薩摩揚げのようなモノ。) スクガラス豆腐(夏に沖縄沿岸にやってくるアイゴの稚魚がスク、これを塩漬けにするとスクガラス。これを島豆腐に載せて食べる。重要な蛋白源だった。)

ウムクジ天ぷら ウムクジプットゥルー(ウムクジは紅芋のデンプン、沖縄の保存食。練って揚げると天ぷら、ダシとニラを入れて炒めたお好み焼き風なモノがプットゥルー) ニガナの白和え(ニガナは苦菜、独特の苦さが美味しい葉野菜で胃腸に効く薬草) ヒールンファーとスーチキの炒め物(ヒールンファーはニンニクの葉) チデークニー(細長い島ニンジン)とスーチキー(塩漬け豚)を炒めたモノ。)・・・・・・・・・わかった!これ歌にでもして覚えない限り暗記は不可能に近いであろう。♪♪ドゥルワカシーにヒラヤーチー♪ンブシー、チキアギ、スクガラスゥ♪プットゥールースーチキー♪♪・・・これで”ビギン”なら一曲作れる。はっきり言って今まで沖縄の随分沢山の店で食べたが、本当に美味いと思うのはここである。他にも美味しい店はあるが・・・・・・この店はハンパじゃない。正直、これ以上は有名になって欲しくない店なのだが、沖縄人にも本土の人にも、この正しき沖縄料理をしっかり食って次の世代に受け継いで欲しいのだ。素晴らしき琉球文化に脱帽です。

- “うりずん” 沖縄県那覇市安里388-5 098-885-2178
- 営業時間 17:30~24:00 第2、4日曜日休み
マニアな世界はどこにでもあると思う。それを本道からはずれた邪道というか、外道というかは自由。ただ保守的な料理が多い中でひとつのスタイルを完全に確立している点を考えると、この前田食堂は素晴らしい存在な店なのだ。

ソーキソバはご存知、沖縄を代表する麺。というか沖縄には、これしかない! 沖縄では蕎麦屋もウドン屋も殆んど無い。とはいえこの前田食堂は街からも相当に離れているし、麺マニアの間では有名みたいだが決して観光客が通う店とは縁遠い。しかし完全に地元民および麺マニアからは崇拝されている。相変わらずだが店にはオーラなどは無い。あるものは知らないものは寄せ付けない”まるで普通”な店構えなのだ。普通も普通もいいところで営業中も休業中に見えてしまうほどの静けさである。ということでこんな店に入ることが出来るのは地元民案内人ウエーチィー(本名は上地)の情報があってのことである。上地の頭脳はボクの頭脳でボクの情報はみんなの情報!! ということで案内してもらい入店。早々に発注をしたのは”肉そば”だった。

驚くことに沖縄の店なのに味が濃いと聞いている。この店の客層は労働者階級が多いのだろうか。聞く話では胡椒味が強いという事なので胡椒控えめでオーダーしたら大正解に美味しかった。胡椒の辛さが、なんだかいい感じだったよ。食うほどに濃いテイストを感じ泣けてくる。牛肉の油を大量のモヤシが受け止めているって感じ。沖縄は暑いせいか、あまり濃い味付けのものが存在しないから余計にこの濃さが泣けてくるのかなぁ。きっと薄味に慣れた沖縄人ウチナンチューがこんなものを食ったら血管が切れて脳卒中にでもなるんじゃないかと思うほど濃い。(ちょっと大袈裟かもしれない・・・まぁオーバートークは世の常でしょ。)そしてその迫力の盛り付けといったら控えめな”ソーキソバ”なんて地味で仕方が無い。ドッドーーンとのった野菜は圧巻。その山盛りの野菜をかき分けて、やっと麺に到達する。そこの横穴にハシを突っ込み麺を引き出し食うのだよ!!

