今回は”炭味屋”である。この店も何屋と表現して良いか分からない不思議な店である。ハッキリと言える事は物凄く酒を美味しくする料理を出す店だということだ。店内なんて気取りも無いし、オシャレでは決して無い。そして何料理とも表現出来ない。店主は旅人でエスニックなんて言葉が流行る前から様々な世界中の料理をアレンジして食わせてくれていた。決して只のアジアン・フードを真似た料理ではなく、原型が無くなる位に創作している。

ここの店には数多くの傑作があるが超お薦めは・・・・・・・名前は何だろう!? “剣先烏賊(ケンサキイカ)の刺身の上に自家製マヨネーズ、大根オロシ、わけぎ、醤油がひとたらし”という料理である。(波田はイカのアレちょーだい!!と注文してます。)只のこれだけの素材なのに抜群の味だ。食い終わったら大根マヨネーズの残りのタレは下げられない様に避難させておきましょう。最後にガーリックピラフを注文してその残りをかけて食うと・・・・・・ウウッッ絶句です。大体、他店と似た様な店を見た事無いし、ここの創作力には完全に脱帽っ!!

先日も久々に夜遅くに、某有名イケメンカリスマシェフを炭味屋に連れて乱入した!居酒屋でもないレストランでもない、飲み屋でもない、創作和食でもない、家庭料理でもない、ゴハンにあうオカズとも思えない・・・とにかく説明も出来ないまま、店の前で連れて来られた外人シェフの顔は完全に『あのぉ・・・大丈夫ですか!?』 冷静に見たら美味しいレストランには見えない門構えだもんなぁ!というかタダの民家にしか見えない。 お品書きのてっぺんにメニューを”女乳”と書くオヤジギャグには閉口するけど・・・まぁ美味くて楽しければ文句無し! と言う事で、その時の注文の品々は~~推奨基本メニューとしてメモしてください。

例のイカ
穴子トロネード
穴子にチーズ、ポテト
タコのガーリック香味ソテー
里芋グラタン
サザエ エスカルゴ風
キノコの卵とじウニあんかけ
いろいろ野菜のジェノバソース
タイ国風シーフードカレー
カニとアスパラの冷製
豚キムチ
炭味屋サラダ ガーリックピラフ
以上!!!!!!
まずはお試しを!!! 居心地抜群ですぞっ!!
モモ・・・好きな名前だ。可愛らしく、名前にロマンを感じる。さて、今回のモモはネパールの国民が大好きな食べ物だ。ネパール・・・どこにいってもモモだらけ。レストランにも、屋台にもモモばっかり!

小龍包と肉マンと餃子が親友になって合体して遊んでいたが、いつ分かれて別々の人生を歩む様になった・・・そんな料理! 小龍包と肉まんが業務提携したら餃子にM&A(企業買収)されて、気が付いたら二つに崩壊!と考えても良い。 なんでも良いけど、その三つ(小籠包、餃子、肉まん)の”良いどこ取り”をしたのがモモだと解釈してもらえれば、わかるものもわからないかもしれない。

とにかく美味しいネパール風の点心で、焼いたり蒸したりするのが主流な気がするがお決まりが無いというのが正解か。 さて、ネパールでトレッキングをしていると、当然に食事が出来る場所は限られる。今、食べておかなければ、この先いつ食べられるかどうかわからない、みたいな状況はいくらでもある。おそらく、ネパールは産業もほとんど無いので観光業で外貨獲得をしていると思う。

各、レストランが勝手なモノを作るのも良いのだろうけど、それが世界中の観光客の舌の合えば良いけれど、そうでないと不評を買うのは間違いない。そこで政府はメニューをある程度、指導しているのだ。(波田の推測もあるがたぶんそうだ。) 要はメニューには必ず “モモ”を入れよとの行政指導だ。だからどこの店に行ってもあるのだ。

そしてそれらは焼いたり、蒸したり、茹でたりと全然バラバラ、サイズも中身もバラバラ。でもそれが何処でも個性イッパイで美味しいんですよ。これならば世界中のだれもが納得するであろう、素晴らしい食べ物なんです。12日間の滞在中、毎日どこかで食べていたけれど、どこも本当に美味しかった。そして”モモ”の名前にも癒された。

