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クチコミ界の帝王 “煮込み専門店・かっぱ”

モノスゴイ店である。とにかくスゴイ。メチャクチャすごい。何だかすごい。はまったらマズ抜けるのは不可能であろう。私はこの店を知ってから24年が経過した。しかしここの常連客とくらべたら、まだまだヒヨッコの部類であろう。そして思い起こせば、この24年間。ひたむきにこの店に通ってきた。そう、こここそがクチコミ界の王道をいく”かっぱ”である。マニアはこの名前だけでヨダレ・ダラリン現象である。

クチコミ界の帝王 "煮込み専門店・かっぱ"

扱い品目はナント “煮込み”・・・・・・以上。それしかない。だから何を食おうか悩む事も無い。あとは白い御飯、漬物。しいて選択の余地といえば煮込みのサイズ。サイズの単位は世間一般常識を無視して”並”と”小”。何故にして大と小でないのか、よくわからない。大体、一般的な食べ方は煮込みとご飯を注文。前半は分けてそれぞれをフーハー言いながら交互に食い、後半戦で残りをメシにブッカケてイッキに食い胃の隙間にたらしこみ、ウッーープと叫び腹を叩いて”ゴッツアン”と叫び速やかに帰宅というパターンが一般的で女子も男子もこれに順ずるというかんじだ。それ以外の食い方は無いといっても過言ではない。わずか10席のカウンターしかない店でそのカウンターはヒノキの1枚もの。奥の壁にはなんと”内閣総理大臣賞”の表彰状が誇らしげに掲げてある。

クチコミ界の帝王 "煮込み専門店・かっぱ"

大体、この店にクチコミではない”通り客”が入る可能性はない。メインの通りから入りこんでいる住宅街の中で看板は”かっぱ”の一言。何を営んでいる店だかも分からないし勿論、メニュー表示なんかない。また、ここは日本体育大学の近所なので幅広系巨漢類の学生が多い為に、その食欲を満たすべく剛の者が後を絶たない。とにかく、一度は覗いてごらんなさい。本当のコダワリが、ここにあります。近所にはオシャレな超有名カフェの”バァウワリー”がありますが、マニアはここで食ってバウワリーでお茶するのです。

  • 煮込みの”かっぱ” 世田谷区深沢・・・・・・駒沢公園通りを246号から入り右側にバスの操作場、左にモスバーガーを徒歩で左折。車は置けず。(公園通りに駐車)予約もとれす。愛想もサービス精神も何も無い。あるものは美味しい煮こみのみ。 電話は言えないというか知らない。かつて、一切のマスコミ取材はされていない。従ってこの写真も命がけで盗撮したものだ。
  • 営業時間 5時~1時 定休日は木曜、第三水曜日は連休。
  • 煮こみ 並 530円 小 420円 御飯 大 350円 並 200円 小 150円 おしんこう 100円 お茶漬け 誰も食べたことが無いし店でも誰も食べていない。

ハワイ焼肉事情。日本語の韓国イントネーション英語風味。 韓国オバさんは”カァルビーヒィチィニンマエネェーーチュセヨ”

ハワイの焼き肉屋の恐ろしきボーダレス。ここに国境はない。ハワイのリピーターなら必ず、通っている焼き肉屋”兄弟”(ヒジョン)の御紹介。この演歌っぽい名前の店に私は十数年通っている。この店の伝説は、やはりクチコミで聞いていた。その昔(とはいってもカメハメハの時代まではいかない。)十数年前に始めて行ったときは”アラモアナの裏のケンタッキーの隣りの焼き肉屋”といえば、完全楽勝に誰でもわかったが、いつの日にか突然の引越し。その姿を消す事、数年。(実は火事で全焼してしまい引越ししていた。)そして、数年前に引っ越した先がわかり”涙の御対面 ”なんて、タイソウなもんじゃないが、とにかくハワイ的な美味しさがここにある。

ハワイ焼肉事情。日本語の韓国イントネーション英語風味。 韓国オバさんは"カァルビーヒィチィニンマエネェーーチュセヨ"