この炭鉱堀の掘削作業に似たような仕事は快感だ。唐辛子的な辛さとかとは違う、胡椒的な辛さというのも魅惑的なんだなぁ。何故か新しくて、何故か古い刺激的な味が病み付き感を覚えるのです。毎度考える事だが、ネーミングと言うモノをもっと重視してもらいたい。具材で言うならば”コショウ・もやしソバ”が正しいが、この名前でも食欲や販売促進には繋がらない・・・・きっと一度食べたらまた行きたくなる・・・・・難点はとにかく激しく遠いのだ。食いたい!!遠い!!食いたい!!遠い!!・・・・・どうする!行ってみるか!!
- 前田食堂 沖縄県大宜味村津派985 0980-44-2025
- 牛肉ソバ 600円 てびちソバ600円 ソーキソバ600円 他にも色々あり。
- 営業時間 10:00~18:00 休日不定
人は”キンタコ”と呼ぶ。金武(きん)は地名、キングは店名。どちらでもかまわないが沖縄は金武にある”パーラー千里”は正真正銘のタコライス発祥の店である。そう!元祖である。本家である。(同店は沖縄に”キングタコス”という名称で6店舗構えている。)

大体、タコスはメキシコ生まれだ。トルティーヤ、ブリートス、ドリートス、ナチョス、タコスとメキシコ料理数あれど(なんだかチープなものばかりしか名前が思い出さない・・・・)そのタコスが革命的にディフォルメされたのが沖縄産の”タコライス”なのだ。そもそもタコスはトウモロコシの粉を溶いて薄く焼いた皮(トルティーヤ)に牛ひき肉やチーズ、レタス、トマトをはさんだ物がタコスなのだが、タコライスはそのトルティーヤを白いゴハンに変えたものだ。ゴハンに具材を乗せて好みによりトマトベースの辛いソースをかけて食す。混ぜないでスプーンで縦にすくい食べるのが王道とされている。この店は1984年に開店してアメリカ軍キャンプ・ハンセンのゲートのまん前に簡易フードの焼きそばやフライドライスを提供する店だった。そして店主が何か新しいメニューを開発したいと試行錯誤してタコスをヒントに考えられたのがタコライスの始まりで、当初はゴハンに牛挽肉を載せたものをタコライスとして400円(4ドル)で発売。チーズをトッピングすると100円増し、野菜(レタス、トマト)で100円増しとした。これはアメリカ兵は野菜嫌いが多いので最初から乗せると嫌がると経験上考えた結果らしい。かくしてウワサは口コミでアッという間に広がり大繁盛。金武にタコスありと観光客まで訪れる有名店となった。なんと沖縄の吉野家(牛丼チェーン)にも沖縄限定商品としてタコライスがあるのだ。そしてこのブームは沖縄弁当業界にまで波及して、市内の公設市場の弁当屋での売り上げ1位は当然のタコライス弁当。インスタントやレトルトまで多数販売されている。そこまで影響を及ぼしたタコライス。まずは敬意を表して食べてみようではないか!!

本当に美味いです。これぞB級グルメの醍醐味です。この創造力を模倣して新らしいアイテムを考えてみましょ! バーガーライス(メシの上にレタス、トマト、ピクルス、そしてハンバーガー)、 春巻きライス(ゴハンの上に春巻きの中身をピリ辛にアレンジして春巻きの皮を細かく刻んで・・・) ピザライス(ごはんの上にトマトソースとトマト、他のピザの具材をかけてチーズをのせて焼く!)なんてどうかなぁ。そんな事を考えていたら料理は無限なのだと思えてきた。今日も新たな食べ物を考えてみよう・・・・・
- キングタコス 金武本店 金武町金武4323-1 電話無し 営業時間11:30~17:00
- ソース・皮・ミートは、KING TACOSオリジナルで金武にある工場でつくられて運ばれてきます。 おいしさは、門外不出の企業秘密! KING TACOSは、全部で7店舗。ここ金武が本店です。
- ターコス(4コ) ¥500 ($5.00) ターコライス ¥400 ($4.00) ターコライス(S) ¥250 ターコライスチーズ ¥500 ターコライスチーズ野菜 ¥600 ターコチキンライス ¥500 チキンバラバラ ¥500 タコバーガー ¥250 オレンジジュース Big:¥250/S:¥100 コーラ Big:¥250/S:¥100 ルートビア Big:¥250/S:¥100 キングタコス(元祖タコライス、タコス、ジャンボチーズバーガー)
- 電話5132(それしか書いてないんだけど・・・・・)
日本にはベースと呼ばれるアメリカ軍の基地がある。三沢、座間、横田、横須賀、佐世保、沖縄・・・・その周辺は一昔前には完全なアメリカ文化のドップリ地域であった。そこから始まった文化は数知れず。ファッションも食文化もその影響を受けているものは当然に多い。皆さんの知るところの”アメカジ”(アメリウカンカジュアル)の原型はこの地域の文化から発生しているのだ。沖縄には数多くの米軍関係の施設があるが、その殆んどは日本人の入れる世界ではない。(ちなみに沖縄米軍は当然の治外法権地区なのだが住所は正式にはキャリフォルニアになっているのだ。)沖縄でも現在知りうる米軍管轄内の入れる店は何件もないがこの一軒は大変貴重だ。(イラク戦争以後一層その入場は厳しい。)