日本も”おもてなしの心”で世界の人を受け入れるならば、国民的ご当地グルメと称して”モモ”に相当するモノを作って各地で振る舞ったら喜ばれるかもしれないなぁ。
- 住所 ネパールの各地
- 電話 もともと無い店ばかり。
- 値段 安いよっ! 一個十円程度也(笑)
町にはソウルフーズなるモノがある。それは町民に愛される、無くてはなら無い食堂なり食べ物なのだ。北海道の帯広にもそんな店がある。帯広その名はインディアンというカレー屋だ。有名なところでは帯広には豚丼とジンギスカンがあるが、ローカルから愛されるのは圧倒的にインディアンだ。

この店、どれだけ愛されているかと言うと釧路近郊だけに12店舗。他の地域にはほぼ、出店していない。どんなに札幌から依頼が来ても断固出さない。(これオレの勝手な推測)そしてどれだけ釧路人に愛されているかと言えば、大手カレーチェーンの”CoCo壱番屋”が釧路に出店しても見向きもせずに、なんとCoCo壱番屋は撤退に追いこまれるという事実!!

店で食べていると、近所のオバちゃんが鍋を持って夕飯のオカズにと買って帰える事実!(店は鍋で買いに来る事を推奨!使い捨て容器を使わない事はエコロジー的であるとの見解と大きく貼られていた。) カレーのお味は三種類。どれもそんなに大きな差はない。出来上がったカレーがテーブルに運ばれると、お客さんは美味しそうな顔をして食らいつく!

オジイちゃんもオバアちゃんも、子供も学生も、肉体労働者も男も女も、ヤンキーも、ここでメシを食らっているのだ。 インディアン食わずして釧路を語るなかれ!!
命をかけてまで食べたい店というのはあるであろうか。・・・ある! そんな店を知っていると、いつでも気楽に”小さな幸せ”に飛び込む事が出来る。 そんな幸せな居酒屋の定番的なメニューを一つ一つとってみても、まったく別物の料理だ。

2度目に行った時に、一緒に行った友達が”タコのブツ切り”を注文した。正直・・・素人さんは困るよね、そんなモノはドコで食べても一緒でしょ!と吐き捨てた。そして出て来た”タコブツ”は、見るからにタコだった。『チっ!ホレ見てみろっ!』(ほらね、みてごらん!の二段階も見下した言い方) 友達は一口食べて『うおっ!!なんじゃ!』とか騒いでる。 『コイツ、まともなタコも食った事無いのかな!?』と小馬鹿にするオレ・・・どれどれ一つ食べてみよう。そして食べた瞬間に?『なんじゃこれ!!えぇぇぇぇぇ??!』ビックリしたよ! 簡単に言えば、新鮮なタコを”今”茹でたのだ。まさに”出来立てのユデダコ”だ。 以前、衝撃に美味しい”車エビ”を寿司屋で食わせてもらったが、それはやはり茹でたてだった。数分で冷めたら別物に美味さは半減していた。従って新鮮なモノを茹でたての状態で食うと言う事は、最もウマミがマックスに引き出された状態なのだ。

それにしても50席以上もあるであろうお店で、いちいちこんなサービスを提供するなんて・・・・ 次に注文したのは刺身の盛り合わせ・・・どれもこれも素晴らしい。お見事っ!って叫びますよ。そして昭和な雰囲気も抜群! どうですか!行ってみたいでしょう! ただ一つだけ気になる事があったんですよ。この店は新宿の伊勢丹から徒歩1分の立地。かなり老朽化したビルの地下なのです。 入り口の階段は狭いしドアは小さい・・・老朽化なんて勝手な事を言っているけど創業50年近くで引っ越しをした事が無いと聞けばねぇ。もしここで地震が来たらなんて考えると、かなり恐いです。実は先日の東北大震災の数日前にここで飲んでて・・・・想像したら恐かった。その時の話題も地震・・・もちろんお店はちゃんと健在だったので被害は無かったので安全は立証されたけど・・・座るならばカウンター席がお勧め! 唯一の出口が真後ろにあるから・・・でもそんな恐怖心を差し引いても、充分に楽しめる究極の居酒屋の一つであることは間違い無いです。今日も店に入ってすぐの所で、今にもダッシュできそうなスタイルで飲んでます。