例えば前回、乱入した時の注文は・・・・・カルビ1人前、ミノ1人前、ロース1人前、タン1人前・・・・と、平均的焼き肉のオーダー方法、唯一注意点は店員(推測するに完全同族経営、お父さん、お母さん、親戚のオバさん、娘さん・・)だが、ハワイにアリガチな日本語の韓国イントネーション英語風味。カルビ一人前をチャンといわないと、目の前はカルビの山盛となる。韓国オバさんは”カァルビーヒィチニンマエネェーー”とよく聞けば言っているではないか。7人前のカルビは恐ろしい。そして、ここのスゴイ”超アメリカ的”なのは、注文した肉類(カルビもミノもタンもロースも骨付きカルビも何もかも・・・)がナント、ヒト盛りでくるのだ。”ションナァバァッカナァァ”と韓国風に驚き、そして、客の都合も構わずイッキにそれをつまんで焼き始めてしまう。焼いてるうちに、”どうも、これはミノだぁ、タンじゃないか・・・”とわかる始末。自分たちの食いたいスピードなんてかまっちゃいない。しかも量は曝量!!!。推測するに、同じカルビでも一人前は西麻布の某有名店の3.25倍(当社調査部データ)。”楽しく安く美味きゃいいじゃねっか”という店です。また、韓国お好み焼きのチジミは抜群です。肉は注文されてから切り始め、ごま油、塩、胡椒のシンプルなタレで味付け。値段はメニューに一応書いてありますが、適当に計算しているとしか思えません。大体、飲んで食って一人、25~30ドル程度の良心価格です。(時々ボルから気をつけてね・・・・。)オマケに付いてくるキムチ類は相当に美味しい。水キムチは絶品だゾ。

  • 636 Sheridan St,Honolulu,Hawaii 96814
  • TEL 591-1827 / 591-1025
  • 営業時間 11:00~1:00 無休
  • アラモアナショッピングセンター、裏側を背にしてまっすぐ、タワーレコードを右にみて左折、突き当たりを左折した右側に数件、お店がならんでいる一軒。焼き肉屋が他にもあるのでご注意。始めての人はタクシーが賢明、タクシー運転手は知っています。

ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

オレは卵が好きだ。食材、世界に数多しといえどもあの、変り身の早さは、右に出る物は無い。何処に行ってもイイ顔して好かれている相当な八方美人な奴だ。ある時は焼かれて、茹でられて、時には生で・・・溶かれたかともうと様々な物と混ぜられて、しかしある時は土の中に何ヶ月も入れられ化石の様なピータンと呼ばれてみたりして、やな顔ひとつしない。・・・・・目玉焼き、オムレツ、ゆで卵、卵焼き、ボイルド、スクランブル・・・・まあ、その変わり身の激しさは世界一に忙しいといわれる”ニッポン人サラリーマン”の象徴の様ではないか。都合のイイ女としても驚異的な実力を持つ。

ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

今日はフレンチの定番としてのオムレツ、明日は納豆の友として、スキヤキの必須アイテムとしても登場。中華粥に、ピータンに。中華ソバでは定番アクセサリーに、寿司屋ではその店の実力を試す重要なアイテムだ。そして容姿は平和の象徴的な”タマゴガタ”と言われるシルエットを誇る。これほどまでにエアロダイナミクスを追求しきった空力学的ボディーなのに、それ程に早く走ることもない。それどころか自立が難しく専用台なりケースがなければ平坦地に立つ事も困難。自立困難な食べ物というのも珍しいでしょ。そんな、哀れで悲しい奴なのだが、何と言うか・・・力になってやりたいと思うのは人間の性(さが)ではなかろうか。(本音は上手く利用したろっかぁぁ~てなカンジ。)そんなカワイイ奴は”目の中にいれてもカワイイ”を越して”胃のなかに入れてもカワイイ”のである。だから今日も卵を食おうではないか。ここはホノルル。ワイキキの中心地から少し外れた場所だ。その名も EGGS’N THINGS(エッグスンスイングス) 良く店名の意味は解からないが卵屋と波田は呼んでいる。”卵の複数形の事柄”なのだ。(本当にそうだかはワカラない。)。ここの営業時間が相当にユニーク。夜中11時から始まって深夜そして朝食をこなし、遅い朝食、ランチ、遅い目のランチをして終了が午後2時。要はディナータイム以外の時間に営業。卵は夜食わないから…と言っていたが真意はわからない。