沖縄の米軍隊員向けのゴルフコースがあり、そこは完全なるアメリカ。そしてその横にあるゴルフクラブのクラブハウス併設の食堂がどうも日本人に解放というか、入っても大丈夫なのだ。という情報を聞きつけ乱入。駐車場のポールから看板、電灯の色までもが完全にアメリカの色をしていてワクワクする。ドアのハンドルから看板、便器、じゅうたんに壁紙までも完全なるアメリカだ。(軍の施設は材料から部材、そして設計図にいたるまで本国で調達しているので当然、アメリカっぽいではなくアメリカになるのだ。)さてこのレストラン、メニューを見てビックリ!プライスはドル表示されている。メニューはハンバーガー、ホッドドック、ピザから始まりアメリカンなデブチンが満足するアイテムは全て網羅。

21時までしか受け付けないチキン丸々一羽は絶品だったなぁ。絶対に日本のレストランでは出てこない濃厚な味付けだった。椅子や調度品も当然にアメリカ製品。注文したモノ(ちなみに注文は日本語で大丈夫!日本語メニューもある。そしてウェイトレスさんは日本人、時給650円だって・・・そんなの関係ないねぇ。)昔はデニーズがこんな空気だったけれど、ここは今でも、いつリーゼントの若者がフォードのホッドロッドにした改造車でGジャンか革ジャンはおってリバイス501はいてドアーを蹴り飛ばしながら入ってきてポニーテールのイカシたオネーちゃんとジュークボックス前でジルバを踊りだしたって全然不自然ではないと思えるほどにドップリとアメリカのロードサイドレストランなのだ。だから味ウンヌンなんてさておいて、観光気分全開で出かけましょう。

敗戦国の日本はアメリカに占領されていたんだという事を痛切に感じます。(支払ってまたビックリ!!激安デス!!入り口に日本円をドルに換金してくれる窓口あり。)
- AWASE MEADOWS RESTAURANT. (アワセメドウズレストラン) 098-892-5111
- アメリカ海兵隊基地キャンプSD 沖縄県沖縄市のショッピングセンター”プラザハウス”裏手
- ※ 閉店がウワサされているので早めにいってみましょ!!
- 営業時間 月~金 AM6:00~PM10:30
- 土、日 AM6:00~PM2:00
- ラウンジ 日曜日AM11:00~PM10:00/月~木 PM2:30~PM10:00/金 PM2:30~PM11:00/ 土 AM11:00~PM11:00/土曜 PM6:00~PM9:00(テンプラ)・・・興味あるなぁ!!
沖縄は何時も快晴!! というイメージがあるが実は案外、曇っているのだ。実際、日照時間は全国で5番目(平成12年度統計)に少ないのだ。これは1~2月の日照時間が極端に少ないのが原因している。夏場に限れば当然、1日に8時間も太陽が降り注ぐのだが。さて2月のある日、天気予報では雨だったが実際には雨に降られることも無くラッキーな曇り空だった。沖縄はこんな天気も何故か似合う様な気がする。今日のツアーガイド・ウエーチィは沖縄を知りつくしたウチナンチュー(沖縄人)である。遅いランチを食いにこのピザ屋”かじんぼう(花人逢)”を訪れた。

ウエーチィは秘密のスポットを知りすぎている。知りすぎたオトコの未来は・・・・・波田から拷問を受けて吐くのみだ!! おれはそんな知りすぎたウエーチィを許さない。だから色々教えて欲しい!! もっと快楽を! そんな快楽系小規模店舗が山の様にこの島にはあるのだ。沖縄は深い。イタリアのナポリで発明されたピッツアはシルクロードや遣唐使の手を借りないでいつのまにか日本にも上陸していた。(たぶん飛行機で来た。六本木のニコラスか横田のベースあたりだろうか。)そして沖縄の名護の山の頂上にまで届いて進化していたのだなぁ・・・。(感無量) ここからの景色は本当に素晴らしい。そして出てくる食べモノ、飲み物がオーラでイッパイなのだ。まず注文のピザはお約束。(ナポリのピッツアはだんだんと名称は変化して神奈川県座間市あたりでピザと二文字に変化した。)次にサラダ類も美味い。ジュース類もなんだか美味い。飲んだことの無い味のフルーツだ。