- 居酒屋 鼎(かなえ)
- 新宿区新宿3-12-12 03-3552-7647
- 営業時間 17:00~24:00(正月以外は営業!)
- 地下鉄の新宿三丁目より徒歩3分
B、L、Tなるレストランがある。 名前的にサンドイッチ屋さんだと信じていた。(普通BLTはベーコン・レタス・トマトのサンドイッチの略称) だから店の前はしょっちゅう通るけど積極的には入ろうとは思わなかった。というかハワイには結構、お気に入りの店があるから、滞在中にそれらを廻っていると終わってしまうのです。ある時にハワイLOVER(ハワイを愛する人)の友達に、その店に行った事がないと言うと、かなりバカにされて・・・重い腰をあげて行く事に。だいたいステーキってモンがそんなに大好物ではないんですよ。だから乗り遅れていたのですね。しかしそこの店で、今回ご紹介の肉魂に出会い、いきなり大好物に変身っ!!

店の雰囲気もかなりハイソサイティーな空気でハワイまで来て面倒くさいと思い込んでいたわけ! 店に入って意外や意外、敷居が低いと言うか場所柄か、子供連れとかも多くてさながらファミレス状態。短パンの外人もいれば正装の熟年カップルもいたりして、ある意味自由奔放。さてメニューを見ればサーロインだぁ、ニューヨークだぁ、リブアイだぁと並んでいるんだけど正直なところ好みを英語でウエイターに説明するのが少々無理。そして聞いてもわかりそうにない。ボク個人的には、国産のサシがギロッと入ったステーキがあまり好物ではないのです。外人はあの手の油ギロギロした奴をやたらに有り難がるけど、せいぜい二切れも食べればもう充分! それを一枚頂くなんて無理。だから世間様の好みに反して、あのアメリカンなスジが入ったというか肉々しいステーキならばオッケーなんですが伝えられない。さて、この店でそんな状況で美味しいお肉に出会えるのでしょうか!?

メニューを見たら”肉魂”とある。これお二人様専用メニュー。当日は友達と二人でのチャレンジだったので迷わずオーダー。出て来た肉魂を見てビックリ仰天!!”焦げた肉の塊”(かたまり)そのモノがそこに出たのだ。その焼き具合も絶妙で普通ならレア、ミディアム、ウエルダン程度だろうけど、ここはそんな生易しくはない。さすがに肉料理を知り尽くしていると豪語する空気。焼き上がりは抜群で後半は少し生っぽかった部分を再度焼いてもらったりして大満足! 肉魂ってこんなに人を幸せにするんだぁ~~神様、ありがとう!!

- BLT ステーキハウス
- 223 Saratoga Road, Honolulu, Oahu, HI 96815 (ワイキキ)
- 808-683-7440
- ワイキキのトランプタワーの一階
さて、お肉のお勉強をしておきましょう!
《サーロイン》 ロインは牛の腰の部分。英国のヘンリー8世の食事にロイン(腰の部分)を出したところ、あまりの美味さに感激してサー(Sir)の称号を与えたという説もある。
《トップサーロイン》アメリカでの名称で日本ではもも、ランプ。比較的柔らかい赤身。
《テンダーロイン》(フィレ、ヘレ)脂肪分が少なく牛肉の中で最も柔らかく最上級とされている。
《Tボーンステーキ》 ストリップロインとテンダーロインにT型の骨が付いているもの。
《リブ》あばら肉
《肩ロース》霜降りが多く柔らかい
《リブロース》霜降りが多く旨味が出る。
東ヨーロッパというか旧ソビエト連邦のベラルーシを訪れた。毎度の事だが別に用事などはない。夢は死ぬまでに”世界153カ国を見てみたい!”と思うから、現在90カ国を達成したら、後半はワリとそんなに行きたくない国がズラリと並ぶのです。 このベラルーシという国はガイドブックで研究はしてみたものの、見たいものも無い。美術館も、世界遺産も、際立った建築物も、有名なお店屋さんも無ければ、名物料理も、そして景色も・・・サービスも、元共産圏だから悪そうだし・・・ちっとも盛り上がらない。