ホノルルの卵料理専門店 どこでもイイ顔してるお調子モン・・・卵

メニューは大きく分けて、オムレツ、クレープ、パンケーキ、ワッフルとなる。オムレツはプレーン、玉ねぎ、チーズ、ハム、ベジタリアン、ベーコン、スパム、青ねぎを投入可能。クレープ、パンケーキは様々な甘い物、果物をトッピング可能。またサイドオーダーにコンビーフハッシュ、マフィン、ポテトが選択可能、卵の焼き方に至っては SC:炒り卵、 UP:目玉焼き、OE:両面焼黄身焼かず、 OM:両面焼き黄身半熟 OW:両面焼き黄身良く焼く 、OH:黄身崩し良く焼く、POACH:落とし卵・・・と細分化されている。セットメニューも充実で早起きスペシャル(5:00~9:00)卵2個とパンケーキで3ドル、お寝坊スペシャル(1:00~2:00)も御用意!!。実に家族的な平和な店です。ワイキキに行ったらホテルの定番ビュッフェもいいけれど是非一度寄って八方美人な卵にアメリカを感じてください。

  • EGGS’N THINGS.(エッグスンシングス)
  • 1911―B  KARAKAUA AVE, HONOLULU,. HAWAII.  96815
  • 電話 949-0820
  • ワイキキ中心部をはしるカラカウア通りをアラモアナ方面へ。ステーキのシズラーのある角の隣り。ヒルトン・ハワイアンビレッジから徒歩3分の距離。
  • 営業時間 深夜11時から昼過ぎの2時 お値段はせいぜい5~10ドルあれば充分に食えます。結構な人気の店なので並びます。それも楽しい店です。

渋谷の焼き鳥屋”鳥福”

最近研究している 課題に”人生における焼き鳥の役割と未来”というテーマがある。次回の学会でこの研究成果を研究発表しようと準備している。最近、解明されたことで “実は相当に世の中の人間は焼き鳥が好き”という事実である。それも大スキという人間が実は多いのだ。なのに何故、今ひとつ派出さというかきらびやかさが無いか・・・少なくとも子供の大好物リストには上がる事はない。

渋谷の焼き鳥屋"鳥福"

簡単である。もしも波田が『今夜、君に何でも御馳走しちゃうもんね。何が食いたいの。ゴチだよゴチ、アイペイよ!!。』と言ったら”焼とり”と答えるかぃ・・・?!。普通の人並み程度の”欲”があるあなたなら、すすっ寿司!!とかシャシャ・・シャブシャブぅぅ、またはイッッイタリアン、ヤッ焼き肉ぅぅ・・・なんて急にドモリ状態で答えるのが凡人として正しい発言ではないか。しかし、そこで焼き鳥と答える人間はそうはいない。(私の妻は実に落ち着いて焼き鳥と答えるが・・・)しかし自分の財布、または気心知れた仲間と食うなら何であろう。それは”焼き鳥”でしょ。だってソレこそ真の大好物といえるのではないか。(これオレの片寄った考えだね・・・)まあイッカ。これ以上本題に入らないとセッカク築いた波田の名声にキズがつく。そこは渋谷の通称”のんべい横丁”である。ハイテク化、コギャル化された渋谷を横目に駅と宮下公園の間に戦前から変らないままで映画の撮影所のセットように昔と変らないエリアがる。そこに連なるバラックの店はどれも情緒ありすぎで感激するであろう。

渋谷の焼き鳥屋"鳥福"

その店は”鳥ふく”という。ここの主人は東日本で唯一、鳥の”解体免許”を持っている。なんだぁぁその免許は!!。通常の焼き鳥屋は業者が解体した鳥を仕入れるが、ここの主人は自分で鳥を解体をして納得のいくモノだけ使用。ケースの中のデカイ氷のカタマリの上に主人が朝から一本つつ丁寧に仕上げた串が5時開店時に並び、無くなったら終了。(通常8時には完全なくなっている。)そしてこの店では秋田比内鳥、薩摩しゃも、名古屋コーチン、山形蔵王ベニバナ鳥、庄内出羽地鶏などなどの全国から選ばれた鳥がナント!!”オス、メス別、パーツ別”に出ているのだ。”オスメスパーツ別”は見た事も聞いたことも無いし食うと確かに違うんだよねえ・・・これが。肉の美味さがビシビシです。そして本当にお薦めは鴨が解禁となる11月15日から3月15日、野鳥も色々ある時期です。

渋谷の焼き鳥屋"鳥福"