そうこの店の優しい店員さん、厨房をくぐり抜けると全ての食材は抜群に美味しくなるのである。綺麗な空気、空の青さにふれて美味しいモノ食べたら皆、いい顔になってきますよ。しかし訪れるたびに思うのだが、この場所のこんな店を作ったのは勇気以外のナニモノでもない。だって国道から山を登る事、随分な距離にあるし道も極端に細い。ひとつ看板を見落としたり、曲がるところ間違えたら到達は不可能。そのまま未知の山の中へという程に僻地(へきち)に思う。しかし最近ではこの界隈にはひっそりとしたタタズマイの喫茶店やレストランが出来ている。気持ちの良さに場所なんて関係ないしヒトは癒しを求めているのだ。出来る事ならば教えてたくない・・・・・・しかし最近は大体のガイドブックに出ているからね。是非素敵な時間を過ごしてください。

この景色を見てから注文したら普段の1,58倍位、食欲がわくことは避けられないでしょう。ゆったりとした場所でゆったりとした料理をゆったりとした仲間と食おうと思ったらウエチィが騒がしくて仕方が無かった。
- “花人?(かじんほう)” 沖縄県 本部町宇山里1153-2 0980-47-5537
- 営業時間 12:〇〇~19:00 火曜、水曜日休み。
- 本部役場を小学校と中学校の間を入り最初を左折。そこからは案内板あり。
日本人は省略語が好きだ。もちろん外国にも、それなりにはあるだろうが、省略形(abbreviation)とは違う。外国の省略形といったって知れている。PC (Personal Computer)P.T.A (Parents Teacher Association,)とかロサンジェルス(Los Angeles)をL,A(エルエー)・・・・・・要は頭文字を取った程度の事。日本の省略形はすごい。キムタク(木村拓也) 経団連(日本経済団体連合会)、映倫(映画倫理協会) ドリカム(ドリームカムトゥルー) ハナキン(華の金曜日、今では死語) アメフト(アメリカンフットボール)、 スタバ(スターバックコーヒー) 環八(カンパチ・環状八号線) ドリガー(ドリンクガード) ルスデン(留守番電話)、ゲーセン(ゲームセンター)、ヤンジャン(ヤング・ジャンプ)、デパチカ(デパートの地下食品街)、 社宅(社員住宅)、アキバ(秋葉原)最近ではチデジ(地上波デジタル通信)・・・・・・・・・こんな短縮形ならばいくらでもある。今回ご紹介の”いしラー”の正式名称は”石垣島ラー油” である。

このラー油はラー油界の異端児、センセーショナル、レボリューション、革命的、革新的な製品なのだ。この有名な石ラーの考案者はペンギン食堂とある。ペンギン・・・・普通は動物(いや鳥類かなぁ)を想像するが、このペンギン食堂は辺銀(ぺんぎん)さんという石垣島に住む中国人の方なのだ。カメラマンであったペンギンさんは日本人の奥様と結婚。そして石垣島に観光で訪れて気に入って定住。彼の奥さんが沖縄の素材から”香港の特級シェフから習った”というラー油の製法を思い立ち、改良が加えられ油、ゴマ、山椒以外は全て石垣島産の食材を使用して作られたのだ。(島唐辛子、唐辛子、春ウコン、秋ウコン、ピパーチ、石垣の塩、ニンニク、白ゴマ、黒豆、山椒、黒糖、植物油が原料)そしてラー油は只、混ぜれば良いというわけではなく、大切なのは温度、水分、そして食材を入れる順番で食材により温度を変えるなど結構、手間がかかるそうだ。仕込みにかかる時間は約10時間、一度に出来るのはせいぜい400個なので一ヶ月当たりに出来る量も限られてくる。ということで今では”幻のラー油”と呼ばれているほどの一品なのだ。ちなみにボクが今までプレゼントした人は全員ハードリピーターとなり家に数本は必ず在庫を持っているという状況だ。(先日、何故かブルータスの特集で”ラー油&ゆず胡椒”があり、著名人のお気に入り投票でダントツ一位で”石ラー”が選ばれていた。当然の結果と思えた。)ということで入手してみてください。注文は必ず数本を余分にね! 注文しても一ヶ月は来ないから、その間に禁断症状が出たら困るでしょ! 食べ方は色々で、とにかく何にでもかけたら美味い! ラーメンに餃子に、春雨に、焼きソバに、うどん、鍋物、刺身やクリームチーズという説もある。とにかく片っ端からかけたくなる妙な美味さに完全にノックアウトされますよ。 (ボトルの形状だけはちょっと不満で、いつも液ダレしてるんだぁ。でも美味さを考えると差し引きされて許せます。)
- ペンギン食堂 自然食材倶楽部 沖縄県石垣市大川199-1 0980-88-7030
- http://www.ishigaki-pengin.com/ 小売価格 755円(石垣島島内価格) 788円(島外価格)
- 今、じっくりホームぺージを見たら、東京にも随分と小売店で買える店があるのだと知った。また文句言っていた容器も、何かに移し変えて使えと指示がある。奥深いのだよ。 (業務用も発見!!!!)
沖縄豆腐は食品の中で最も女性の胸部(ハッキリ言えばオッパイ)に近い食べ物である。全く解らない幕開けの今回は沖縄豆腐料理専門店という沖縄以外ではまず出会わないであろう店である。沖縄の豆腐はナイチ(沖縄県人は沖縄県以外の場所を内地と呼び、その人々をナイチャーと呼ぶ)の物とは違う。ナイチ・モノの豆腐は通常、冷たい水の中で涼しげな表情で客待ちをする。(またはパックに入り涼しげな顔をしている。)