ならどうして~~『行った事が無いから。』理由は以上だ。 そんな国は逆に期待はずれの失望感に苛まれる事も無いから気が楽なんだけど。入国審査の時にハンコを押されただけで達成感にイッパイなってしまうからね。 でもベラルーシに行く事を友達に言ったら、そこは世界一の美女がいる国だと何人からも言われた。国策で美女を作り上げるという南米のベネズエラは後天的に作り上げようとしているワケで、やたらにミスコンとか多いし国が様々な美女になる為のセミナーを開催しているし専門学校もあるらしい。でも作る訳だから。ベラルーシは先天的だぞ! しかしその美女が多い国・・・誰がそんな事を調べたのだ!? でも本当だったらスゲぇなぁ! 深夜に列車でリトアニアからベラルーシに入った。旧ソ連のせいか、かなり生意気なイミグレーション(入国管理局)の係官にムカつくけど我慢!我慢!『オレ達、美女の国を見るまでは帰れない!』

最終目的地のベラルーシ駅に到着して列車を降りて地図を見ていたら、列車の後ろの席でカップルでイチャついていた女の子が、『行き先わかりますか!?』と優しい対応でベラルーシの第一印象はグレート! 彼女は美人で性格も素晴らしく良いけど~~まだまだ。(人を外見で判断するな!) しかし深夜に到着する初めての旧社会主義国は何故か緊張する。 深夜にホテルにチエックインして翌朝は町を散策した。旧市街、他の見るべきモノは見たけれど~~そして美女なんて何処にもいない。だんだん飽きて来て昼過ぎにはホテルに帰った。結論・・・”美女の国”はガセネタだったのだ。 近所に目立ったレストランも見当たらないので夕飯を食べるお店探しで、最後にネットのトリップアドバイザーで検索かけたらビストロ・デ・ラックスというのが引っかかって、少しだけ期待できそうだから行くことにした。ガッカリと肩を落とした男三人は、そこまで最後の余力で歩いて行ってみた。

するとそこだけ何故か違うオーラが出てるんです。案内された席はワリと店内を見渡せる場所でいい雰囲気。ワインを頼んで様々つまみながら飲んでみたら、なかなか美味しい! そしてその後、どんどんと客が来店するのだが、その女性がビックリ仰天する程のガール!!三人男はそんなガールが通過する度に会話は完全にストップ&ポーズ(一時停止)状態!そしてクチはアングリ! 三人で同時に発したのが『いた!!』 その後、来る客、来る客スゴいのですよ。この世のモノとは思えない、まさに”絶世の美女”もうレストランで三人が何を会話したか覚えてないけれど衝撃的でした。”美女の国伝説”は事実でした。美女は昼間にはお外に出ないという事。(笑) レストランのお味!まさに完璧です。フレンチというかコンチネンタル。軽めの前菜からメインまでしっかり美味しかった。値段もリーズナブル!

それ以上に”良いモノ見たなぁ!”がスケベな感覚ではなく美術鑑賞をするがごとく美女を確認出来たのはベラルーシでの収穫でした。この店のお食事、かなりオススメ! (美女のお写真は撮影困難でした。)
イリモトは食にウルサい札幌人だ。ヤツは北海道を知り尽くし、食い尽くしている。だから間違いは無い。そんなイリモトが絶対自信満々に薦めた店は、なんと阿寒湖の湖畔にある“ワカサギ天丼&ヒメマス丼”の店。阿寒湖は北海道の道東地区になる。道東地区を一週間キャンプをして、最終日に阿寒湖に行く事になっていた。その際、ヤツから阿寒湖まで行くからご一緒に~~~と誘いを受けた。

そして奴は約束の日の約束の時間に現れた。それも男四人を引き連れて・・・同行して来た4人も、ただそのワカサギ丼が食いたくて札幌から片道5時間、単純計算で往復10時間、ただ食うだけに来たのだ。わかりますか!? 高速道路にガソリン、うんぬんと交通費が一万円はかかるよ! 何より大のオトナの人件費はどう考えようか!? それに値する価値があるのか!? 5時間もかかってたら腹空かせて来て食ったって、帰る頃にはまた腹減ってしまうでしょ。まぁどうでも良い。