味もさることながら店の雰囲気が最高で客全員がすぐに仲良くなるんです。というのは店内が異常に狭くて奥の人が出入りするたびに手前の人が全員立って送りだし新しい客が来るとその客を立って迎えるという風俗習慣なのです。そして全員で御挨拶。それは鳥マニア共通の盛り上がり感なんでしょうね。素晴らしい店です。

  • “鳥福” 渋谷区渋谷1-25-10
  • TEL 3499-4978(予約なし)
  • 営業時間 午後5時から9時、ただし素材がなくなったら終了。
  • 定休日 土曜日、日曜日、祭日 昨年はひと夏休んでました。
  • 渋谷駅、ハチ公口を出てJRガードをくぐり線路沿いを左折(原宿方向)数件いった右側一帯がのんべい横丁、その奥側の列にあります。
  • ある物は焼鳥だけ。日ごとに違います。それだけ。最後のスープが絶品。めし類なし。超硬派のなかの硬派な店です。

群馬魂がここにある。ボヨヨーンのコンニャク専門店”百珍”

しかし驚いた。世に専門店化は潮流としてある。パソコン専門店、餃子専門店、スポーツカー専門店、色々なオタク系趣味の専門店・・・・しかし、ここ”百珍”という店はコンニャク(蒟蒻)専門店なのだ。どうしてこんな店を開店するにいたったのかが不思議だ。いまだかつて主人公になったことなどないであろう地味な食材だ。おそらくオーナーは群馬県出身に違いないしコンニャク関係者(どんな関係ダァ)に違いない。群馬はコンニャクの出荷量日本一と物の本で読んだ事がある。そのプライドが人に小馬鹿にされがちな食材(おっと失礼)の格の向上の為に開店!!。そんな単純な理由ではなかろう。

群馬魂がここにある。ボヨヨーンのコンニャク専門店"百珍"

店に入って驚いた。だって、いままで正直、小馬鹿にしていた食材にイキナリ空手チヨップをクラッタ!!でも、コンニャクのチヨップだからボヨヨ~ンとして痛くない・・ザマミロ!。僕が初めて店に来店したことを悟られると(どうして悟られたかはわからない。オドオドしたつもりもない。)いきなり、店主は約20種類あるコンニャク関連食材の説明、食し方、効能を機関銃のごとく話し話しはじめた。応戦の余地などまったくない。いいわけ無用、僕の都合なんて知ったこっちゃないグニョニョーン。そして試食につぐ試食。しかし聞くほどにコンニャクとは尊敬に値する食材ではないかという気がしてきた。完全にマインドコントロールを受けている。恐ろしいことに数点のコンニャクを買って帰り、家族にコンニャクの効能から由来、正しい食し方を熱弁!!。洗脳されていた・・・・・。おれは気がつかないうちにコンニャクの手先となり、コンニャクの世界普及につとめているではないか。恐ろしいことだ。そうか、こんな手法で世の中に潜入してきたのだな。フニャフニャで柔らかいと思って気を許していたらなんてザマだぁ。

群馬魂がここにある。ボヨヨーンのコンニャク専門店"百珍"

本題です。販売している品目は刺身用コンニャク、煮物用コンニャク、豆腐コンニャク(まるでハンペンのような新たな触感)、根性系のコンニャク、明太子コンニャク(これヒット!)、田楽用コンニャクと続く。まあ、一度覗いて見る価値は”大”でしょう。オバチャンのボヨヨ~ン・チヨップにご用心。素材的には下仁田産三年イモを使用。一切のつなぎを使わず芋100%、ホカホカとしたコンニャク芋と香りが美味しい。冷やしても生でも煮ても良し。食うほどに胃腸に優しさを感じます。

  • 百珍(ひゃくちん)こんにゃく専門店
  • 東京都世田谷区上用賀3-6-23
  • 営業時間 11時~7時 お休み不定期なので問い合わせしましょう。
  • TEL03-3709-0705 FAX03-3708-1300
  • 用賀中町通りを国道246から入って駒沢通りを越して100m右側(駒沢通りと用賀中町通り交差点より直ぐです。)