沖縄では出来たての熱々のものが水にさらされないで売られているのだ。ほんのりと温かい固めな豆腐はとっても艶っぽい!すこし弾力があって暖かい・・・それはやはりオッパイにほど近い食品である。”島豆腐”と呼ばれる沖縄の豆腐はなんと一丁が1キロになる。ボクは1キロの重さを”SA8”で覚えたが沖縄人は豆腐で覚えるのだ。 ダイエットで三キロ減量というと豆腐3丁の重さをイメージするのだろうか。沖縄人はFカップの女性のオッパイといえば豆腐一丁の量と連想的判断をする。(断じてデマである。) そしてナイチの豆腐と較べると軽自動車と11トンダンプ位に迫力が違う。それはより強く押し固められているのが特徴で、料理で炒めても簡単には崩れないのだ。製法も独特で生の大豆をすりつぶし豆汁(呉)を搾り、豆乳とおからに分けて、生のままの豆乳を釜で煮る。これは中国の豆腐製法と同じで、沖縄では地釜豆腐と呼ばれる。また苦汁(にがり)を加えて固まりかけた豆腐”ゆし豆腐”も抜群に美味い。汁の中でプルプルと揺れるほどに柔らかいのだ。あっさりと塩味で店によってカツオだしが加えられ淡白ななかにも上品な味で食欲の無いとき(そんな時はオレには無いが・・・二日酔いには明らかに良い)には優しく胃腸に落ち着くのだ。

さて、この店の、そのままのネーミングがわかりやすい。 “豆腐屋食堂”は那覇の中心地の空港側に位置する。毎朝、店の隣接した工場(工場に隣接した店かなぁ)で根性のバッチリと入った島豆腐を作り、それを出すのが、この店だ。豆腐チャンプルーや味噌煮、揚げ出し豆腐、コロッケ、おから・・・・とにかく豆腐の”オールスター夢の競演”状態なのだ。沖縄に何回も来て、様々なモノを常習的に食べていると沖縄の食べモノが恋しくなる。ナイチの様な決して濃厚な料理は無いが、明らかなる”クセになる味”のオンパレードだ。健康的にも味覚的にも経済的にも性欲的(?)にも満たされる素晴らしい定食屋なのだ。

沖縄には各地に豆腐工場併設の食堂を見かける。ボヨ~ン、ボヨ~ンを体験、味見してみましょ!
- 豆腐屋食堂 那覇市山下町1-24 098-857-3839
- 営業時間 11:00~22:00 盆と正月のみお休み。
- ゆし豆腐定食650円、小鍋に入ったゆし豆腐に日替わりのオカズとゴハン、漬物の定食。 “豆腐とかつぶしのニライタメ”600円 崩れにくい豆腐と豆腐の風味に自信合ってこそ出来る料理。醤油味が豆腐に絡んで香ばしく美味い。コロッケもオカラも美味い!
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