とにかくこの店の “ワカサギ丼”と“ヒメマス丼”が有名なんです。そして地元民向けにお蕎麦。コレ迷うでしょ!ここの店主はちゃんとそれを見越してハーフサイズを用意!
注文して待っている間に同行して来た3人に質問!
①この店“奈辺久”に来たのは何回目?
②5時間かけて食う価値はある!?
全員、答えは二度目以上で、5時間かけて来る価値があるとの事・・・不安だ。だってオレもそんな境地になったらどうすんの!? ウチからはかなり遠いし!!
そんな事を考えているうちにヒメマス丼がまずは出て来たぁ!!

美味いっ!!新鮮っ!文句無しの相性。ワサビが山ワサビ(山菜)なところがオシャレ。そしてワカサギ丼も引き続き出て来た。サクサク具合とタレの上品な甘さがたまりません。この二つのドンブリを交互に食うと、もうたまらん!!同席の全員、言葉は『美味っ!美味っ!』のみ! しかし阿寒湖は本当に遠いから、ヘタに食わない方が良いかもね。また来るのは大変だ。
- 郷土料理 奈辺久
- 北海道阿寒湖温泉4-4-1 (こんな住所が存在するのかな!?)
- 0154-67-2607
- ちなみにヒメマスは海に出ると紅鮭となる
名古屋は様々な事柄が”濃い”のだ。 コメダコーヒーはサービスレベルが濃く、モーニングなる世界ではトースト、ゆで卵、いろいろついて350円という濃さ、世界の山ちゃんなる居酒屋はお客に酒を飲ませたい一心か、とにかく味が濃い、名古屋城の金の鯱(しゃちほこ)のデザインは濃厚。

そして名古屋のお嬢様と言われる女性陣のお化粧の紅の赤い色はその赤の発色がまるで違う程に濃い。”スキヤキ”も相変わらず濃く、スキヤキ鍋に入れた霜降りバリバリな牛肉に入れるやいなや砂糖と醤油をそのままかける!(その事を追求したら君たちの食べているのはスキ焼きではなくスキ煮だと非難され、言葉を返せなかった。) そして名古屋の誇る赤味噌(八丁味噌)の濃さなんて・・・普通の2杯分の味噌汁が出来ちゃう位に濃くして味噌汁を飲む、そして今回、紹介のこの店・・・究極に濃いのだ。

色も濃ければ味も濃い。 老舗の”島正”には昼メシ時に乱入! なんだか味噌味を堪能したい昼下がりだったんです。 4コースあるランチを4人で別々に注文をして確認をした。全てを並べた瞬間に全員が息を飲んだ事実・・・全てがとことん茶色いのだよ。夜に暗闇の中で、出て来たら識別不能な色具合だ。”味噌おでん”なんて具材は全て同じ色だよ! 早々に片っ端からいただこう。すると何もかもが味噌味(当然なんだけど・・・)美味い!!味噌好きにはたまらない味付けで魂も血管も騒ぐぞ!!

色々食べてわかったのは、全てが本当に美味しいが、最後に残るのはやはり味噌味・・・というかそんな味を求めて来てるんだから当然なのだが。店を出る時は全員が『あぁ、味噌食ったなぁ!』と満足感一杯になった。 連れて行ってくれた名古屋の淑女が、『ここは薄味ねっ!』と上品に語ったのが衝撃っ! 名古屋地方の死因の一位は”脳溢血”しかない・・・でもそれを知っても食いたくなる味っ! 名古屋の”焦げ茶色”文化、味噌文化に敬礼っ!!