謎のニコタマ商店街のロシアレストラン

アー驚いた。だってイキナリうちの近所の商店街にロシア料理店が出現した。なんの兆候もなくだ。近所をロシア人らしきが歩いていたのも発見したことはなし、この界隈にロシア料理店の需要もあまりありそうもない。一昔まえの東西冷戦時代では考えられない事だ。しかし、チョイト前のアメリカ映画の敵国といえばロシアを筆頭とする東側諸国と決まっていた。今はその相手がテロリスト集団を抱えこむ中東の怪しい国に変わったが相変わらず不思議な空気を持っている国がロシアだ。映画の見過ぎだろうか、今だに何処か連れて行かれちまいそうで怖い・・・・・。ついロッキーの対戦相手だったロシア人ボクサーの笑わないイカツイ顔を思い出す。

その店に意を決して出掛けてみた。ランチタイムを過ぎた1時過ぎの入店だったが客は我々だけであった。店の作りに驚いた。席数は15程度の小さい店だが、奥の小部屋に通された。出来れば人通りから見える表側に席を取ってもらいたかったのは防衛本能からだろうか。そして、店に入ったら物凄い寒い。そうだ!!。北の国はこんなもんじゃきっとヒーターなんて入れないのだろう。モスクワは氷点下20度とかいうもんな。こんな5度なんて日はハワイみたいなんだろう。そうしてブルブルしていたら、やっと暖房を入れてくれた。そして音楽・・・なんか聞いたこと無いぞ!!怖い。国際問題に発展するのはイカンとおもい楽しもうとした。そうだ、注文しなきゃ・・。日本語通じない、全然・・・。指差し確認で注文。本日のランチ定食(と多分書いてあった。)食事が出るまでの間、数本の電話が店にかかってきていた。決して忙しくないこの店には相応しくない。そうだ、ここは旧東側諸国との秘密情報部員が経営しているのかと疑惑が舞う。そしてランチが出てきた。何か怪しい薬が入っていたらどうしよう。・・・しかし、そんな疑惑はフッとんだ。美味いじゃないの。定番ピロシキ(中に野菜、肉などが入った焼いた皮の厚いパン)、真っ赤っかなボルシチ・ハバロフスク風、そしてカツレツと言う名の柔らかめハンバーグ。なんだか全てが新しい触感で面白い。ボルシチなんてこんな赤い食べ物見た事ないというほどに赤いのだ。異文化体験は楽しい。気楽にニコタマ商店街で東西冷戦明けの恩恵をうけた。寒空にロシア料理が良く合うじゃないの。平和は素晴らしい。ソ連の外交官の方、何か気に触る表現がありましたらゴメンナサイね。陳謝します。(2001年冬の取材)

  • ロスカヤトロイカ ロシア料理レストラン。
  • 東京都世田谷区玉川4-12-15
  • TEL 03-3708-0099
  • モスクワ店 00617-095-3011091(マジ!)
  • 東急・新玉川線、大井町線、二子玉川下車、高島屋ショッピングセンター裏の商店街を用賀方面に。ローソンを過ぎて52メートル行った左側。

サンタモニカの定食屋事情

アメリカにも定食屋に相当する店はある。何かを食おうかと目的を持って行くのではなく、腹が減って行ってから何を食おうか考えるという手の店だ。ここでも正しい食べ方というものがある。まず、店の前には新聞を販売する自販機か必ずあるから、英語が読めるとか読めないということに関係なく買う。どうしても買いたくない人は、古い新聞を調達して題目とか日付けを見られることが無いように小脇に抱え、さて準備はできた。これで誰が見ても地元民。まずはカッコから・・・・。(話しかけられるのが恐怖な人はフランス語かスペイン語の新聞を買おう。何故か日本語新聞はあわない。)

大体にそのタイプの店には勤務年数26年みたいな、その店を仕切るオバチャンがいる。これが大体にデブであるが、ここサンタモニカに限っては超健康志向のヘルシー文化の中心地。だから例外的にこの場を盛り上げるべく”デブチンオバさん”は残念ながら居ない。この店にいたのは役者志願っぽい爽やかヒトクセ風の店員Aと元不良系フェロモン出しまくりの女店員B。これが”味出し効果”に一役かっている。波田は初めてこの店に行ったのは20年前、しかしそれから店内改装どころか模様替えすらしていない。別に営業努力を怠っていると言う事ではなく、そんな必要はないのである。この店の真正面はサンタモニカ海岸。10分も北上すればマリブビーチ、南下すればベニスビーチにレドンド、ハモッサと続きサーフィン文化が根付いた街が連なっている。従ってここら辺の地元民は気取る事もなく気軽に美味しいモノが腹イッパイ食えれば最高!!。店に来ている客も原液じゃない現役サーファー、レジェンド風サーファー、近所の大学教授、一夜を共にしたカップル、引退したインテリビジネスマン、たぶんゲイのカップル・・・が和やかに食事をしていた。