エストニアなんて場所がすぐに想像がつくであろうか!? オレも行くまで知らなかった。(笑)そして少なくともそんな昔ではない時代までソビエト連邦の一員であったので、文化圏ではロシア、そして今は貧しい国・・・と多いに勝手なる判断をしていた。

しかし空港に降り立った瞬間にものすごい衝撃! 空港が違う! 走る車が違う! デザイン性も抜群なのだ。察するにバルト海の向い側にはデザイン王国であるフィンランドにノルウェイなどの北欧の国々がある。ここの国はロシアの影響を遮断して、北欧の影響を受けたのだ。 新しい国や街に行った時にチエックするのが、二つある。犬連れの人はいるのか。花屋さんがあるのか・・・じつはそれは、その街の住人の民度を計る基準位に思っている。貧しい土地で愛犬を飼うなんて出来ない事、そして花屋さんは生活に余裕が無ければ買う人はいない。と言う事は、それを満たす国々は豊かで文化レベルが高い。(波田ニンゲン研究所調べ)

石造りの城壁に囲まれた丁度良いサイズの街がタリン。街自体が世界遺産である事は当然。世界中から観光客が訪れている町だ。ここでもレストランを捜そうと散策。あるアンティーク、それもセンス抜群なお店を発見。入るとそこはオーナーのセンスで選ばれた雑貨や古着の洋服が・・・そこにいた店員さん(想像ではその店の娘さん)に思わず聞いた!『アナタのお気に入りのレストランは何処?』彼女は少し考えて地図を出してそこに書き込んでくれた。『もしデートで行くならばそこを選ぶ!?』の質問に『イエース!』との答え。もう間違いないでしょ!!

~~そして夜が更けて行きましたよ!なんと宿泊していたホテルから歩いて三分。かなりシャープなエリアでデザインな店。だけど居心地は良さそう。スペイン料理にピンチョスが”売り”なレストラン。オーナーが接客してくれてオススメを片っ端から頂きました。出るは、出るは!食うは、食うは!~~片っ端から美味しかったです。ビックリする程に美味しかった。聞けばオーナー自身はスペイン人、恋に落ちた相手がエストニア人でここに落ち着いたと。愛を貫いたお味なのでした。

北海道の最東端、知床半島を走るJRの釧網線は一日9往復、18本のローカル電車だ。シレトコとはアイヌ語で”地の果て”という意味だけあって、世の中の動きに比例してだんだんと過疎化。駅も無人化していった。電車もバスみたいにワンマンタイプになり、恐らく大赤字を国費の補填で存続しているに違いない。

しかしそんな中でスバラしい動きがある。残された無人化された駅の再利用なのだ。ここの駅は”止別駅/やんべつ”という。”止”という字が”やん”と読むと知り驚いた。女の子が抵抗する際に叫ぶ『いやぁ?ん!』はこの文字から由来しているのだ。

さて、この駅は昭和40年代に無人化が決定!日本の高度成長期の最後のあたりに過疎化が決定なんて、おそらく致命的な何か問題を抱えていたのであろう。駅前にて他の仕事をしていた現店主の先代が、その話を聞いて駅舎を使ってコミュニティースペースにする事を考え、そして何の予定も無かった駅舎がなんとラーメン屋(ラーメン&喫茶という新しカテゴリー)を開業。

店に入れば元駅舎っぽい空気はムンムン! 飾り付けも可愛らしい。そしてメニューだが観光客に一番人気は”駅長ラーメン”でオホーツク海の海産物全部盛りという作品!(1500円) でも地元民(ローカル)は間違い無くそんなモノは頼まない。地元に愛されるのは”ツーラーメン”だ。ツーは”通”いわゆる玄人を指す直球勝負のラーメン。自慢のスープに細切りのチャーシューと大量の白髪葱だけ! これが超美味かった。

考えれば過疎化とはいえ地域住民から最も必要とされる公共交通機関の鉄道の駅。そこは様々な人が交差する重要なコミュニティースペースでなければならないから、そこでこんな皆から愛される店を開くとは素晴らしいアイデア。今流行の駅上の商業施設エキュート(品川を始め様々あり!)などと同じだ。

ちなみにお隣の駅は旅人からも愛される”道の駅”(野菜や地産品を販売)と”本当の電車の駅”のコラボレーションで利用者から愛されているのだ。 知恵を絞る事は素晴らしい!そして地域の人々の役に立つ事も素晴らしい!
PV-BV Corporation. Presented by Keijiro Hada