サンタモニカの定食屋事情

さて肝心なメニュー。大きく分けると卵料理(30種類)、ハンバーガー(20種類)、サンドイッチ(20種類)、スープ、サラダ(10種類)とデザートという大充実。残念ながら全メニュー制覇はしていないが、毎回食っている本日のスープ(今回はメキシコ風チリスープ)とアボカドバーガー、BLTサンドの美味さをすれば押して知るべしというかんじ。週末のブランチ・タイムは特に楽しい店内だ。偽(ニセ)アメリカ人の第一歩は、それらしく朝食を食うところから・・・・・・・。キャリフォルニアの朝がグッとパワーアップして楽しくなります。

  • パトリックス・ロードハウス(PATRICKS・ROADHOUSE)
  • 106 ENTRADA Drive,SANTAMONICA, CALIFORNIA,90402
  • TEL 310-459-4544
  • サンセットBlvdをハリウット、ビバリーヒルズ方面から西(海)に向かって海と当たった道が P,C,H(Pacific Coast Highway),そこの交差点のワンブロック左(南)側の海沿いの店。
  • 一年中平均して気候の素晴らしい所なので外のバルコニーがお勧めです。 朝9時から夜は早い時間。行くなら朝がいいです。お値段は・・・・・・安い。

ここで溺れ死にたい!?・・・御殿場高原ビール。

最近の箱根、熱海の温泉事情を御存知であろうか。中途半端なホテルは廃業、そして多くは日帰り温泉に変わっている。某有名な温泉ホテルも日帰りレジャーランドに生まれ変わった。正直、ここ御殿場高原ビールに連れてきてもらった時は度肝を抜かれた。御殿場の静かな森のなか、巨大な体育館ほど大きさの店。有に400席を越えるサイズ。波田は行った事がないが、ビールの聖地、ドイツ・ミュンヘンでは年に一回、ミュンヘンビール祭りというものが催されて巨大な体育館的テントの中、三日三晩、街中の人が飲みまくるらしい。御殿場高原ビールはここを創業する時にそんなものをイメージしてデザインしたに違いない。

ここで溺れ死にたい!?・・・御殿場高原ビール。

又、ドイツといえばソーセージということで本物のビールにあう本物のソーセージを作ろうとした。やはり、ここのソーセージはこの地ビールと相性がとても良く美味しい。アイスバイン(豚すね肉のスモーク)もなかなかだ。店の天井高が10メートルは軽くある。横には宇宙都市をイメージさせるようなビール製造マシーンがドカーンと設置。まるでSF映画に登場しそうな巨大タンク。この中には、いったい何リッターのビールが入っているのだろうか。ウン千、ウン万だろうなぁぁ。是非一度、この巨大ビール樽の中を泳いでみたいもんだ。グビグビ飲みながら泳いじまったら最高だろうなあ。溺れても気分良さそうだしなぁ・・・。また新しい人生の目標が出来てしまった。そして、このレストランは決してドイツ・カブレした店ではなく、みんなで楽しく食う為の気楽なメニュー構成にしているところ。ポリシーがあるのだか、ないのだか分からない。ピザ、スパゲティーにベトナム春巻きまで。

ここで溺れ死にたい!?・・・御殿場高原ビール。

そしてここが問題!!。ここの建物のとなりには、気楽坊という名前の”日帰り温泉”がある。そして良心的なのは”カラスの行水”というセッティング。900円で40分間入浴オッケー。そして子供はタダ!!。ということは、東京から出発して(東京インターから御殿場まで55分、ポルシェなら34分)御殿場のアウトレットを見学して、そこから10分の御殿場高原ビールへ、その前に気楽坊の露天風呂で富士山を見ながらひとっ風呂あびて(備長炭釜風呂が相当イイゾ)、高原ビールでビールのんで大騒ぎ。世界中どこ探したって富士山、露天風呂、地ビール、ソーセージ、ピザと和風ステーキの組み合わせはここだけだ。是非、行楽シーズン突入のこれからの季節にお試し有れ。味よりも”幸せ感”の高さで評価が高いお薦めです。皆で行ったらタァァノシイヨー。

  • 御殿場高原ビール 静岡県御殿場市神山719 (最寄インターは東名・裾野、出て左折、国道246を左折してすぐの御宿北を右折、1,7キロ、サインも沢山出ています。)
  • TEL 0550-87-5500
  • 営業時間(4月~10月)11:00から22:00まで  (11月~3月)11:00から21:00まで 平日は14:00から17:00閉店

ピルス、ブァイッエン、デュンケル、ブゥアイツェンポックなど4種のオリジナル地ビールはそれぞれに美味しい。和風ワイルドステーキはワサビ醤油で食う幸せ、350gで1580円、パスタ類もなかなかイケル。飲茶のワゴンサービスも充実。何でも有りの世界。 もし、大混雑のときは隣りに”麦畑”というバイキング食い放題・飲み放題の店(こちらも450席)があり。どちらも安くて盛り上がれて美味しい店です。

スープが美味い!。業界に一石を投ず創作スープ専門店・ディアースープ。

発見したのは、まったくの偶然であった。幸か不幸か日ごろ、その界隈をウロウロしていたのにまったく気づかなかった。店は完全に保護色状態であって、まるで巨人の影に隠れた店であった。その店は”ディア・スープ”というスープ専門店である。何故、気がつかなかったかといえば、ここの店のテーマカラーは白とオレンジ・・・・そうだ、それは”牛丼の吉野家”と同じ”スーパーのダイエー”と同じ、そしてここ目黒店においては、1階が吉野家で、その2階に位置するから、外から見たらやたらハデハデなオレンジと白だらけな店構えで識別困難状態なのだ。良く見たらナナメ下の焼き鳥やも白とオレンジではないか。それで気がつかなかったのだ。日ごろから町並みへの細かい注意が私達、食生活向上委員会の隊員には必要であると訓練を受けていたのに、これは隊員としては恥ずべき事である。

スープが美味い!。業界に一石を投ず創作スープ専門店・ディアースープ。

元来、波田は液体の食べ物が異常に好きである。波田啓次郎の歴史はドロドロ流動体の歴史といっても過言ではない。少年時代の大好物はカルピスの原液。そして、もんじゃ焼き、とろろ、けんちん汁、もずく、スープ各種、濃厚プロテイン・・・・と流動物には目がない。実はバリウムさえ喉越しが快感だった。家の食材庫には常にキャンベルスープ数十缶が入っている。本題に移りましょう。このスープ専門店は完全に意表を突いている。今までどうしてなかったんだろうか不思議に思える位、うれしい品揃えだ。そして感心すべきは、女性の一人客が非常に多いということ。そんな店、そう多くあるものじゃない。最近はコギャルが吉野家でガンガン食う時代だが、やはりOLが1人で外食をしっかり出来る店というのは希少だと思うし、支持を受けているのは当然だ。そしてその味、これがやる気、満々なのだ。ありがちなレトルトっぽい味とは全く違う。ちょっと食べたい人、ガンガン食いたい奴、あっさり系、こってり系と全てに対応している。

スープが美味い!。業界に一石を投ず創作スープ専門店・ディアースープ。

全部で50種類のレパートリーで毎日、日替わりで8種類位が用意、トマト系(キャベツとベーコンのあさりトマトなど)、クリーム系(あさりとムール貝のブルーチーズ・クラムチャウダーなど)、クリア系(イイダコとアンチョビのバジリコ風味ガーリックスープなど)、和風系(合鴨とじゅんさいの和風みぞれスープなど)、エスニック系(海老とふくろ茸のトムヤンクンなど)そしてカレー系と完璧な区わけ。選ぶのに悩むあなたの為に小さめのボールに2種類とサラダ、パン又はライスをチョイス、サラダ、デザート付きというコースもあり。(980円)サイドオーダーのパンも美味しいし、御飯もチョイスできるところがなかなかニクイ。朝も8時から営業。モーニング・スーププレートを用意して吉野家のモーテイ(モーニング定食)に対抗(闘争意欲まるで無し。)とにかく知っていたら便利この上ない店です。

  • ディア・スープ 目黒店 03-5435-8425
  • 営業時間 8:00から22:00
  • JR・目黒駅改札口を出て左(西口方面)道に出て正面が吉野家でその2階、周囲がやたらと”白とオレンジ”で一目瞭然。
  • (銀座店 中央区銀座5-11-13) いたってカジュアルな落ち着いたファーストフードの店。
  • モーニングプレート(390円)ランチプレート(580円)ディナーセット(980円)ホリデーセットなど良心的。デリバリーサービスも完備で11:00から22:00まで白金、恵比寿、三田、五反田界隈まで配達。 電話で問い合わせしてください。 www.dearsoup.co.jp/  冷凍もあり。

チンギスハーン様、日本を代表して謝罪。

札幌・ジンギスカン専門店・めんよう亭
ラム(羊)の焼き肉のジンギスカンとはチンギス・ハーン(成吉思汗)に由来する。13世紀のモンゴルのあばれん坊は流れ流れて北海道の地では焼き肉の総称となっていた。それも名前を改名されて・・・。波田啓次郎(ハダケイジロウ)がヒャダゲージリョーとなっているのに等しい。これは偉大な将軍・チンギスハーンには申し訳無い。日本の教科書でも正式に謝罪をしなくてはイカンぞ。ケンタッキーフライドチキンならカーネルさんの遺族にも印税が入っているかもしれないが、チンギスハーンの末代は権利収入で豊かな生活を送っているとは聞いていない。

チンギスハーン様、日本を代表して謝罪。

北海道人以外ではジンギスカンはあまりポピュラーな食べ物ではないが、北海道人にとっては日曜日の夕飯の家族的な食事はジンギスカンと決まっているのだ。模範的家庭には”マイ・ジンギスカン鍋”がある。広島人がお好み焼きを食うように、山梨県人がホウトウを食うように、そしてアメリカ人がハンバーガーを食うようにメキシコ人がタコスを食うように(ひつこいネェ)北海道人はジンギスカンなのだ。先日、北海道は札幌・ススキノで本当に美味しいジンギスカンを食った。ついに食ったのだ。波田のなかでジンギスカンの肉は何故だか丸いハム状となっていた。(そう思っている方、多いと思います)しかしラム(ひつじ)はヘビじゃないんだから、あんな丸くて平たいわけがない。それは丸くなかった。考えてみれば当然なのだが、肉だった。ナント感動的なのはラム刺しなるものも用意されていた。そこまで新鮮な肉は、焼いても美味しい。ラム肉には独特の臭み(私は香りと呼びたいが・・)ある。”スキキライ”はあるかもしれないが、もう大人なんだから克服しなさい。専用の鍋は独特で”戦争の鉄かぶと”に穴を開けたモノらしい。そしてこの半円型の鍋が非常に表面積が考えられていて大人数に対応出来るし、油が下に落ちるし、災害時のはかぶれるし、戦闘時には通気性の優れたヘルメットにと便利なシロモノだ。(よい子は真似しては駄目だよ。頭の臭さが一生ぬけなくなる)

出演キャストは肉、モヤシ、タレ・・・以上。小数精鋭だ。当日は幸運にも”行者ニンニク(アイヌねぎ)”の在庫が少々あって、ひときわ鍋をハデに盛り上げていた。(この美味さも格別!!)そして火力はモチロン炭(スミ)。これが絶大な威力を発揮しているのは当然のことだ。鍋があったまったら下に野菜をひいて上でジュージュー焼いたラム肉をタレに付けて口に放りこむ!!絶句するゾォ。その独特なタレは醤油、りんご生、生姜、ニンニクなどで作ってねかせたモノ。ああ・・・また食いたくなった・・・。店内は清潔そのものでお客から預かる酒のボトル、飾りの人形、テレビのリモコン、電卓に至るまでサランラップで巻かれていた。感動のジンギスカンを敬意をはらい食しましょう。煙対策は万全に。

  • ジンギスカン専門店 めんよう亭 TEL011-512-9722
  • 営業時間 日曜日17:00~2:00 平日 17:00~3:00 月曜日定休
  • 札幌市中央区南5条西4丁目
  • 支店もあり。6条店 011-521-1122
  • 注文はジンギスカン1人前700円、モツも美味しかった。いくら食ったって知れた価格なのでガンガン食おう。散々食って飲んで一人3000円程度。オバチャン最高。